2016年12月25日日曜日

現職の白バイ警官が交通違反で「反則金」を稼ぐ裏事情を暴露 「違反が増えればお上が喜ぶ?現役警官が暴露する矛盾だらけの日常」

白バイ警官がノルマを暴露。交通違反で「反則金」を稼ぐ裏事情

2016.11.07



メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者・吉田武さんが、現職の交通機動隊員Sさんに生の声を聞く人気シリーズ。今回は、違反が増えれば「お上」が喜ぶという、かなり衝撃的な裏話。危険性の高い飲酒運転よりも、一時停止違反のような「反則金」で済むような違反の方が警察官にとってはありがたく最も狙い目だとか。

違反が増えれば「お上」が喜ぶ? 現役警官が暴露する矛盾だらけの日常

吉田「そういえば警察庁と総務庁へ1年に1回、交通反則者納金でしたっけ? 全国の交通取り締まりによって得られた反則金という名の、自治体からカツアゲする税金みたいなもんを収めなくてはいけない制度」

Sさん「ああ、まだ存在してるよ」

吉田「あれって個人的な見解でいいのでどうお考えですか?」

Sさん「結局のところお上へ納金しなくてはならないことから摘発件数を必然的に増やさなくてはならないのは事実」

吉田「ってことは交通違反件数や交通事故件数が増えたほうがいいってことですか?」

Sさん「あまり警官の俺のクチから言うもんじゃないんだが……つまりそうなんだよ。警官の誰もがこの矛盾だらけの日常に納得している者はいない。が、反則金などを徴収することで我々が国民の税金以外で賄われていることも事実だし、ぶら下がっている特定の企業や天下り法人の先輩諸氏たちが生活できなくなるので、昭和43年に改正された道路交通法に基づいた形で進められている交通反則通告制度以降は当たり前に現在も適用されているってわけ」

吉田「これって特交金って言うんでしたっけ?」

Sさん「そう。吉田、やっぱ詳しいなぁ(笑)」

吉田「交通違反で得られた反則金が交通安全対策特別交付金になるってことですよね。ということは……警察側にはノルマが課せられるって判断でいいんでしょうか? 交通違反や事故が減ってしまったら財源も減る。そうなると特交金自体が反則金そのものでカツアゲされていくことから減ってしまったら困る人たちが出てくる。そして赤キップのような反則金を超える罰金刑は書類作成やその後の対応も面倒ですし、特交金として国庫に納められてしまうから、小さな違反を数多く摘発したほうが警察庁と総務省は潤うっていうカラクリが見えてきました!」

Sさん「鋭い考察力(苦笑)。罰金刑よりも小さな違反で反則金を得られるほうが我々警察側は利益が出るってわけね。利益って言い方は間違いなんだけど、対外的にそう見られてもおかしくはない。こんなこと俺が言うのもおかしいんだが、飲酒運転の取り締まりを捕まえてもその罰金は国庫に行ってしまうので我々は決して得をすることはない。そんなんだから飲酒の取り締まりは一時停止違反を待つ警官よりも取り締まりをする機会が少ないってわけね」

吉田「うーん、どうにもこうにも憤りを感じるのは僕だけなんでしょうか? 飲酒運転を摘発すればその担当者は評価が上がると思いますが、国庫へ罰金が流れてしまうことで警察に利益がもたらされない……。なんだかおかしいと思いますが、現職の警官たちはそれでいいのかと物申したくなります」

Sさん「飲酒取り締まりで摘発経験したことのある警官はみんな不満に思っているってば。納得行かないけどこれが”警察”の現状なんだよ」

吉田「やっぱり『ロボコップ』のデトロイト警察みたいにストライキ起こすしか生まれ変わらないですねぇ。厳罰に処する赤キップの交通違反を積極的に取り締まらない理由が分かった気がします。以前、友人がクルマで運転している際に白バイに50kmオーバーで捕まり、一発免停になりそうだった時なんですが、25kmオーバーの半分にオマケしてもらったそうなんです。さらに別の友人は原付バイクであきらかに60km以上国道をスピード出して走行していた時も白バイに捕まり、”58km出してたぞ!28kmオーバーだ”って言われてなぜか赤キップではなく青キップの反則金で済んだって言ってました。ちなみにその原付バイクはリミッターカットしていて、フルスロットルで走れば75km~80km出るように改造していたので、最低でも75kmの速度は出ていたって言ってました」

Sさん「吉田の友人らの検挙例を察しても分かるとおり、白バイ隊員も赤キップを切ると書類作成などに追われたりもあるほか、国庫に罰金として納められてしまうことを理解しているから敢えて30kmオーバーにしなかったりするわけなんだよ。ギリギリ青キップで検挙するやり方は俺ら警官の間では当たり前の実態だったりする」

吉田「マジですか!?」

Sさん「ネズミ捕りでも所轄によっては赤キップを切らないよう青キップでの速度違反で寸止め検挙を行なっている連中も実はいる。決して公にはならないんだけどね。これが知れ渡ったら堂々と30kmオーバー当たり前で走行する者が出てくることを懸念しているからなんだけども」

吉田「ちょっと気になったんですが、1年間でドライバーが反則金で納付する額っていうのはどれぐらいなんでしょうか?」

Sさん「ザックリ言っちゃうと750億~800億円ぐらいかな。その年度によって前後するけども大体はこれぐらい。反則金だけで、大幅な速度超過や飲酒運転などの重い罰金刑は含まれてない」

吉田「かなり莫大な納付額なんですねぇ……。ってことは、摘発件数が増えると増額、減ると減額ってことになるんですか?」

Sさん「まさにそう。結局それが努力目標へと繋がるわけだ」

吉田「努力目標?」

Sさん「世間的に言うノルマってやつだよ」

吉田「ああ、なるほど。その年度の目標を警察庁と総務省で定めた納付額へ達成させるべく、小さな違反を待ち構えて取り締まるってことに繋がるわけですね」

Sさん「そうだ。そのとおり。摘発件数や事故件数が増えるほど納められる額も増えていき、各自治体へ配分される特交金も潤うっていうカラクリなんだよな。あまり否定したくはないんだけど、上司が部下へ摘発件数を増やすよう促すこともあるので、そのプレッシャーから特に原付バイクの運転手をメインターゲットにして検挙件数を稼いでいく」

吉田「なぜメインとして取り締まり対象にするのが原付バイクなんですか?」

Sさん「一番違反してくれるし。常に30km走行というだけでもハンディキャップを負っているのに加え、色々と取り締まりしやすいんだよ」

吉田「具体的にその色々とは?」

著者/吉田武
自称・交通ジャーナリストの肩書で有料メルマガへこの度参戦させて頂くことになりました。運転者への有益情報や会員の方々から募った質問を代表して警察へ聞きに行ったり等、お得なネタ盛り沢山!

参照元 : MAG2NEWS

<ネットユーザーの反応>
「白バイ、パトカーは隠れていないで、普通に流しているほうが、事故のない安全な世の中になると思う」

「ノルマはあるよ 捕まった時、あと4点であがろうと言ってるの聞いた」

「全員安全運転したらどうなるの?」

「規則を増やして、罰則者を作り上げる」

「交通事故とかが仮に激減したら警察庁への予算が減るんじゃないかな?」

「反則金とか罰金は国庫に入るんだぜ 削られるのは上級利権ではなく一般国民の生活」

「珍走あんまり捕まえないのは割に合わないから?」

「事故多発場所ではやらず、今までも事故皆無の、のどかな場所でスピード違反取り締まりとかやってるのを見ると、そういう事なんだろうな、とおもう」

「事故多発地点に警官が目立つように立ってれば事故減るのにそういうのはしないんだよな」

「警視庁のお回りさんが橋のこっちまで来て、陰に隠れてスピード違反の車を待ち伏せしてたよ 県境こえれば捕まらないなんて言ったの誰?」

「県境から10キロぐらいは越境して逮捕できるよ 警察間でそういう協定結んでる」

「そもそもノルマってなんだよ 誰も違反してない方がいいだろ」

「まんま上納金やん 民間ヤクザなんかより遥かに悪質かつ国家権力持った国営ヤクザだわ」

「時間帯によって進入禁止の内部で張ってるアホは何なの?入り口にいれば違反なんか発生しないだろうに」

「警察は犯罪をしてもらわないとお仕事になりませんからね」

「全自動運転社会がきたらどうするんだ」

「ノルマがあろうがなかろうが違反して捕まる奴が悪い」

2016年12月23日金曜日

【豆知識】毎日パソコンの前でお仕事している皆さんに朗報!疲れ目の予防策

その疲れ目は、パソコンの設定次第で軽減できる!? いますぐ実践したい対応策

2016/12/12

毎日パソコンの前でお仕事しているみなさん。目の奥までズーンと来る疲れ、頭の奥までしびれるような疲れを感じている人も多いかと思います。疲れ目を放置しておくと視力の低下、将来の目の病気につながる危険はもちろん、肩コリ、首コリ、不眠、倦怠感などにつながるリスクも高まります。

では、どんな予防策をとればいいでしょうか? それは、なぜパソコン仕事は目が疲れるのかを理解すれば自ずとわかります。目のことなら何でも相談に乗ってくれる眼科医の大高功先生に教えてもらいました。

パソコンの画面が明るすぎることが疲れ目の原因

どうしてパソコン仕事をしていると目がこんなに疲れるのか? ご説明します。たとえば本を読むとき、明るいほうが読みやすいけれども、明るすぎると目が疲れますよね? 実は人の目は、まぶしいと疲れるようにできているのです。

太陽がまぶしいとき、照明がまぶしいとき、人は目を細めたり、ギュッと閉じたりします。このとき、瞳を閉じるのに筋肉を使います。「瞳孔括約筋」という筋肉です。これをギュッと緊張させると瞳が閉じます。瞳を開くときのほうが筋肉を使うように思われますが、逆なのです。人は死ぬと瞳孔が開くでしょう? 瞳孔括約筋がゆるんでしまっているからです。

パソコンの画面はかなり明るいので、パソコン仕事をしていると、瞳が閉じっぱなしになります。瞳孔括約筋も使いっぱなしです。つまり疲れ目の疲れとは何かというと、瞳孔括約筋の使い過ぎなのです。体の他の筋肉も使いすぎると筋肉痛になりますね。瞳孔括約筋も筋肉痛になって疲れるというわけです。

パソコン、スマホ、テレビ、どれも画面から光を発しています。みなさん、もう慣れすぎて、あまり気づかないだけで、実はかなりまぶしいものです。画面全体が光っているんですから。

ですから、疲れ目の一番の対策は、パソコンの画面を暗くすること。照度設定の画面を開いてできるだけ暗く設定しましょう。スマホも同じです。



小さい字にピントを合わせるのも目が疲れる

パソコン仕事で目が疲れる原因には、もうひとつの筋肉が関係しています。

みなさんはパソコンを体からどれくらい離して置いていますか? 30センチ? 50センチ? いずれにしろけっこう近いと思います。この近さが目のもうひとつの筋肉に負担をかけています。「毛様体筋」という筋肉です。

毛様体筋の働きを説明しましょう。目の中でカメラのレンズのような役割をしているのが水晶体、つまり瞳です。私たちは物を見るとき、この水晶体を厚くしたり薄くしたりしてピントを合わせているのですが、水晶体の厚さ調整に関係しているのが毛様体筋です。

近くのものを見るときは水晶体を厚くします。そのため毛様体筋がギュッと緊張(収縮)します。パソコン仕事はモニターが近い上に、小さな字を読むことも多いですから、毛様体筋はずっとギュッと緊張しているわけです。これが疲れ目のもうひとつの原因です。

では対策は? 簡単です。パソコンおよびモニターをなるべく離しておきましょう。とは言っても限界がありますね。ノートパソコンならがんばっても腕の長さ分しか離せません。

パソコンの特性上、どうしても目は疲れます。瞳孔括約筋と毛様体筋、このふたつの筋肉に負担をかけない使い方はありません。対策を整理すると2点。

1.モニターを暗くすることと

2.なるべく遠くに置くこと

そしてもうひとつ。PCメガネを使うことをおすすめします。PCメガネの選び方については次回、ご説明しましょう。



大高功 横浜相鉄ビル眼科医院院長。多くの目の手術を手がける「眼外科医」。どんな小さな症状にも応じ、原因をつきとめ治療する名医として知られる。

参照元 : suits-woman


パソコン仕事中のすべての働き女子へ、PC用メガネの選び方

2016/12/19(月) 18:01配信

前回、パソコン仕事による疲れ目の軽減策をご紹介しました。対策はもうひとつ、あります。PC用メガネです。どんなメガネがよいのか? 前回に引き続き、目のことならなんでも相談に乗ってくれる大高功先生に教えてもらいました。

疲れ目軽減するならサングラスでもいい

パソコン仕事で目が疲れる理由のひとつは、モニターがまぶしすぎることです。まぶしいと、人は瞳を閉じて目に入ってくる光の量を減らそうとしますが、瞳を閉じるときに使う瞳孔括約筋の使い過ぎが疲れ目の原因です……というところまで前回お話しました。

さて、まぶしいとき、みなさんはどうしますか? 真夏、外に出るとき、何をかけますか? サングラスですよね。パソコンもまぶしいのですから何か眼鏡をかければいいのです。

どういうメガネが疲れ目対策に効果的なのか、ご説明します。人間が見ることのできる光は7色あります。赤、だいだい、黄、緑、青、藍色、紫で、これらを可視光線といいます。たとえば、この7色全部の光量の半分ずつをカットしてもかなり眩しさをカットすることができます。しかし、そのためにはレンズの色はかなり濃いものになります。それはすなわち、みなさんがおそらくお持ちの、普通の黒いサングラスです。極端な話、普通の黒いサングラスがいちばんまぶしくなくて、パソコンやスマホを使うときにかけると、目がものすごく楽になります。プライベートでパソコンを使うとき、ぜひ試してみてください。

とはいえ、オフィスで黒いサングラスをかけて仕事するわけにはいかないでしょう。接客もできません。

そういうわけで、PC用メガネの出番となるわけです。

ブルーライトをカットする黄色いメガネ



次に、新たにPC用メガネの買うときの注意点です。眩しさを軽減できれば何色でもいいのですが、何色がいちばん良いかというと黄色です。理由は、ブルーライトをカットできる色が黄色だからです。

ブルーライトが目によくないという話は聞いたことがあるかと思います。パソコンやスマホ、液晶テレビのモニターなどから多く放射されている、文字通り青い光です。何がよくないのかというと、これを大量に浴びていると網膜を傷めてしまう危険性があるのです。

だからPC用メガネは、ブルーライトを効率よくカットできて、結果として、まぶしさの原因となる可視光線をある程度カットできる黄色いレンズがおすすめなのです。黄色ならオフィスの中でもさほど違和感なく使えるでしょう。

PC用メガネには、ブルーライトカット率40%~50%などと表示されています。この場合も、レンズの色は濃い、すなわちカット率が高い方がまぶしさをより軽減できます。ちなみに、紫外線カットについては今時のメガネにはほとんど標準装備されているので、あまり気にしなくてよいでしょう。

今、パソコンやスマホでこのページを読んでくれている疲れ目女子のあなた、対策はこの3つ。

1.パソコン画面(モニター)の照度を落としましょう。

2.パソコンのモニターをなるべく遠くに置きましょう。

3.黄色いレンズのPC用メガネ、状況が許すならもっと濃い普通のサングラスをかけましょう。

疲れ目の改善は、スマホ老眼、将来の目の病気などのリスクを軽減します。ぜひ実行してみてください。

(教えてくれた人/大高功 横浜相鉄ビル眼科医院院長)

多くの目の手術を手がける「眼外科医」。どんな小さな症状にも応じ、原因をつきとめ治療する名医として知られる。

参照元 : Suits-woman.jp

2016年12月20日火曜日

イライラする人は風邪をひきやすい!? イライラが続くと免疫力が低下

マジ!? 風邪をひきやすいのは●●しやすい人!!

