2015年9月24日木曜日

サイコパス的気質と、顔の特徴

サイコパスは顔の長さで見分けられる!? ◯◯な人間が相当ヤバいらしい(最新研究)

2015.09.17



サイコパス――それは反社会的かつ冷酷、感情の欠如など、正常とされる人格から逸脱した人間のことを指す言葉である。彼らの中には猟奇的な犯罪に走る者もいるため、一様に社会的脅威と見なされる傾向にあるが、それは誤りだ。実は相当な数の人間が、サイコパス的気質を有していると考えられている。経営者や弁護士、外科医やジャーナリストなどに多いという調査結果もあるほどだ。

サイコパスは一見すると自信に満ち溢れ、口が上手く魅力的な人間に感じられるため、専門家による診断がなければ見分けることは難しい。しかし今、それを外見で見抜けるかもしれないという驚くべき研究結果が発表され、海外メディアを騒がせている。では、サイコパスの顔にはどのような特徴があり、その根拠とは何か? 早速、詳細についてお伝えしよう。



■サイコパス的気質と、顔の特徴

今月15日、英紙「The Daily Mail」が報じたところによると、学術誌「Personality and Individual Differences」上でサイコパスの顔に関する驚くべき報告を行ったのは、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学(ドイツ・フランクフルト)の研究グループだ。今回の研究において、まず彼らは大学に在籍する成人男性96人と、少年院に収容されている男性41人を対象とする心理テストを実施。テストの内容は、サイコパスの診断に用いられる基本的なもの(「PPI-R」テスト)であり、ここで被験者たちの冷酷さや自己中心的衝動といったサイコパス的気質が測定された。

そして次に研究グループは、被験者たちの頬骨から頬骨までの長さを、上唇から瞼までの長さで割り、彼らの顔の幅広さを数値化。前述の心理テストの結果と照らし合わせた。そこで判明したのが、なんと「顔の幅が広いほど、サイコパス的気質も強い傾向にある」という事実だったという。顔の長さに比べて横幅が広い人ほど、自己中心的で攻撃的、征服欲が強く、他人に問題をなすりつけ、社会規範を無視しがち、などの傾向が見られるということだ。



■脳に異変が!?

では、サイコパスと顔の広さにこのような関係が見られるのはなぜか? 研究グループは、思春期に男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌量が多い人ほど、顔の幅が広くなることを指摘。さらにこのテストステロンが、脳内の扁桃体や海馬、大脳辺縁系など人間の社会性をつかさどる部位に影響を及ぼしている可能性があるとした。サイコパスの脳では、その部位の構造や機能に異常が見られることが知られている。

■顔の幅が広くても悪いことばかりではない?

さて、顔の幅が広い人にとって不利な材料ばかりが出揃っているようにも思えるが、今回明らかになったのは、あくまでも顔の幅広さとサイコパス的気質の“相関”のみ。顔の幅が広い人が全員サイコパスであるというわけではなく、またサイコパスは全員顔の幅が広いというわけでもない点に注意が必要だ。過去の調査では、「顔の幅が広い人ほど稼ぎが多い」、「(あくまでも1夜限りの関係において)異性に選ばれる可能性が高い」「顔の幅が広いサッカー選手は、ファウルも多いが、より高得点を記録する」などの結果も出ているのだとか。もっとも、これはサイコパス的気質が有利に働いた結果であると考えることもできそうだが……。いずれにしても、人間の顔には、私たちが思ってもみなかった秘密がまだまだ隠れているのかもしれない。

(編集部)

参考:「Personality and Individual Differences」、「The Daily Mail」、ほか

参照元 : TOCANA


サイコパスは脳の構造的に罰を理解できないことが判明(英・カナダ研究)

2015年02月16日



共感能力の欠如、罪悪感の欠如、衝動的、人を巧みに操る、表面的にはチャーミングなどの特徴を持つサイコパス(精神病質者)。もちろんサイコパス気質のある人でも、健全に社会生活を営んでいる人も多いのだが、犯罪に走ってしまったサイコパシー傾向のある者の脳は「罪と罰」の概念が理解できず、ゆえに矯正プログラムなども効果を発揮しないことが、新たな研究結果によって明らかになった。

