2019年7月11日木曜日

遺伝子を再プログラムされたバクテリア(細菌)を使い、がん細胞を完全除去に成功

米で大反響 バクテリアが「がん細胞」を破壊し完全除去

2019年07月11日



遺伝子を再プログラムされたバクテリア(細菌)を使い、がん細胞を破壊できることがマウス実験で証明された――。医学誌「ネイチャー・メディシン」に発表され、大きな反響を呼んでいます。発表したのはコロンビア大学の研究チームです。

人の免疫細胞は自力でがん細胞を破壊できますが、問題はがん細胞がCD47という遺伝子からつくられるタンパク質を利用して、免疫細胞の目を逃れていること。

CD47は通常健康な間質細胞などにくっついて「私を食べないで」サインを出しているため、マクロファージと呼ばれる死んだ細胞などを食べる免疫細胞に攻撃されずに済みます。ところが同じようにがん細胞は突然変異によってCD47をつくってカムフラージュし、免疫細胞の目を逃れて成長していきます。

近年、研究者たちは抗体によってこのがん細胞上の「私を食べないでサイン」を隠し、免疫細胞に攻撃させる方法を開発。臨床実験も始まっていますが、抗体は分子が大きいために大きな腫瘍の中に入り込めませんでした。

そこで、抗体の代わりにバクテリアを使って同じことができないかというのが今回の研究です。

500万個の非病原性バクテリアに、抗体よりもっと小さなナノボディー(単鎖抗体)を生成する遺伝子を注入し、マウスの腫瘍に注射。バクテリアは腫瘍内で大量のナノボディーを吐き出し、CD47によるがん細胞の「私を食べないでサイン」のカムフラージュを剥がすことに成功しました。Tリンパ球を活性化させて腫瘍を小さくし、最終的には完全に除去できたのです。この快挙に「まさにバクテリア軍団によるトロージャンの馬のようだ」と驚きの声が上がっています。

マウスでの成功がそのまま人間に応用できるかどうかはまだまだこれから。しかし、がん治療の未来にまた新たな光が差したことは間違いないでしょう。

参照元 : 日刊ゲンダイ

確実ながん予防 ピロリ菌検査・除菌メリットとデメリット

2019年07月10日



「確実ながん予防法」はそうないが、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療は、数少ない「確実ながん予防法」だ。感染していても大半が無症状なので、検査をしないと感染の有無が分からない。気になる疑問を、南毛利内科・内山順造院長(日本ヘリコバクター学会認定医)に聞いた。

■感染リスクの高い人は?

「親が感染者であれば、子どもの時に親からピロリ菌が感染した可能性があります。食事の口移しなどでです。祖父母と同居していた場合も、祖父母のどちらかがピロリ菌感染者であれば、親のケースと同様に感染が疑われます」

■1回で成功する?

ピロリ菌の除菌治療は、抗菌薬2種類と、胃酸の分泌を抑える薬1種類を1日2回、7日服用。

「1回目の除菌率が80~90%ほど。ピロリ菌が残った場合は2回目を行い、除菌率は95%以上です」

■中学生からの検査や治療に問題は?

中学生からのピロリ菌検査・除菌治療を取り入れる自治体が増える一方で、小児科医の中には慎重な姿勢を示す人が多い。安全性の問題や海外のガイドラインでは推奨していないことが理由だ。

内山院長は、中学生のピロリ菌検査や除菌治療に対して賛成の立場。胃がんには分化型と、進行が速く悪性度が高い未分化型があり、若い人の胃がんは未分化型が多い。そして、どちらの型でも9割にピロリ菌感染が研究で確認されている。

「小児のうちに除菌治療を受けると、胃がんのリスクが下がるというエビデンスはありませんが、数は少ないものの17歳から胃がん発症の報告がある。悪性度も高いことを考えると、大きなリスク要因であるピロリ菌を17歳より前に除菌することは、非常に有益です」

17歳より前の胃がん発症の報告はない。つまり、17歳より前なら、胃カメラで胃がんの有無をチェックしなくてもピロリ菌検査がOKだ(成人は保険適用の場合、胃カメラが必須)。義務教育である中学生の間なら自治体が介入できるので、受診率を上げられるメリットもある。

「厚木市内の中学2年生の希望者341人にピロリ菌を調べる尿検査を行ったところ、3%に感染者が見つかりました。ほぼ全員が除菌治療を受けましたが副作用の報告はなかった。消化器内科医がしっかりと診て除菌治療を行えば、中学生でも重篤な副作用の心配はありません」

親がピロリ菌感染なら、子どもも検討した方がいい。ピロリ菌検査を先に受けて、除菌治療は後に、という手もある。

■高齢者には不要?

高齢者の場合、「今からしなくても」とピロリ菌除菌治療が見送られるケースがある。しかし、年齢にもよるが、ピロリ菌感染者である高齢者が除菌治療を受けた方がいい理由がある。

「整形外科から痛み止め(NSAIDs)、循環器内科や神経内科から血栓予防薬(ワルファリン、NOAC)を処方されている高齢者が多い。これらの薬は消化管出血を起こしやすくし、命に関わります。そして、ピロリ菌感染者は消化管出血のリスクが高い」

胃がん予防のためにではなく、消化管出血回避のために、高齢者はピロリ菌除菌治療を検討する。内山院長が行った研究では、除菌治療の成功度は71歳以上、70歳以下、どちらも同等で、副作用についても同等だった。

「痛み止めや血栓予防薬を服用している人、内視鏡検査で胃の萎縮があまり進んでいないことが確認された人などは、特に除菌治療を検討した方がいいでしょう」

あなたはどうか?