2016年12月5日

風邪をひきやすいシーズン到来! 一体どういう人が風邪をひきやすいのか気になりますよね。「緊張・イライラ LABO」事務局が、男女600人を対象に風邪をひく頻度についてのアンケート調査を実施し、結果を発表しました。詳しく見てみましょう。

■イライラが風邪をひきやすくしている!?



年末に差し掛かり、忙しさに毎日を追われている中で些細なことにイライラを感じてはいませんか。ストレスを抱えていたり仕事が忙しかったりすると、睡眠不足になったり食生活が乱れたりと、健康管理がおろそかになりがちです。そんな時は免疫力もおのずと低下していくので、風邪などの病気を引き起こしやすくなります。

緊張・イライラLABOが、「イライラしやすい人」と「そうでない人」で1年間にどのくらいの頻度で風邪をひいているか聞いたところ、この1年で1回以上風邪をひいた人は、「イライラしやすい人」で75.7%、「そうでない人」は57.7%という結果に。イライラしやすい人はそうでない人に比べて風邪をひきやすい傾向が高いという結果がみられました。

■イライラが続くと免疫力が落ちる!



「イライラが続くと自律神経のバランスが悪くなりストレスホルモンが出て免疫力が落ちます。心穏やかに過ごすことは体にも良いことなのです。」と、精神科医・奥田弘美先生はおっしゃっています。

■まとめ

寒さがますます厳しくなってくるこれからの季節、1年の中でも最も風邪をひきやすい時期です。「病は気から」とはよく言ったもので、ストレスなどの精神的にマイナスな感情を抱え込んでいると不安な感情が原因で体調を崩したり、病状が悪化することもあります。身体と心がリラックスしていると、免疫力は高くなり、風邪もひきにくくなるので何事もため込まずに上手にストレスを発散して心も身体も健康な状態を保ちましょう。

※緊張・イライラに関する意識調査 全国20歳以上 男性300名/女性300名(2016年7月ウェブ調査実施)

(マイナビウーマン編集部)

参照元 : マイナビウーマン


低体温になると病気になりやすい!!さらに頭痛・吐き気・めまいなども起こしやすくなる?低体温が病気を招くかも?!

2016/6/2



皆さん自分の平熱はどのくらいか知っているだろうか?私の平熱は36.5度前後なのですが、これよりも低い人もいるのではないでしょうか?1950年代の日本人の成人の平熱は36.9度前後、子どもの平熱は37度前後といわれていましたが、現在においては、ちょっと高めなような気がします。

これは、日本人の平熱が下がっているためで、現在では36.2度ぐらいが平熱になっているとされています。現在の日本は少し低体温ぎみであり、低体温は、あまり体によくないのです。あなたの平熱は低すぎてはいませんか?

○本来37度が人間の平熱である!

現在、体温を測った際の風邪のボーダーラインといえば、37度だと思いますが、37度は平熱でもおかしくない体温とされています。「37.2度、微熱だね」といわれますが、常に37.2度でも本来は問題ありません。というよりも、平熱が37度ある人の方が健康に良いとされているので、平熱が37度になった方が良いぐらいなのです。

現在、37度程度の体温でも風邪を判断されるようになってしまったのは、多くの人の平熱が低いからであり、現在でも平熱が37度の人もいます。体温は、1日に0.2度程度ならずれることもあるので、平熱36.9度なら、37度を超えてしまうこともしばしばあるのですね。

体温を測ると、体調不良でもないのに、熱が高いという人は、ただ平熱が高いだけで問題ない場合もあります。そして、36度未満の体温は、低体温とされ、よくない状態とされています。

現在の日本人の平熱が36.2度であることを考えると、低体温になってしまっている人は多くおり、低体温が問題になってきているのです。35度後半が平熱は低すぎなので、平熱は36度以上を目指した方が良いでしょう。

できれば、平熱を37度前後にすることをおすすめします。私はまだ、低体温ではありませんが、あなたは低体温になっていませんか?

○35度前半や34度代はかなり低体温状態?!

一般的に低体温は、36度未満となっていますが、近年では常に低体温となっている人がいます。中でも、体温が35度前半や34度代というのは、かなりの低体温で体にとってはあまりよくない状況と言えるでしょう。

このように、あまりにも体温が低い状態では体調を崩しやすく、頭痛、吐き気、めまいなどを起こしやすくなります。風邪ではないけど、頭痛をよく起こすという人は、体温が低すぎるのが原因かもしれません。

私の知り合いに、平熱が35度で、たまに34度代になると、頭痛がして吐いてしまうという人がいます。しかも、低体温の人は、エネルギー消費が少ないので、あまり食べなくても、太ってしまうことになります。体調不良になりたくない人は、低体温にならないようにしなければいけません。

また、平熱が35.4度の人が36.5度になっていれば、ウイルスに侵入されて発熱している可能性があります。37度がボーダーラインとなっていますが、体調が悪くて、平熱よりも高い場合は、風邪をひいている可能性もあるのですね。

体温が元から低い人は、風邪の症状が分かりにくくなってしまいます。低体温の人が「風邪をひいて36.5度の熱がでたので、仕事を休みます」なんていったら怒られそうですね。

○低体温は感染症にすぐにかかります!

低体温は、頭痛になりやすいというデメリットだけなく、体温が低い人はウイルスや細菌感染症になりやすいという欠点もあります。体温と免疫には、非常に深い関係性があり、体温が高いほど、免疫機能が活発に働き、風邪をひくと体温が上昇します。

平熱が高い人というのは、常に免疫機能が高いという意味なので、風邪をひきにくくなります。35度前半などでは、非常に体温が低いので、免疫機能が弱く、周りにウイルスを持っている人がいるとすぐに風邪になってしまいます。

さらに、風邪になった後も、体温が低いと治るのに時間がかかり、すぐに体調がもとに戻りません。平熱が37度代の人が風邪をひいて、38度になっても、風邪は早く治るし、意外に元気だったりします。

しかも、結構元気でも「38度なので仕事休みます」というと高熱だと理解してくれるはずです。体温が低いと、すぐに体調を壊すし、風邪をひきやすいというデメリットばかりなので、平熱は高めの方がいいのですね。

○平熱を高めるためにはどうすればいいの?

体温が低下してしまう大きな原因の一つは、運動不足が挙げられます。体の熱は、体を動かすことによって作られており、体を動かさないと熱を作ることはできません。運動しなくなると、おのずと熱の生産量が下がってくるため、低体温を招きやすくなります。

さらに、血流やリンパが滞ることも、体温をさげる原因ですので、運動をして熱を作り、血流やリンパの流れを良くすることが、平熱を高くするためには大切なのです。また、体を動かすだけでなく、栄養をきちんと摂取するのも大切で、体温を上昇させるには、燃やすものが必要なのです。

しっかり運動した後は、太らない程度にバランスの取れた食事をするようにしましょう。運動とエネルギーを摂ることによって、脂肪とエネルギーが燃焼され始めて、体温が上昇し、免疫力が上がってくれるはずです。

女性は特に筋量が足りずに、低体温になりやすいので、積極的にスポーツを楽しむようにしましょう。低体温は体にとって、悪影響ばかりなので、低体温だと思う人は、運動してバランスの良い食事ですよ。

参照元 : 健康推進Baquun

2016年12月19日月曜日

離婚しやすい男の共通点 ~ 女性が思うケンカ中にされたら、余計ムカつく彼氏の態度

こいつはヤバイでしょ……「離婚しやすい男」に共通する5つの特徴

2016年12月18日

結婚式に呼ばれて祝福して間もないのに、いつの間にか別れてしまっているカップルもいますよね。何となく結婚前から予感がしていたなんて人も、意外に多いかもしれません。「離婚しやすい男性」の特徴について、男性に意見を聞いてみました。



■自己中心的=自分のことばかり

・「自分のことしか考えられない。思いやりのない人」(36歳/印刷・紙パルプ/技術職)

・「自己中心的な性格で結婚しても自分中心で生活する」(36歳/機械・精密機器/技術職)

自己中心的な性格だと、結婚してもあまり長続きしないかもしれませんね。お小遣いのこと、家の家具のこと、お出かけ先など、自分の希望ばかりを勝手に優先させ、相手に対する思いやりを持てないと見切りをつけられてしまうのかもしれません。

■女遊びをする

・「女遊びが激しい。奥さんにすぐに嘘をつく」(38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「女遊びが激しすぎるたりギャンブラー」(26歳/その他/その他)

結婚しても、独身のころと変わらないほどの女遊びを繰り返す男性もいるもの。何のために結婚したのか、そもそも謎ですよね。

■ギャンブル好き

・「ギャンブル好きとかで金にだらしがない。実際にまわりにいるから」(39歳/情報・IT/技術職)

・「ギャンブル依存症なのに、女性にはモテる」(32歳/その他/営業職)

ギャンブル好きな男性は、結婚しても簡単には抜け出せないものかもしれませんね。生活費用までギャンブルにつぎ込まれてしまうと、即、離婚したくなりそうです。

■飲みにばかり行く

・「家庭を顧みないで付き合いで飲んでばかりいるやつ」(36歳/情報・IT/技術職)

・「家に帰るより外で飲むほうが好き」(34歳/その他/販売職・サービス系)

家に帰らず、外で飲んでばかりの男性も、すぐに離婚しそうですよね。せめて家で晩酌を楽しむなどすると、離婚にまで至ることもなさそうです。

■飽きっぽい

・「熱しやすく冷めやすい。実際周囲にそういう人間が多いから」(28歳/その他/その他)

・「飽きっぽい性格の人。相手をころころ変える」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

飽きっぽい性格の男性も、結婚生活を続けるのが難しいかもしれません。相手に対する気持ちがすぐに冷めてしまうので、結婚にも飽きてしまうのではないでしょうか。

■まとめ

性格や生活習慣に問題があるような男性だと、離婚する可能性が高そうですよね。結婚前にしっかり相手を見極めてから結婚の決断をしてみたほうがよさそうです。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年12月6日〜12月8日
調査人数:144人(22歳〜39歳の働く男性)

参照元 : マイナビウーマン


ケンカ中にされたら、余計ムカつく彼氏の態度・6つ

2016年12月19日



彼氏とケンカをしたときに、相手とギクシャクした雰囲気になってしまうこともありますよね。どちらが先に謝るかで、意地を張ってしまうこともあるのではないでしょうか。彼氏と険悪なムードになった際、相手にされたら、一番腹が立つのはどんな態度なのか、働く女性に聞いてみました。

■無視

・「ひたすら、無視されること」(25歳/その他/事務系専門職)

・「完全無視されること。話をすることを避けて先伸ばしにしても何の解決にならないのに、そういうことをされると腹が立つ」(28歳/医療・福祉/専門職)

ケンカをして相手から無視されると、より一層、腹が立ってしまうこともありますよね。さらに険悪なムードが続きそうです。

■逆ギレする

・「逆ギレ。ガキっぽくてついていけない」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「逆ギレされると、余計に腹が立つ」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

なぜかケンカの途中で逆ギレしてくる男性もいますよね。冷静に話し合いをしたいだけなのに、一方的にキレられると、まともに話もできなくなるものです。

■上から目線

・「上から目線で思いっきりバカにしてくる態度。相乗効果でさらにムカつきそうだから」(33歳/不動産/専門職)

・「上から目線である。怖い」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

上から目線の態度をされると、カチンとくることもあるもの。何様のつもり?と思うと、さらにムカついてしまうのでは。

■とりあえず謝る

・「心無い謝罪。うそくさくてイライラする」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「『はいはい、ごめんね』ととりあえず謝る感じ。自分は悪くないけど、面倒だから謝りますという意向がミエミエでますます腹立つ」(30歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

本当はまったく悪いと思っていないのに、心にも無い謝罪をしてくる彼氏もいるもの。とりあえず謝っておけばいいという態度がイラッとしますよね。

■舌打ちする

・「舌打ちをされる。何が気に入らないのか言ってほしい」(29歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「舌打ち。イライラするから」(32歳/商社・卸/その他)

言いたいことがあってもハッキリと口にせずただ舌打ちをされると、何が言いたいのか気になるもの。文句があるならちゃんと言ってほしいですよね。

■黙り込む

・「黙り込んでしまう。卑怯だと思う」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「黙りこくること、解決できなくなるので腹が立ちます」(26歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

彼女とケンカしたときに、何も言わず黙り込んでしまう男性もいますよね。ケンカを放棄されたようで、話し合いすらできなくなってしまうのでは。

■まとめ

彼氏と険悪になったときに、色んな姿を見て、つい腹が立ってしまった人も多いようです。こちらまでムキになってしまうと、火に油を注ぐようなことになりますので、しばらく冷静になる時間をおいたほうがいいかもしれませんね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年12月にWebアンケート。有効回答数104件(22歳~36歳の働く女性)

参照元 : マイナビウーマン



アルツハイマー病に効果あり!?脳内のアミロイド斑と呼ばれるタンパク質の蓄積が、ライトの点滅によって減少

アルツハイマー病、点滅する光に治療効果か? 研究

2016年12月08日 11:53



【12月8日 AFP】LEDライトを用いたマウス実験で、アルツハイマー病との関連が指摘されている脳内のアミロイド斑(プラーク)と呼ばれるタンパク質の蓄積が、ライトの点滅によって減少したとする論文が7日、発表された。

アルツハイマー病の治療方法として有用であるかを断定するにはまだ時期尚早だが、さらなる研究を推し進めるための有望な道筋を示したと研究チームは語っている。

英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、点滅するライトが脳波を誘導することによって治療効果を得ることができると考えられるという。アルツハイマー病患者では、脳波に乱れが生じるとされている。

研究では、マウスに点滅するライトを照射し、脳内の電気的活動に影響を与えた。照射開始から1時間後、記憶をつかさどるとされる海馬のベータアミロイド値が40~50%減少していることを研究者らは確認した。

さらに実験開始から1週間後には、アミロイド斑および浮遊性アミロイドたんぱく質に「著しい減少」がみられたという。

今回の研究について、英国の慈善団体「アルツハイマー協会(Alzheimer’s Society)」のダグ・ブラウン(Doug Brown)氏は、「脳内の電気活動パターンとアルツハイマー病との関連性について、さらなる探求を行うためのきっかけとなった」とコメントしている。

世界保健機関(WHO)によると、世界の認知症患者は約4750万人に上り、毎年約770万人が新たに発症しているという。(c)AFP

参照元 : AFP BB NEWS


2016年12月17日土曜日

虫歯の治療に訪れた歯医者で、高額なインプラントや矯正を勧められるのは何故なのか?

