ガン、病気予防に万能ウコン(ターメリック)
ウコン(ターメリック)
ターメリックと言えばカレーですね。カレーの黄色の正体ですね~
このところ、腸内細菌の良い餌を探してましたが、良い感じのがありました。凄いパワーを持っているようです。世界で一番大切なハーブは、ターメリックかもしれないというほどです。
じゃあ、毎日カレー!???
インドの本格カレーならOKですが、日本の添加物ルーカレーは、ダメです。ターメリックは、日本では「ウコン」と呼ばれ生姜科の自然が生んだ素晴らしい植物です。
効能=消化不全、抗酸化作用、咳、皮膚病、糖尿病、傷など
ターメリックが抗ガン作用があるのは、ターメリックに含まれる「クルクミン」の成分です。癌細胞が増殖していく際に、NF-KBが活性されます。クルクミンは、癌細胞がNF-kBと呼ばれる転写因子の働きを阻害してくれます。
抗ガン剤の副作用である、ドキソルビシンという心臓に負担をかける毒性を軽減してくれる効果もあります。ターメリックを摂ることで、様々な癌(結腸直腸癌、前立腺癌、脳腫瘍、その他)を予防することができます。
たんぱく質食品の消化を助け、腸内の細菌叢を整え、ガスの発生を抑えます。基本的には、血液の浄化、血管の新陳代謝をよくしますので、万能と言って良いと思います。
インドでは、胃薬、強壮剤、血液浄化剤などの薬用効果のあるスパイスとして非常に重宝されています。外用薬としても、切り傷、膿傷、かゆみなどにも良いそうです。
眼の洗浄剤にウコンの煮出し汁 (20オンスの水と1オンスのウコン) が用いられ、化膿した眼の炎症の治療にも使われます。医食同源の筆頭ともいえますね。
ただし、過剰摂取は、いけません、1日1~2g程度にして、少な目を毎日摂るのが理想です。またサプリメント状のものより、断然原形パウダーをお勧めします。
具体的なターメリックの効能
アルツハイマー病
脳内のプラークの原因物質であるアミロイドβタンパクの合成を抑制することを示しています。
関節炎
6種のCOX-2抑制成分を含む抗炎症成分が20種以上も含まれています。クルクミン自体も、多様性のある抗炎症成分です。
ガン
大腸がん、乳がん、前立腺がん、肝がん、食道癌、口腔癌の予防あるいは治療に効果があると報告しています。
甲状腺機能不全
自己免疫疾患による甲状腺機能低下症(橋本病)に効果があります。腸の内壁の保護、肝臓の排毒作用、甲状腺腫瘍を抑制、自己免疫疾患による炎症の抑制に、クルクミンが作用するそうです。
これは、もう、ミトコンドリアが大喜びしている証ですね。ターメリックを食事に取入れて、ミトコンドリアを元気にしてあげましょう。カレーは勿論、ターメリックライスや、炒め物にターメリックを振ってみたりいいですね。
ターメリックオイルレシピ
さて単独でも効果は素晴らしいのですが、更に2つの素材を混ぜることで、その効果を数倍にする方法があります。それは、一つは、ブラックペッパーです。ブラックペッパーはターメリックの抗炎症効果を2倍にあげる効果があるという研究結果がでています。
もう一つは、オリーブオイルです。クルクミンは、非常に水に溶け難い脂溶性のため、オリーブオイルで、体内への吸収が飛躍的に向上します。
では、ターメリックのパワーを最大限に生かす最強のレシピを紹介しましょう。
・オリーブオイル 小さじ1
・ターメリック 小さじ2分の1
・ブラックペッパー 少し大目の適量
ここにおろし生姜を少し混ぜても良いですね。この3つないし4つを混ぜるだけで完成です。簡単ですね(笑)
普段のいつもの料理、スープ、サラダ、炒め物、など何でもかけてください。僕も時々作りますが、ターメリックに味はほとんどありませんので、全く癖もなく違和感なくいただけます。色が付いて、ちょっとおしゃれな味わいです。
お好みのタレに混ぜてもいいですね。ただし、加熱しすぎると効果が薄れますので、調理の最後にかけるのが理想です。ダイレクトに飲む場合は、100CC 程の水に混ぜて飲んでください。
ターメリックドレッシングレシピ
材料
・オリーブオイル 大さじ4
・レモン 2個分
・アボガド 4分の1
・ターメリックパウダー 大さじ1
・ハチミツ 大さじ1
・塩 ブラックペッパー 少々
作り方
ターメリックは弱火で少し炒めてください。全てブレンダーでミックスして下さい。とろみをつけたい場合は、アボガドを増やしてください。