参照元 : 日刊ゲンダイ









2019年5月31日金曜日

タバコを吸うと「回復力の低下・有酸素系運動能力の低下・ビタミンCの損失」健康被害と強い依存性

「タバコを吸うと体力が低下する」は本当。喫煙がスポーツに与える悪影響を解説

2019年5月30日



喫煙がスポーツ能力に悪影響であることは、もはや誰もが知るところです。しかし、煙草を吸うことで具体的にどのような影響があるかまでは、知らない人も多いのではないでしょうか。今回はその部分を解説するとともに、アスリートの喫煙者事情をご紹介します。

喫煙がカラダに与える影響
喫煙がスポーツ能力にどのような影響を与えるのか、3つのデメリットをご紹介していきます。

・有酸素系運動能力の低下

喫煙の最大のデメリットは、有酸素系の運動能力が低下してしまうこと。簡単に言えば、スタミナが低下してしまのです。喫煙とスポーツを調べた研究は数多くありますが、どれも有酸素系の運動能力の低下を報告しています。

その要因は、たばこの煙に含まれる有害物質“一酸化炭素”です。一酸化炭素は、酸素を運ぶヘモグロビンや酸素を受け取るミオグロビンとの親和性が、酸素よりもはるかに高くなっています。これが喫煙により体内に入ることで、ヘモグロビンやミオグロビンは酸素より一酸化炭素と結びついてしまうのです。

これによって低下するのが、「最大酸素摂取量(VO2max)」と呼ばれる能力です。最大酸素摂取量とは、1分間に体重1kgあたり取り込むことができる酸素の量を示す数値であり、心肺持久力の指標として使われています。

呼吸によって体内に取り入れた酸素は、糖や脂質からエネルギーを生み出します。酸素を取り込める量によってエネルギーを生み出せる能力は左右されます。喫煙によって血中の一酸化炭素が多くなることで、酸素を細胞へ運搬する能力が低下し、最大酸素摂取量が低下してしまうのです。

・回復力の低下

喫煙が与える悪影響は、パフォーマンスを左右する能力だけではありません。カラダを回復させる能力も低下させてしまうのです。

先ほどご紹介したように、喫煙によって酸素の運搬量が少なくなってしまうことで、組織の新陳代謝に時間がかかり回復が遅くなります。骨折などのケガが治るまでの時間も、喫煙をしている人としていない人では差が出るとされているのです。また、喫煙によって靭帯や腱、軟骨などを構成するコラーゲンの生成を促すビタミンCの損失が大きくなることも、回復力を落とす要因につながります。



・健康被害と強い依存性

皆さんもご存知の通り、喫煙によりさまざまな健康疾患が引き起こされます。肺がんをはじめ、虚血性心疾患、脳血管疾患などのリスクが高まることは知られているでしょう。特に心疾患や脳血管疾患などは、スポーツ中での発症リスクはさらに高まり、生命の危険を及ぼす場合もあります。それらの疾患は、喫煙したことによって急に引き起こされるわけではありません。しかし、喫煙には身体的・心理的に強い依存性があるため習慣になってしまい、これが大きな問題になるのです。

強い依存性によりスポーツ能力が低下してしまうことを理解していても、喫煙をやめられないという方がいるのも確かです。また、依存性によってタバコを吸わないとイライラしやすく、集中できないという症状が起こる場合もあります。

プロアスリートでも喫煙するの?
ここで疑問です。スポーツ能力の高さを仕事としているプロのアスリートたちは、喫煙しないのでしょうか。「プロなんだから当たり前だろう!」と思う人もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。喫煙しているプロのアスリートも大勢いるのです。パフォーマンスが低下してしまう可能性があるのを理解していても、タバコの依存性によって吸わないと集中できない。そんなアスリートも少なくないでしょう。

プロチームでは、監督の意向により喫煙の禁止を義務づけるというチームもあるでしょう。しかし実際のところ、残念ながらまだまだ少数派のようです。

周囲の保護者・指導者も気をつけるべき
プロのアスリートが禁煙できない理由のひとつに、監督やコーチも喫煙しているからということが挙げられます。プロアスリートであっても、人間付き合いは大切です。特にチームスポーツともなれば、さまざまなチームメイトや指導陣とのコミュニケーションができないと、チームとしての団結力が高まりません。また、喫煙者同士、リラックスしたタイミングでの指導やアドバイスなどは、選手にとっても貴重な機会なのかもしれません。

そのため、選手に禁煙させたいのであれば、選手の周囲にいる指導者自身も喫煙することを控える必要があります。また、大人相手ではなく中学・高校などの部活動を指導している先生や監督・コーチは、特に喫煙に対して敏感になる必要があるでしょう。なお、それは保護者も同じです。自宅であっても選手の前で喫煙することがないように気をつけることは、当然のことといえるでしょう。

選手生命を伸ばしたいなら喫煙は控えた方がいい
喫煙したからといって、すぐにカラダに影響を与える訳ではありません。そのため、特に若い選手にとっては「喫煙したって何も影響はない」と考えがちです。しかし、選手生命を長く過ごしたいのであれば喫煙は禁物。選手自身に対し、周囲の指導者が喫煙の影響を徹底して指導していく必要があるでしょう。

参照元 : スポーツナビ







2019年5月5日日曜日

全身にがんが転移し、「余命3カ月」と宣告された米国男性、犬の駆虫薬で完全回復

がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治?