なぜ街の歯医者は「矯正」「インプラント」を勧めるのか

2016/12/12(月) 9:15配信



虫歯の治療に訪れた歯医者で、高額なインプラントや矯正を勧められることが少なくない。なぜなのか。業界の裏事情を明らかにする。

■講習会に出れば「認定医」になれる

チタン製のボルト(人工歯根)を顎の骨に埋め込む、インプラント治療。強く噛めて、入れ歯のように取り外す手間もない。「ブリッジ治療(抜歯した後に人工の歯をはめ込む)だと周囲の歯を削るので、歯の寿命を短くしてしまう可能性がある」とインプラント治療を勧める歯科医も多く、インターネットで派手に宣伝を繰り広げている。

歯科医院が1カ月に得る保険の診療報酬は、平均約292万円(厚労省・第20回医療経済実態調査より算出)。保険対象外のインプラント治療は、1本あたり20万~50万円。売り上げの多いクリニックでは、1日で保険診療の1カ月分以上を稼ぎ出す。インプラント治療は極めて利益率が高いのだ。

それでも満足のいく治療を受けられればいいのだが、実際は経験の浅い歯科医を寄せ集めて手術を担当させ、コストダウンをしている施設もあると元関係者が証言する。歯科医であれば、誰でもインプラント治療を行うことが許されているからだ。

きちんとしたインプラント手術を受けられるクリニックは、どう見分けたらいいか。ホームページでインプラントの「専門医」「認定医」をアピールする歯科医は多い。だが、そこにはカラクリがある。インプラント関連の学会が、おのおのの基準で「専門医」「認定医」の称号を出しているのだ(表参照)。メーカーが実質的に運営しているコースでは、そこに参加するだけで認定証が与えられるので、「認定医」であってもインプラント初心者という冗談のような現実がある。

インプラント治療の先駆者として、カリスマ的存在である小宮山彌太郎氏(ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター院長)。彼のもとに、現在の状況を反映した患者が訪ねてくるという。

「ブリッジが適応症の部位にインプラントが埋入される、あるいは上顎の骨を突き抜けて副鼻腔にインプラントが入り込んでしまい、感染をきたした例もありました。許せないのは、不適切な治療を行った歯科医が責任を取らず、見放してしまうことです」

ただ、2007年にインプラント治療による死亡事故(動脈損傷による出血多量)が発生して以降、様々な問題点が報道されるようになって、歯科医たちのターゲットが変わりつつあるという――。それが矯正歯科だ。



■高額費用と5年の我慢がすべてムダ

「このところ専門的なトレーニングや経験を積んでいない歯科医が安易な矯正を行って、失敗するケースが目立つようになりました」

こう話すのは、西東京市で矯正歯科の専門クリニックを経営する三村博氏。専門外の歯科医による矯正の犠牲となった子供たちを数多く診察し、強い危機感を抱いている。

たとえば、歯列を広げる「拡大床」という取り外しのできる装置を口の中に5年間も装着したものの、上の糸切り歯が一番前歯の上から出てきてしまい矯正に失敗した子供がいる。三村氏のもとで再治療を行い、幸いにもリカバリーできたが、その子が5年間も口中の違和感に耐えてきたことは無駄でしかなかった。しかも、100万円近く支払った費用は戻らない。

「今、急速に普及しているのが、マウスピース型のアライナー矯正です。2週間に1回程度、形が異なるマウスピースを装着して少しずつ歯を動かす方法で、ワイヤータイプの矯正装置より目立たず、食事や歯磨きのときは取り外せます。ただし、患者さんが常にアライナーを装着していなければならず、適応症も限られています。抜歯しなければ矯正できないケースなどは、アライナー矯正では難度が高く、矯正専門医でも難しい。なのに、十分な経験もないのにやってしまう歯科医がいるんです」

これには裏事情がある。アライナー矯正は、歯科医が歯型をとるだけで、後はコンピュータが自動的にマウスピースを設計、作成してくれる。この手軽さを武器に、メーカーは、一般歯科医にアライナー矯正のマーケットを拡大させているのだ。

日本臨床矯正歯科医会が517人を対象に行った調査では、56%が不適切な治療を受けていた、と判明した(同会公式HPより)。矯正治療も基本的に自由診療で、費用は70万から200万円ほど。インプラント同様に利益率が高い。

現在、矯正治療を標榜する歯科医は2万人超だが、専門性を持たない歯科医が大半を占めている。信頼できる歯科医を見分けるにはどうしたらいいか。三村氏はこう指摘する。

「矯正治療には、正確な診断と治療計画が必要です。特に顔の側面から撮影したセファログラム(写真)の画像がなければ、正確な診断も治療計画を立てることもできません。セファログラムも撮らずに、すぐ矯正治療に入ろうとする歯科医は要注意です」

とはいえ、小・中学生の子を持つ親にとって歯科医から「お子さんは歯並びが悪いから、今のうちに矯正をしたほうがいいですよ」と言われたら、本当に悩ましい。

▼(左から)矯正歯科の専門医 三村 博氏、インプラントの先駆者 小宮山彌太郎氏、東京医科歯科大学教授 小野卓史氏



東京医科歯科大学の小野卓史教授は、こんな話をしてくれた。

「子供の頃から矯正治療が必要かどうかの議論には、まだ決着がついていません。ただ、鼻で呼吸できず噛み合わせが悪いなどの機能的に問題がある場合には矯正治療が必要です。また、前歯の上の歯肉に犬歯が埋まっているような場合、そのままだと前歯の歯根が吸収されてしまう(歯根がなくなる、または細ってしまう)おそれがあり、早めに矯正治療をしないと取り返しがつきません」

最近、「スピード矯正」を謳い短期間で治療できると広告を出す歯科医もいるが、これには明確な根拠がないと小野教授は指摘する。

昨年の日本の医療費は41.5兆円、うち歯科は2.8兆円だった。20年間で医療費全体が約15兆円増加したのに対して、歯科は微増に止まる。その一方、歯科医師は毎年2000人ほど誕生しているので、限りあるパイを奪い合うゼロサム状態に陥っている。

そこに目をつけたのが経営コンサルタントだ。彼らは、経営改善の解決策として「矯正、インプラントを患者に勧めて、自費率を上げましょう」と歯科医たちに提案している。コンサルタントの指導でプロが作成するホームページは洗練されて隙がなく、SEO(検索エンジン最適化)対策も十分だ。ネットでは誰もが“名医”になれる。

でも、その歯科医が誠実に患者と向き合っているか、見極める方法がある。SNSのチェックだ。HPで理想を語っていても、SNSでフェラーリや豪華な自宅を自慢している歯科医は、選ばないほうが賢明だと思う。

ジャーナリスト 岩澤倫彦 撮影=岩澤倫彦

参照元 : プレジデント

【医療業界と薬価の闇】製薬会社と病院、医者だけがボロ儲け!患者は薬漬け!異常大国・日本

医者と病院と製薬会社だけがボロ儲け!「薬価の闇」をえぐり出す こんな異常な国は日本だけ

2016年12月12日



普段何気なく飲んでいる薬の値段は、誰がどのようにして決めているかご存知だろうか。実は患者のことなんか考えていない。そこにあるのは自分たちの利益だけーー日本の「薬価の闇」をえぐり出す。

上昌広 (かみ・まさひろ)
93年東京大学医学部卒業。国立がん研究センターなどを経て、現在は医療ガバナンス研究所・理事長を務める

川口恭 (かわぐち・やすし)
93年京都大学卒業後、朝日新聞社入社。'04年に独立し、医療専門誌『ロハス・メディカル』を創刊

中医協というブラックBOX

上 日本は世界の中でもっとも薬の値段が高い国の一つです。それはなぜか。簡単に言ってしまえば、日本の薬価は一部の人間が「適当」に決めているからです。この一部とは厚生労働省が管轄する「中央社会保険医療協議会」(中医協)のこと。

中医協は、厚労省の役人や医師、公益委員など合計20~30名ほどで構成されている。この中医協という組織は、先進国の中でも日本だけの特殊なものです。

川口 アメリカでもイギリスでも、薬の値段は製薬会社が決めています。その値段で買うか買わないかは、保険会社や「NHS」(国民保険サービス)に入っている保険者次第で、値引きもあります。

 ところが日本は中医協という一つの組織にしか決定権がなく、医療の現場を知らない中央官庁の職員が薬価を決めているのです。中医協は非常に狭い「村社会」で、医療業界の利益を確保することを第一に考えている。

中医協が決めているのは薬価だけではない。診療報酬も彼らが決めている。たとえば、心臓マッサージを30分間施した場合の診療報酬は2500円ですが、風邪の診療報酬は4000円に設定されている。生死がかかる治療のほうが安くて、3分で終わらせる診察のほうが高いなんて、おかしいと思いませんか。

川口 そうですね。日本の医療の問題点は、大切な医療費が中医協という閉鎖的な空間で決まり、「ブラックBOX化」していることです。

 その問題を浮き彫りにしたのが、最近話題の「夢の抗がん剤」と呼ばれるオプジーボ(小野薬品・製品名はニボルマブ)。オプジーボが問題視されたのは、年間3500万円というあまりに高額な薬価です。

先頃、中医協は「薬価の改定は2年に一度」という規定を前倒しし、来年2月に50%の引き下げを決定しましたが、これを英断などと持ち上げてはいけない。50%下げてなお、イギリスでの値段よりまだ2倍以上高い。異常な事です。

川口 元々日本のオプジーボの値段は、100㎎当たり約73万円であるのに対し、米国では約30万円、英国では約14万円。同じ薬なのに日本は明らかに高すぎでした。

 もちろん最初にこの値段を決めたのも中医協です。ではなぜ、そんな高額な値段を付けたのか。

元々オプジーボは、悪性黒色腫(メラノーマ・皮膚がん)に対してしか効果が認められておらず、適応患者数が600人と少なかった。だから高額な薬価を認めたのです。ところがその後、肺がん(約6万人)にも適応され、腎臓がんにも範囲が広がったことで、適応患者の数が当初より遥かに増加した。

それらすべてを保険で賄おうとすると医療費が膨大に膨れ上がり、国が破綻してしまうため、問題になったのです。



医者は「薬価差益」で儲ける

川口 オプジーボは、承認されたがんに対して高額療養費制度が使えるので、自己負担は年間100万円ほど。そのため患者さんは「本当の薬」の値段にはあまり興味が持てないのかもしれません。

しかし、残りの3400万円は、我々国民が納めている健康保険料や税金から支払われているのを忘れてはなりません。

 病院や製薬会社からすれば、薬価を下げることはできるだけ避けたい。一人の患者にオプジーボを投与するだけで年間3500万円が入るわけですからね。まさにボロ儲けですよ。

川口 日本のGDPは'97年の523兆円がピークで、それ以降は下回り続けている。ところが医療費は増え続けています。'97年の医療費は29兆円であったのが、'15年は41.5兆円にまで膨れ上がっている。

他業界の人たちの給料は減っているのに、公的保険で強制的におカネを吸い上げている医療業界だけが「お手盛りで医療費を膨らましていいのか」ということです。

中医協の仕組みは、人口や経済が右肩上がりの時に、パイの奪い合いを調整する場として作られたものです。それを今の時代に採用し続ける神経が私には分かりません。

 医者も高い薬を出せば薬価差益(薬の仕入れ値に病院の利益を上乗せすること。オプジーボは7~8%)が増えるので、当然値段が高い薬を出したがる。そうなるとますます、医療費がかさみ、国民皆保険制度自体が崩壊する危険性があります。

川口 実は、今回のオプジーボに関しては、本当は特例を使わなくとも、もっと早くに値下げをすることができました。

今年の2月の段階で悪性黒色腫に対する使用量が2.25倍に増えたんです。使用量が増えると薬価を再計算するというルールがあります。そのルールに当てはめると55.6%引き下げることが可能でした。にもかかわらず、なぜこの段階まで引き伸ばし、特別ルールで薬価を引き下げたのか。全く理解できません。

 それは、彼らが何とかして自分たちの利益を守りたかったからでしょう。しかし世論の反発が大きくなったから、慌てて引き下げたのです。

川口 中医協が定める「薬の値段のつけ方」には、いくつか方法があります。たとえば今回のオプジーボのように「原価積み上げ方式」といって、新薬の開発にかかったコストに対して薬価を決めるやり方です。

 よく薬価を高く付けるのは「製薬会社が新薬開発にかかったコストを回収するため」「そうしないと誰も新薬を開発しなくなる」と言いますが、原価を積み上げて薬価を決めるのは難しい。

なぜならメガファーマ(巨大製薬会社)が、ベンチャー企業を買収して新薬の権利を手に入れるので、開発費を厳密に計算することなんてできないのです。

川口 確かにそうですね。オプジーボを開発した小野薬品もアメリカのベンチャー(後に大手製薬会社BMSが買収)との共同開発ですからね。

他には「類似薬価方式」といって、同じような薬と比較して、決める方法もあります。しかし元々日本の薬価水準は高いので、のちに続く薬も高くなりがちです。

また外国平均価格を参照する際に、非常に薬価の高い米国薬(一部の薬)に引っ張られて、おかしな値付けになってしまう。

 でもなぜか中医協はそれを疑問に思っていない。オプジーボが高すぎることは、医療関係者なら誰もが最初から分かっていたはずです。

医療費こそが既得権益

川口 現在はオプジーボばかりが注目されていますが、日本は他の抗がん剤や生活習慣病薬なども高い。もっと費用対効果を考えて値付けするべきです。

 中医協だけで決めている限り、それは難しいと思う。基本的に競争がないと値段は下がりません。

その点、アメリカは、製薬メーカーが何とかして使ってもらうために価格を下げます。アメリカで、オプジーボの値段が下がったのも対抗薬のキートルーダ(メルク社)が出てきたからです。

特にジェネリック(後発薬)はどんな企業でも参入することが可能なので、競争原理が働き価格は自然と下がる。

しかし日本では全ての値段を中医協が決めてしまうので、ジェネリックも海外より高い。アメリカのように「マーケット」が値段を決めればこんなことにはならないのですが……厚労省も中医協も製薬メーカーに便宜を図って値段を決めている。当たり前ですよね。大事な天下り先なんですから。

川口 アメリカには「サンシャイン法」と呼ばれる「医師への利益供与の情報公開制度」がありますが、日本では製薬会社の任意に留まっています。何しろ公文書の公開ですらちゃんとされないのがこの国ですから。

都合の悪いことは隠す。結局、意思決定者が分からなくなり、後から責任を追及できず、そのツケに苦しむことになる。

 問題なのは追及しようとする姿勢すらないことですよ。本来、大臣は役人の擁護者ではなくて国民の代わりの「監視者」です。今回のオプジーボのように、払わなくてもいい多額のカネを国民が負担させられている。そのことをちゃんと問題にすべきです。

実は、国が価格統制しない医療分野は伸びる傾向があります。顕著なのが不妊治療です。不妊治療は成功報酬で、ローン商品もある。出産にかかる費用を高所得者からは多くとって、低所得の人からは少ししかとらない病院もあります。

川口 価格統制されている限り、医療産業は世界で戦えないでしょう。

上 すべての値段を決めようとするからおかしくなるのです。市場に任せて、低所得者を救済すればいい。

川口 それをしないのは厚労省としては、価格統制しないと国民皆保険制度を維持できないと考えているからでしょうね。彼らにすれば「善意」でもあるのでしょう。しかし現実には害を及ぼしている。「タチの悪い善意」ですよ。

 多くの人は、肺がんになってオプジーボを使う可能性より、介護を受ける可能性が高い。もちろん肺がん患者を救うことは大切なことですが、1500億円ものカネがぶち込まれていることに、もっと怒ったほうがいい。

