全人類が「シリアルキラー遺伝子と爬虫類脳」を持っていることが判明! 殺人・レイプ・死体愛好・食人は当たり前の欲求だった!
2018.08.14
我々は全て潜在的な“連続殺人鬼”かもしれない……。「人を殺したいと思ったことは一度たりともない」とお怒りの品行方正な読者もいるかもしれないが、宿命ともいうべきその理由を知った後でもあなたは「自分には人殺しの要素は微塵もない!」と言い切ることができるだろうか?
米紙「New York Post」(8月13日付)が、歴史家で作家のカナダ人ピーター・ブロンスキー氏の新書『Sons of Cain: A History of Serial Killers from the Stone Age to the Present』(カインの息子たち:石器時代から現代に至るシリアルキラーの歴史)を紹介している。タイトルにある「カイン」とは、旧約聖書『創世記』に登場するアダムとイブの息子の名だ。カインは弟アベルを愛す神に嫉妬し、弟を亡き者にした殺人鬼である。ブロンスキー氏は、我々人類は全て殺人鬼の子孫であると同書のタイトルで主張しているわけだ。
同書は、石器時代の人類の凶暴性から、レイプ・殺人・死体愛好・食人に関連付けられるオオカミ人間やヴァンパイア、そしてエド・ケンパーやジェフリー・ダーマーといった現代の殺人鬼を一つの線で結ぼうという野心的な試みだ。
ここでブロンスキー氏が依拠するのは、米・イエール大学の神経学者ポール・マクリーン博士が提唱した「三位一体脳」である。これは脳は左右に分かれているのみならず、垂直方向に古い層から爬虫類脳(reptilian brain)である“脳幹”、哺乳類脳である“大脳辺縁系”、人間に特有の“大脳新皮質”に分かれているという学説だ。
中でも最も原始的な爬虫類脳では「殺人衝動」や、「自己・種の保存行動」が引き起こされる。具体的には頭文字にFを持つ4つの行動、「Fleeing」(逃走)、「Fighting」(戦闘)、「Feeding」(食事)、「Fucking」(性交)がこれにあたる。
「石器時代の人類は食物が不足してくると、恐怖や怒りによって殺した相手と、食物奪取のために殺した相手、時には性交した相手を混同してしまっていました。困窮、戦闘、征服、飢饉の際に、我々の先祖は簡単に理性を失い、性的な攻撃性、食人、死体愛好といった本能の混ぜ合わせに陥っていたのです」(ブロンスキー氏)
こういった攻撃的な衝動を抑え込むように我々の脳は進化し、善悪という知的な概念を獲得していった。しかし、爬虫類脳は「定期的にインプット、アウトプットされ、爬虫類的本能を誘発している」という。そして、脳の3層構造に短絡が起こると、原始的な爬虫類脳が大脳辺縁系のコントロールを奪い、抑制できない殺人衝動が表面化する。
「人類は文明化されてまだそれほど経っていません。最初の文明が起こってから1万2千年~1万5千年経ちますが、人類の進化の歴史からみれば数ミリ秒に過ぎないのです。我々が連続殺人鬼でなくなったのはかなり最近の現象なのです。現代の病的なシリアルキラーの脳内では、人間からまだ排除されていない原始爬虫類脳がスパークしているのです」(同)
だが、爬虫類脳の影響を受けているのは特定の連続殺人鬼だけで、我々には関係ないのではないだろうか? ブロンスキー氏によると、そうではない。誰もが殺人鬼になる可能性があるそうだ。それというのも、殺人衝動はDNAに組み込まれており、いつその“バグ”が生じるか分からないからだという。
それもそうだろう。人間は長い間そのような連続殺人鬼状態を自然な状態として生きてきたのだ。3万年~4万年前、ホモサピエンスはネアンデルタール人との総力戦を戦うなど、“他者”に対する殺人衝動は何世代もかけて育まれてきた。
「本質的に我々はカインの息子なのです。かつてはカインだったのです」(同)
あなたはこの“宿命”を知ってなお、「人殺しなんて絶対しない」と言い切ることができるだろうか?
(編集部)
参考:「New York Post」、ほか
参照元 : TOCANA
2018.08.14
我々は全て潜在的な“連続殺人鬼”かもしれない……。「人を殺したいと思ったことは一度たりともない」とお怒りの品行方正な読者もいるかもしれないが、宿命ともいうべきその理由を知った後でもあなたは「自分には人殺しの要素は微塵もない!」と言い切ることができるだろうか?
