“危ない精神薬”が次々と販売中止! 「飲む拘束衣」の副作用や依存性の高さが問題に
2016.07.23
「飲む拘束衣」とも呼ばれる向精神薬の「ベゲタミン」が、今年いっぱいで販売中止となる方向だ。日本精神神経学会はかねてより、製造発売元のシオノギ製薬に販売中止を要請。同社はとうとう、その要請に応じた。
ベゲタミンは、強力な鎮静催眠作用のある向精神薬だ。「飲む拘束衣」とは穏やかな表現ではないが、患者を「鎮静させる=おとなしくさせる」ことができる強力な薬で、1957年に発売されて以来、興奮や不眠の症状が強い統合失調症患者などに処方されてきた。
眠らせる力が非常に強いため、「いろいろな薬を試したけれど眠れない」という人の切り札として一定の支持を得た。
しかし、次第に副作用の強さや依存性が危険視されるようになり、現在はあまり使われてはいない。特に医療機関が薬の管理をしきれない外来患者への処方は、ほぼ行われてはいない。
依存性が高いということは、その薬を飲まないと不安になったり、ふるえなどの離脱症状が出て落ち着かなくなり、かえって眠りづらくなる、つまり中毒性が生じるということだ。これは麻薬と同じである。
またベゲタミンは、耐性の強さも問題視されてきた。飲み続けるほど耐性が強まり、摂取量が増えやすい薬なのだ。薬ほしさに、いよいよ医師の処方以上、つまり過量服薬(オーバードーズ)してしまうと、薬物の血中濃度がぐんと上昇する。適切な治療域から中毒域まで入り込んで、重篤な副作用を引き起こす。
そして最も問題視されてきたのが副作用だ。オーバードーズすると、いっきに意識消失し、呼吸が止まったり、血圧が下がる症状が出る。そのまま死に至る危険性も十分にある。
精神科領域では、明確な自殺目的ではなくても、「ラクになりたい」とオーバードーズするケースが多々ある。今どきの向精神薬では、そうそう死ねないものだが、ベゲタミンは致死量が低いので、実際に亡くなる人がいるのは関係者の間では周知のことだ。
「フワっとした脱力感」「ブッ飛べる」睡眠薬・エリミンも昨年で販売中止
ベゲタミン同様、依存性の高い薬として名高かった睡眠薬の「エリミン」も、昨年11月で販売中止となっている。1977年より40年近く発売されてきた、これも古い薬だ。
エリミンが長らく根強い人気を誇ってきた理由は、睡眠効果の高さだけでなく筋弛緩作用の気持ちよさにある。エリミンを服薬すると、眠くなる前に強い筋弛緩作用が生じ、ふわっとした脱力感がクセになる。つまり、これも中毒性をもたらすのだ。
筋弛緩作用は、ほかの睡眠薬にも認められるが、エリミンのそれは強力で、飲酒や麻薬に似た気持ちよさがある。また、お酒と併用すると“ブッ飛べる”ことでも有名だ。処方薬という正規ルートで入手できるドラッグだったといえる。
真っ赤なパッケージで、見た目にも「ヤバいクスリ」の印象を与えるエリミンは、「赤玉」という俗称で乱用され、裏売買も横行されてきた。ある時期から精神科のドクターたちは、エリミンをほしがる患者を警戒し、その処方を控えるようになっていた。
睡眠薬の類いに依存性はつきものだが、今は研究開発が進み、副作用や依存性が少なくてコントロールしやすい安全性の高い睡眠薬が、バリエーション多く登場している。
また精神科領域も、インフォームド・コンセントが浸透しつつある。もちろん、どれだけしっかり話し合えるかは、病院や医師にもよるのだが、良い医師とめぐりあえれば、じっくり相談しながら、自分に合う薬を探っていけるものだ。
ベゲタミンやエリミンのような危険性のある古いタイプの薬は、今後、次第に姿を消していくだろう。製薬会社にしてみたら、採算の取れない薬は淘汰の対象なのだから。また、向精神薬の強力さが、当事者にとって絶対的な拘束衣に匹敵した時代も、ますます遺物となっていくだろう。
(文=編集部)
参照元 : health press
ベゲタミンの副作用や依存性が問題で販売中止にするなら、むしろすべての向精神薬を販売中止にするべきです。
なぜベゲタミンだけなのか?向精神薬、抗鬱剤、これらは効果がないどころか副作用や依存性の問題だらけで、飲み続ければ確実に廃人になる麻薬である。
製薬会社と病院は金儲けの為に患者を薬漬けにしているのです。これらの薬を飲み続けても精神病が治る事はありません。それどころか脳細胞が死滅していくばかりで、病状は悪化していきます。
特に危険なのはSSRIなどの種類、パキシルなど
向精神薬は麻薬と同じなので、一度飲むと中毒になり、一生薬漬けの人生にされます。最後は廃人になって死にます。
向精神薬による薬害は後を絶ちません。現代医療の本質に迫り、言われるがままに薬を飲み続け病状を悪化させていくシステムについて、わかりやす~い内海先生の講演を聞きましょう。
そして皆が、通院すればするほど病状が悪化していくシステムについて、自分たちでできることは何かを感じ行動し伝えていける実のある一日にしていけることを願います。
