恐怖の人工甘味料、人体と生態系を破壊 発がん性物質生成、アレルギー発症の恐れ
2015.05.26
さまざまな食品に使われている、人工甘味料。厚生労働省によって添加物に指定されているものは5種類あり、それぞれの甘さを砂糖と比較すると次のようになります。
ネオテームは砂糖の約1万倍、スクラロースは同約600倍、サッカリンは同約500倍、アスパルテームは同約200倍、アセスルファムカリウムは同約200倍です。
人工甘味料は体内で消化・吸収されないため、カロリーはほとんどありません。清涼飲料水、アイスクリーム、氷菓、果実缶、ドレッシング、漬物などによく使用されていて、「カロリーゼロ」「カロリーオフ」「低カロリー」をうたっている食品の多くには、この5種類のうちのどれかが入っています。
食品化学新聞社の調査によると、人工甘味料の2011年の国内需要はサッカリン約90トン、アスパルテーム約250トン、スクラロース約100トン、アセスルファムカリウム約350トン、ネオテーム約20トンとなっています。
ネオテームの約20トンが最も少ないですが、砂糖の約1万倍という甘さなので、使用量も少なくて済むわけです。ネオテームは、アスパルテームから雑味を取り除き、甘さを強くしたもので、いわばアスパルテームの改良型です。07年に添加物に認可され、現在国内では500以上の食品会社が使用、今後最も利用が増える人工甘味料とみられています。
アスパルテームは、83年にアメリカの要請で認可されたもので、食品表示では「L-フェニルアラニン化合物」と併記されます。その理由は、アスパルテームはフェニルケトン尿症を悪化させるからです。フェニルケトン尿症というのは、フェニルアラニン化合物を代謝することができない病気で、早期に適切な治療を行わないと、精神に異常を生じます。
世界保健機関(WHO)では、アスパルテームの一日摂取許容量(ADI)を設定していますが、日本ではADIも使用基準も設定されていません。13年の日本アレルギー学会で、国立病院機構相模原病院の研究スタッフは、全国でアスパルテームによるアレルギー患者が出ていると報告しています。
サッカリンはしびれるような後味が残る人工甘味料で、発がん性が疑われたため、一時使用禁止になりましたが、純度が高くなったことから再び使用が許可されました。安価で入手できるため、業務用としてたくあんや練り製品などに使われています。
99年に使用許可されたスクラロースは、現在国内で1万品目以上の食品に使われているといわれています。アセスルファムカリウムは00年に使用許可されており、スクラロースと併用すると、すっきりした風味が生まれます。清涼飲料水、ガムなどに多く使われ、国内で最も需要の多い人工甘味料です。
動物実験では、ネオテームの摂取による体重の減少が確認されています。また、亜硝酸塩と反応して、発がん性物質のニトロソ化合物が生成される危険性があります。
環境汚染の面で不安が残る人工甘味料も
また、現在アドバンテームという人工甘味料の審査が食品安全委員会で行われており、近く指定添加物の仲間入りをする可能性があります。
人工甘味料は、人体への影響もさることながら、環境への影響も気になります。前述したように、人工甘味料は体内で消化・吸収されないため、そのほとんどが尿などで排出され、環境汚染の観点から見ても問題があります。
添加物は、環境中に排出されても、最終的に微生物によって分解される「生分解性」を持っていることが認可の大原則です。しかし、人工甘味料で最も使用量の多いアセスルファムカリウムは、認可の際に生分解性の審査が一切されていません。京都女子大学家政学部の川添禎浩教授らの研究では、アセスルファムカリウムは環境中での濃度が42日間変わらないとされています。
また、12年に開催された日本水環境学会年会で、中部大学応用生物学部の鈴木茂教授らは、下水処理場の処理水から、一定濃度のスクラロースを検出したと報告しました。スクラロースは、最終的に微生物によって分解されるということで認可されていますが、下水処理場の限られた処理工程では、完全に分解されないのです。
自然環境の中で生分解されない人工甘味料が、生態系にどんな影響を与えるのか。私たちは、次世代のために真剣に考える必要があるでしょう。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)
参照元 : ビジネスジャーナル
人工甘味料でアレルギーに! ダイエット食品に含まれる甘味料「エリスリトール」で5歳児が……
2016.12.16
消費者の低カロリー志向を受け、加工食品で砂糖などの代わりに広く使われている甘味料や人工甘味料。その甘味料や人工甘味料が原因で、食物アレルギーになるケースが全国の医療機関で確認されている。
なかには、呼吸困難など重い症状も報告され、消費者庁では「今後、アレルギー物質としての表示が必要かどうか、検討していくことになる」としている。
消費者庁は把握しているが厚生労働省は消極的
アレルギーの原因物質であるアレルゲンの食品表示が義務付けられているのは、「そば、乳、卵、エビ、カニ、落花生、小麦」の7品目だ。