2019/05/04 06:00



ホント? なんて声が聞こえてきそうだ。

全身にがんが転移し、「余命3カ月」と宣告された米国の男性が、犬の駆虫薬を飲むことで完全回復したというニュースが世界中の注目を集めている。

英紙「サン」(4月27日付電子版)などによると、この男性はオクラホマ州エドモンドに住むジョー・ティッペンズさん(写真)。

2016年に小細胞肺がん(SCLC)と診断されて治療を始めたが、17年1月には、がんは胃、首、脾臓、骨など全身に転移し、手の施しようのない状態になった。

医者からは「ここまで転移しては回復の見込みは約1%です。余命は3カ月ほど」と宣告された。

ジョーさんは「余命を1年まで伸ばせるかもしれない」という実験療法に参加すると同時に、何か奇跡を起こす別の方法はないものか、とあれこれ調べていた。

ある日、母校オクラホマ州立大学のフォーラムをチェックしていたら、「あなたが、もしくは知り合いががんにかかっているなら、連絡してみて」という投稿が目に入った。

連絡を取ってみると、驚いたことに投稿者は獣医だった。獣医はジョーさんに、次のように説明した。

「偶然、犬の駆虫薬として使われるフェンベンダゾールが、マウスのがん細胞を攻撃した可能性があることが発見されたんです。それでステージ4の脳腫瘍の患者にフェンベンダゾールを処方したところ、6週間も経たないうちに腫瘍が消えてしまったのです」

この話を聞いたジョーさんは実験療法を続けるとともに、フェンベンダゾールをネットで購入、服用し始めた。価格は1週間分でたったの5ドル(約560円)。

そして3カ月後、実験療法を受けている病院で、PET(放射断層撮影法)スキャンを受けたところ、がんがきれいに消滅していたというのだ。

「3カ月前……がんは頭からつま先まで、体中に転移していました。恐ろしい転移で、3カ月以内に100%死ぬという状態でした。ところが3カ月後、PETスキャンには何も映っていなかった。どこにもがんはありませんでした」

ジョーさんは実験治療、フェンベンダゾールの他にビタミンBのサプリ、大麻から抽出されるカンナビジオール(CBD)、香辛料のウコンの有効成分であるクルクミンなどを摂取していた。

しかし実験療法を受けた約1100人のうち、がんが完治したのはジョーさんのみ。フェンベンダゾールが劇的に効いたとしか考えられなかった。

ジョーさんはその経緯を、公式ウェブサイト「Get Busy Living(必死で生きる)」で発表した。

「がん患者に誤った希望を与える」との批判も受けたが、ジョーさんは次のように語った。

「医学的治療に関するアドバイスをする資格はありません。でもできるだけ多くの人々に体験談を語る資格はあるはずです」

一方、フェンベンダゾールによってがんが治ったというケースが、ジョーさん以外に40件以上あることも判明。

ジョーさんの話を知ったオクラホマ医療研究基金がフェンベンダゾールのがん治療の性質に関する研究を始めているという。

参照元 : 日刊ゲンダイ

フェンベンダゾール



フェンベンダゾール は、広範囲な駆虫スペクトルを持つベンズイミダゾール系駆虫薬であり、代表的な商品名は Srifen や Clofen) 、Panacurである。以下のような消化管内寄生虫に対して用いられる:ジアルジア、回虫、鉤虫、鞭虫、テニア属の条虫(ただし犬で一般的な条虫である瓜実条虫に対しては効果があまりない)、蟯虫、肺虫、肺吸虫、円虫および糞線虫など。この薬剤はヒツジ、牛、馬、魚、犬、猫、うさぎ、アシカに投与できる。ジブロムサランやニクロサミドなどのサリチルアニリドと併用した場合、薬剤相互作用が生じる可能性がある。雌牛での流産、ヒツジでの死亡が報告されている

毒性
駆虫薬として多くの品種で広く用いられているが、毒性の報告もある。鳥類(コウノトリ、ピンクペリカン、ハゲワシ、ハト)や爬虫類(ヘビ、カメ)では骨髄抑制、腸陰窩の壊死、遠位の絨毛の脱落などが報告されている。反芻動物における流産は、その他の駆虫薬と併用したことが関連していると考えられる。

フェンベンダゾールは多くの種において、消化管からはほとんど吸収されない。実験動物を用いた研究では、経口投与した場合のLD50は10 g/kgを超える。

代謝
フェンベンダゾールは肝臓で代謝され、やはり駆虫作用のあるオキシフェンダゾールに変換される。オキシフェンダゾールの一部は、肝臓やルーメン内でフェンベンダゾールに戻る。

また、フェンベンダゾール自身も、他の駆虫薬フェバンテルが代謝されて生じる、活性代謝物でもある。

関連項目
オキシフェンダゾール
ノコダゾール
プラジカンテル

参照元 : wiki/フェンベンダゾール



▼金を生まない技術はことごとく世の中から抹消されている。



<ネットユーザーの反応>
「免疫活性化だろうけど」

「日本ですらガンの治療法の研究に100億円以上の予算が組まれてるというのに、こんな方法で治ったら世界中の研究者や研究機関がぶっとぶわ。たぶん、握りつぶされると思う。虫歯治療薬と同じ運命か。」

「虫歯治療薬ってあるんだ。正にネットは真実だなあ」

「あと一年早ければうちの親も…」

「製剤会社が全力で潰しに来ると思うわw」

「まあわずかでも治る人いるならいいじゃない」

「ガン細胞の分裂を阻止するんだろうな」

「虫下しの薬がある種の古典的抗がん剤と同じ機序を持つというのは知られていて、今回のはそれが犬用だったという話。もちろん世紀の大発見とかではないし、投げっぱなしで詳細はわからない」

「日本じゃこういう、"やってみる"ことって凄くバカにされる」

「製薬会社がスレ立てを止めて拡散防止工作を必死でしている。(他の伸びているスレの続きが中々立たない・・・)ディープステート案件かも。」

「40人治ったって記事出ていたぞ? 工作するってことは・・・」

「ガン細胞と寄生虫が同じメカニズムでエネルギーを作り出してるなんておもしろいね」

「大量殺戮だな・・・STAP細胞やトロン・ウィニーもか?」

「マジでこの情報も人類は封殺してしまうんだろうな・・・ディープステート案件か」

「なるほど、特定のガンには虫下しは劇的に効くって事だな。自分のガンがそのタイプなのかどうかは判らんし、確率も低そうだかがそれに賭けるのも悪くない。虫下しなら飲んでも対して害が無いし、抗がん剤よりいいかも試練」

「癌が増殖した箇所は、膿のような悪臭を伴うと聞くが、皮膚奥の無酸素状態で増殖可能な癌と同じ嫌気性の膿栓はメトロニダゾール(嫌気性抗生物質・人間用)で無臭になってやがて出なくなる。体内原虫も嫌気性で増殖するからこの薬が効く」