ターメリックジンジャーティーレシピ
材料
・アーモンドミルクまたは、ライスミルク 250ml
・ターメリック 小さじ2
・おろし生姜 小さじ1
・メープルシロップまたはハチミツ 少々(お好みで)
作り方
・ミルクを鍋に入れ、室温になるまで弱火で温める
・ターメリックと生姜をカップに入れる
・温めたミルクを、少しカップにいれ、だまにならないようにペースト状になるまで練る
・残りのミルクを注いで、ハチミツを入れる
まとめ
ただし、ターメリック、ブラックペッパーの安物は、農薬まみれの粗悪品が出回っています。またオリーブオイルの安物は人工製造ですので、これでは意味がありません、少々高くなりますが、オーガニックなど質の高いものを購入されてください。変なサプリに比べたら美味しく頂けますし、安いです。
ブラックペッパーは、ホールをミルで引いてください。ターメリックは、腸内細菌の素晴らしい餌となっているようです。
腸内細菌によって造られる胆汁酸塩加水分解酵素のレベルを高め、腸内環境が正常化する速度を速めたり、腸内神経系の癌細胞の成長・増殖・糖代謝・血管新生・抗アポトーシス作用を阻害し、抗老化に作用することが報告されています。
ターメリックは、ガンの方のみならず、どなたも日常の抗酸化生活に素晴らしい素材だと思います。流石、歴史のあるインド、スパイスを知り尽くしています。
日本は、二日酔い防止として肝臓に効果がある物として知られていますが、海外は、主に、抗ガン効果のある物として知られています。
日本は、ガンが治ってほしくないからでしょうかね?
参照元 : 強健ラボ
ウコンの効能と効果と副作用
二日酔いに良く効くとされているウコンの効能や副作用などについて簡単にまとめてみました
ウコンって何?
現在、世界には約50種類ものウコンの仲間が存在しているが、主として健康食品としてのウコンを指して言う場合、日本原産の「秋ウコン」、「春ウコン」、「紫ウコン」の3種の事を指す場合が多く、二日酔いや肝臓の強化などに多く用いられるのは「秋ウコン」の事である。
秋ウコンは正式名称を「鬱金(ウコン)」、肝臓に良いとされる有効成分クルクミンを春ウコンに比して約10倍以上も含有している。それに対して春ウコンは正式名称を「姜黄(キョウオウ)」、胃腸に良いとされ抗癌作用もあると言われている精油成分を秋ウコンに比して約6倍程度含んでおり、同じくカルシウムやカリウムなどのミネラル成分も約6倍以上含有している。
以後、このサイトでは”ウコン”と呼称する場合、肝臓や二日酔いに良く効くと言われる「秋ウコン」の事を指して説明する事とする。
ウコンとは、ショウガ科ウコン属の多年草の事で、秋ウコン、黄染草(キゾメグサ)とも呼ばれており、日本最大の産地でもある沖縄では鬱金(ウッチン)とも呼ばれている。紀元前970年頃には東インド地方で栽培が始まったと考えられており、日本には平安時代には琉球へと伝わり、江戸時代には庶民の生活にまで広く普及している。現在ではカレー粉やたくあんの着色料などの食用として用いられるほか、衣服の染料や、生薬などの用途に利用されている。
ウコン(クルクミン)の効能
ウコンの有効成分であるクルクミンには代表的な効能としてまず真っ先に二日酔いが挙げられる。クルクミンには肝臓を強化する働きがあり、アルコールを摂取する約1時間くらい前に服用すればその効能を得る事ができると言われている。
クルクミンには二日酔い以外にも多岐に渡ってその効能があると言われている。
■生活習慣病■
肝疾患、心筋梗塞、心不全、心肥大、腎疾患、糖尿病、動脈硬化、メタボリックシンドロームなど
■癌■
口腔(こうくう)癌、腎臓癌、すい臓癌、大腸癌、乳癌、皮膚癌など
■炎症■
アレルギー、胃潰瘍、炎症性腸炎、潰瘍性大腸炎、関節炎、リウマチなど
■感染症■
マラリアなど
■その他■
鬱(うつ)、筋肉疲労、骨粗しょう症など
クルクミンの性質
肝臓を強化し、美肌にも効果のあるクルクミンの効能は上記のように多岐に渡るが、その反面、水に溶けにくく、体内への吸収率が非常に悪い事でも知られている。クルクミンは豆に含まれているレシチンと一緒に摂ると、その吸収率も上がると言われており、インドではカレー(ウコン)を食べる時に豆と一緒に摂る事が多いと言う。