川口 健康保険組合は健康な人たちの代弁もしなければいけません。けれどもその声が小さすぎます。

今回の日本のオプジーボのケースは、メディアが薬価問題を取り上げたことが値段の改定につながりました。

 ただ大手の新聞は取り上げなかった。テレビもそうです。それは製薬会社から広告料が入っているからでしょう。川口さんが発行する『ロハス・メディカル』にはその縛りがないから、厳しいことも書いている。

川口 もう一つ見逃せない問題は、国の予算は国会で審議されなければならないのに「新薬の薬価は予算の枠外」になっていることです。

新薬で増えた分の費用を、国は無条件で払わなければいけません。その増えた分を、2年に一度の診療報酬改定の際に、既得権益として医療費に組み込んでしまうのです。これでは国民の知らない間に医療費が膨れ上がるのは当然です。こんな制度は即刻やめるべきです。

 さらにオプジーボの場合、日本臨床腫瘍学会の専門医しか処方することができないのも問題です。その学会は実は国立がん研究センターの組織で、国立がん研究センターは厚労省そのものです。

自分たちで薬価を決め、自分たちの息がかかった専門医しか処方できないようにしているんです。彼らからすれば「自分たちが責任を持たなければいけない」という正義感なのかもしれませんが、これは利益の独占です。

本来ならもっと健康保険組合が追及しなければならない。彼らは国民の代理人なんですから。



中国人にカネが流れている

川口 今、中国は大気汚染のために「肺がん患者が増加している」と言われています。そこで日本に移住して健康保険に加入し、オプジーボを使おうとしている中国人もいると聞きますよ。

 健康保険制度は外国籍でも住民票さえあれば加入することができますからね。その制度を利用し、オプジーボを使っているとすると、これは大問題ですよ。国庫からどんどんカネが流れ出ていることになる。

川口 国民の代表であるはずの健康保険組合が、ここまで医者や製薬会社の「カモ」にされていることは情けない限りです。

「あと5年で日本の医療制度は破綻する」という話もありますが、私からすれば「もう破綻している」。

今後、一番資金が必要になるのは高齢者介護の分野です。しかしそこに全然、カネが回っていない。

川口 それどころか、どんどん高齢者介護の予算は削られています。

上 それは儲からないからです。介護は一人一人違うので手間の割に、利幅が薄い。一番儲かるのは、ある病気の患者さんだけに特定して、薬を高く売ること。それが根拠のない薬価に繋がっている。しかもそれを2年間改定しないのは、どう考えてもおかしい。

川口 そこに国民目線はまったくありませんね。

 一番大切なのは、高齢者になってもきちんと医療を受けられて、日常生活を過ごせることです。

薬の値段は、今後も勝手に決められていきます。もっと国民が国や医療業界の動向に注意して、監視していくしかない。

川口 未来ある子供や孫たちも、しっかり医療を受けられるように、皆が危機意識を共有する必要があると思います。

「週刊現代」2016年12月3日号より

参照元 : 週刊現代


お上は国民の健康を守ってくれない(危険な医と食)~ねつ造された新市場~



国は国民の健康を金貸しに捧げた金儲けを繰り返す~薬は金貸しに唯一残された成長経済~

前回は薬の真実を見ていただき、薬がどれだけ人の身体に害があるかを理解していただきました。そして「薬」のほとんどが金貸しの金儲けの道具であることがわかりましたが、では実際、「薬」というものがどれだけ、金貸しの金儲けの道具として使われているかを追求していきたいと思います。先週の問題の答えは下記にあります!!

薬の歴史と副作用

昔の薬と今の薬
昔の薬の多くは、元の素材をほとんどそのまま利用していました。たとえば、植物を乾燥させ、細かく刻んだりしたものを、煎じて飲むといった方法です。

現代は、バイオテクノロジーによって、錠剤、カプセル、粉薬、塗り薬、注射など、すべての化学薬品は、石油から作られています。石油から製造されている現代の薬品は、発癌性が認められるベンゼンからも製造されています。

ベンゼンは、プラスチックや合成繊維、合成ゴム、染料などの原料物質として幅広く利用されています。純度の低いベンゼンは、ガソリンに添加されることもあります。多くの有機化合物を溶かすベンゼンは、有機化学の実験でも溶剤として広く使用されています。

このように、便利な石油でできている医薬品ですが、プラスチックや染料なんかの原料と同じだなんて、考えてみると気持ち悪いですよね。とても、不安が残ります。何よりも農薬や、化学物質、添加物を減らし、自然治癒力や免疫力を高めることが大切なのではないでしょうか。

■漢方風化学薬品
現在の「漢方風化学薬品」は、薬草をじっくり煎じてエキスを抽出するのではなく、化学薬品を使って効率よく大量生産で作るため、「自然の生薬」と言えなくなっています。

次に日本の医療費や薬使用量について見ていきましょう。

■日本の医療費
1995年ーーーーーーーーーーー2388億円
2005年ーーーーーーーーーーーー34兆円

(1995年の約142倍;たった 10年間でこんなに伸びています)

■日本の医薬品の生産額
1994年ーーーーーーーーーーー5兆7503億円
2006年ーーーーーーーーーーー6兆4380億円

■薬の利益率
薬は、新薬開発までの投資がかかるとはいえ、利益率が20%というお化けみたいな産業です。(通常、どんな産業でも利益率は、4~5%程度)

■薬の利益を上げる裏ワザ
例えば、「タウリン1000mg配合!」と叫んでいるドリンク剤。仮にそれが有効成分でも微量の微量。後の99.999%は、いわば水や甘味料などほとんどタダみたいな材料で作るから、利益率が高くなってしまう。原価10円が1000円で売れてしまうことも。(もし、利益率をゼロに限りなく近くするなら、1000粒で1円。薬の売り上げ85万円にしかならない。)

■日本人の薬の使用量
日本人は、世界人口の約2%しかいないのに、世界全体の薬の使用量の40%を使っています。

日本の薬消費量が世界の消費量が40%とは衝撃ですよね!!日本の人口は世界人口の2%なのに!!

薬は原価が非常に安い!利益率が20%もあるなんて・・・ なので薬は非常に儲かる業界なんです。国民の健康意識を逆手にとって、儲け放題です。しかし、だからと言って消費量が世界の薬の消費量の約40%までいくでしょうか。何か不自然ですよね。これはどうして起こるのでしょうか。自然にこの様なことは起こらないはずです。



■インフルエンザとタミフル
207207 「タミフル」備蓄の真の目的=明らかに官業癒着にプライオリティがおかれた国家戦略(リンク)

「タミフル」備蓄の真の目的=明らかに官業癒着にプライオリティがおかれた国家戦略

「タミフル」は中外製薬の親会社であるスイスのロッシュが製造していますが、元々の開発会社であり特許を持つのは米国のギリアド社です。ロッシュやギリアド社の役員であったラムズフェルト元国防長官ら政治家のインサイダーはいまや明白で、「タミフル」の世界の売上げの8割を買い占める日本政府が、年次改革要望書とはいかないまでもその筋のなんらかの圧力を受けているであろうことは、今更言うまでもありません。勿論「タミフル」に絡んだ、厚労省の役人の天下り、即ち官業癒着の構図も、この期に及び否定する理由がありません。



「タミフル」はマスコミや学者を利用して、国が儲かる為に行った国策ということです。国の特権階級の人たちが儲かる為、立場を守る為に国民の健康を利用したのです。更に最近厚労省が2030年には医療・福祉業界が市場の中で最大産業になると発表しました。

これは単純な市場動向の予測ではなく、国が医療業界を最大産業にすると発表したということです。つまり国策として、医療・福祉業界を最大産業にすると宣言したということです。前段階で起こった疑問。自然に市場に任せておいても、日本の薬消費量が世界の約40%にはなりません。上記のように、国が医療・福祉業界が儲けやすい業界と知ってて、国策で儲けているのです。

例えば健康保険制度という制度を作り、医療費を強制的に徴収しています。=医療費の前払いです!しかし薬の効果は全くないどころか、悪化するというまさに「ねつ造された新市場」ということです。

前回の記事でも明確になった病気の拡大再生産がこの最大産業となる仕組みということです。つまり国が金儲けの為に国民の健康を金貸しに貢いだということです。「国は国民の健康を守ってくれないんです!!」

参照元 : 日本を守るのに右も左もない

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2016年12月12日月曜日

一人一人は大人でも、組織は子どものような分からず屋

いったい何回言えば分かるんだ!? 一人ひとりは大人でも、組織は「子ども」で「分からず屋」になる

2016.12.7

働きやすい職場を作ることは、一朝一夕にできることではありません。「お前は一体、何回言えば分かるんだ!」という怒りの決まり文句がありますが、ある著名な教育者は実体験を通じて「500回」と言っていました。

500回と聞くと「そんなに必要なのか」と思いますが、ビジネスにおいて「分かる」とは、言葉の意味を理解し、行動を変容させること。そのために1日2回言ったとして1年ぐらいかかると考えれば、大げさな数字ではないと思います。(文:人材研究所代表・曽和利光)

組織は「8つの壁」を乗り越えて変わっていく



職場の理想像を描くのは比較的簡単ですが、職場を構成する人々にその思いを伝えて、共感してもらい、行動に移してもらわなければなりません。ところが、それが難しいから、良い職場はなかなかできないのです。

例えば「一度決めた目標行動は必ずやりきることが大切だ」というようなことを「分からせる」ためには、1年でも短いかもしれません。一人でも500回かかるとすれば、組織全体に分からせる、変えるとなればもっと大変です。

組織変革論の第一人者J.P.コッターは、著書「企業変革力」(日経BP社刊)において、組織変革を進めるためには、次の8つのステップがあると述べています。

1.危機意識を高める
2.変革推進のための連帯チームを築く
3.ビジョンと戦略を生み出す
4.変革のためのビジョンを周知徹底する
5.従業員の自発を促す
6.短期的成果を実現する
7.成果を生かして、さらなる変革を推進する
8.新しい方法を企業文化に定着させる

言い換えれば組織を変えるためには、8つの壁があるということ。しかも彼は、それぞれのステップを一つも飛ばすことなく、丁寧に進めなくてはならないと言っています。

組織への浸透には「子どもっぽいこと」も避けられない

コッターが述べているのは主に大規模な組織におけることですが、小さな組織であっても、程度の差こそあれ同様の丁寧さが必要です。人にモノを伝えて分からせて、行動に移してもらうのは、ことほど左様に難しいものです。

ですから職場のマネジャーは、手を替え品を替え、日々メッセージを工夫して伝えていかなくてはなりません。そのためには朝礼もするでしょうし、垂れ幕や掲示板も使うでしょう。分かって欲しいことをカードにして掲示させたり、毎日全員で唱和したりもします。

分かった人を表彰したり、その栄誉が分かるように赤いブレザーやバッジなどの分かりやすいブツで表現したりするかもしれません。1人でも500回、組織全体では8つの壁。これを超えるためには、あらゆるチャネルを通じてメッセージしなくてはいけないのです。

ただ、私もそうでしたが、組織に入ったばかりの人は、これらの活動を子どもっぽいと思うものです。「いい歳の大人たちが何を小学生みたいなことをしているのか」と。しかし、実際にマネジャーになり、人に動いてもらわなくてはいけなくなったとき、これらの重要さにようやく気づきました。

白けさせずに徹底することが成否のカギに

振り返ってみれば、社員を大人扱いし、一度言えば分かるだろうと思って、くどくど言うことを避けていた頃は、人は全く動きませんでした。理解するということが即行動につながるとは限らないし、一度理解したらずっと記憶しているとも限らないからです。結局、何度も何度も伝えるようになり、ようやく徐々に人が動いてくれるようになりました。

組織を変革するためには人事制度も変える必要がありますが、大事なのは社員を「白けさせない」ことです。このことの重要性は、サイバーエージェントの人事を担当する曽山哲人さん(現取締役)も強調していました。

正直言って、我に返れば「子どもっぽい」ことをするわけですが、一人一人は大人でも、組織は「子ども」のような「分からず屋」だから仕方ありません。だから、いかにうまく白けさせることなく、子ども扱いされていると思わせず、繰り返し伝えてメッセージを浸透させるかが成否のカギなのです。

参照元 : キャリコネニュース


ネットのニュース記事に「興味ない」とコメントする人の心理、本当に興味がなければ何も反応せず、二度とアクセスしないのが一番

ネットのニュース記事にわざわざ「興味ない」とコメントする人の心理について考える

2016.10.24



大手ポータルサイトでニュース記事を見ていると、コメント欄で記事に対し「興味ない」などと書き込んでいる人がいるが、一体どんな心理なのだろうか。

先日、発言小町に「ニュースにわざわざ『興味がない』とコメントする人」というトピック立っていた。もう内容を読む前から「ああ、いるいる。ああいうタイプの人たちね」と思ってしまったが、今回はちょっとこのテーマについて考えていきたい。(文:松本ミゾレ)

「興味ない」といってニュースを拡散するユーザー、とてもありがたい存在説

この投稿の内容をざっくりと紹介したい。ネットではニュースやブログ記事に読者がコメントをつけることができるが、自分が興味のない内容なのにわざわざ「興味ありません」「どうでもいい」「知らない人」といった書き込みをする人がいる。特に芸能関係のニュースのとききに多いという。

「あれはどういう心理で書き込んでるのでしょうか?本当に無関心なら視界にも入ってこないですよね。わざわざ記事を開け、読み、コメントまで残すならものすごい興味深々だと思うのですが。その記事を開かなければ、人気のないトピックということで次回は記事にもならないはずなのに」

これはもう、全く投稿者と同じ意見である。

大前提として、コメントを書いてくれるというのは、情報を発信した側としてはありがたい話だろう。コメント数としてカウントされるし、ツイッターでURLつきで紹介してくれれば、そこからの流入も見込めて、アクセス収入も増えることになる。

ただ、欠点としては、こういう「興味ない」と言いつつニュースのURLをリンクしたりしている人の投稿って、基本的につまらないから、あまり多くの人が見ていないという点だ。

斜に構えた意見は辛口というわけでもないし、結局は損にしかならない

日本のネットユーザーの書き込みって、結構攻撃的なものが多い。匿名制が多いということもあってか、罵詈雑言の酷い掲示板も増えている。なんとなく、日本人の本質を見ているような気がする。

ただ、どんだけ嫌われても痛くも痒くもない人以外は、ネットでの書き込みにはある程度の遠慮はした方がいいかもしれない。就職活動を終えて、内定も勝ち取った若者がSNSで馬鹿な行為をしている模様をアップロードして内定取り消しになったりもする時代だ。

僕もSNSをやってるけど、その発言のせいでクライアントに滅茶苦茶怒られたこともある。

ただ、ネット上の発言って自己責任だし、別にクライアントに貸与されたアカウントでやってるわけでもないので、しったことではないんだけど。

本当に興味がなければ何も反応せず、二度とアクセスしないのが一番

話を戻そう。ネットのニュース、ブログなどにわざわざ「どうでもいい」や「興味ない」とかコメントしちゃう人というのは、少なくとも本当にどうでもいいと思ってもいないし、興味がないわけでもない。本当にどうでも良かったら、そもそも見ない。

見た上でコメントを残そうだなんてしない。本当は思いっきり気になってしょうがないのだ。他人のブログに「つまんないから二度と見ない。ブログ辞めろバカ」とか書いちゃう人というのは、コメントを書き込む際に画像に表示されたひらがなやら数字を見て、それを入力した上で送信ボタンを押しているのだ。

そんな努力をした挙句に興味ない宣言をしているのだから、どんだけ気になっているんだという話である。

もしもあなたが気に食わないニュースやブログを見つけたら、「興味ない」なんていちいち文字で残すような手間をかける必要はない。そういうときは何も反応せず、二度とアクセスをしないことだ。

そういう対応をする人が増えれば、あなたが気に食わないと思うジャンルのニュースもブログも、アクセス数が伸び悩み、早晩消えるはずなんだから。

参照元 : キャリコネニュース



2016年12月10日土曜日

お金持ちのタイプは、大きく4つに分類される

お金持ちってどんな人? その「4つのタイプ」

2016/12/1(木) 22:10配信



『お金持ちはどうやって資産を残しているのか』(清田幸弘著、あさ出版)の著者は、税理士として「相続・事業承継対策支援」「資産税コンサルティング」「決算・確定申告(個人・法人)」に携わってきたという人物。これまで1万人以上の資産家から相談を受け、2000人以上の相続税の税務申告を行なってきたそうですが、その結果としてわかったのは、億単位の資産を持つ人は、「お金の残し方」に不安を抱いているということなのだといいます。

そして、お金の残し方には「お金を貯める」という意味での「残す」と、「次の世代に財産を承継する」という意味での「遺す」があり、本書が焦点を当てているのは後者。理由は、2015年に相続税が改正され、大幅な増税となり、お金持ちの間で資産を残すことへの関心が高まっているから。

しかも増税によって、これからの時代は「税金を払うのは、本当のお金持ちだけ」ではなくなるというのです。そこで、

本書では、おもに「資産の残し方」について、私が実際に行った相談、贈与、事業承継、節税などの事例を通して、 「どうすれば、税金を安くできるのか」 「どうすれば、財産を減らさずに次の世代に受け継がせることができるのか」 「どうすれば、自分が育てた事業を継続させていくことができるのか」 わかりやすく解説していきます。(「はじめに」より)

でも、そもそも「お金持ち」とはどんな人のことをいうのでしょうか? 根本的な部分を確認すべく、第1章「『お金持ち』とは、どんな人か?」を見てみましょう。

いくら持っていれば「お金持ち」と呼ばれるのか?