また、義務付けられてはいないが、可能な限り表示をするようにと厚生労働省が指摘している「特定原材料」が、「アワビ、イカ、イクラ、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、サケ、ごま、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マツタケ、モモ、ヤマイモ、リンゴ、ゼラチン」の20品目だ。
消費者庁は、全国の医療機関からの報告で、甘味料や人工甘味料も深刻なアレルギーを引き起こすことを把握しているようだ。しかし厚生労働省は、甘味料や人工甘味料をアレルギー表示の対象にすることには消極的だ。食品メーカーの負担になることを考慮しているとしか考えられない。
これでは、消費者はアレルゲンである人工甘味料を、疑いもなく食べさせられ続けることになる。早急なアレルギー表示を実施すべきだ。
日本アレルギー学会で5歳児の症例が報告
低カロリー、ノンカロリー、カロリーゼロなどと銘打ったダイエット飲料や食品の氾濫に伴い、甘味料や人工甘味料の使用量は増加の一途だ。医療の現場からは、3年ほど前から「アレルギーを誘発する」と警鐘が鳴らされている。
2013年に開催された日本アレルギー学会で、国立病院機構・相模原病院の海老澤元宏医師らは、「全国の医療機関に問い合わせた調査の結果、甘味料、人工甘味料が原因でのアレルギー疾患が全国で約30件起こっている」と報告。
内訳は、エリスリトールが15件、キシリトールが10件、ステビアが2件、サッカリン、ガラクトオリゴ糖、ソルビトール、アセスルファムKが各1件だ(重複あり)。
日本アレルギー学会では具体的な症例も報告された――。
甘味料の「エリスリトール」が5g含まれたダイエットゼリーを食べた5歳の男の子が、食後40分から咳込みが始まり、目が腫れて体全体が真っ赤になるとともに、経皮酸素分圧(Sp02)が95%まで低下した。
この子の検査では、エリスリトールが100mg、300mg、1gの摂取では症状誘発はなかった。しかし、3gの摂取で10分後に咳込みが始まり、顔面にじんましんが出現、SpO2が92%まで低下し、その後、全身にじんましんが起きた。
患者は、アドレナリンの投与、ステロイド剤の静注、酸素吸入などで軽快した。ちなみに、40代や50代の女性にも、この男の子と同じような症状が出ている。
ダイエット食品で大量使用の「エリスリトール」は添加物ではない
エリスリトールは、果実や味噌、醤油などの発酵食品に含まれている糖アルコールで、添加物に指定はされていない。自然の食品における含有量は微量だが、大量に摂取しても下痢が少ないため、ダイエット飲料やダイエット食品には多量に添加されている。
エリスリトールは食品扱いで添加物ではないため、微量に使用するということでほとんど表示をされることはない。このため、アンパンでアレルギーを起こしたケースでは、餡にエリスリトールが使われていたが、表示はされていなかった。
各種オリゴ糖も砂糖代わりに使われているが、これらもアレルギーが誘発されている。しかし、これも食品扱いのため法律上の表示義務がない。一方、キシリトール、サッカリンNa、ソルビトール、ステビアの人工甘味料は、食品添加物のため表示義務がある。
ただし、食品添加物はアレルギー表示の対象外で、注意表示はされていない。人工甘味料は、低カロリーで砂糖の甘さの100~600倍もあることから、ダイエット食品のみならず、清涼飲料水などでの使用量が増えている。
にもかかわらず、添加物の人工甘味料でアレルギーが起こることは、あまり知られていない。原因不明のアレルギー症状やアナフィラキシーの場合には、甘味料や人工甘味料を疑う必要がある。
食品添加物では、人工甘味料以外にも、コチニール色素に起因するアレルギー患者も多発している。このため消費者庁は、製造販売業者に異例の注意喚起を行い、表示をするよう求めているが、なんの強制力もないため、業者はアレルギー表示をすることなく使い続けている。
赤飯、かまぼこ、エビ類などや市販のおせち料理にはかなり使用されているから、人工甘味料同様、要注意だ。
郡司和夫(ぐんじ・かずお)
フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べた』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。
参照元 : healthpress
チョコレートは超危険食品 強い依存性、糖尿病の恐れ…妊婦や子供は摂取要注意
2015.02.10
毎年、2月14日はバレンタインデーと呼ばれ、世界的に男女が愛を誓う日とされています。しかし、女性から男性にチョコレートをプレゼントする習慣があるのは、実は日本と韓国だけといわれています。この習慣は主に製菓業界、中でも大手菓子メーカーのロッテによって広められたといわれています。
日韓の両国民は、同社をはじめとした製菓業界の販売戦略に乗せられていることに気づくべきでしょう。そして、実はチョコレート自体が危険な食品であることを認識すべきです。
私自身、チョコレートで苦い体験をしたことがあります。25~26年前、都内にあるロッテ本社に取材に行った際、帰りに手提げ袋いっぱいのチョコレートやガムをいただきました。家に持って帰り、当時飼っていたプチという小型犬にチョコレートを食べさせたのです。