また、黒胡椒に含まれているピペリンという成分も同様にクルクミンの吸収率を上げると言われている。また、クルクミンは水には溶けないが、脂には溶けると言う脂溶性である事でも知られており、オリーブオイルなどに溶かしてその吸収率を高めたり、赤外線照射によっても吸収率が上がるという特性などを利用して、現在ではクルクミンの吸収率を出来る限り高めるべく研究が進められており、その成果とも言えるサプリメントなどの商品も販売され始めている。
春ウコンや紫ウコンとの違い
肝臓強化や二日酔いには最も効果があるとされている秋ウコンだが、全てにおいて他のウコンに勝ると言う訳でもない。
それぞれのウコンとの違いについて
■春ウコン■
正式名称を「姜黄(キョウオウ)」と言う。精油成分やミネラルが豊富に含まれており、秋ウコン同様に肝臓に良いとされている。他の内臓も含め、総合的に健康を維持したい場合には、この春ウコンが適している。
■紫ウコン■
正式名称を「莪朮(ガジュツ)」と言う。ピロリ菌除去作用が非常に強い。腰痛、肩こり、ニキビ・シミなどに効果があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の主な原因であるピロリ菌を除去すると言う効能もある。
ウコンの注意点と副作用
■肝機能障害の方によるウコン大量摂取は危険である。
ウコンには同程度の重さで牛レバーに相当する鉄分が含まれており、C型慢性肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎などを患っている方の肝臓にこの鉄分が過剰に蓄積された場合、症状が悪化する事が分かっており、中には死亡したと言う事例も存在している。
■「上薬」に位置付けられるウコン
中国では漢方薬や生薬について、「上薬」、「中薬」、「下薬」の3つに大きくランク分けされており、「上薬」とは、いわゆる不老長寿の薬であると同時に、副作用が無く何年飲み続けても問題が無い物を指している。ウコンは中国ではこの「上薬」とされており、他には高麗人参や 霊芝などが位置付けられている。
■適量を守り続けていれば大丈夫
ウコンの代謝物質は肝臓に負担をかける為、過剰摂取に起因すると思われる肝機能の低下などの副作用も報告されている。どんな良薬でも過剰摂取はよくないものではあるが、 適量を守り続けている限り、このウコンに関して言えば特に副作用を心配する必要はないと思われる。
参照元 : ウコンの効能と効果と副作用
ウコン(ターメリック)
ターメリックと言えばカレーですね。カレーの黄色の正体ですね~
このところ、腸内細菌の良い餌を探してましたが、良い感じのがありました。凄いパワーを持っているようです。世界で一番大切なハーブは、ターメリックかもしれないというほどです。
じゃあ、毎日カレー!???
インドの本格カレーならOKですが、日本の添加物ルーカレーは、ダメです。ターメリックは、日本では「ウコン」と呼ばれ生姜科の自然が生んだ素晴らしい植物です。
効能=消化不全、抗酸化作用、咳、皮膚病、糖尿病、傷など
ターメリックが抗ガン作用があるのは、ターメリックに含まれる「クルクミン」の成分です。癌細胞が増殖していく際に、NF-KBが活性されます。クルクミンは、癌細胞がNF-kBと呼ばれる転写因子の働きを阻害してくれます。
抗ガン剤の副作用である、ドキソルビシンという心臓に負担をかける毒性を軽減してくれる効果もあります。ターメリックを摂ることで、様々な癌(結腸直腸癌、前立腺癌、脳腫瘍、その他)を予防することができます。
たんぱく質食品の消化を助け、腸内の細菌叢を整え、ガスの発生を抑えます。基本的には、血液の浄化、血管の新陳代謝をよくしますので、万能と言って良いと思います。
インドでは、胃薬、強壮剤、血液浄化剤などの薬用効果のあるスパイスとして非常に重宝されています。外用薬としても、切り傷、膿傷、かゆみなどにも良いそうです。
眼の洗浄剤にウコンの煮出し汁 (20オンスの水と1オンスのウコン) が用いられ、化膿した眼の炎症の治療にも使われます。医食同源の筆頭ともいえますね。
ただし、過剰摂取は、いけません、1日1~2g程度にして、少な目を毎日摂るのが理想です。またサプリメント状のものより、断然原形パウダーをお勧めします。