ひとくちに「お金持ち」といっても、その基準はあいまい。また、その言葉から人が連想するイメージもさまざまです。そんななか、税理士として多くの事例を目にしてきた著者は、次の3つの視点からお金持ちの位置づけをしているのだそうです。

条件1. 年間の「所得」が「1000万円以上」ある人

「年収1000万円」をお金持ちの基準にする人は少なくありません。特に会社員(サラリーマン)の物差しは「年収」であるはず。給与所得者のなかで「年収1000万円を超える人口の割合」は4.1%(国税庁「平成26年分 民間給与実態統計調査」しかいないので、たしかに「年収1000万円」をお金持ちとみなすことは可能。

しかし著者は、節税や資産運用でみた場合、「年収」や「収入」ではなく、「所得」で考えたほうが実態に近いと指摘します。「収入」「年収」「所得」を同じものとみなしている人もいるものの、税法上は違うから。

【収入】
・会社員の場合/給料、各種手当、賞与など、1年間に受ける「給与」のこと。「年収=収入」です。「給与」には、残業代や各種手当、賞与などが含まれます。「給与」から、残業代や各種手当、賞与などを引いたものが「給料」です。

・自営業者の場合/年商(売上)のこと。自営業者には「年収」「給与」「給料」という概念は当てはまりません。(23~24ページより)

【所得】
・会社員の場合/年収から「給与所得控除」を差し引いたあとの金額のこと(給与所得)。「給与所得控除」とは、わかりやすくいうと、サラリーマンにとっての「必要経費」です。収入(年収)に応じて、一定金額が控除されます。
「収入(年収)-給与所得控除=給与所得」

・自営業者の場合/年商(売上)から、必要経費を差し引いたあとの金額のこと(事業所得)。必要経費とは、「収入を得るために必要な出費」の事です。
「収入(年商、売上)-必要経費=事業所得」(24ページより)

著者が「所得」を基準にしているのは、必要経費の金額によっては、どれほど収入が多くてもお金が手元に残らないことがあるから。たとえば1億円の収入があっても、必要経費に1億円かかっていれば、差し引きで所得は「ゼロ円」です。年収が多くても、所得がゼロ円の人をお金持ちと呼ぶには違和感があるということ。

会社員の場合は所得がゼロになることはありませんが、年収1000万円超の人には「一律220万円」の給与所得控除があるので(2017年から)、年収が1000万円あっても、給与所得は780万円になるのです。

条件2.「純資産」が「1億円以上」ある人

純資産とは、「資産」から「負債」を差し引いたもの。1億円のマンションを持っていても、銀行からのローンで購入している場合には純資産には当てはまらないということです。

条件3.「相続税」の対象となる人

相続税とは、「亡くなった人(被相続人)」の残した財産(遺産)を「相続や遺贈(遺言による贈与)により所得した人(相続人/受遺者)に対して課税される税金。相続税には「いくらまでの財産なら税金を払わなくていい」という「基礎控除」があり、財産の評価額が基礎控除の金額以下であれば、相続税はかからないそうです。

【基礎控除の計算方法】
「3000万円+(600万円×法律で決まった相続人の数)」=基礎控除額
(26ページより)

たとえば、法律で決まった相続人(法定相続人)が3人(妻と子ども2人)の場合、「3000万円+(600万円×3人)=4800万円。

基礎控除額は4800万円なので、財産の評価額が4800万円を超える人は、相続税の対象になるわけです。なお、日本において相続税がかかる人は「相続が発生した人のうち、7、8人程度」しかいないそうなので、「相続税がかかる人」=「お金持ち」と考えることが可能だと著者は解説しています。(20ページより)

お金持ちのタイプは、大きく「4つ」に分類できる

気になるのは、お金持ちがどのようにして「所得」や「資産」を増やしているのかということですが、その収入源は大きく4つに分けられるといいます。

【お金持ちの4つのカテゴリー】
1. 地主系
2. 投資系
3. 事業系
4. キャッシュリッチ系
(28ページより)

地主系は、資産の大半が先代から引き継いだ「土地(不動産)」。現預金や有価証券はそれほど持っておらず、質素で堅実な生活をしている地主が少なくないといいます。なお地主系は、資産を減らさないことが目的の「現状維持タイプ」と、資産を増やすことが目的の「積極タイプ」に分かれるのだとか。

不動産投資や株式投資などで、キャピタルゲイン(債券や株式、不動産など資産価値の上昇による利益を得ているのが投資系。自分の土地に物件を立てる地主系とは違い、都心部や中核都市の賃貸専用物件を購入するケースが多いのが「サラリーマン大家」である投資系。金融機関からの融資を利用し、キャッシュを生み出すビルや賃貸物件を購入しながら利益を拡大していくわけです。

事業系は会社経営者(創業者、2代目、3代目社長)などに多く、事業所得によってお金を得ているそうです。オーナー企業の場合、自社株の大部分を保有しているのは経営者。会社の業績が堅調に伸びていると、株の評価額が押し上げられるので、自社株が数十番に上昇することも。

そしてキャッシュリッチとは、現金や預金など、流動性の高い金融資産を多く保有すること。資産のほとんどが現預金か有価証券で、総資産は自宅を含めて「1億円~2億円」くらいの人が多いと著者はいいます。

地主系の「積極タイプ」は銀行から融資を受け、お金を回しながら資産を増やしているため、発想は「投資系」寄り。地主系でも不動産管理会社を設立すれば「地主兼社長(事業系)」になりますし、逆に会社が不動産部門を持つようになれば、地主系に移行することも可能。またキャッシュリッチ系のなかには、株の売買によって得たお金を元手に中古のマンションを購入し、サラリーマン大家(投資系)になる人もいるそうです。

お金持ちが4種に大別できるといっても、収入源は必ずしもひとつではないということ。(28ページより)

こうした基本を軸として、以後の章ではお金持ちの資産の残し方、事業の残し方などが解説されます。著者の言うように、現時点でお金持ちであるか否かに関わらず、「税金を少しでも安くすること」はとても重要。だからこそ本書を通じ、大切なことを学んでおくべきではないでしょうか?

(印南敦史)

参照元 : ライフハッカー[日本版]

米バージニア州で研究機関・企業・農家が提携し、航空機バイオ燃料を含め様々な実用化の実験「たばこの葉からバイオ燃料」

たばこの葉からバイオ燃料、米バージニア州「未来のたばこ畑」

2016/12/2(金) 6:40配信



良質な葉たばこの産地として有名なバージニア州では研究機関・企業・農家が提携し、航空機バイオ燃料を含め様々な「実用化の実験」が進められている。

たばこの売上げが著しく下降している米国で、死活問題に頭を悩ますたばこ農家への支援策であると同時に、環境を配慮した商品を開発するの試みだ。

■南アフリカ航空、ボーイングによる航空機バイオ燃料なども

喫煙キャンペーンや加熱たばこなど代用嗜好商品に押され、世界的なたばこ需要の落ちこみに打撃を受けるたばこ産業。原料となるたばこの葉を育てている農家にとっては、深刻な死活問題だ。米疾病管理予防センター(CDC)のデータによると、1970年代には90万トン以上だった生産量が、2012年には36万トンにまで減少。1980年代には18万件あったたばこ農家も、1万件に減っている。

これらのたばこ農家はバイオ分野に未来をたくし、研究機関や企業とともに、燃料や殺虫剤といった喫煙以外のたばこの用途を模索している。所有している土地の全域でたばこを育てている農家が少なくなった現在、儲けの少ない干し草を育てたり、空っぽの土地で雑草をはやしておくよりも余程建設的というわけだ。

米タイトン・バイオエナジー・システムによる「たばこバイオ燃料」研究が、その代表例のひとつに数えられる。2009年以来、タイトンはバージニア工科大学やノースカロライナ州立大学の農学者と提携し、バージニア州カランズのたばこ畑で、遺伝子組み換えによって種子油と糖質を高めたバイオ燃料用の葉を育てようと挑戦している。

また2013年にはローレンス・バークレー国立研究所とカリフォルニア大学バークレー校が提携関係を結び、米エネルギー省から480万ドルの研究資金を得て、同様の研究に取り組んでいる。南アフリカ航空とボーイングによる航空機バイオ燃料の研究も進んでいる。

現時点では4047平方メートルのたばこ農園から、80トン(水分を含む重量)相当のバイオマス(植物・動物を含むすべての地球上の生物)および副産物の生産に成功。このバイオマスを、バイオ燃料やバイオ肥料などにかえることが可能である。(ZUU online 編集部)

参照元 : ZUU online



2016年12月9日金曜日

すぐ太る人の生活習慣、「食べたら太る」という思いが強いほど、もっと食欲が強くなるという悪循環

食べちゃダメだと思うほど食べ過ぎる!? すぐ太る人の生活習慣とは

2016年12月02日



年末に差し掛かりで飲み会が増えるこの時期、どうしても太ってしまう人が増えてきます。

しかし、同じような生活をしていても全く太らない人もいますよね? 体質の違い? 腸内のデブ菌の数が違う? もちろんそのような個人差は否めませんが、体質にしても腸内環境にしても生活習慣の積み重ねが作り出すものには変わりありません。

そこで今回はダイエット指導歴24年の筆者が、太りやすい人と比較しながら、太りにくい人の生活習慣をご紹介します。

■1:血糖値をコントロールしている

スイーツや炭水化物を空腹時にいきなり食べてしまうと、血糖値がいっきに上がり“でぶホルモン”とも呼ばれるインスリンが大量に分泌されます。

インスリンは血液中のブドウ糖を細胞に取り込んでエネルギーに変えるために必要なホルモンではありますが、急激に血糖値が上がるとエネルギーとして使わない分は脂肪細胞に取り込んで蓄えようとします。

食事をするときは、野菜、海藻、きのこ類など食物繊維の多いものをまず先に食べることで、血糖値の上昇が抑えられるのは今や常識。

太りにくい人は意識的もしくは無意識に血糖値が上がりにくい食べ方をしています。

■2:食欲をコントロールできているか

食欲には、本当に胃が空っぽになり血糖値が下がったときに起こる“本物の食欲”と、いい匂いがする、美味しそうな食べ物の写真を見る、料理をする音を聞くといった、嗅覚、視覚、聴覚を刺激されたときに起こる“ニセの食欲”があります。

太りにくい人は、ニセの食欲に振り回されて無駄食いをすることはありません。しかし太りやすい人は、SNSなどで美味しそうな食べ物の写真を見るだけでお腹がすいたような“錯覚”に陥ったり、空腹という感覚もないのに「食べたい!」という衝動に駆られてコンビニに走ったり、手近にあるものを何か口に入れたりします。

何か食べたい衝動に駆られたときは、「何時に何を食べたっけ……本当にお腹空いてる?」と自分に問いかけてみることが、ニセの食欲に騙されないひとつの方法だと言えるでしょう。

■3:食べることに罪悪感を持たない

「こんなの食べたら太ってしまう。」太りやすい人に限って、そんな罪悪感を感じながら食べている場合が非常に多く見られます。

食べることへの罪悪感はストレスとなり、ストレスを感じた体は副腎から抗ストレスホルモンのコルチゾールを分泌します。コルチゾールは血糖値を上げるはたらきがあるので、脂肪が蓄えられやすくなります。

また、ストレスによって交感神経が刺激されると食欲が増すこともあるため、「食べたら太る」という思いが強いほど、もっと食欲が強くなるという悪循環にも陥ります。

この他にも、こまめに体を動かすことや歩く速度が速いなど、身体活動の違いもありますが、いずれも日常生活での意識の持ち方やちょっとした生活習慣の違いでしかありません。

せっかくの楽しい飲み会シーズンを楽しむために、ちょっと意識を変えてみてはいかがでしょうか。

【筆者略歴】

※SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

参照元 : Yahoo japanビューティー


『デブ、メタボ、肥満』

こんな自己嫌悪に陥ってしまうような言葉に長年悩まされていませんか?服のサイズが年々大きくなったり人に会うたびに「あれ、ちょっと太った?」と心無い攻撃を受けてませんか?

そして、「よし!今度こそは痩せるぞ!」と意気込んでも三日坊主で終わっていませんか?巷に出回っているダイエット教材も情報も全ては根本から間違っていたのです。

アメリカで最優秀と言われる栄養学の権威たちが自信を持って発表した最新の『デブの原因』を暴露します。もうデブは卒業したい!という場合は今すぐこの動画を見てください。

驚愕の事実が発覚します。この他にもガタガタブルブル震えてしまうような事実を大量に暴露しています。




今話題の極論「炭水化物ゼロ」の推奨者の夏井睦さんが、炭水化物は摂る必要がないばかりか、肥満の唯一の原因は炭水化物にあると公の場で喋っちまったからさあ大変・・・



金持ちは宝くじを買わない?富裕層は競走馬を持つ

お金持ちが「宝くじ」をゼッタイ買わない理由

2016年11月29日



私の周りにいる30代前半から40代半ばの高所得の知人は、宝くじをまったく買いません。興味もないですし、話題にのぼることもありません。宝くじ売り場の行列を見て「バカじゃん。ほかにやることねえの?」とまで言う人もいます。その理由を、彼らの言動を元に、私なりに推測してみました。

宝くじは他人にお金を貢ぐのと同じ?