「新しいタイプのガン治療薬だね。ほぼノーリスクで安価に試すことができるし既存の治療薬と同時にやってもアプローチが違うから害がなさそう。ただ効くタイプと効かないタイプがありそうだよね」

「光免疫療法とMSC療法の次が、まさかの犬のぎょう虫駆除薬とは」

「そのうち、製薬会社からの圧力で、この犬の駆虫薬が市販されなくなる可能性があるから、その前に買い占めておいたらどうだろうか?」

「ガンは寄生虫が原因って論調があるんだけどけっこう信憑性がでてきたのかね。喫煙者の肺がんとかはまた別なんだろうけど」

虫下し薬が「がん」に効く? メタボローム解析でがんが回虫と同じ代謝を使うことを示唆

(09.05.20)

~国立がんセンター東病院とのスーパー特区(がん医薬品・医療機器早期臨床開発プロジェクト)の共同研究成果~

慶 應義塾大学先端生命科学研究所の平山明由研究員、曽我朋義教授らと国立がんセンター東病院(千葉県柏市)の江角浩安病院長らの研究グループは、メタボロー ム(*1)解析によりがん細胞が自身の増殖に必要なエネルギーを作り出す際に、回虫などの寄生虫が低酸素環境下で用いる特殊な代謝(*2)か、又はそれに 類似した代謝を用いる可能性があることを世界で初めて実証しました。これは、平成20年度に国が「先端医療開発特区」として創設したスーパー特区(がん医 薬品・医療機器早期臨床開発プロジェクト)に選定された国立がんセンター東病院、慶大先端生命研の共同研究の成果です。 この研究成果は2009年5月19日、米国がん学会誌Cancer Researchの on-line版に掲載されました。
Quantitative Metabolome Profiling of Colon and Stomach Cancer Microenvironment by Capillary Electrophoresis Time-of-Flight Mass Spectrometry

研究の背景
ほとんどの生物は酸素が十分にある環境では、クエン酸回路(*3)と呼ばれる代謝を使ってエネルギー物質である ATP(*4)を生産します。寄生虫として知られる回虫も、酸素の多いところで成長する幼虫の間や、体外にいる間は酸素を呼吸し、ヒトと同じクエン酸回路 を使ってエネルギーを生産します。しかし、ひとたび酸素の乏しい小腸内に進入すると今度は特殊な代謝を使ってエネルギーを生産するようになります。ある種 の虫下し薬は、回虫が使っているこの特殊な代謝を選択的に阻害するためヒトには副作用がなく、回虫のみを死滅させる事ができます。 国立がんセンター東病院の江角浩安病院長らは、虫下し薬が悪性のがん細胞も死滅させることを2004年に発見しました。この研究成果を元に、がん細胞は血 管がなく酸素が乏しい環境でも活発に増殖することができる事から、がん細胞も回虫と似た特殊な代謝を使ってエネルギーを生産するのではないかという仮説を 立て、世界最先端のメタボローム解析技術を持つ慶大先端生命研と、がんの代謝を解明するための共同研究を2004年より開始しました。

今回の研究成果
研 究チームは、国立がんセンター東病院で大腸がん患者と胃がん患者からがん組織と正常組織を採取し、慶大先端生命研でそれらの組織のメタボロームを網羅的に 測定し、がんと正常組織の代謝物の違いを比較しました。その結果、低酸素の環境下でコハク酸を高濃度に蓄積するという回虫が示す現象ががんの組織でも起き ていることが明らかになりました。このコハク酸の蓄積は回虫が特殊な代謝を使ったときにのみ観察され、がんもこの代謝を用いていることを強く支持する結果 でした。また、酸素濃度の低い大腸がんの方が、胃がんよりもより多くのコハク酸を蓄積していることが判明しました。 虫下し薬でがん細胞が死滅すること、がん組織と回虫のエネルギーを生産する代謝のパターンが似通っていることから、がん細胞は、回虫などの寄生虫が酸素の 乏しい環境下で使用する特殊な代謝、あるいはそれに似通った代謝を使って増殖に必要なエネルギーを生産している可能性を今回の実験で示しました。 一連の研究成果は2009年5月19日、米国がん学会誌Cancer Researchの on-line版に掲載されました。 今後さらに研究をすすめ、がん細胞が使用する特殊な代謝を特定し、その代謝システムのキーとなる酵素(*5)を選択的に阻害する薬物を開発することで副作 用がなく、薬効の高い(正常細胞には作用しないため、副作用が少ない)抗がん剤の実現を目指します。

研究者のコメント
国立がんセンター東病院の江角浩安病院長は、「慶大先端生命研が開発したメタボローム技術は世界の常識を越える技術であり、予想もされなかったがんの性質を解き明かし、画期的な抗がん薬を開発する糸口を作った。」とコメントしています。 慶 大先端生命研の曽我朋義教授は、「山形県と鶴岡市の支援によって開発されてきたメタボローム解析技術によってがん細胞が選択的に使う代謝を見つけ出すこと ができた。この成果によって、新しいタイプの抗がん剤の開発に一つの道筋がついたことは大変うれしい。」とコメントしています。

参照元 : 慶 應義塾大学先端生命科学研究所

2019年4月17日水曜日

【英研究】毎日、少しでも赤身肉や加工肉を食べると大腸がんのリスクが増える

ベーコン1切れでも「大腸がんのリスク高まる」=英研究

2019年4月17日



毎日ほんの少しでも赤身の肉や加工肉――例えば薄切りベーコンなど――を食べると大腸がんのリスクが増えることが、最新の研究で明らかになった。

研究は英オックスフォード大学が主導し、イギリスのがん研究団体キャンサー・リサーチUKが支援した。赤身の肉が健康に与える影響については、すでに世界保健機関(WHO)などが指摘しているが、今回の研究でさらなる証拠が加わった。

しかし、実際にはそのリスクはどれほどなのか? どれくらいが食べすぎなのか?