米紙「New York Post」(8月13日付)が、歴史家で作家のカナダ人ピーター・ブロンスキー氏の新書『Sons of Cain: A History of Serial Killers from the Stone Age to the Present』(カインの息子たち:石器時代から現代に至るシリアルキラーの歴史)を紹介している。タイトルにある「カイン」とは、旧約聖書『創世記』に登場するアダムとイブの息子の名だ。カインは弟アベルを愛す神に嫉妬し、弟を亡き者にした殺人鬼である。ブロンスキー氏は、我々人類は全て殺人鬼の子孫であると同書のタイトルで主張しているわけだ。
同書は、石器時代の人類の凶暴性から、レイプ・殺人・死体愛好・食人に関連付けられるオオカミ人間やヴァンパイア、そしてエド・ケンパーやジェフリー・ダーマーといった現代の殺人鬼を一つの線で結ぼうという野心的な試みだ。
ここでブロンスキー氏が依拠するのは、米・イエール大学の神経学者ポール・マクリーン博士が提唱した「三位一体脳」である。これは脳は左右に分かれているのみならず、垂直方向に古い層から爬虫類脳(reptilian brain)である“脳幹”、哺乳類脳である“大脳辺縁系”、人間に特有の“大脳新皮質”に分かれているという学説だ。
中でも最も原始的な爬虫類脳では「殺人衝動」や、「自己・種の保存行動」が引き起こされる。具体的には頭文字にFを持つ4つの行動、「Fleeing」(逃走)、「Fighting」(戦闘)、「Feeding」(食事)、「Fucking」(性交)がこれにあたる。
「石器時代の人類は食物が不足してくると、恐怖や怒りによって殺した相手と、食物奪取のために殺した相手、時には性交した相手を混同してしまっていました。困窮、戦闘、征服、飢饉の際に、我々の先祖は簡単に理性を失い、性的な攻撃性、食人、死体愛好といった本能の混ぜ合わせに陥っていたのです」(ブロンスキー氏)
こういった攻撃的な衝動を抑え込むように我々の脳は進化し、善悪という知的な概念を獲得していった。しかし、爬虫類脳は「定期的にインプット、アウトプットされ、爬虫類的本能を誘発している」という。そして、脳の3層構造に短絡が起こると、原始的な爬虫類脳が大脳辺縁系のコントロールを奪い、抑制できない殺人衝動が表面化する。
「人類は文明化されてまだそれほど経っていません。最初の文明が起こってから1万2千年~1万5千年経ちますが、人類の進化の歴史からみれば数ミリ秒に過ぎないのです。我々が連続殺人鬼でなくなったのはかなり最近の現象なのです。現代の病的なシリアルキラーの脳内では、人間からまだ排除されていない原始爬虫類脳がスパークしているのです」(同)
だが、爬虫類脳の影響を受けているのは特定の連続殺人鬼だけで、我々には関係ないのではないだろうか? ブロンスキー氏によると、そうではない。誰もが殺人鬼になる可能性があるそうだ。それというのも、殺人衝動はDNAに組み込まれており、いつその“バグ”が生じるか分からないからだという。
それもそうだろう。人間は長い間そのような連続殺人鬼状態を自然な状態として生きてきたのだ。3万年~4万年前、ホモサピエンスはネアンデルタール人との総力戦を戦うなど、“他者”に対する殺人衝動は何世代もかけて育まれてきた。
「本質的に我々はカインの息子なのです。かつてはカインだったのです」(同)
あなたはこの“宿命”を知ってなお、「人殺しなんて絶対しない」と言い切ることができるだろうか?
(編集部)
参考:「New York Post」、ほか
参照元 : TOCANA
脳内から流出……生化学的変化が起こるのです。手短に言うと、それが人間を大脳辺縁系の一部分、爬虫類脳により支配される状態に引き戻します。非常に原始本能的な状態にまで降格されるのです。根底の本能に引き下げられるのです。https://t.co/2RXc9sbBHv— Lulu__19 (@Lulu__19) 2018年9月13日
スポーツで爬虫類脳のエクスタシーを発散すれば気持ち良い。自分も分かる。分かるがゆえに、これに入れ込み過ぎると危ないと感じる。大勢で盛り上がれば、集合意識的なエネルギーが膨大に膨れ上がり、人間なんてすぐ飲み込まれる。その終点にあるのは国威発揚から戦争へ。— 偏光プリズム (@prism31415) 2018年6月23日
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