私の周りにいる30代前半から40代半ばの高所得の知人は、宝くじをまったく買いません。興味もないですし、話題にのぼることもありません。宝くじ売り場の行列を見て「バカじゃん。ほかにやることねえの?」とまで言う人もいます。

その理由を、彼らの言動を元に、私なりに推測してみました。

そもそも当選確率が低いからお金のムダ

ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の1。

下記コラムでは興味深い比喩が紹介されいて、「東京ドームの収容人数を4万5000人だとすると、東京ドーム約222個にひしめき合う人の中から1人が選ばれるのと同じ確率」とのこと。

夢が壊れる!?宝くじの種類別に1等当選確率を計算してみた結果

これは気が遠くなりますね。交通事故に遭う確率より低く、買ってもほとんどがムダになることがわかります。

「そもそも買わないと当たらないだろう」とも言われますが、買っても当たらないとしたら、300円の商品をわざわざ3000円払って買うわけですから(ジャンボの場合)、ちょっと滑稽な行為とも言えそうです。

胴元が確実に儲かるシステムになっていて割にあわない

配当率は47%ということで、他のギャンブルに比較すると、還元率が非常に低く、買った人はなかなか儲かりにくいシステムと言えます。

これに比べたら、FXはテラ銭が1ドル(120円)あたり0.4銭ですから、同じギャンブル性が高い言われるFXのほうが、よほど健全です。使いみちはともかく、これほど買い手に不利な商品を買う合理的な理由がない、ということですね。ではそのテラ銭はどこに行くかというと、基本的には地方自治体が潤う構造になっています。

収益金の活用内容

もちろん地方自治体は地元のためにお金を使うわけですが、社会貢献をしたい、と言う人向けの寄附行為とも言えそうです。

そのほか特殊法人と言われる日本宝くじ協会、自治総合センター、宝くじ事務協議会などにもお金が落ちますが、天下り法人の可能性もあります。だとすると、宝くじを買うことで、他人の給料や退職金のために貢いでいる、と言えなくもありません。

時間のムダ

時間を投下するとは、人生の一部をそこに投下する行為であり、ひとつの投資とも言えます。では宝くじの発売をチェックする時間、買いにいく時間、並ぶ時間、ロトやナンバーズなどで数字を選ぶ時間を考えたとき、いったいどういう投資的意義があるでしょうか。

おそらく富裕層にとっては(引退した悠々自適の富裕層ではなく、現役のアクティブ富裕層)、自分ではコントロールできないものに時間を使うのがもったいない、ということのように感じます。そんなことをする時間があれば、やればやっただけリターンが見込めるビジネスのことを考えたほうがよいということでしょう。

自分の努力や才覚に依存しない夢を見る必要がない

宝くじを買う行為を指して「夢を買うものだから、ゲームみたいなもの。当選確率とかはどうでもいい」と言われることもあります。しかしこれは、そんなことでしか夢を見る方法がないという、典型的なお金を稼げない人の発想のような印象を受けます。夢とは本来、自らの努力と才覚で叶えるものであって、棚からぼた餅を待つという行為ではないはず。それは夢というより「夢想」や「妄想」の類いでしょう。

おそらく「普段は満たされない自尊心」「やり場のない不満」「自分の力で切り開くという努力は面倒くさい」「儲かる方法を具体的に考えるのも面倒くさい」という潜在的な逃げと受け身の発想が、「楽して儲けたい」「一発逆転したい」、そんな夢を見たいという欲望を起こさせるのかもしれません。

仮にそうだとしたら、富裕層が宝くじに興味がないことが腑に落ちます。彼らは、自らの行動が未来を作ることを本能的に悟っているので、「お金持ちになる夢を見るヒマがあるなら、お金持ちになるための具体的な行動を起こせばいい。それは運を天に任せる宝くじなどではなく、仕事や起業や投資など、自らの知恵と努力と行動でつかみとることだ」という発想である、ということでしょう。

もちろん、誰が何を買おうとそれは本人の自由ですから、他人の買い物やお金の使い道に干渉するつもりは毛頭ありません。なので本コラムは宝くじを買うことの是非を論じているわけではなく、「自分はいったい何を信念にしているかが、日々の消費行動に現れる」ひとつの例としての紹介です。

参照元 : allaboutマネー


宝くじは?お金持ちになる人はお得なギャンブルを選ぶ

2015年11月24日



ギャンブルはばくちですから、お金を増やす方法としては薦められません。しかし、お金持ちが好んでするギャンブルというものは、あります。お金持ちが、何に注目してギャンブルを選ぶのか?その思考を知ることで、お金との付き合い方のヒントとなるはずです。

資産運用としてのギャンブル

ギャンブルはバクチですから、真面目なFPとしてはオススメできません(笑)。しかし、資金規模が大きければ大きいほど、勝率が上がるのもギャンブルなので、ギャンブルが好きなお金持ちは大勢います。では、どんなギャンブルが、一番得なのでしょうか?

1、競馬
2、宝くじ
3、パチンコ
4、カジノ

お金持ちは競走馬を持つ

競馬こそ、お金持ちがするスポーツです。あっ、誤解しないでください。お金持ちが騎手になってサラブレッドに乗るわけではありません。お金持ちは馬主になります。ギャンブルとは、主催者、胴元、プレイヤーがもうかるのです。大衆から資産家にお金が逆分配されるゲームともいえます。

お金持ちは仔馬をのうちに買い、調教師に預けて一人前の競走馬に育つことに賭けます。エサ代などの養育費を負担して、成長のときを待ちます。競走馬として公式レースを走れば出走手当が出ます。それだけでは赤字ですが、賞金を稼ぐような名馬になれば、出資金は何倍にもなって返ってきます。賞金の80%は馬主に入ると言われています。

普通の人は、馬券を買うことから入るので、そちらの説明に移ります。

種目で異なる控除率

ギャンブルというゲームで、資金が勝敗に応じて、公平に分配されれば、それはフェアです。勝者の取り分と敗者の負け分が近しいほど、フェアな世界ということになります。しかし、現実には、資金は胴元に抜かれています。それが控除です。控除が大きいことは、それだけ参加費を取られていることであり、損をする可能性が高いことを意味します。

控除率の実際は、宝くじは55%、公営競馬が20~30%、パチンコは10~20%となっています。ということは、参加者全員に還元される払い戻し額は、宝くじは45%、競馬は70~80%、パチンコは80~90%となります。

参加者個人としてみれば勝てば儲かる、負ければ損するという単純なことですが、その確率には控除率が影響を与えているので、合理的に考えれば控除率の高いギャンブルは勝ち目も少ないということになります。

勝率を上げる方法

ギャンブルで勝率を上げる方法があります。競馬なら、出走記録や馬体重、外観などから、馬の調子を予測します。一生懸命に分析して、競馬をビジネスにまでしてしまう人もいるのです。そういう人は、全体の控除率がどうであれ、自分の勝率を上げることができて、得をすることになります。

パチンコも同様です。店の傾向を読んだり、パチンコ台を選んだりして、勝率を上げようと努力できます。

しかし、宝くじでは、ただ買うだけです。売り場を選ぶという手がありますが、どうなのでしょう。縁起を担いでいるだけではないでしょうか。

カジノがお金持ちに好かれるワケ

そういう意味で、お金持ちが大好きなギャンブルに、カジノがあります。カジノの控除率は、2~5%といわれています。還元される金額が大きいです。

さらに、勝者と敗者には大きな差があります。技術によって勝率を上げることができるからです。カジノが上手い人はどこでやっても上手いのです。しかも、勝敗は、相対的な人間関係で決まります。ディーラーとプレイヤーの力関係によるのです。これは、ブラックジャックやポーカーの場合ですが、プレイヤーが勝ち続けて店の負けがこんでくると、ディーラーを交代させます。少しずつ強いディーラーを登場させることで、控除率を調整しているのです。

ギャンブルをすると、その人の金銭感覚がはっきりと現れます。人の性格や金銭運を測りたい相手がいたら、カジノに連れて行くといいですよ。

参照元 : allaboutマネー




幸せなお金持ちになるために最も大切なこと「貧乏体質脱出のレッスン」

一生お金に困らない! 貧乏体質脱出のレッスン

2016年11月10日



■幸せなお金持ちになるために最も大切なこと

どうすれば、「一生お金に困らない体質」になれるのか――。そのためにはまず、3つの貧乏大原則「罪悪感」「我慢すること」「争うこと」を持っている自分に気付き、それをどれだけ減らしていけるかにかかっていると、心理カウンセラーの石原加受子さんは強調します。

「例えば、100万円を得られる機会があっても、貧乏体質の人は『苦労しないで得られるわけがない』と考え、わざわざ遠回りしようとします。仮に数日で達成してしまうと、『これでお金を貰っていいのか』と罪悪感を抱き、時間をかけてじっくりやったほうが価値があると思ってしまう。けれども、それが数日でできようが、自分に価値があるのだから達成したのだと考え、気持よくお金を受け取る。自分を認め、否定しないことが金持ち体質の基本です」

さらに、「幸せなお金持ちになるために最も大切なのは、『自分中心』になること」と説きます。自分中心といっても、いわゆるジコチューとは異なるもの。

「周りの視線や社会の常識、人並みといった『他者の視点』を人生の基準にするのではなく、『自分はどうしたいのか』という感情に素直に従い、自分視点で生きることが、私が提唱している『自分中心』の考え方です」

つまり、自分に「意識を向ける」。それが人生に潤いと幸せをもたらし、さらにはお金持ちになるためのカギになります。

「例えば、嫌なことがあった時には、ただ我慢するのではなく、『私の心を満たすために、どうすればいいか』という視点で考えてみます。

それができるようになれば、いつも心地よい状態で物事を楽しめるようになり、やるべきことに集中できて、結果的にお金持ちになっていくのです」

■ゼロか100かの思考をやめればお金持ち体質に近づく

間違えてはいけないのは、我慢をしないからといって、すべて断るなどと極端な方法に走らないこと。

「例えば上司に嫌な仕事を頼まれたとしても、『その仕事はやりません!』といきなり断るのではなく、『ここまでならできます』と妥協案を提示するなど、自分が怖くないところから『我慢しないこと』を始めてみる。すべてゼロか100で考えないようにしましょう」

「自分中心」になることで、罪悪感を抱いたり、我慢をしたり、人から奪わなくても、お金が稼げるようになっていくと石原さん。そのためには、「自分自身の価値をきちんと形にすること」が大切だといいます。

「特別な能力というよりも、貧乏三原則をなくし、自分が心地よい精神状態でいること。それにより、物事に没頭できる環境を作りあげることが大事ではないでしょうか」

自分自身に意識を向ければ、余計な雑音は聞こえなくなり、雑念もなくなります。お金持ち体質を作り出し、稼げる人になるためには、そうした状況に自分を持っていくことが何より重要。それにより、やりたいこと・やるべきことに集中でき、突き詰めていくことでスキルも磨かれ、お金に結び付いていくのです。

●教えてくれたのは……石原加受子(いしはら・かずこ)さん

心理カウンセラー。

「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所「オールイズワン」代表。心理学校メンタルヘルス学会会員、厚生労働省認定「健康生きがいづくり」アドバイザー。独自の心理学で性格や対人関係、親子関係などの改善を目指すセミナー、カウンセリングを28年以上続け、老若男女にアドバイスを行う。10月に著作『金持ち体質と貧乏体質』を発表。『ヘトヘトに疲れる嫌な気持ちがなくなる本』『戦わない人ほど幸せが手に入るシンプルな理由』などのベストセラーも。

取材・文/西尾英子

参照元 : All About




2016年12月7日水曜日

加熱済みの生オカラをご飯と混ぜれば大幅にカロリー&糖質カット

加熱済みの生おから ご飯に混ぜれば「糖質オフ」に

2016.12.04 16:00



大豆を水に浸け、充分に水を含ませてからすりつぶしたものを“呉汁”という。これを絞ったものが豆乳で、残ったものが「生おから」。生というからには、しっかり火を通す調理法を選ばないと、と思いきや、管理栄養士の大石みどりさんはこう語る。

「現在、スーパーなどで主に流通しているのは、大豆をすりつぶした後に加熱してから搾った、新製法のおから。大豆にしっかり火が通っているので、そのままの状態で食べられます」

つまり、生で食べられる他の食材と混ぜるだけで、料理になるのだ。

「好みの野菜やハムを生おからに加え、マヨネーズで和えると、ポテトサラダそっくりの見た目で、やや軽めのさっぱり味。少量のヨーグルトや豆乳を加えると、クリーミーになります」(大石さん)

いわしの蒲焼きやさばのみそ煮など、味つけの濃い缶詰と混ぜるのもおすすめ。理由は、青魚に豊富な水溶性ビタミンなどの栄養素が溶け出した汁をおからが吸って、無駄なく食べられるからだ。缶の中身の重量とほぼ同量の生おからを合わせると、1人分しかなかったおかずを、3~4人分の料理に変身させられる。また、七味唐辛子をプラスすると、味が引き締まる。

ご飯の糖質をオフしたい場合は、炊き立てに生おからを混ぜるだけでOK。ご飯茶碗1杯分(150g)の場合、カロリーは252kcal、糖質は53.7gだが、そのうち50gを生おからにすると224kcal、糖質36.2gとなり、大幅にカロリー&糖質がカットできる。

ご飯を炊く際に、いつもの水加減のままセットした後、生おからを1~3割ほど加えて炊いても◎。

※女性セブン2016年12月15日号

参照元 : NEWSポストセブン

2016年12月5日月曜日

薬が新しい病気を作る! 認知症薬の副作用、「はげ薬」で癌になる!? 医者に出されても飲み続けてはいけない

ダマされるな! 医者に出されても飲み続けてはいけない薬「メジャーだから安心」ではない

2016年6月6日



ふだん何気なく飲み続けている薬。メジャーなものだから安全だと思っていても、長年飲んでいると思わぬ副作用が起こることもある。医者に言われるままの安易な服用はやめて、薬の飲み方を見直そう。

新しければいい薬とは限らない

「'13年に代表的な降圧剤であるディオバンに、論文の不正問題が発覚して、大騒ぎになりました。ノバルティスファーマ社の社員が統計データの解析に不正に関わっていた問題も明るみに出た。その影響で一時期、処方されることが少なくなりましたが、最近になってまたよく使われるようになっています」

こう語るのは新潟大学名誉教授の岡田正彦氏。

中高年になると、血圧の薬を毎日飲んでいる人も多いだろう。だが、その薬が本当に効いているのか、逆に副作用がないのかをよく見極めて処方されているケースは意外に少ない。岡田氏が続ける。

「ディオバンに限らず、ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)と呼ばれる血圧を下げる薬は薬価も高く、処方されている量も多い。'14年度の医療用医薬品国内売上高ランキングを見ると、売上高トップ10のうち3つもARBが入っています。しかし、これらの薬が本当に必要かどうか、大いに疑問です」

ちなみに売上高の多い降圧剤とは、ブロプレス(武田薬品、946億円、'14年度=以下同)、オルメテック(第一三共、763億円)、ミカルディス(アステラス製薬、612億円)の3種。このうち、いくつかを服用したことのある人も多いだろう。

「高血圧の薬は歴史も古く、たびたび大規模な調査が行われ、論文も多い。しかしわかっていることは、わずかに寿命を延ばすほど効果があると認められるのは、サイアザイド系利尿剤という古いタイプの降圧剤だけだということです。

つまりARBなど最新の降圧剤は薬価が高いだけで、古くからある薬より寿命を延ばす効果も少ないのです。

私自身、医師としてはサイアザイド系を主に処方しています。しかし、このような古くて安い薬ばかり処方されては、製薬会社は赤字になってしまう。ですから、そういう古い薬は一切、宣伝されませんし、オーバーに言えば『この薬は使うな』という無言の圧力がある。

ARBをサイアザイドに切り替えるだけで寿命は延びるし、薬代も下がるので、いいことずくめなのですが……」(岡田氏)

ARBに限らず、そもそも少し血圧が高いからといって、降圧剤を飲む必要はない。

「血圧が上がりすぎると脳出血の恐れがありますが、逆に下がりすぎると今度は血管が詰まって、脳梗塞になる。また、めまいが起こって失神する危険性もあります」(岡田氏)

長尾クリニック院長の長尾和宏氏も、安易な降圧剤の使用に反対だ。

「降圧剤は副作用がないと言われていますが、血圧を下げるということは生命力を下げるということ。仕事や生活の意欲が低下したり、性欲が減退したりするなど、生活の質に関わることもあります。薬を飲み続けていると、血圧は下がったけれど、うつ病のようになってしまったという人もいる。これでは逆に寿命を縮めてしまいます」

日本一売れる薬の効果は?