それから1時間ほどたった頃、娘が「お父さん、プチが大変」と悲鳴を上げました。プチは嘔吐を繰り返し、全身がけいれんを起こして震えていたのです。「これはまずい」と、夜間診療を行っている動物病院に車で連れて行きました。獣医師に「何か特別なものを食べさせましたか?」と聞かれ、「チョコレートを1枚あげました」と言うと、プチにはすぐに催吐処置が施されました。すると、汚物としてたっぷりのチョコレートが胃から出てきたのです。
処置が終わると、獣医師からは「チョコレートには、犬にとって非常に有害なテオブロミンという成分が入っているので、絶対に与えてはいけません。命に関わります」と、きつく注意されました。
テオブロミンは、カフェインと同じように興奮作用、利尿作用、心悸亢進などが起こり得る物質です。犬は人間よりテオブロミンやカフェインの代謝機能が低いので、摂取すると害になってしまうのです。幸い、プチの場合は処置が早かったので事なきを得ましたが、飼い主として自分の無知を猛省したものです。
そして、同時に「動物(犬)にとって危険な食べ物が、人間にとって100%安全なわけがない」と思いました。
実際、アレルギー専門医の間では、チョコレートは人間にとっても要注意食品とされています。特に金属アレルギーのある人の摂取は禁物です。チョコレートにはニッケルやクロムが含まれているので、アレルギー症状を悪化させてしまうからです。
●実は砂糖のかたまりに近いチョコレートも
また、チョコレートは非常にカロリーが高い食品です。メーカーや商品によって違いはありますが、ほとんどのチョコレートには砂糖が使用されています。パッケージの裏などに書かれている原材料名を見てみましょう。そこには、使用量が多い順に記載されているので、最初に「砂糖」と書かれている場合はチョコレートとは名ばかりで、実質的には“砂糖のかたまり”であるともいえます。砂糖には強い依存性があり、摂取し続けた結果、糖尿病や低血糖症などを誘発することもあります。
原材料名の最初にカカオマスと表示されているチョコレートは、砂糖の使用量は比較的少ないでしょう。しかし、カカオマスが多いということはカフェインの含有量も多くなるので、子供や妊婦は要注意です。いずれにせよ、チョコレートは、実は思っているよりも危険な食品なのです。
こういったことを考えると、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするなどというのは、バカげた行為に思えてくるのではないでしょうか。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)
参照元 : ビジネスジャーナル
統合失調症、うつ病、パニック障害は糖を抜くと3日で治った。
内海 聡
糖尿病の薬は飲んではいけない
まずはなにより砂糖の猛毒性を学んでいただきたいです。砂糖は数ある食品の中でも最強に近い毒であり、糖化をもたらし粥状動脈硬化を作り、活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成します。結果、砂糖を摂るとはウイルスや細菌にも感染しやすくなり、アトピーやアレルギー、メタボ、癌、精神病などの強力なリスクファクターになります。
また白砂糖だけでなく三温糖、黒砂糖、メープルシロップやはちみつなども理論的には体に非常に悪いです。これは直接糖でありすぐに血糖をあげるためで、確かに少々のビタミンやミネラルは入っていますが、健康に良いという喧伝は噓なのです。
まず糖尿病を避けたければ直接糖類はすべてカット、つまり100%カットすることが重要で、ゆっくり吸収される糖分=炭水化物など(たとえば玄米など)も、量が多いとやはり糖代謝の異常をもたらすので注意が必要なのです
糖尿病のクスリにはいくつか種類があり、基本は血糖降下剤、血糖吸収抑制剤、インスリン抵抗改善剤、インスリン注射などに分かれます。血糖吸収抑制剤はもっともマイルドな作用ですが、これなどちょっと食事を変えるだけでよくなるレベルなので、まったく飲む必要がないものです。
SU剤はもっとも使われてしまっている血糖降下剤ですが、低血糖症やアシドーシスなどの副作用は添付文書にも掲載されていますし、ほかの弊害をもたらします。たとえばある研究ではSU剤を使用したグループと使用しないグループで、前者で心筋梗塞が増えるという皮肉な結果になりました。
またビグアナイド薬はインスリンを出すβ細胞の働きを抑える作用があり、とてもお勧めできる薬ではありません。このような血糖降下剤はインスリンを無理やり出したり無理やり抑えたりしているのであり、原因(糖質過剰、炭水化物過剰)を除去せず対症療法していれば、一時的に良くなっても必ずますます悪くなってしまうのです。
グリタゾン剤は抵抗改善剤に属しますが、代表格のクスリであるアクトスは心不全や心筋梗塞が増えることが判明しており、骨折しやすくなる事や膀胱癌が増えることがわかっています。とてもではないが使えるクスリではないのです。
そして最後はインスリン注射です。インスリン注射については全否定は難しいところがあります。よく糖尿病には二種類があり、1型糖尿病と2型糖尿病があるといわれます。1型とは膵臓のβ細胞が破壊された糖尿病をさし、以前はインスリン依存型糖尿病などといわれていました。
こちらはなかなかインスリンなしでは難しいのですが(それでも本当はインスリンを使わなくすることもできます。ここでは書けませんが)、2型糖尿病の場合はインスリンを使う必要はまずありません。インスリンを使うタイミングがあるとすれば、高血糖でこん睡している救急疾患の方たちなどになると思います。