向精神薬、ワクチン、フッ素、食品添加物、遺伝子組み換え、そして児童相談所の怖い話。
2016.07.23
「飲む拘束衣」とも呼ばれる向精神薬の「ベゲタミン」が、今年いっぱいで販売中止となる方向だ。日本精神神経学会はかねてより、製造発売元のシオノギ製薬に販売中止を要請。同社はとうとう、その要請に応じた。
ベゲタミンは、強力な鎮静催眠作用のある向精神薬だ。「飲む拘束衣」とは穏やかな表現ではないが、患者を「鎮静させる=おとなしくさせる」ことができる強力な薬で、1957年に発売されて以来、興奮や不眠の症状が強い統合失調症患者などに処方されてきた。
眠らせる力が非常に強いため、「いろいろな薬を試したけれど眠れない」という人の切り札として一定の支持を得た。
しかし、次第に副作用の強さや依存性が危険視されるようになり、現在はあまり使われてはいない。特に医療機関が薬の管理をしきれない外来患者への処方は、ほぼ行われてはいない。
依存性が高いということは、その薬を飲まないと不安になったり、ふるえなどの離脱症状が出て落ち着かなくなり、かえって眠りづらくなる、つまり中毒性が生じるということだ。これは麻薬と同じである。
またベゲタミンは、耐性の強さも問題視されてきた。飲み続けるほど耐性が強まり、摂取量が増えやすい薬なのだ。薬ほしさに、いよいよ医師の処方以上、つまり過量服薬(オーバードーズ)してしまうと、薬物の血中濃度がぐんと上昇する。適切な治療域から中毒域まで入り込んで、重篤な副作用を引き起こす。
そして最も問題視されてきたのが副作用だ。オーバードーズすると、いっきに意識消失し、呼吸が止まったり、血圧が下がる症状が出る。そのまま死に至る危険性も十分にある。
精神科領域では、明確な自殺目的ではなくても、「ラクになりたい」とオーバードーズするケースが多々ある。今どきの向精神薬では、そうそう死ねないものだが、ベゲタミンは致死量が低いので、実際に亡くなる人がいるのは関係者の間では周知のことだ。
「フワっとした脱力感」「ブッ飛べる」睡眠薬・エリミンも昨年で販売中止
ベゲタミン同様、依存性の高い薬として名高かった睡眠薬の「エリミン」も、昨年11月で販売中止となっている。1977年より40年近く発売されてきた、これも古い薬だ。
エリミンが長らく根強い人気を誇ってきた理由は、睡眠効果の高さだけでなく筋弛緩作用の気持ちよさにある。エリミンを服薬すると、眠くなる前に強い筋弛緩作用が生じ、ふわっとした脱力感がクセになる。つまり、これも中毒性をもたらすのだ。
筋弛緩作用は、ほかの睡眠薬にも認められるが、エリミンのそれは強力で、飲酒や麻薬に似た気持ちよさがある。また、お酒と併用すると“ブッ飛べる”ことでも有名だ。処方薬という正規ルートで入手できるドラッグだったといえる。
真っ赤なパッケージで、見た目にも「ヤバいクスリ」の印象を与えるエリミンは、「赤玉」という俗称で乱用され、裏売買も横行されてきた。ある時期から精神科のドクターたちは、エリミンをほしがる患者を警戒し、その処方を控えるようになっていた。
睡眠薬の類いに依存性はつきものだが、今は研究開発が進み、副作用や依存性が少なくてコントロールしやすい安全性の高い睡眠薬が、バリエーション多く登場している。
また精神科領域も、インフォームド・コンセントが浸透しつつある。もちろん、どれだけしっかり話し合えるかは、病院や医師にもよるのだが、良い医師とめぐりあえれば、じっくり相談しながら、自分に合う薬を探っていけるものだ。
ベゲタミンやエリミンのような危険性のある古いタイプの薬は、今後、次第に姿を消していくだろう。製薬会社にしてみたら、採算の取れない薬は淘汰の対象なのだから。また、向精神薬の強力さが、当事者にとって絶対的な拘束衣に匹敵した時代も、ますます遺物となっていくだろう。
(文=編集部)
参照元 : health press
ベゲタミンの副作用や依存性が問題で販売中止にするなら、むしろすべての向精神薬を販売中止にするべきです。
なぜベゲタミンだけなのか?向精神薬、抗鬱剤、これらは効果がないどころか副作用や依存性の問題だらけで、飲み続ければ確実に廃人になる麻薬である。
製薬会社と病院は金儲けの為に患者を薬漬けにしているのです。これらの薬を飲み続けても精神病が治る事はありません。それどころか脳細胞が死滅していくばかりで、病状は悪化していきます。
特に危険なのはSSRIなどの種類、パキシルなど
向精神薬は麻薬と同じなので、一度飲むと中毒になり、一生薬漬けの人生にされます。最後は廃人になって死にます。
向精神薬による薬害は後を絶ちません。現代医療の本質に迫り、言われるがままに薬を飲み続け病状を悪化させていくシステムについて、わかりやす~い内海先生の講演を聞きましょう。
そして皆が、通院すればするほど病状が悪化していくシステムについて、自分たちでできることは何かを感じ行動し伝えていける実のある一日にしていけることを願います。
向精神薬、ワクチン、フッ素、食品添加物、遺伝子組み換え、そして児童相談所の怖い話。