具体的なターメリックの効能
アルツハイマー病
脳内のプラークの原因物質であるアミロイドβタンパクの合成を抑制することを示しています。
関節炎
6種のCOX-2抑制成分を含む抗炎症成分が20種以上も含まれています。クルクミン自体も、多様性のある抗炎症成分です。
ガン
大腸がん、乳がん、前立腺がん、肝がん、食道癌、口腔癌の予防あるいは治療に効果があると報告しています。
甲状腺機能不全
自己免疫疾患による甲状腺機能低下症(橋本病)に効果があります。腸の内壁の保護、肝臓の排毒作用、甲状腺腫瘍を抑制、自己免疫疾患による炎症の抑制に、クルクミンが作用するそうです。
これは、もう、ミトコンドリアが大喜びしている証ですね。ターメリックを食事に取入れて、ミトコンドリアを元気にしてあげましょう。カレーは勿論、ターメリックライスや、炒め物にターメリックを振ってみたりいいですね。
ターメリックオイルレシピ
さて単独でも効果は素晴らしいのですが、更に2つの素材を混ぜることで、その効果を数倍にする方法があります。それは、一つは、ブラックペッパーです。ブラックペッパーはターメリックの抗炎症効果を2倍にあげる効果があるという研究結果がでています。
もう一つは、オリーブオイルです。クルクミンは、非常に水に溶け難い脂溶性のため、オリーブオイルで、体内への吸収が飛躍的に向上します。
では、ターメリックのパワーを最大限に生かす最強のレシピを紹介しましょう。
・オリーブオイル 小さじ1
・ターメリック 小さじ2分の1
・ブラックペッパー 少し大目の適量
ここにおろし生姜を少し混ぜても良いですね。この3つないし4つを混ぜるだけで完成です。簡単ですね(笑)
普段のいつもの料理、スープ、サラダ、炒め物、など何でもかけてください。僕も時々作りますが、ターメリックに味はほとんどありませんので、全く癖もなく違和感なくいただけます。色が付いて、ちょっとおしゃれな味わいです。
お好みのタレに混ぜてもいいですね。ただし、加熱しすぎると効果が薄れますので、調理の最後にかけるのが理想です。ダイレクトに飲む場合は、100CC 程の水に混ぜて飲んでください。
ターメリックドレッシングレシピ
材料
・オリーブオイル 大さじ4
・レモン 2個分
・アボガド 4分の1
・ターメリックパウダー 大さじ1
・ハチミツ 大さじ1
・塩 ブラックペッパー 少々
作り方
ターメリックは弱火で少し炒めてください。全てブレンダーでミックスして下さい。とろみをつけたい場合は、アボガドを増やしてください。
ターメリックジンジャーティーレシピ
材料
・アーモンドミルクまたは、ライスミルク 250ml
・ターメリック 小さじ2
・おろし生姜 小さじ1
・メープルシロップまたはハチミツ 少々(お好みで)
作り方
・ミルクを鍋に入れ、室温になるまで弱火で温める
・ターメリックと生姜をカップに入れる
・温めたミルクを、少しカップにいれ、だまにならないようにペースト状になるまで練る
・残りのミルクを注いで、ハチミツを入れる
まとめ
ただし、ターメリック、ブラックペッパーの安物は、農薬まみれの粗悪品が出回っています。またオリーブオイルの安物は人工製造ですので、これでは意味がありません、少々高くなりますが、オーガニックなど質の高いものを購入されてください。変なサプリに比べたら美味しく頂けますし、安いです。
ブラックペッパーは、ホールをミルで引いてください。ターメリックは、腸内細菌の素晴らしい餌となっているようです。
腸内細菌によって造られる胆汁酸塩加水分解酵素のレベルを高め、腸内環境が正常化する速度を速めたり、腸内神経系の癌細胞の成長・増殖・糖代謝・血管新生・抗アポトーシス作用を阻害し、抗老化に作用することが報告されています。
ターメリックは、ガンの方のみならず、どなたも日常の抗酸化生活に素晴らしい素材だと思います。流石、歴史のあるインド、スパイスを知り尽くしています。
日本は、二日酔い防止として肝臓に効果がある物として知られていますが、海外は、主に、抗ガン効果のある物として知られています。
日本は、ガンが治ってほしくないからでしょうかね?
参照元 : 強健ラボ
ウコンの効能と効果と副作用
二日酔いに良く効くとされているウコンの効能や副作用などについて簡単にまとめてみました
ウコンって何?