非常に悪い糖尿病の数値の方でもインスリンを使わず改善させることは可能です。それには断糖が必要ですが自分だけでは行わず、必ず分子整合栄養学などを学んだ方とともに行ってください。なぜインスリンを使わないほうがいいかというと、これはあらゆるホルモン全体に言えるのですが、インスリンを打ってしまうことで身体がインスリンを産生しなくなってしまうからです。
これは脳ホルモンでも甲状腺ホルモンでも性ホルモンでも同じことが言えます。それだけでなくインスリンは劇薬のため、低血糖やアシドーシスや昏睡ももたらしやすいクスリであり、やはり糖尿に代表される生活習慣病は食生活の改善でよくすることが重要なのです。
参照元 : 内海 聡 FB
内海 聡
10月6日 16:13
直接糖の怖さ
糖類は本当に麻薬中の麻薬ですね。ステロイドをやめれても精神薬さえやめれても、砂糖や甘いものをやめれない人がいかに多いかに愕然とします。糖は、どのようにして体に害を及ぼすのでしょう。こういうと思い浮かぶのは肥満や糖尿病でしょうが、それだけではありません。
まず挙げられるのは動脈硬化、そしてそこから引き起こされる脳梗塞と心筋梗塞です。動脈硬化の本当の原因は何かというと糖質です。あとは酸化した油や塩素が誘発します。
コレステロールは本来であれば、栄養素の運搬係として血管の中をスムーズに流れていかなくてはなりません。ところが、糖はコレステロールにまとわりつき、まるで接着剤のようにコレステロールと一緒にベタベタと血管の壁に貼りつきます。こうして、糖まみれのコレステロールが血管に蓄積された状態が、詰まりやすくて危険な粥状動脈硬化です。
糖質が引き起こす病気は、まだあります。体内のたんぱく質と糖質が結びつくと、AGE(糖化最終生成物)という有害物質が作られます。これが体の至るところで細胞を傷つけ、感染症やがん、アレルギーにかかりやすくします。私たちの体を作っている細胞そのものを傷つけるのですから、それによって引き起こされる病気ははかりしれません。おまけに、糖はウィルスやガン細胞の〝大好きなエサ〟なのです。
糖質の有害性を指摘すると、「でも、糖質は体の大事なエネルギー源なのでは?」といわれそうです。たしかに間違いではありませんが、きちんと理解するためには、糖質にも「とっていい糖質」と「とってはいけない糖質」、そして糖質の量を知っておく必要があります。自然な形の糖とは食べ物のなかに、さまざまな栄養素と一緒に含まれている糖質のこと。これを「間接糖」と呼びます。
一方「不自然な形の糖」とは、食べ物を精製して生まれた、ただの糖のカタマリになっているもの。これを直接糖と呼びます。砂糖やてんさい糖や黒砂糖はもちろんのこと、精製された白い米や白い小麦といった「白い炭水化物」は、いずれも直接糖です。これらの直接糖をとることは、はっきり言って体には有害でしかありません。直接糖こそが、「とってはいけない糖質」なのです。
糖質をとると体の中でどんなことが起こるのでしょうか?まず、血糖(血液中の糖分)が上がります。直接糖は、血糖を急激に上昇させます。そこで膵臓はどんどんインスリンを作って分泌します。
これをインスリンスパイクと呼びます。このインスリンスパイクが起こると、急激に上がった血糖が、今度は急激に下がるという「血糖の乱高下」が起こるのです。これが体を傷つけるので、たとえ間接糖でも摂り過ぎは同様のことが起こるのでご注意ください。
参照元 : 内海 聡 FB
ペプシ、アスパルテーム入りダイエットコーラ再導入
2016/6/28 6:09
【ニューヨーク=河内真帆】米清涼飲料大手のペプシコは27日、ダイエットコーラ商品群に人工甘味料アスパルテーム入りのダイエットコーラ飲料を再導入することを決めた。同社は昨年8月、アスパルテームの代わりに別の人工甘味料スクラロースを使ったダイエットコーラを導入し、アステルパームの使用をやめていたが、元の味に慣れた消費者が新商品から離れていた。
今年9月からダイエットコーラの商品群は、昨年導入したスクラロースの「ダイエット・ペプシ」、再導入するアスパルテームの「ダイエットペプシ・クラシック・スイートナー・ブレンド」、さらに「ペプシ・マックス」として販売していた商品を「ペプシ・ゼロ・シュガー」に名称変更し、合計3商品のラインアップにする。
ペプシが昨年アステルパーム入りコーラの製造をやめたのは、健康志向に留意する消費者が増えていることが理由だったが、これがダイエットペプシファンの離脱を招いていた。「消費者はダイエットコーラに選択肢を求めている。ダイエット需要、味の嗜好にあわせ3種類を提供することにした」と説明している。この日の決定に伴う商品構成の変更は米国内だけが対象だという。
業界誌の推計によると2016年1~3月期にダイエットペプシの店頭売上高は前年同期比で10.6%減った。競合する米コカ・コーラの「ダイエットコーク」は5.7%減にとどまっていた。
参照元 : 日本経済新聞
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●隠蔽情報:人工甘味料で脳に穴があく
2015.05.26