寿命が延びる証拠があるわけでもないのに、新しくて高い薬が次々と出て、医者も当たり前のようにその薬を処方する。このような患者無視の投薬があたりまえになってしまうのには、構造的な問題がある。

現在、売れているARBが発売される前、高血圧の治療で主に使われていたのはACE阻害薬というタイプの薬だった。しかし、ACE阻害薬の特許切れが近づき、大きな利益が得られなくなった製薬会社は、次のドル箱としてARBを開発し、それが「新しく、安全で、効果が高い薬である」という大キャンペーンを行った。その結果、医療界では、ARBが降圧剤治療のスタンダードとなったのだ。

生活習慣に関わる病気の薬は、製薬業界にとって大きなビジネスになるので、多かれ少なかれ似たような構造的問題が生じてくる。

現在、日本で一番売れている薬。それがプラビックスだ。抗血栓薬で、血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞や脳梗塞の再発予防に使われている。前出の岡田氏が解説する。

「心筋梗塞のステント治療(血管に金属を入れて広げる治療)の後に、この薬を飲むと再発が大きく防げるということがわかっています。しかし、脳梗塞の予防効果は、実はきちんと確認されていません。

血液サラサラというのが患者さんに受けているのでしょう。脳出血など副作用の心配があり、薬価が高いのも問題です。私はどうしても必要な患者さんにだけ、アスピリンかジェネリックのシロスタゾールを処方しています」

糖尿病の薬も長期間、服用することが多いので要注意だ。薬剤師の深井良祐氏が語る。

「糖尿病については、血糖値を下げたほうがいいというのはゆるぎない事実。しかし、薬を使って無理矢理下げようとすると、低血糖の症状が出てかえって危険な場合もあります。厳格に血糖値をコントロールしすぎて、逆に死亡率が高くなったという研究報告もあります。

ジャヌビア、エクア、アマリールなどがメジャーな薬ですが、処方されたからといって、同時に何種類も飲むのはやめたほうがいい」

若い患者の場合は、低血糖になると手が震えたり、動悸がしたりするが、高齢者の低血糖は症状が出にくい。低血糖は心筋梗塞を起こす危険もあるので、注意したい。

ナビタスクリニックの佐藤智彦氏は、糖尿病薬としてはアクトスが「とくに使いづらい危険な薬」だという。

「心臓に問題のある患者に使用すると、心不全を起こすことがあるので気を使います」

高脂血症の原因になるコレステロールはどうだろう?

現在、「スタチン系」と呼ばれる薬が処方されることが多いが、この薬の効果のほどは「かなり怪しい」と、小野沢滋・前北里大学病院トータルサポートセンター長は語る。

「『このままでは将来心筋梗塞になるかもしれない』と患者の不安を煽り、定期的な外来受診と食事制限を行い、スタチン系の薬を処方する。しかし、これらの薬は飲む必要がなく、費用対効果も悪い。合併症がなければ、薬を飲もうが飲むまいが、高脂血症のリスクはまったく変わりません」

前出の佐藤氏もスタチン系のクレストールは「横紋筋融解症を起こすことがある」と警鐘を鳴らす。

「薬を飲み始めてから、だるい、筋肉痛があるという場合は要注意です。横紋筋が融解し、筋細胞中の成分が血中に流出すると、腎不全を発症し、死に至る場合もあります」

認知症薬の副作用

高齢化が進むにつれて、爆発的に使用量が増えているのが認知症薬だ。現在、最も多く使用されている認知症薬はアリセプトだが、この薬は処方を間違えると症状を悪化させることも多い。認知症治療に詳しい名古屋フォレストクリニックの河野和彦院長が解説する。

「認知症にはアルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性など色々な種類があり、症状によって薬の種類や処方量を細かく調整する必要があります。にもかかわらず、日本ではアリセプトを機械的に処方する医師が多い。

アリセプトは適切に使えば効果的だが、一部の型の認知症にしか効かない上に、その他の認知症に使うと、逆に症状を悪化させる危険性もあります」

アリセプトの副作用としてよく指摘されるのは、患者が興奮状態になって、暴言を吐いたり、暴力的になったりするということだ。とりわけすでに怒りっぽい症状が出ている認知症患者に、過剰投与すると手が付けられないほど暴れることがある。

ならば投与量を調整すればよさそうなものだが、そうもいかない。アリセプトは用量の規定があり、最初は3mg、1~2週間後に5mg、さらに病状の進行に合わせて10mgにすると決められている。医師の判断で用量を変化させると、薬のレセプト(診療報酬明細書)審査が通らず、病院は健保組合から医療費の支払いを受けられない仕組みになっているのだ。

「こういう増量規定のある薬は珍しい。しかし、患者の様子を見て投与量を調整することで、暴力的になることを抑えることができるのは事実です。厚労省はただちにこの規定を改善すべきでしょう」(河野氏)

このように、医師が適切な処方をしようとしても、厚労省や製薬会社側の都合で、患者の状態が悪化するという事態も生じているのだ。

新しい薬が新しい病気を作る

うつ病は「心の風邪」といわれるほど一般的な病気になったが、患者の増加はSSRIという新しい抗うつ剤が生まれた'90年代に重なる。医療ジャーナリストの田辺功氏が語る。

「海外でも日本でも、SSRIが出てからうつ病患者が2倍、3倍と増えていった。現代社会はなにかとストレスが多く、気が滅入ることもある。そこで精神科に出向くと、『心の風邪ですね』と言われてSSRIを処方される。

パキシル、デプロメール、ルボックスなどが代表的な薬ですが、これらはセロトニンという脳内物質に関わる薬で、脳内の環境を変えてしまいます。うつ状態は改善されても、どんな副作用があるかわからないので恐ろしい。また、わかりやすい副作用として消化管の出血なども報告されています」

他にも注意が必要な精神薬はある。例えば、統合失調症などに処方されるジプレキサや向精神薬のセロクエルは、糖尿病患者が服用すると血糖値が跳ね上がる危険性がある。しんクリニック院長の辛浩基氏が語る。

「血糖値が500以上になって、糖尿病性ケトアシドーシスという非常に危険な状態になることがあります。精神科の医者が、単純に『ポピュラーな薬だから』という理由だけでこれらの薬を処方すると、患者が糖尿病持ちだった場合、命を落とす危険性もあるのです」

医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏は睡眠薬の投与に懐疑的だ。

「エチゾラムのような睡眠薬は朝まで薬が残り、ボーッとしてしまったり、転倒してそのまま寝たきりになったりする人もいます」

他にもマイスリー、ハルシオンといった短期間作用型の睡眠剤もよく使われる。医薬ビジランスセンター理事長(内科医)の浜六郎氏が、その副作用を語る。

「前向健忘といって、酒に酔って前の日のことをまったく覚えていないのと同じような状態になります。その人の普段の状態からは想像がつかないほど性格が変わったり、事故を起こしたり、人を傷つけたり、場合によっては人を殺しても自分のやったことを全く覚えていないということが起きる。

また、これらの薬は続けて服用していると、1日飲まなかっただけで、翌日痙攣を起こすこともある」

身近な鎮痛剤にも落とし穴はある。

「つい先日も『お腹がひどく痛くなり、吐血した』という患者さんが来ました。よく話を聞いてみると、その方はひどい頭痛持ちで、痛み止めにロキソニンを常用していることがわかりました。胃カメラで見てみると、胃の粘膜が真っ赤にただれて出血していた」

こう語るのは前出の佐藤氏。ロキソニンは頭痛や生理痛など、幅広い痛みを抑えてくれる鎮痛剤としてポピュラーな薬だ。しかし、この薬にも重大な副作用があるという。

「頭痛持ちの人が痛み止めとして日常的に使用している場合が多いのですが、効き目がシャープな分、胃の粘膜も荒らしやすい。空きっ腹に飲んだりすると、胃潰瘍になったり、腎臓を傷めたりします。吐血したり、血の混じった黒い便が出たりして病院に駆け込んで、初めて薬の飲みすぎだとわかったというケースはよくあります」(佐藤氏)

そのロキソニン、今年3月には、厚生労働省が「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追加するように改訂指示を出した。軽い気持ちで痛み止めを飲み続けていたら腸閉塞になる——病院で処方されたからといって、安易に薬を飲んでいては思わぬ副作用を招くことになる可能性があるのだ。前出の田辺氏が語る。

「誰も注意してこなかっただけで、これまでに頭痛持ちの人が腸閉塞で死亡した例もあったかもしれません。因果関係がわからなかったから問題にならなかっただけで、そのような可能性は無きにしもあらずなのです」

ポピュラーな薬であればあるほど、医師や病院は安易に処方しやすい。「一般的な薬だから、これさえ出しておけば安心だろう」と飲み方の注意や副作用について十分な説明をしないまま出してしまうケースが多いのだ。

だが、そのような薬を何も考えずに飲み続けていると寿命を縮めることになる。

「はげ薬」でがんになる?

アレルギー性鼻炎やアトピーでしばしば処方されるセレスタミンも注意が必要だ。これは抗ヒスタミン剤とステロイドの合剤だが、「医師が単なる抗ヒスタミン剤だと勘違いして処方することがある」(浜氏)という。

「実は長時間作用型ステロイドのリンデロンが入っており、副腎の働きを抑えてしまう。半年、1年と長期間使って薬をやめると、自前のステロイドホルモンが出なくなっているために、禁断症状として血圧が下がってショック状態になることがあります」(浜氏)

また、糖尿病の患者がセレスタミンを使用すると「ステロイドの影響で血糖値が300、400と急上昇することがある」(辛氏)ので要注意だ。

胃の調子が悪いからといって、恒常的にPPIと呼ばれる胃酸を抑える薬を飲んではいけない。

「ネキシウムやタケプロンが代表的な薬ですが、確かにこれは胃が痛いとか胸のあたりがチリチリするという患者さんにはよく効くので、出してくれと言われることが多く、医師も再発防止にもなると思って処方する。

しかし、長期間飲むと骨粗鬆症が進行して骨折しやすくなるという海外の調査研究があります。予想外の副作用があるので、服用は短期間(2~3ヵ月)にしておいたほうがいい」(岡田氏)

前立腺肥大の症状改善に用いられるアボルブは、男性ホルモンの作用を弱める薬剤。しかし「インターネット上では前立腺がんを少なくするなどという情報が飛び交っているが、実は悪性度の高いがんが逆に増える」と前出の浜氏は忠告する。

「これは特に男性にとって発癌作用のある女性ホルモンが増えることと関係があります」

アボルブと同じ成分がザガーロという名で、また似た成分がプロペシアという名で、男性型脱毛症に使用が許可されているが、「その効果はザガーロで10%ほど頭髪が増えるという程度」(浜氏)。はげを気にして、がんになっては元も子もない。

このように何千種類もの薬が氾濫している現在、医者や病院がすべての薬の副作用や危険性を把握しているとは限らない。病院が医療費の点数がつくからといって何も考えずに処方した薬を飲み続けることで、寿命を縮めることだってある。

まずは自分のお薬手帳を見て、なんとなく安易に飲み続けている薬がないか確かめよう。そのうえで、信頼できる医者と相談しながら、飲み続けるべき薬、やめてもいい薬を仕分けする——それが健康への第一歩だ。





「週刊現代」2016年6月11日号より

参照元 : 週刊現代


上のリストに限らず、全ての薬は病気を治しません。痛みを薬で麻痺させて騙しているだけなのです。実際には病気の元は改善していないどころか副作用で新たな病気を生むのです。

薬 = 毒

薬は対処療法に過ぎません。飲み続ければ飲み続けるほど新たな病気を生み、病院に通い続けることになります。現代西洋医学の目的は対処療法であり、患者を薬漬けにして金儲け。病気の元は治しません。

大富豪のロックフェラーは遺伝子組み換え作物は食べない。飲み薬は一切飲まないらしい。当然、ビルゲイツも飲まないでしょう。

2016年12月3日土曜日

食後すぐに歯を磨いてはいけない!歯科医に騙されるな!金儲けのために歯を削る悪徳歯科医が急増中

過当競争で「悪徳歯科医」が急増中!金儲けのために歯を削る医者 一度抜いたら、二度と生えてこない

2016/12/3(土) 0:01配信



歯医者はコンビニより多い

「5年前に都内の歯科クリニックで3本のインプラント治療をしました。1本50万円で、計150万円だった。しかし、治療直後から噛むと歯茎が痛むんです。以来、痛みを感じない日はなかった。なぜあんな歯医者に行ってしまったのか、ずっと後悔しています」

こう語るのは東京に住む平井澄雄さん(仮名、64歳)。平井さんはインプラントにしようか入れ歯にしようか迷っていた時期に、インターネットでインプラント治療の無料説明会があることを知り、ものは試しと出かけて行った。

「ホテルで開かれた説明会には50人ほどの人が集まっていました。

マイクを握った歯科医が、『入れ歯より最初からインプラントを入れたほうが、長期的にみればコストが安くなる。私の病院には全国から患者が集まってくる。これまで経験したインプラントの症例数は日本でもトップクラスで、失敗は一度もない』と滔々と語るのです」(平井さん)

この歯科医は自信たっぷりに次のように述べたという。

「インプラントは1本10万円くらいでやるところもあるが、安かろう悪かろうだ。無菌室で手術しないと危ないから、そうすると最低1本50万円以上はする。大学病院の歯科も信頼できない。担当が次々変わるので、責任感がない。うちはインプラントに特化しているから絶対安心です」

最後にその歯科医の書いたインプラント治療に関する本が配られ、説明会は幕を閉じた。家に帰って本を読んだ平井さんは、結局入れ歯でなくインプラントを選んだ。

「10年保証もあるということで手術を受けました。『振り込みがなければ治療はしない』と言われたので、いろいろ工面して3回に分けて振り込みました。その間に、『早く振り込んでくれ、あんただけの歯医者じゃなくて、他にも患者が待っている』と急かされました」

治療は7ヵ月にわたった。だが最後の治療が済んだ直後から、歯茎の痛みに悩まされるようになった。噛み合わせに問題が生じていると感じた平井さんは、その歯医者に相談した。

「噛み合わせが変だと訴えると、『これで合っている。私は数万本のインプラント治療をやってきて、一度も失敗していない。感覚の問題だから、そんなに変だと思うなら、精神科に行って診てもらえ』とまで言われました。10年保証だと言われていたのに、噛み合わせが悪くて痛むというのは保証の対象にならないそうです。その後何度か受診して、また10万円くらい取られました」