今回の研究を率いた英キングス・カレッジ・ロンドンのナイジェル・ブラックウッド博士は、「サイコパスの犯罪者は、そうでない犯罪者と比べて多くの点で異なります。一般的な犯罪者は、脅威に対して過敏に反応し、短気で攻撃的です。一方、サイコパスの犯罪者は脅威に対してほとんど反応せず、冷淡で、その攻撃性もあらかじめ計算されたものです」と指摘する。

その違いを検証するために、ブラックウッド博士ら研究チームは今回、12名のサイコパスの暴力犯罪者と、20名の反社会性パーソナリティ障害を持つがサイコパスではない暴力犯罪者、18名の犯罪歴のない健常者を対象に、MRIスキャンで脳の活動を観察した。犯罪者らは、いずれも英国内で殺人または殺人未遂、レイプその他の重傷害の罪で有罪判決を受けている。



脳スキャンのあいだ、被験者には、特定の「報酬と罰」に応じて行動を変化させる能力があるかどうかを測る絵合わせのゲームをしてもらった。

その結果、サイコパスの犯罪者は、罰を思わせる手がかりを示されても、そこから学んだり、それに合わせて行動を変えたりすることができなかったという。またサイコパスの脳は、共感や道徳的な思考、罪悪感や羞恥心に関係する部位の灰白質の体積が小さいことがわかった。さらに、報酬と罰を学ぶことに関係する前頭前野につながる白質の繊維にも異常が見つかった。

他方で、サイコパスではない犯罪者の脳は、犯罪歴のない健常者とほとんど同じ活動を見せていたという。



ブラックウッド博士とともに今回の実験を指揮したモントリオール大学精神医学部のシーラ・ホジンス教授によれば、人は誰でも、どのように振る舞うかを決めるにあたって、いくつもの考えられる行動のリストを作り、それぞれのプラスおよびマイナスの成り行きを比較検討し、願わくはプラスの結果をもたらしてくれる行動を選択するという作業を経ているという。

ところがサイコパスの場合、自分にとってプラスの結果しか考慮せず、自らは罰に値するとは思っていない行動が結果的に懲罰の対象になっている可能性があると、ホジンス教授は話している。



サイコパスの犯罪者に、そうでない犯罪者と同じ矯正プログラムを受けさせても効果がないとするならば、ではどうやったらサイコパスの犯罪を防げるのだろうか? 

ホジンス教授は、子どものサイコパシーに関する研究はまだ初期段階にあることを前置きしたうえで、「サイコパシーの兆候を示す子どもに、早期の段階で学習を中心にした治療を施すことで、脳の構造や活動を変え、将来の暴力犯罪を減らせる可能性はある」と語った。

via:livesciencenouvelles・原文翻訳:mallika

参照元 : カラパイア 不思議と謎の大冒険


あなたはサイコパス? 反社会的人格者を見分ける8つの質問

2016.01.14

自分はサイコパスなのかどうか、自己診断はできるのだろうか?  映画『アメリカン・サイコ』のパトリック・ベイトマンや『羊たちの沈黙』のレクター博士など、一昔前であったら単なる性格異常や精神障害でかたづけられてしまいそうな連続殺人犯を描いた作品のヒットのおかげで「サイコパス」という言葉も定着してきたが、いったいサイコパスとはどんな症状をもつ人のことをいっているのだろうか?

■サイコパスとは?