さまざまな食品に使われている、人工甘味料。厚生労働省によって添加物に指定されているものは5種類あり、それぞれの甘さを砂糖と比較すると次のようになります。
ネオテームは砂糖の約1万倍、スクラロースは同約600倍、サッカリンは同約500倍、アスパルテームは同約200倍、アセスルファムカリウムは同約200倍です。
人工甘味料は体内で消化・吸収されないため、カロリーはほとんどありません。清涼飲料水、アイスクリーム、氷菓、果実缶、ドレッシング、漬物などによく使用されていて、「カロリーゼロ」「カロリーオフ」「低カロリー」をうたっている食品の多くには、この5種類のうちのどれかが入っています。
食品化学新聞社の調査によると、人工甘味料の2011年の国内需要はサッカリン約90トン、アスパルテーム約250トン、スクラロース約100トン、アセスルファムカリウム約350トン、ネオテーム約20トンとなっています。
ネオテームの約20トンが最も少ないですが、砂糖の約1万倍という甘さなので、使用量も少なくて済むわけです。ネオテームは、アスパルテームから雑味を取り除き、甘さを強くしたもので、いわばアスパルテームの改良型です。07年に添加物に認可され、現在国内では500以上の食品会社が使用、今後最も利用が増える人工甘味料とみられています。
アスパルテームは、83年にアメリカの要請で認可されたもので、食品表示では「L-フェニルアラニン化合物」と併記されます。その理由は、アスパルテームはフェニルケトン尿症を悪化させるからです。フェニルケトン尿症というのは、フェニルアラニン化合物を代謝することができない病気で、早期に適切な治療を行わないと、精神に異常を生じます。
世界保健機関(WHO)では、アスパルテームの一日摂取許容量(ADI)を設定していますが、日本ではADIも使用基準も設定されていません。13年の日本アレルギー学会で、国立病院機構相模原病院の研究スタッフは、全国でアスパルテームによるアレルギー患者が出ていると報告しています。
サッカリンはしびれるような後味が残る人工甘味料で、発がん性が疑われたため、一時使用禁止になりましたが、純度が高くなったことから再び使用が許可されました。安価で入手できるため、業務用としてたくあんや練り製品などに使われています。
99年に使用許可されたスクラロースは、現在国内で1万品目以上の食品に使われているといわれています。アセスルファムカリウムは00年に使用許可されており、スクラロースと併用すると、すっきりした風味が生まれます。清涼飲料水、ガムなどに多く使われ、国内で最も需要の多い人工甘味料です。
動物実験では、ネオテームの摂取による体重の減少が確認されています。また、亜硝酸塩と反応して、発がん性物質のニトロソ化合物が生成される危険性があります。
環境汚染の面で不安が残る人工甘味料も
また、現在アドバンテームという人工甘味料の審査が食品安全委員会で行われており、近く指定添加物の仲間入りをする可能性があります。
人工甘味料は、人体への影響もさることながら、環境への影響も気になります。前述したように、人工甘味料は体内で消化・吸収されないため、そのほとんどが尿などで排出され、環境汚染の観点から見ても問題があります。
添加物は、環境中に排出されても、最終的に微生物によって分解される「生分解性」を持っていることが認可の大原則です。しかし、人工甘味料で最も使用量の多いアセスルファムカリウムは、認可の際に生分解性の審査が一切されていません。京都女子大学家政学部の川添禎浩教授らの研究では、アセスルファムカリウムは環境中での濃度が42日間変わらないとされています。
また、12年に開催された日本水環境学会年会で、中部大学応用生物学部の鈴木茂教授らは、下水処理場の処理水から、一定濃度のスクラロースを検出したと報告しました。スクラロースは、最終的に微生物によって分解されるということで認可されていますが、下水処理場の限られた処理工程では、完全に分解されないのです。
自然環境の中で生分解されない人工甘味料が、生態系にどんな影響を与えるのか。私たちは、次世代のために真剣に考える必要があるでしょう。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)
参照元 : ビジネスジャーナル
人工甘味料でアレルギーに! ダイエット食品に含まれる甘味料「エリスリトール」で5歳児が……
2016.12.16
消費者の低カロリー志向を受け、加工食品で砂糖などの代わりに広く使われている甘味料や人工甘味料。その甘味料や人工甘味料が原因で、食物アレルギーになるケースが全国の医療機関で確認されている。
なかには、呼吸困難など重い症状も報告され、消費者庁では「今後、アレルギー物質としての表示が必要かどうか、検討していくことになる」としている。
消費者庁は把握しているが厚生労働省は消極的
アレルギーの原因物質であるアレルゲンの食品表示が義務付けられているのは、「そば、乳、卵、エビ、カニ、落花生、小麦」の7品目だ。
また、義務付けられてはいないが、可能な限り表示をするようにと厚生労働省が指摘している「特定原材料」が、「アワビ、イカ、イクラ、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、サケ、ごま、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マツタケ、モモ、ヤマイモ、リンゴ、ゼラチン」の20品目だ。