現在、世界には約50種類ものウコンの仲間が存在しているが、主として健康食品としてのウコンを指して言う場合、日本原産の「秋ウコン」、「春ウコン」、「紫ウコン」の3種の事を指す場合が多く、二日酔いや肝臓の強化などに多く用いられるのは「秋ウコン」の事である。
秋ウコンは正式名称を「鬱金(ウコン)」、肝臓に良いとされる有効成分クルクミンを春ウコンに比して約10倍以上も含有している。それに対して春ウコンは正式名称を「姜黄(キョウオウ)」、胃腸に良いとされ抗癌作用もあると言われている精油成分を秋ウコンに比して約6倍程度含んでおり、同じくカルシウムやカリウムなどのミネラル成分も約6倍以上含有している。
以後、このサイトでは”ウコン”と呼称する場合、肝臓や二日酔いに良く効くと言われる「秋ウコン」の事を指して説明する事とする。
ウコンとは、ショウガ科ウコン属の多年草の事で、秋ウコン、黄染草(キゾメグサ)とも呼ばれており、日本最大の産地でもある沖縄では鬱金(ウッチン)とも呼ばれている。紀元前970年頃には東インド地方で栽培が始まったと考えられており、日本には平安時代には琉球へと伝わり、江戸時代には庶民の生活にまで広く普及している。現在ではカレー粉やたくあんの着色料などの食用として用いられるほか、衣服の染料や、生薬などの用途に利用されている。
ウコン(クルクミン)の効能
ウコンの有効成分であるクルクミンには代表的な効能としてまず真っ先に二日酔いが挙げられる。クルクミンには肝臓を強化する働きがあり、アルコールを摂取する約1時間くらい前に服用すればその効能を得る事ができると言われている。
クルクミンには二日酔い以外にも多岐に渡ってその効能があると言われている。
■生活習慣病■
肝疾患、心筋梗塞、心不全、心肥大、腎疾患、糖尿病、動脈硬化、メタボリックシンドロームなど
■癌■
口腔(こうくう)癌、腎臓癌、すい臓癌、大腸癌、乳癌、皮膚癌など
■炎症■
アレルギー、胃潰瘍、炎症性腸炎、潰瘍性大腸炎、関節炎、リウマチなど
■感染症■
マラリアなど
■その他■
鬱(うつ)、筋肉疲労、骨粗しょう症など
クルクミンの性質
肝臓を強化し、美肌にも効果のあるクルクミンの効能は上記のように多岐に渡るが、その反面、水に溶けにくく、体内への吸収率が非常に悪い事でも知られている。クルクミンは豆に含まれているレシチンと一緒に摂ると、その吸収率も上がると言われており、インドではカレー(ウコン)を食べる時に豆と一緒に摂る事が多いと言う。
また、黒胡椒に含まれているピペリンという成分も同様にクルクミンの吸収率を上げると言われている。また、クルクミンは水には溶けないが、脂には溶けると言う脂溶性である事でも知られており、オリーブオイルなどに溶かしてその吸収率を高めたり、赤外線照射によっても吸収率が上がるという特性などを利用して、現在ではクルクミンの吸収率を出来る限り高めるべく研究が進められており、その成果とも言えるサプリメントなどの商品も販売され始めている。
春ウコンや紫ウコンとの違い
肝臓強化や二日酔いには最も効果があるとされている秋ウコンだが、全てにおいて他のウコンに勝ると言う訳でもない。
それぞれのウコンとの違いについて
■春ウコン■
正式名称を「姜黄(キョウオウ)」と言う。精油成分やミネラルが豊富に含まれており、秋ウコン同様に肝臓に良いとされている。他の内臓も含め、総合的に健康を維持したい場合には、この春ウコンが適している。
■紫ウコン■
正式名称を「莪朮(ガジュツ)」と言う。ピロリ菌除去作用が非常に強い。腰痛、肩こり、ニキビ・シミなどに効果があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の主な原因であるピロリ菌を除去すると言う効能もある。
ウコンの注意点と副作用
■肝機能障害の方によるウコン大量摂取は危険である。
ウコンには同程度の重さで牛レバーに相当する鉄分が含まれており、C型慢性肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎などを患っている方の肝臓にこの鉄分が過剰に蓄積された場合、症状が悪化する事が分かっており、中には死亡したと言う事例も存在している。
■「上薬」に位置付けられるウコン
中国では漢方薬や生薬について、「上薬」、「中薬」、「下薬」の3つに大きくランク分けされており、「上薬」とは、いわゆる不老長寿の薬であると同時に、副作用が無く何年飲み続けても問題が無い物を指している。ウコンは中国ではこの「上薬」とされており、他には高麗人参や 霊芝などが位置付けられている。
■適量を守り続けていれば大丈夫
ウコンの代謝物質は肝臓に負担をかける為、過剰摂取に起因すると思われる肝機能の低下などの副作用も報告されている。どんな良薬でも過剰摂取はよくないものではあるが、 適量を守り続けている限り、このウコンに関して言えば特に副作用を心配する必要はないと思われる。
参照元 : ウコンの効能と効果と副作用
0 件のコメント:
コメントを投稿