実は、平井さんのような歯医者に関するトラブルは珍しくない。その根底には日本における歯科医療の問題が横たわっている。何度通ってもなかなか治療が終わらない。すぐに詰め物が取れてまた入れ直し、そのたびに高額な治療費を請求される。痛くもない歯も一緒に抜かれた―このような首を傾げざるをえない治療が、日本全国いたるところでくり広げられているのだ。林歯科/歯科医療研究センターの林晋哉氏が語る。

「歯科医院の数はいまや7万件近くあり、コンビニの数(約5万件)より多い。歯科医はまさに今、過当競争の時代にあり、経営が悪化して倒産する歯科医院も少なくない。このような状況から、不要であったり、危険性が高い状況で、高額な自費治療を行う歯科医が出てきているのです」

歯科医師の数も右肩上がりで増加してきた。'82年には5万8362人だったのが、'14年には10万3972人と30年で倍近くに増えている。それでも患者の数が増えていれば問題ないが、現実はむしろ逆だ。特に若年層は予防治療への意識の高まりもあって、患者一人あたりの虫歯の本数はこの30年で約3分の1に減っており、歯科に関する医療費の総額も横ばいを続けている。

ちゃんと治さず、再診させる

つまり、パイの大きさは変わらないままに、それに群がる歯科医の数だけが増加してきたのだ。その結果、東京都内では1日1件のペースで歯科医院が廃業しているというデータもある。

「患者さんが少なければ歯医者も食べていけません。収入が落ち込んでいるとか、子供が大学に入ってカネがかかるといった事情のために、やらなくてもいい治療をして、収入を確保する医者もいる。

歯科治療への報酬は出来高制です。つまり、なにか治療をしないとおカネになりません。相談や予防のアドバイスだけで終わってしまえば、初診料や再診料のみになって食べていけなくなる。加えて患者数が減っているため、患者一人当たりからできるだけ報酬を得たいという発想になるのです」(林氏)

現在の日本の医師数は約31万人、対して歯科医師の数は約10万人。医科(歯科を除くすべての医療)の医療費が約30兆円であるのに対して、歯科の医療費は約2・8兆円。明らかに歯科医が過剰に生み出されていることがわかる。

稲毛エルム歯科クリニック院長の長尾周格氏が、日本の歯科医療制度の問題点をこう指摘する。

「今の保険制度は歯科の診療報酬が低すぎるのです。それでやっつけ仕事で、ばんばん患者を回すか、自由診療で高額な治療をしないと歯科医はやっていけなくなっている。

私は今100%自由診療の予防歯科を行っていますが、以前、保険診療を行っていたときは、虫歯治療の8~9割が、治療の『やり直し』でした。前の歯医者がちゃんと治療していないから、本来であれば10年、20年持つところが、1年以内に痛くなったりするのです」

歯科医が収入を上げるためによく行う、不要な治療はいろいろある。代表的なものは次の通りだ。

(1)歯石のほとんどない患者や歯周病でない人のスケーリング(歯石取り)。最近では定期健診などで歯石を取ることもあり、「半年か1年に1度は歯石を取らなければならない」という風潮が生まれている。歯石除去のリピーターは歯科医院にとって確実な収入源になる。

(2)特に問題のない詰め物や被せ物を虫歯になっていると診断して、外して詰め直したり、被せ直したりする。この手の治療はいちばん簡単で、しかも儲けになる。

(3)小さな虫歯に樹脂を詰めた際、大きな虫歯に詰めたことにして、高めの診療報酬を得る。これは診療費の不正請求にあたるが、なかなか確かめることが難しい。

(4)保険診療で入れ歯を作るという選択肢を示さず、いきなり自由診療のインプラントを勧める。

このように、経営が苦しい歯科医院はあの手この手で無駄な治療を行って、診療報酬を得ようとする。歯科には保険診療と自由診療があるが、厚労省主導の医療費削減策もあって、保険診療の報酬は低めに抑えられている。厚労省関係者が語る。

「歯科は不正請求が多いので、厚労省の指導医療官がレセプト(請求書)を厳しくチェックします。あまりに高額な治療をくり返していると、指導が入るのです。従って、歯科医が大きく儲けようとすると保険診療ではなく、インプラントやセラミックなどの高額な自由診療を行うしかありません」

抜いたら元には戻らない

都内大学病院の心臓外科医が語る。

「一般の患者から見れば、医師も歯科医も同じ医者だという感覚かもしれませんが、歯科医は人材の質にばらつきがあります。そもそも医科と歯科だと国家試験も異なるし、似ているようでまったく別の職業なんです。私立系の歯学部だと裏口入学が当たり前のように行われていますしね。

もちろん良心的で腕のいい歯科医もたくさんいますが、カネ儲けのためや親のクリニックを継ぐためだけに歯医者になった人は『もっと儲かると思っていた。見込みと違う』と考え、悪質な治療で儲けることを厭わないひどい歯医者もいる」

サイトウ歯科医院の斎藤正人氏は、「私の知る範囲でも抜かなくてもいい歯を抜こうとする歯科医師がたくさんいる」と語る。

「私の病院にはセカンドオピニオンを求めて、全国から患者さんがいらっしゃいますが、『骨が丈夫なうちに』『いずれダメになるから今のうちでも美味しく食べられるように』とさまざまな甘言を弄して、抜歯しようとする歯科医がいる。なかには『このまま放置すればがんになるから』と、信じられないような嘘をついてインプラントを勧める医師もいるようです」

インプラントは自由診療なので価格にばらつきがあり、安いところでは1本7万円程度、高いところだとその10倍以上もする。格安のインプラントを行うクリニックは、客集めのために高い宣伝費をかけて派手な広告を打つ。

当然のことながら、治療技術や術後ケアに期待はできない。もっとも、冒頭の平井さんのように高額な治療を受けても失敗することはある。

「結局、大学病院に駆け込んでCTを撮ってもらいました。そうしたら、『下のインプラント2本が神経や神経層に当たっているため、抜かないと痛みは無くならない』と言われました。問題の歯を抜いてもらったら、嘘のように痛みが取れました」(平井さん)

前出の斎藤氏は「歯の保存を第一に考えて治療に当たっている」という。

「すべての手術を否定するつもりはありませんが、一度でも歯を抜いたら、二度と生えてこない。いたずらに抜歯するよりも、その前に何ができるかを考えないといけない」

言うまでもなく、食べることは最も大切な人生の営みの一つである。悪徳歯医者にかかってしまえば、その営みを二度と楽しめなくなる。それどころか「歯を磨くたびに涙が出てくる」(平井さん)というつらい思いをするかもしれない。後悔しないためにも、治療法と歯科医選びは充分に慎重にしたい。

『週刊現代』2016年11月5日号より

参照元 : 現代ビジネス


歯はみがいてはいけない!? 「いい歯医者・悪い歯医者」の見分け方「安い、早い」にダマされるな!

2016年12月3日



「安い、早い」に騙されるな

「良い歯医者を見分けるためには、患者さんも自分で調べて勉強しなければいけません。しかし、インターネットの情報などに簡単に飛びつかないことです。たとえばネットで『安い、早い、インプラントの治療数が多い』と大々的に宣伝しているような歯医者は、特に注意したほうがいい。

一般の人は治療数に注目しがちですが、よく考えてみてください。毎日何人もインプラントの患者が来て手術をしていたら、きめ細かい治療計画なんて立てられません。一つ一つの治療に正確さを欠くことになる」

こう語るのは、おざわ歯科医院の小澤俊文氏だ。

インターネットでインプラントと検索すると、歯科医院の広告が次から次へと表示される。その多くは小澤氏が指摘するように、「安い、早い、症例が多い」と謳っている。海外での研修経験などを大きく示して、いかにも信用できそうな様子を装う医院もある。

だが、言うまでもなく歯科医院は牛丼屋ではない。「早い、安い」を売りにしているところは大いに警戒すべきだろう。

「患者さんのことを思って慎重に考え、きちんとリスクを説明し、丁寧に治療を行っている歯医者は、『時間がかかり過ぎる』と患者の不満がたまりやすい。

逆に『大丈夫です。簡単にできますよ』と、すぐに抜歯を勧めてくるような歯医者のほうが患者を集めて、儲けているという矛盾した状況があります。

今後10年、20年と付き合っていく歯の治療をするわけですから、目先のことで急がないで、慎重になってくれる歯医者を選ぶべきでしょう」(前出の小澤氏)

すぐ抜きたがる医者は危ない

東京医科歯科大学歯学部附属病院のインプラント外来科長、春日井昇平氏も「早い」を強調して、すぐにインプラントを入れたがる病院には注意が必要だと語る。

「なかには初診や2回目の診察でインプラントを埋めようとするところもあるようです。患者さんの全身の状態を把握したり、費用の面の相談や説明もあるわけですから、そんなに早く治療方針を決めるなんてことは通常ありえません。きちんとインフォームド・コンセントをしないようなクリニックは危ない。

私のところには、他所のクリニックでトラブルにあって来院する患者さんも多い。なかにはしばしばトラブルを起こしている札付きの病院もあります。そんなところに限って、自信満々でインプラント治療を宣伝し、症例数を増やしているんですから性質が悪い」

林歯科/歯科医療研究センターの林晋哉氏も、「インプラントに限らず、治療開始から終了までの計画が時系列に沿って、きちんと立案されていることが大切」だと語る。

「細かい金額まで示して、書面で渡してくれるところが信頼できます。

インプラントを埋めるための説明ばかりが充実している病院が多いですが、そういうところは患者の治療ではなく、インプラントを埋入することが目的となってしまっている。

治療の目的はあくまで、食べる、しゃべるといった口の機能の回復、維持であり、『入れ歯、ブリッジ、インプラント』というのは目的を達成するための手段に過ぎない。それがわかっていない歯医者が多すぎます」

また、いずれの治療を行う場合も、根管治療(歯を残す治療法)が可能かどうかを確認したほうがいい。

最近ではマイクロスコープ(もともと脳外科などで使われていた手術用顕微鏡を歯科用に開発したもの)を使用した根管治療が普及してきており、一昔前よりも歯を残す治療技術が大きく進歩しているからだ。

根管治療をしようとせず、すぐに抜きたがる歯医者にかかった場合は、必ずセカンドオピニオンを求めたほうがいい。

高いから安心とも言えない

一方、価格は安ければいいわけでも、逆に高ければいいというわけでもない。

「安いところは薄利多売なので、当然質は落ちる。一方で、患者の懐具合を見て請求する値段を変える歯医者もいるので、もちろん高いからといって安心はできない」(都内の歯科クリニック勤務医)

大学病院の歯科医が悪徳医師の特徴をこう語る。

「内装がバブリーで、キラキラしている感じのところは怪しい。病院は清潔であることが一番で、豪華である必要はありません。セミナーを開くなど集客に熱心な医院も疑ってかかったほうがいい」

この歯科医のところへ、インプラント治療後に違和感を覚えた患者がやってきたことがあった。

「診察した結果、そのインプラントは除去するべきだと判明した。除去のためには手術を行った歯科医の許可が必要なので連絡をしたところ、『うちの治療にケチをつけるのか』と、ひどく無礼な手紙が返ってきた。

そのクリニックは九州にあるのですが、自家製のインプラントを作って埋めているのです。おそらく厚生労働省の承認もまともに受けていないのではないか。客寄せの看板に芸能人を使っており、しかも噂に聞いた話では、クレーム対応として暴力団ともつながりがあるそうです」

どこまでも黒い歯医者がいるものだ。

そこまでひどいところは例外として、普通の歯科医であっても保険診療だけで食べていくのは難しいため、できるだけ自由診療を勧めたいのがホンネだろう。

だが、本当に良心的な歯科医とは、自由診療に前のめりにならず、治療後の細かいケアや、そもそも虫歯や歯周病にならないようにするための予防にまで気を回してくれる医者のこと。

誇大な広告が溢れる世の中で、そのような良医を見つけるのは本当に難しい。口の健康のために、歯科選びはこの上なく重要なのだ。

ベストセラー『歯はみがいてはいけない』は本当だった

食後すぐに歯を磨いてはいけない。歯磨剤を使ってはいけない—そんなこれまでの歯磨きの常識を覆すような内容の『歯はみがいてはいけない』(講談社+α新書)が話題を呼んでいる。著者の竹屋町森歯科クリニック院長の森昭氏が語る。

「日本の歯磨き指導はガラパゴス化しています。とりわけ食後すぐに歯磨剤を使って歯磨きをする人が多いですが、これはよくない。糖質を含む飲食をした後、歯からリンやカルシウムが唾液に溶け出し、歯は柔らかい状態にある。そこをゴシゴシ磨くと歯が削れて知覚過敏になる」

しかも食後は、歯を元通り硬くし、歯垢の増殖を抑える唾液が大量に出ている。すぐに歯を磨いてしまえば、せっかくの唾液を流し去ってしまい、口内の細菌バランスを崩してしまうのだ。森氏は「歯ブラシよりもデンタルフロスで歯のあいだの歯垢をとるほうが効果的」と語る。

時代が変われば、歯磨きの常識も変わっていくのだ。

参照元 : 週刊現代


一度壊れると二度と再生しないはずだが・・・ 歯のエナメル質、再生治療に一歩前進

2016/11/23 15:00



東北大学歯学研究科・歯科薬理学分野の中村卓史准教授、小児発達歯科学分野の福本敏教授らと、米国立衛生研究所との共同研究チームは、どのように歯の「エナメル質」が作られ、さらに歯の形成を制御しているのか解明したと発表した。

「エナメル質」は歯の外側を守る構造で、人体で最も硬い組織とされるが、口腔内の細菌が産生する酸で破壊され、進行すると「う蝕(虫歯)」となる。

骨などの硬い組織は破壊されても再生する場合もあるが、エナメル質を作り出す「歯原 性上皮細胞(エナメル芽細胞)」は、歯が生えそろった段階で体内から消失してしまう。そのため、エナメル質は一旦破壊されると再生不可能であり、う蝕の治療でも、金属やレジンなどの人工物による修復しかできなかった。

研究チームは、2008年の研究で、歯の発生過程でエナメル芽細胞に強く発現している「エピプロフィン」という物質を同定しており、今回の研究では、エピプロフィンが通常よりも強く発現するようにマウスの遺伝子を操作し、観察をおこなっている。

その結果、通常は唇側だけがエナメル質でカバーされているマウスの切歯(前歯)が、遺伝子操作マウスでは舌側もカバーされていることがわかった。

さらに、通常のマウスの臼歯(奥歯)は上下3本ずつ形成されるのに対し、操作マウスでは2本ずつしか形成されておらず、かみ合わせや歯根(歯の根っこ)の異常も確認されたという。

こうしたことから、エピプロフィンはエナメル質の形成に関係しているだけでなく、歯の発生や形態形成を制御していることも明らかになった。

エピプロフィンは皮膚や毛根にも存在することが確認されているが、遺伝子操作マウスでもこれらの部位にエナメル質は形成されておらず、独自の制御方法があると推測される。

研究チームは今後この制御方法を解明し、皮膚から得た細胞を歯の細胞に人工的に誘導し、う蝕で失ったエナメル質の再生や、歯の形態修正にまでに応用できる再生医療技術を確立したいとしている。

発表は2016年10月27日、米国骨代謝学会誌「Journal of Bone and Mineral Research」オンライン版に掲載された。

参照元 : エイジングスタイル