消費者庁は、全国の医療機関からの報告で、甘味料や人工甘味料も深刻なアレルギーを引き起こすことを把握しているようだ。しかし厚生労働省は、甘味料や人工甘味料をアレルギー表示の対象にすることには消極的だ。食品メーカーの負担になることを考慮しているとしか考えられない。
これでは、消費者はアレルゲンである人工甘味料を、疑いもなく食べさせられ続けることになる。早急なアレルギー表示を実施すべきだ。
日本アレルギー学会で5歳児の症例が報告
低カロリー、ノンカロリー、カロリーゼロなどと銘打ったダイエット飲料や食品の氾濫に伴い、甘味料や人工甘味料の使用量は増加の一途だ。医療の現場からは、3年ほど前から「アレルギーを誘発する」と警鐘が鳴らされている。
2013年に開催された日本アレルギー学会で、国立病院機構・相模原病院の海老澤元宏医師らは、「全国の医療機関に問い合わせた調査の結果、甘味料、人工甘味料が原因でのアレルギー疾患が全国で約30件起こっている」と報告。
内訳は、エリスリトールが15件、キシリトールが10件、ステビアが2件、サッカリン、ガラクトオリゴ糖、ソルビトール、アセスルファムKが各1件だ(重複あり)。
日本アレルギー学会では具体的な症例も報告された――。
甘味料の「エリスリトール」が5g含まれたダイエットゼリーを食べた5歳の男の子が、食後40分から咳込みが始まり、目が腫れて体全体が真っ赤になるとともに、経皮酸素分圧(Sp02)が95%まで低下した。
この子の検査では、エリスリトールが100mg、300mg、1gの摂取では症状誘発はなかった。しかし、3gの摂取で10分後に咳込みが始まり、顔面にじんましんが出現、SpO2が92%まで低下し、その後、全身にじんましんが起きた。
患者は、アドレナリンの投与、ステロイド剤の静注、酸素吸入などで軽快した。ちなみに、40代や50代の女性にも、この男の子と同じような症状が出ている。
ダイエット食品で大量使用の「エリスリトール」は添加物ではない
エリスリトールは、果実や味噌、醤油などの発酵食品に含まれている糖アルコールで、添加物に指定はされていない。自然の食品における含有量は微量だが、大量に摂取しても下痢が少ないため、ダイエット飲料やダイエット食品には多量に添加されている。
エリスリトールは食品扱いで添加物ではないため、微量に使用するということでほとんど表示をされることはない。このため、アンパンでアレルギーを起こしたケースでは、餡にエリスリトールが使われていたが、表示はされていなかった。
各種オリゴ糖も砂糖代わりに使われているが、これらもアレルギーが誘発されている。しかし、これも食品扱いのため法律上の表示義務がない。一方、キシリトール、サッカリンNa、ソルビトール、ステビアの人工甘味料は、食品添加物のため表示義務がある。
ただし、食品添加物はアレルギー表示の対象外で、注意表示はされていない。人工甘味料は、低カロリーで砂糖の甘さの100~600倍もあることから、ダイエット食品のみならず、清涼飲料水などでの使用量が増えている。
にもかかわらず、添加物の人工甘味料でアレルギーが起こることは、あまり知られていない。原因不明のアレルギー症状やアナフィラキシーの場合には、甘味料や人工甘味料を疑う必要がある。
食品添加物では、人工甘味料以外にも、コチニール色素に起因するアレルギー患者も多発している。このため消費者庁は、製造販売業者に異例の注意喚起を行い、表示をするよう求めているが、なんの強制力もないため、業者はアレルギー表示をすることなく使い続けている。
赤飯、かまぼこ、エビ類などや市販のおせち料理にはかなり使用されているから、人工甘味料同様、要注意だ。
郡司和夫(ぐんじ・かずお)
フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べた』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。
参照元 : healthpress
チョコレートは超危険食品 強い依存性、糖尿病の恐れ…妊婦や子供は摂取要注意
2015.02.10
毎年、2月14日はバレンタインデーと呼ばれ、世界的に男女が愛を誓う日とされています。しかし、女性から男性にチョコレートをプレゼントする習慣があるのは、実は日本と韓国だけといわれています。この習慣は主に製菓業界、中でも大手菓子メーカーのロッテによって広められたといわれています。
日韓の両国民は、同社をはじめとした製菓業界の販売戦略に乗せられていることに気づくべきでしょう。そして、実はチョコレート自体が危険な食品であることを認識すべきです。
私自身、チョコレートで苦い体験をしたことがあります。25~26年前、都内にあるロッテ本社に取材に行った際、帰りに手提げ袋いっぱいのチョコレートやガムをいただきました。家に持って帰り、当時飼っていたプチという小型犬にチョコレートを食べさせたのです。
それから1時間ほどたった頃、娘が「お父さん、プチが大変」と悲鳴を上げました。プチは嘔吐を繰り返し、全身がけいれんを起こして震えていたのです。「これはまずい」と、夜間診療を行っている動物病院に車で連れて行きました。獣医師に「何か特別なものを食べさせましたか?」と聞かれ、「チョコレートを1枚あげました」と言うと、プチにはすぐに催吐処置が施されました。すると、汚物としてたっぷりのチョコレートが胃から出てきたのです。