研究で分かったこと
研究チームは、生体試料を研究目的で保管している「UKバイオバンク」が保有するおよそ50万人分のデータを、6年にわたって分析した。

その結果、2609人が大腸がんを発症していることを突き止めた。そこから導き出された推測は以下の通り。

薄切りベーコンを毎日3切れずつ食べている人は、毎日1切れしか食べていない人よりも大腸がんになるリスクが20%増加する
研究対象のうち、赤身の肉や加工肉を毎日21グラム食べている1万人の中に、大腸がんと診断された人は40人いた
毎日76グラムの肉を食べている1万人については、大腸がんを持っている人は48人だった
イギリスの国民保健制度(NHS)によると、76グラムの加工された赤身の肉はサーロインステーキ8オンス(約230グラム)と同等だという。薄切りベーコンやスライスハム1枚は、加工肉23グラム相当。

「食べすぎ」はどれくらいから?
具体的には明らかではない。キャンサー・リサーチUKによると、イギリスで毎年診断される大腸がん4万1804件のうち5400件は、患者が一切加工肉を食べなければ防げ得たものだという。



一方で、がんの原因としては毎年5万4300件に影響している喫煙の方がより大きなリスクだとしている。

イングランド公衆衛生庁(PHE)の調査では、多くのイギリス人が赤身の肉や加工肉を食べすぎているとされている。

専門家も、こうした肉をたくさん食べている人には減らす方法をアドバイスしている。

イギリスの保健省は、毎日90グラム以上の赤身の肉や加工肉を食べている人は、70グラムまで減らすよう勧告している。

少しくらいは平気? NHSのガイダンスによると、赤身の肉には鉄分やたんぱく質といった栄養分があり、リスクと利益のバランスを取ることが大事だという。

肉を食べても、なお健康でいられる。

なぜがんのリスクがあるのか?
ベーコンやソーセージ、ホットドッグ、サラミといった加工肉は、消費期限を延ばしたり味を変えたりするため、くん製や乾燥といった方法で加工されるほか、塩や保存料が加えられている。

こうした加工の過程に関わる化学物質ががんのリスクを高めると考えられている。バーベキューなど高温での調理も、発がん性物質を作り出すという。

また、牛肉や羊肉、豚肉の赤色のもととなっているたんぱく質の一種が、消化される際に胃腸を傷つけているという説もある。

しかし、こうした食品とがんとの関係性はなお研究段階にある。

専門家の意見は?
英レディング大学のギュンター・クーンル教授は今回の研究について、肉の摂取と直腸を含む大腸がんとの関連について徹底的に分析していると説明している。

「研究の結果は、赤身の肉と加工肉の消費が直腸がんのリスクを高めているという過去の発見を強化するものだ」

「赤身の肉や加工肉の摂取量が50グラム増えるごとにがんのリスクが20%高まるという結果は、これまでの研究にも合致する。さらに、食物繊維を取ることで直腸がんのリスクが減ることも示された。食物繊維の摂取量を増やせば大きな利益があると考えられる」

一方、食肉業者の団体「ミート・アドバイザリー・パネル」のキャリー・ラクストン氏は、「赤身の肉を食べることで、たんぱく質や鉄分、亜鉛、ビタミンDやビタミンB群といった大事な栄養素が摂取できる」と指摘した。

また、「年齢や遺伝、食物繊維の欠乏、運動不足、アルコール摂取の多さなど、さまざまな生活要因が大腸がんのリスクに大きな影響を与えている」ことが分かっていると述べた。

(英語記事 A rasher of bacon 'ups cancer risk'

参照元 : BBC NEWS JAPAN




癌のリスクがある食べ物は、なるべく避けたいが一切食べないというのもストレスが溜まる。病気の原因の一つにストレスがある。なのでたまに食べるのは良いと思うし、身体に悪い食べ物を完全に避けるのは不可能に近い。

そこで、癌のリスクのある赤身肉やベーコンを食べたら、癌細胞を消滅させる野菜などを食べて、調整すればいい。たとえば乾燥させたゴーヤ、ブロッコリーなど。これらは抗がん作用がある野菜です。





なるべく無農薬の物が良い。

2019年3月31日日曜日

自然治癒力や免疫力を上げる食べ物

これだけは食べてほしい、自然治癒力を上げる食べ物

1.納豆



納豆は発酵食品、腸に良いし、食物繊維、女性ホルモンを増やす。

イソフラボンやポリグルタミン酸、レバンは抗酸化作用がある、ビタミンKが豊富で骨粗しょう症対策になる。

脂肪軽減やメタボ対策効果。ナットウキナーゼは血栓を溶かし、血液をサラサラにする。納豆菌は免疫作用がある。

しかし、注意してほしいのが納豆の表示に遺伝子組み換え大豆ではないという表示です。遺伝子組み換え大豆が5%混入でも「遺伝子組み換えでない」という表示でOKらしいので、遺伝子組み換え大豆が混入しているかもしれないということ。

