2016年7月18日月曜日

女性は化粧品やトイレタリーを使うことにより、年間平均2キロもの化学物質を肌から吸収している(日割り計算すると、一日当り約5.5グラム)

女性は化粧品・トイレタリーに含まれる化学物質を年間2キロ肌から吸収



[オーストラリア発] 豪デイリー・テレグラフ紙の生活覧に、化粧品についてちょっと怖い記事が掲載されていたので取り上げてみたい。

この記事によると、女性は化粧品やトイレタリーを使うことにより、年間平均2キロもの化学物質を肌から吸収しているという。(日割り計算すると、一日当り約5.5グラム)。しかも、そうやって人体に吸収される化学物質は175種類にも及ぶ。

これらケミカルの中でも特に懸念されるのは、つけっぱなしの化粧品の99パーセント、つけた後洗い流す化粧品の77パーセントに含まれるというパラベン(パラオキシ安息香酸エステルの略称)と呼ばれる防腐剤の一群だ。

パラベンはホルモンかく乱物質で、女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用をすることがわかっているが、生涯にわたる過剰なエストロゲンへの暴露は乳がんに罹るリスクを引き上げる。ある研究では、癌組織サンプル20個のうち18個にパラベンの存在が確認されている。(ただし、この研究はパラベンが乳がんの原因だと証明したわけではない)。また、パラベンは男性の性機能に悪影響を及ぼすとも考えられている。

問題になっているもう一つの化学物質は、歯磨き粉、石鹸、家庭の洗浄剤、ボディソープに抗菌剤や殺虫剤として配合されているトリクロサンだ。これはクロロフェノール系の合成殺菌剤であるが、発癌性が疑われており、たとえ少量でも体内に入ると、冷汗や循環障害を引き起こし、ひどいときには昏睡状態に落ち入ることもある。

フタル酸エステル類も懸念される。この物質はローション類にシルキーでクリーミーな質感を持たせるのに使用されるが、プラスティックに柔軟性を持たせるための可塑剤としても使用されるものだ。一部のフタル酸エステル類は発癌性物質として知られており、これまでの研究から肝臓、腎臓、肺、および生殖器官を傷つけたり、胎児(男)の発育に影響を及ぼすことが分かっている。

まだまだ、危ないケミカルのリストは続く。ボディー・ソープやシャンプーの泡立ちを良くするために使われるラウレス硫酸ナトリウムは肌を刺激し過ぎるし、石鹸、ほお紅、メイク落としに配合されているプロピレン・グリコールは、大量に使われた場合、中枢神経系を抑制し、その機能を低下させる。また、デオドラントに含まれるアルミは乳がんに関係していることが医学研究により分かっている。一部のアイシャドーにはヒ素が含まれているという。

これらのケミカルは経皮吸収されると、すぐに血流に入り腎臓や肝臓など重要な臓器に運ばれ長期間そこに蓄えられる。身体に入り込んだ「ケミカル・カクテル」は、湿疹から癌に至る様々な病気だけでなく、自閉症や失読症等の発達障害を引き起こすと考えられている。

日本の女性は、いったい何キロ経皮吸収しているのだろう?

ソース:Cosmetics could be killing you

参照元 : 世界の三面記事・オモロイド


化粧水のビンを見ると、指定成分:パラベンと書いてある物が多いのですが、どのような成分なのでしょうか。

あべちゃん
薬事法で表示が義務付けられている指定成分のひとつで「防腐剤」です。化粧水のほかに赤ちゃんのおしりふきにも使われているのをよく見かけます。

指定成分は「アレルギーなどが出る可能性のある物質」であって、国(厚生省)が安全と認めたものではありません。パラベンは皮膚障害(じんましんとか)の恐れがあります。わたしたちが使用するかどうかの判断基準として表示しているのです。食べ物でいうところの添加物ですね。もしも赤ちゃんのおしりふきに防腐剤が入っていなかったら、開封してほどなくカビだらけになります。

でもパラベンは皮膚にアレルギーを起こす可能性のある防腐剤です。・・・・・という情報はママたちに出してるからね、あとは自分で選んでね、というのが多くのメーカーさんのスタンスのようです。メーカーさんがパラベンを使用するのはコストと商品管理(消費期限が長ければ長いほどラク)のためです。また同一の指定成分が入っている化粧品、リンス等を何種類か使うとそれだけ多く皮膚から摂取することになりますので、「指定成分だけどこれくらいの量なら平気」を超える可能性が出てきます。

実はディズニーグッズの前は洗剤を担当していたのでその手の話はざくざくありますが、ここまでにしておきま~す。神経質になるほどでもありませんが、皮膚からの摂取量はあなどれませんので、ラベルの裏は読む!ことは習慣にしたいですよね。

魚月さん
パラベンとは、正式名称「パラオキシン安息香酸エステル類」といい、メチルパラベン・エチルパラベン・プロピルパラベン・ベンジルパラベン等があり、主に化粧品の殺菌防腐剤として用いられています。パラベンは、人によって、接触皮膚炎・アレルギー湿疹を起こす原因になります。しかし、化粧品は、使っているうちに手などから雑菌が入りやすく、変質したり腐敗したりし易いものなので、化粧品内に雑菌が繁殖してスキントラブルを起こさないように入っているのです。

渡也沙幸さん
パラペンというのは石油成分の一種で、化粧品の防腐剤に当たります。だから本来は女性の肌によい成分というわけではなく、本来は入っていないほうが体にはよいといえるかもしれません。

みたこさん
化粧品成分用語辞典より
化粧品用の防腐剤としては、ほとんどの商品群に使用されている。無色の結晶または白色の結晶性粉末で、においはないか、またはわずかににおいがある。パラオキシ安息酸エステル類(パラベン)の抗菌作用は、その酸に比べて静菌作用が強く、非常に広範囲の微生物に有効である。サリチル酸や安息香酸に比べてはるかに毒性が低く、また皮膚刺激や過敏症なども少ないとされている。パラベンの場合、単独でなく併用することによって相乗効果があらわれ、より少量で防腐力を高めることができる。化粧品に1%までの使用が認められ、化粧品用防腐剤として専用されている。

Tsuneさん
パラベンは、パラオキシベンゾエート(パラオキシ安息香酸エステル)の略称で、たいがいのシャンプーや化粧品類に防腐剤として添加されています。化粧品に防腐剤?と思われるでしょうが、「薬事法」上、化粧品は原則として3年間の品質保証期間が必要なため、使わざるを得ないのです(食品にくらべて、化粧品やシャンプーは品質保証期間がずいぶん長いのです)。

さらに詳しくは、以下のURLに載っています。

参考URL:合成洗剤追放全国推進本部エコ・グリーンショップ環境といのちを守る会

くろぅさん
次のサイトに記載がありましたので内容を要約しますパラペンは抗菌防腐剤のようですね。これは食品や衣料品、化粧品に使われる「防腐剤」の一種。化粧品は開封するとすぐに酸化(劣化)を始めるため、品質保持のため必要とされます。パラペンでかぶれを起こす体質の方はごくまれにいますが、一般的には一番安全な防腐剤とされています。

参考URL:しおた屋すこやか館

1937年内務省令で特定食品の防腐剤としての使用が許可された。抗菌作用は酸に比べて静菌作用が強く、非常に広範囲の微生物に有効である。化粧品用としてはバラオキシ安息香酸エステルが専用されている。化粧品には、1%まで使用が定められている。

参照元 : おしえて№338 投稿者 のんきさん

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