処置が終わると、獣医師からは「チョコレートには、犬にとって非常に有害なテオブロミンという成分が入っているので、絶対に与えてはいけません。命に関わります」と、きつく注意されました。
テオブロミンは、カフェインと同じように興奮作用、利尿作用、心悸亢進などが起こり得る物質です。犬は人間よりテオブロミンやカフェインの代謝機能が低いので、摂取すると害になってしまうのです。幸い、プチの場合は処置が早かったので事なきを得ましたが、飼い主として自分の無知を猛省したものです。
そして、同時に「動物(犬)にとって危険な食べ物が、人間にとって100%安全なわけがない」と思いました。
実際、アレルギー専門医の間では、チョコレートは人間にとっても要注意食品とされています。特に金属アレルギーのある人の摂取は禁物です。チョコレートにはニッケルやクロムが含まれているので、アレルギー症状を悪化させてしまうからです。
●実は砂糖のかたまりに近いチョコレートも
また、チョコレートは非常にカロリーが高い食品です。メーカーや商品によって違いはありますが、ほとんどのチョコレートには砂糖が使用されています。パッケージの裏などに書かれている原材料名を見てみましょう。そこには、使用量が多い順に記載されているので、最初に「砂糖」と書かれている場合はチョコレートとは名ばかりで、実質的には“砂糖のかたまり”であるともいえます。砂糖には強い依存性があり、摂取し続けた結果、糖尿病や低血糖症などを誘発することもあります。
原材料名の最初にカカオマスと表示されているチョコレートは、砂糖の使用量は比較的少ないでしょう。しかし、カカオマスが多いということはカフェインの含有量も多くなるので、子供や妊婦は要注意です。いずれにせよ、チョコレートは、実は思っているよりも危険な食品なのです。
こういったことを考えると、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするなどというのは、バカげた行為に思えてくるのではないでしょうか。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)
参照元 : ビジネスジャーナル
砂糖と甘味料さすがに何十回と出しているので砂糖がダメだというのは広がってきていると思いますが、その陰で基礎を学ばず使ってしまっているのが代替甘味料です。まず砂糖に限らず直接吸収的な糖であれば、それが三温糖であれ黒糖であれてんさい糖であれ...
Posted by 内海 聡 on 2015年7月17日
統合失調症、うつ病、パニック障害は糖を抜くと3日で治った。
内海 聡
糖尿病の薬は飲んではいけない
まずはなにより砂糖の猛毒性を学んでいただきたいです。砂糖は数ある食品の中でも最強に近い毒であり、糖化をもたらし粥状動脈硬化を作り、活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成します。結果、砂糖を摂るとはウイルスや細菌にも感染しやすくなり、アトピーやアレルギー、メタボ、癌、精神病などの強力なリスクファクターになります。
また白砂糖だけでなく三温糖、黒砂糖、メープルシロップやはちみつなども理論的には体に非常に悪いです。これは直接糖でありすぐに血糖をあげるためで、確かに少々のビタミンやミネラルは入っていますが、健康に良いという喧伝は噓なのです。
まず糖尿病を避けたければ直接糖類はすべてカット、つまり100%カットすることが重要で、ゆっくり吸収される糖分=炭水化物など(たとえば玄米など)も、量が多いとやはり糖代謝の異常をもたらすので注意が必要なのです
糖尿病のクスリにはいくつか種類があり、基本は血糖降下剤、血糖吸収抑制剤、インスリン抵抗改善剤、インスリン注射などに分かれます。血糖吸収抑制剤はもっともマイルドな作用ですが、これなどちょっと食事を変えるだけでよくなるレベルなので、まったく飲む必要がないものです。
SU剤はもっとも使われてしまっている血糖降下剤ですが、低血糖症やアシドーシスなどの副作用は添付文書にも掲載されていますし、ほかの弊害をもたらします。たとえばある研究ではSU剤を使用したグループと使用しないグループで、前者で心筋梗塞が増えるという皮肉な結果になりました。
またビグアナイド薬はインスリンを出すβ細胞の働きを抑える作用があり、とてもお勧めできる薬ではありません。このような血糖降下剤はインスリンを無理やり出したり無理やり抑えたりしているのであり、原因(糖質過剰、炭水化物過剰)を除去せず対症療法していれば、一時的に良くなっても必ずますます悪くなってしまうのです。
グリタゾン剤は抵抗改善剤に属しますが、代表格のクスリであるアクトスは心不全や心筋梗塞が増えることが判明しており、骨折しやすくなる事や膀胱癌が増えることがわかっています。とてもではないが使えるクスリではないのです。
そして最後はインスリン注射です。インスリン注射については全否定は難しいところがあります。よく糖尿病には二種類があり、1型糖尿病と2型糖尿病があるといわれます。1型とは膵臓のβ細胞が破壊された糖尿病をさし、以前はインスリン依存型糖尿病などといわれていました。