こんな記事も→日本で初めて遺伝子組換え大豆を95%使用した納豆が製造、販売されました

大豆製品に含まれる遺伝子組換え大豆の検出調査2016

▼マウスに遺伝子組み換え作物を与え続けたら癌が出来た。



2.にんにく



にんにくは癌予防効果、香り成分であるアリシンは疲労回復効果がある。

治癒力や抵抗力を高める成分が豊富に含まれる。

硫黄成分が体内の解毒を助ける。カリウム、ビタミンB1・C・B6、食物繊維が摂取できる。

3.ヨーグルト



たんぱく質、アミノ酸、カルシウム、ビタミンが豊富。乳酸菌が含まれ、腸内フローラを整える。免疫力アップ。ダイエット効果。

幸福感を作り出すセロトニンが腸で精製されるのでメンタルに良い影響を与える。

4.しょうが



食欲増進、消化機能を高める、体温を上げる効果、吐き気帽子、がん予防効果。生理痛にも効く。

便秘、下痢、肩こり、神経痛、抗炎症作用、咳止めなどに効果的。アレルギーやかゆみを抑える効果。

ぴりっとした刺激が免疫力を高める。

5.味噌



味噌は万能食品です。たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富。

コレステロールを抑制、がん予防効果、生活習慣病のリスクを下げる効果、アンチエイジング。腸内環境を整える効果。美肌効果。

広島原爆で被爆した人が味噌を食べて排毒し、命が助かったという話があるぐらい味噌は万能調味料なのです。

6.ブロッコリースプラウト



ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽。カルシウムやミネラル、食物繊維などが多く含まれる。

主成分のスルフォラファンは解毒作用、抗酸化作用、肝機能を正常にする、新陳代謝をよくする。

抗ピロリ菌作用、抗酸化作用、抗ガン作用、美容機能 (美白作用)。

生で食べることを薦めます。熱に弱いので味噌汁などに入れるのはNG。サラダや豆腐に乗せたり、ドレッシングをかけて食べるのが良いでしょう。スムージーなどもおススメ。

スルフォラファンは、体内で3日くらいもつので、毎日食べる必要はない、3日に一度食べればいい。

肝臓ケアに「ブロッコリースプラウト」

2019/5/26(日) 5:00配信



今や「筋肉ブーム」。筋肉合成にはビタミンCが必須。ビタミンCが不足すると、筋力が低下することも分かっています。ビタミンCの宝庫「ブロッコリー」は、鶏ムネ肉とセットで今や筋肉をつけたい人の「マスト野菜」ですよね。しかし、ブロッコリーはビタミンCだけではありません。ベータカロテンやビタミンEなどの抗酸化作用が豊富に含まれダイエットに効果的な「野菜の王様」です。

ブロッコリーは「肝臓」「胃」、さらに「ダイエット効果」  そして、今、特に注目されるのが「スルフォラファン」という硫黄物質です。このスルフォラファンは「肝臓の解毒作用」を助けます。また胃がんの原因となる「ピロリ菌」も抑制。さらに、 金沢大学の発表では、マウスを用いた動物実験で肝臓や脂肪組織の炎症,インスリン抵抗性を改善させ,肥満など生活習慣病の予防につながる波及効果が期待できること が分かりました。

さらに「メチルメタンチオスルホネート(MMTS)」という成分が含まれて、これがさまざまな炎症で傷ついた細胞の修復に役立つことも分かっています。

ブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」は栄養成分10倍!
そしてこのスルフォラファンとMMTSを効果的に摂取するには、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」が最も効率的! ブロッコリースプラウトはブロッコリーの10倍以上のスルフォラファンが含まれています。また、MMTSは熱に弱い成分。生で摂取することが必要です。ブロッコリーはなかなか生で食べるのは難しいですが、ブロッコリースプラウトは生でそのまま食べられるので、とても理にかなっているのです。

リーズナブル!調理いらず!ブロッコリースプラウトは賢い野菜! しかも、ブロッコリースプラウトはそのまま軽く洗ってそのまま使えます! ちぎれば包丁だって必要なし! そして、天候に左右されない室内栽培なので、お財布にも優しい野菜です。火を使わず、調理いらずだから、これからの暑い季節にぴったりです。

そこで、ブロッコリースプラウトのちょい足しで、筋力アップから肝臓や胃のケアにもなるメニューをご紹介!



1.疲労回復、代謝アップに「冷しゃぶ」にオン!

冷しゃぶは、余計な脂を落としてさっぱり食べやすいヘルシーメニューですよね。疲労回復にもってこいの豚肉に含まれるビタミンB1はブロッコリースプラウトのビタミンCと同時に摂取することで、さらなる代謝アップにつながります。豚肉の脂はスルフォラファンの吸収をアップさせます。

また、ポン酢と一緒に食べれば、酢に含まれるクエン酸がさらに疲労回復。ゴマだれを使うと、抗酸化作用のビタミンEがブロッコリースプラウトの抗酸化作用をさらにアップさせます。

スルフォラファンは細胞が壊れるときに生成されるので、「よくかむこと」が大事。オイルを含んだタレを使うことで、ブロッコリースプラウトがしっとりして、食べやすくなります。

2.糖質ケアに「冷やし中華」にオン!

これからの季節においしくなる冷やし中華。しかし、糖質は高めです。ダイエットを考えるなら、コンビニの冷やし中華などにブロッコリースプラウトをプラスしましょう!

何といっても洗ってちぎるだけだから手間いらず。スルフォラファンのダイエット効果とともに、食物繊維が麺の糖質による血糖値の急上昇を抑えてくれます。また、冷やし中華のタレに含まれるオイルがスルフォラファンの吸収をアップ。しっとりさせることでスルフォラファンが食べやすくなります。



3.肝臓ケアおつまみに「サバ缶」にオン!

今トレンドのサバ缶とブロッコリースプラウトは、包丁いらずで超簡単な「肝臓ケアの最強のおつまみ」です。

サバの良質なタンパク質とブロッコリースプラウトのスルフォラファンは肝臓ケアに働いてくれます。筋力アップという意味でも、タンパク質の合成を助けるのはブロッコリースプラウトのビタミンC。もちろん、サバのDHA、EPA、ブロッコリースプラウトのスルフォラファン、MMTSと抗酸化成分がバッチリ内臓脂肪に働いてくれます。

いかがでしたか?

これから暑くなる季節は、調理いらず! 安い! 最強!の「ブロッコリースプラウト」をお薦めします。いろいろなメニューに取り入れて楽しんでみてください。

参照元 : 商業界オンライン

2019年2月11日月曜日

日本の精神医療は患者を食い物にし、ダメにしている!後を絶たない鉄道自殺。その原因の多くは?