イギリス「Daily Mail」紙のレポートによると、自称サイコパスであるジェイコブ・ウェルズ氏が世界最大級の質問掲示板(ヤフー知恵袋のようなサイト)である「Quora」に、どうやって人と仲良くするふりをし、自分を魅力的に見せ、相手を操ろうとするかの告白を投稿しているという。

サイコパシーとは、もともと心理学の分野で反社会的人格の一種のことで、その人格をもつ人のことをサイコパスと呼び、日本語では精神病質、精神病質者と呼ばれていたが、現在ではサイコパスのほうが一般的になってきているようでもある。

カナダ人の犯罪心理学者ロバート・D・ヘア博士が1970年代に開発した「改訂版サイコパシー・チェックリスト」が一般的に最も信頼できるサイコパス診断方法とされていて、イギリスでは40点中25点以上、アメリカでは30点以上がサイコパスの傾向があるとされている。このチェックリストは90分から120分もかかるもので気軽にできる方法ではないが、この診断で34点をマークしたウェルズ氏の投稿によるとサイコパスの行動には次のような特徴がみられるという。

サイコパスは、もちろんその症状の重軽によって程度は異なるものの、一般的に表面的には非常に魅力あふれる人物としてみられることが多い。自己価値を実際以上に演出して見せたり、自分を非常に重要な人物として扱われるように振る舞ったりすることもよく見受けられる。また、日常的にうそを重ね、自分でついたうそを自分自身で真実であると信じ込んでしまうことがしばしばあるようである。

さらに、自分を否定され、批判されることを非常に嫌い、そういう場面では直情的に激しい怒りを見せることが多い。加えて、人に取り入り操ることを得意としていることも特徴の一つとして見られる。サイコパスは、他人と共感し、恐れや愛などの感情を理解することができないでいるが、さも感じているかのようにまねすることは得意なのである。



ウェルズ氏は、「最初はごく普通の人として接するが、しだいに人とは少し違っているかのように見せ、自分は相手が知っている人の中で最も興味深い人間であると思わせるように振る舞う」と自分の経験を語っている。そして、信頼を得るために、自分の秘密(もちろん本当の秘密である必要はない)を自分から打ち明けたり、相手のために何かしてあげることを申し出たりする。こうして恩を売ることによって、人を操る糸口をつかんでいくのだという。



■簡易版:サイコパス自己診断テスト

ウェルズ氏は、サイコパス傾向にあるかどうか簡単に自己診断をするためのいくつかの質問を書いている。あてはまる数か多いほど、サイコパス傾向が高いことになる。それが下記だ。

・ あなたは、自分の望む結果を得るためにうそをつきますか?

・ あなたは、人を操ってでも自分の望む結果を欲しいと思いますか?

・ あなたは、愉快な思いをするためにうそをついたことがありますか?

・ あなたは、社会に適応していますか?

・ あなたは、これといった理由もなく切れたことがありますか?

・ あなたは、他人を操るスキルがあると思いますか?

・ あなたは、感情を偽ることができますか?

・ あなたは、自分が他人より優れていると思いますか?

※ウェルズ氏によるすべての自己診断の質問はこちら(英文)。

もちろん、サイコパスやサイコパスの傾向を持つ人間がすべて犯罪者であったり、連続殺人者になる可能性が高いわけではない。逆にその無情で直情的な性格のおかげで、社会的に成功している人も多い。人口の約1%が、仕事をどうしても成功させたいときなどの状況によってサイコパスの傾向を示すことがあり、企業の上級職には3~4%の割合でサイコパス傾向の人間がいるといわれている。また、ケヴィン・ダットン氏の調査では、企業の経営者、法律家、TVタレント、セールスマン、外科医、ジャーナリスト、警察官、聖職者、シェフ、公務員など特定の職種において、サイコパスの特徴がみられやすい傾向にあるという結果が出ている。

ダークサイドに堕ちたダース・ベイダーではないが、「BBC」のWEBページにある「自分の性格はどれだけダークサイドにあるか?」というチェックリストも、自分の性格を知るために意外と役に立つのではないだろうか。サイコパス傾向だけではなく、あまり日本では聞きなれないマキャベリアリズ厶(目標達成のためには、手段を選ばないで実行に移せるか)、ナルシシズム(自分自身をどれだけ愛しているか)も、同時に診断してくれるので、辞書を片手に自己診断してみるのも面白そうだ。

(文=高夏五道)

参考:「Daily Mail」、「BBC」、ほか

参照元 : TOCANA



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