こちらはなかなかインスリンなしでは難しいのですが(それでも本当はインスリンを使わなくすることもできます。ここでは書けませんが)、2型糖尿病の場合はインスリンを使う必要はまずありません。インスリンを使うタイミングがあるとすれば、高血糖でこん睡している救急疾患の方たちなどになると思います。
非常に悪い糖尿病の数値の方でもインスリンを使わず改善させることは可能です。それには断糖が必要ですが自分だけでは行わず、必ず分子整合栄養学などを学んだ方とともに行ってください。なぜインスリンを使わないほうがいいかというと、これはあらゆるホルモン全体に言えるのですが、インスリンを打ってしまうことで身体がインスリンを産生しなくなってしまうからです。
これは脳ホルモンでも甲状腺ホルモンでも性ホルモンでも同じことが言えます。それだけでなくインスリンは劇薬のため、低血糖やアシドーシスや昏睡ももたらしやすいクスリであり、やはり糖尿に代表される生活習慣病は食生活の改善でよくすることが重要なのです。
参照元 : 内海 聡 FB
内海 聡
10月6日 16:13
直接糖の怖さ
糖類は本当に麻薬中の麻薬ですね。ステロイドをやめれても精神薬さえやめれても、砂糖や甘いものをやめれない人がいかに多いかに愕然とします。糖は、どのようにして体に害を及ぼすのでしょう。こういうと思い浮かぶのは肥満や糖尿病でしょうが、それだけではありません。
まず挙げられるのは動脈硬化、そしてそこから引き起こされる脳梗塞と心筋梗塞です。動脈硬化の本当の原因は何かというと糖質です。あとは酸化した油や塩素が誘発します。
コレステロールは本来であれば、栄養素の運搬係として血管の中をスムーズに流れていかなくてはなりません。ところが、糖はコレステロールにまとわりつき、まるで接着剤のようにコレステロールと一緒にベタベタと血管の壁に貼りつきます。こうして、糖まみれのコレステロールが血管に蓄積された状態が、詰まりやすくて危険な粥状動脈硬化です。
糖質が引き起こす病気は、まだあります。体内のたんぱく質と糖質が結びつくと、AGE(糖化最終生成物)という有害物質が作られます。これが体の至るところで細胞を傷つけ、感染症やがん、アレルギーにかかりやすくします。私たちの体を作っている細胞そのものを傷つけるのですから、それによって引き起こされる病気ははかりしれません。おまけに、糖はウィルスやガン細胞の〝大好きなエサ〟なのです。
糖質の有害性を指摘すると、「でも、糖質は体の大事なエネルギー源なのでは?」といわれそうです。たしかに間違いではありませんが、きちんと理解するためには、糖質にも「とっていい糖質」と「とってはいけない糖質」、そして糖質の量を知っておく必要があります。自然な形の糖とは食べ物のなかに、さまざまな栄養素と一緒に含まれている糖質のこと。これを「間接糖」と呼びます。
一方「不自然な形の糖」とは、食べ物を精製して生まれた、ただの糖のカタマリになっているもの。これを直接糖と呼びます。砂糖やてんさい糖や黒砂糖はもちろんのこと、精製された白い米や白い小麦といった「白い炭水化物」は、いずれも直接糖です。これらの直接糖をとることは、はっきり言って体には有害でしかありません。直接糖こそが、「とってはいけない糖質」なのです。
糖質をとると体の中でどんなことが起こるのでしょうか?まず、血糖(血液中の糖分)が上がります。直接糖は、血糖を急激に上昇させます。そこで膵臓はどんどんインスリンを作って分泌します。
これをインスリンスパイクと呼びます。このインスリンスパイクが起こると、急激に上がった血糖が、今度は急激に下がるという「血糖の乱高下」が起こるのです。これが体を傷つけるので、たとえ間接糖でも摂り過ぎは同様のことが起こるのでご注意ください。
参照元 : 内海 聡 FB
ペプシ、アスパルテーム入りダイエットコーラ再導入
2016/6/28 6:09
【ニューヨーク=河内真帆】米清涼飲料大手のペプシコは27日、ダイエットコーラ商品群に人工甘味料アスパルテーム入りのダイエットコーラ飲料を再導入することを決めた。同社は昨年8月、アスパルテームの代わりに別の人工甘味料スクラロースを使ったダイエットコーラを導入し、アステルパームの使用をやめていたが、元の味に慣れた消費者が新商品から離れていた。
今年9月からダイエットコーラの商品群は、昨年導入したスクラロースの「ダイエット・ペプシ」、再導入するアスパルテームの「ダイエットペプシ・クラシック・スイートナー・ブレンド」、さらに「ペプシ・マックス」として販売していた商品を「ペプシ・ゼロ・シュガー」に名称変更し、合計3商品のラインアップにする。
ペプシが昨年アステルパーム入りコーラの製造をやめたのは、健康志向に留意する消費者が増えていることが理由だったが、これがダイエットペプシファンの離脱を招いていた。「消費者はダイエットコーラに選択肢を求めている。ダイエット需要、味の嗜好にあわせ3種類を提供することにした」と説明している。この日の決定に伴う商品構成の変更は米国内だけが対象だという。
業界誌の推計によると2016年1~3月期にダイエットペプシの店頭売上高は前年同期比で10.6%減った。競合する米コカ・コーラの「ダイエットコーク」は5.7%減にとどまっていた。
参照元 : 日本経済新聞
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