日本の「精神医療」は患者をダメにしているのか

2019/2/10(日) 15:00配信



「患者のため」の身体拘束が招く死。処方薬の影響で体中に入れ墨をした女性、万引を繰り返した会社員や衰弱後に突然死した自閉症患者。担当医は患者家族から逃げ回り、「親の代わりに殴った」と開き直る。半世紀前と変わらない医療現場がある。『なぜ、日本の精神医療は暴走するのか』を書いたリサーチャーの佐藤光展氏にその実態を聞いた。

■リアルな患者の姿を見せていない

──にわかには信じられないような事例だらけです。

1970年に朝日新聞の記者だった大熊一夫さんが精神病院内での患者への暴力をルポして、社会問題になりました。1987年に精神衛生法が精神保健法へと改正され、改善されたと思っていたが、医療担当記者として取材していると、誰も開けない扉がある。好奇心から開けたら人がばたばたと倒れている。自分では“蘇生”できないので「これ、おかしいでしょ、助けませんか」という気持ちで書いています。臭い物にふたは一般的ですが、精神医療には社会のひずみが凝縮していると感じます。

──昨年8月に毎日新聞が、精神病院に50年以上入院している人が1773人いると報じました。

こうした状況を、多くの人はおかしいと感じるはずですが、そうなっていないのは、まさに患者を病院に閉じ込めて、リアルな患者の姿を見せていないから。ある精神科医に言わせると、従順ないい人だから何十年も入院しているわけで、世間が考える突然暴れ出すような人たちなら、暴動が起きて病院は潰れている。

──これだけひどいと、「極端な例だ」という声もあるのでは。

そういう反応は必ず出ます。ただ、メディアが取り上げるのは何であれ極端な例がほとんどです。殺人事件は年間約300件で年々減っていますが、報道しなくていいという話は聞きません。事件の背景にある社会の問題や被害者の命の重さは伝えなくてはいけない。それが、精神疾患の患者の場合なら、虐げられても一部だからいい、というのは理解できません。

──なぜ、考えられないような医療が続いているのでしょう。

医療は医者の見た目(視診)と検査の数値に基づいて行われますが、精神科は見た目がすべて。iPS細胞による治療がスーパーカーなら、精神医療は人力車。人力車だからダメ、ではないんです。患者の話を聞いて癒やせればいい。例えば「眠れてますか」に始まって、「そんなに仕事が大変なら会社と交渉しましょうか」というのが本来の精神科です。ところが、ろくすっぽ話も聞かずに「眠れない?  じゃあ薬飲んで」となっちゃう。ここに大きな問題がある。

■患者が半減してもやっていける

──話を聞かないのは診療報酬制度にも問題があるようですね。

お金に困ってない精神科の重鎮が開業して、1時間かけて患者の話を聞くと、大して薬を使わなくても1~2カ月でうつ病が著しく改善したりします。じっくり患者に向き合っても報酬は変わらないので、ある種ボランティア。ここに矛盾があるのは確かですが、1人当たりの診察時間を5分から10分にして患者が半減してもやっていける報酬はもらっているはずです。逆に、稼ごうと思ったら数をこなして投薬になる。

──治さずに薬漬けにしたほうが儲かる構造ですね。

ほとんどの精神科医は治したいと思っている。ただ、検査や手術という方法がなく、あるのは薬だけ。また、医療の質を問う場合、どれだけ治したかという評価基準が必要ですが、精神疾患は何をもって治ったとするかが難しい。うつ病だと社会復帰でしょうが、会社に行ったらまた症状が出たという例は身近にあると思います。

──製薬会社による「うつは心の風邪」といううつ病の啓発活動が安易な受診を助長すると批判されたことがありました。

あのフレーズは、今思うとある意味正しかったという気がします。風邪の発熱などが体を休ませるための指令なら、脳の活動の低下も同じように疲弊した体を休ませるための指令かもしれない。

問題は、心の風邪や、それ以前のちょっと疲れていて眠れば回復するような人まで病気と診断して投薬してしまうことです。本当に必要な休息を取らないで薬だけ飲んでも治りません。その結果、「よくなりませんね、重症ですね」と薬が増え、副作用で患者が本来できることもできなくなってしまう。副作用に鈍感な医者はとことん鈍感で、症状の悪化と投薬の関係を疑ったりしません。

──医師の処方内容をチェックすべき薬剤師は機能していない?

もっと医者に「この処方はおかしい」と言わなきゃいけないけれど、門前薬局なんかは医者に干されるおそれがあって言えないというのはまだあります。また、睡眠薬などは長期間服用すると適正量でも薬物依存になりますが、処方が適正量だと言いにくいと思います。

──短時間診療に過剰投薬。患者を人として扱っていませんね。

精神医療関係者が患者をバカにしているというのは感じます。本書に書いた、夫のDVから逃れようと110番通報した女性が、精神錯乱者とされて、措置入院(編集部注:知事などの権限による強制入院)させられたのは好例です。警察官、保健所員、精神科医の誰もまともに女性の話を聞かず、レッテル貼りをして病院に入れてしまう。

■犬猫のほうが大事にされている

──精神科医のうち一人は「措置というほどではありませんね」と言いながら「要措置」としました。

石郷岡病院において、暴行がもとで患者が死亡したと看護師が起訴された裁判員裁判では、意味不明な理由により罰金30万円で終わり。医療現場のひずみを社会が正さないのです。精神疾患患者への社会の薄情さが医療現場に反映されている。犬猫のほうが大事にされていると思います。

──状況を変えるには?

患者やその家族が声を上げるしかないでしょう。部外者の私がいくら声を上げても「極端な例だ」と言われてしまう。無力感があるのかもしれないが、社会にいちばん響くのは彼ら彼女らの声です。医療にめちゃくちゃにされた患者はそれどころじゃないでしょう。それでも声を上げる必要がある。

精神科の診断基準は、その症状によって本人の社会生活に著しい影響があるかを必ず問題にしています。要は本人が困っていなければ病気ではないのです。発達障害で顕著ですが、変わった人がいて困っているのは周囲の人ではないのか。社会の受け入れ方次第で患者自体が減ると思います。

参照元 : 東洋経済オンライン






鉄道自殺「うつ病」と並んで多い原因は何か 仕事の問題と悩みが勤め人を自殺に追い込む

2018/02/23 6:00



後を絶たない鉄道自殺。その原因の多くはうつ病のほか「勤務問題」だ

一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)で鉄道自殺した被雇用者は2009年から2016年までの8年間に584人にのぼり、このうち「勤務問題」を原因に含む人が91人いたことが、厚生労働省が筆者の求めに応じて提供したデータの集計からわかった。

「勤務問題」は鉄道自殺原因のうち2番目に多く、最多は172人が該当した「健康問題」だった。詳細な内訳では、うつ病、職場の人間関係、仕事疲れなどが上位となり、ブラック企業問題で指摘される原因が特に目立つ結果となった。

また、「勤務問題」が関係する鉄道自殺がもっとも多かったのは、月曜日の午前8時台から10時台だったことも判明した。

健康問題と勤務問題が上位に
厚労省から提供されたのは、警察が作成する「自殺統計原票」のデータから、厚労省自殺対策推進室が筆者の求めに応じて作成した、全国の鉄道自殺者4825人の職業や原因など9項目。発見場所が「駅構内」または「鉄道線路」で、手段が「飛び込み」だった自殺を対象とした。

584人のうち、原因「不詳」(276人)を除いた308人には、警察によって最大3つまで原因が付けられており、前述の通り「健康問題」を含む人が172人で最多、91人が該当した「勤務問題」は2位だった。3位以下は「家庭問題」と「経済・生活問題」が各34人、「男女問題」が22人などだった。



「健康問題」で自殺した人の年齢層を見ると、39歳以下が76人、40歳以上59歳以下が72人、60歳以上が24人で、全体では59歳以下が86%(計148人)を占める。働き盛りと言える年齢層の被雇用者が、どのような問題を理由に鉄道自殺したのだろうか。

「自殺統計原票」にある前記の7種類(健康問題、勤務問題、家庭問題、経済・生活問題、男女問題、学校問題、その他)の原因は、さらに計52種類(不詳を除く)の詳細な原因に分かれている。

たとえば健康問題には、身体の病気、うつ病、統合失調症、アルコール依存症、薬物乱用、その他の精神疾患、身体障害の悩み、その他という8つの内訳があり、勤務問題には仕事の失敗、職場の人間関係、職場環境の変化、仕事疲れ、その他という5つの内訳がある。

警察は自殺者一人につき、これらの詳細な内訳の中から最大3つの原因を付ける。

主要な原因は精神疾患
この詳細な原因を集計し、10人以上が該当した原因を多い順に並べると、最も多かったのが健康問題の「うつ病」で96人、2位も同じく健康問題の「うつ病と統合失調症以外の精神疾患」で35人と、上位を健康問題が占めた。このほか、健康問題では「統合失調症」が21人で5位となっており、精神疾患が被雇用者の主要な自殺原因となっていることがわかる。

健康問題と合わせて注目したいのが、勤務問題の「職場の人間関係」と「仕事疲れ」がそれぞれ該当者数29人と28人で、3位・4位となったことだ。これにより、原因の1位~5位を精神疾患と労働に関する問題が占めることが明らかになった。

この表は、一人一人それぞれの人生を送り、一都三県で鉄道自殺した被雇用者の苦悩の内訳だ。



一方、うつ病を原因に含む96人のうち、約7割にあたる67人はうつ病のみが理由だったが、残りの3割にあたる29人には別の原因との組み合わせが見られた。

うつ病との組み合わせで最多だったのは勤務問題で計23人。うつ病という健康問題と、勤務問題の両方を原因として抱える人がこれだけいたことになる。この内訳として最も多かったのは「仕事疲れ」との組み合わせで8人、次いで「職場の人間関係」が6人、「職場環境の変化」が5人となった。

これらは、52種類ある全原因の組み合わせ(単独原因を除いた2652通り)のうち、特に多い組み合わせだった。



同様に、「職場の人間関係」「仕事疲れ」を軸として原因の組み合わせを見てみると、どちらもうつ病との組み合わせが最多となった。



勤務問題での自殺は月曜朝が最多
鉄道の運行との関わりでは、一都三県で勤務問題を原因とした被雇用者の鉄道自殺は、曜日別では月曜日が13人、時間帯別では午前8時台から午前10時台(2時間刻み)が21人でもっとも多く、曜日と時間帯を組み合わせた84通り(7日×12時間帯)中、月曜日のこの時間帯が6人で最多だった。



比較のため、鉄道自殺に限らない被雇用者の自殺原因(全国、2016年)を見ておくと、1位はうつ病(1149人)、2位は仕事疲れ(514人)で、職場の人間関係(407人)は4位。夫婦関係の不和(422人)が3位、多重債務(301人)が6位に入るなど一都三県の状況と異なる点もあるが、勤務問題が上位という傾向は一都三県の鉄道自殺と同じだ。



勤務問題が自殺原因の上位を占める状況からは、労働環境の劣悪さなどの問題があることがうかがえる。

過酷な労働環境は「虐待」では
「仕事疲れ」や「職場の人間関係」という分類がどのような実態を指すのかわからないが、これほど多数の被雇用者を自殺に追い込むほどこれらが過酷なものであるなら、「労働問題」や「勤務問題」という言い方は不適切であり、被雇用者に対する「虐待行為」と言うべきだろう。

虐待防止に関する身近な法律には、児童虐待防止法、高齢者虐待防止法、障害者虐待防止法、動物愛護管理法がある。この4つの法律はいずれも、目的を定めた第1条で明確に「虐待」の言葉を使用する。

「児童虐待の防止等に関する施策を促進し」
「高齢者の尊厳の保持にとって(…)虐待を防止することが極めて重要」
「障害者に対する虐待を防止することが極めて重要」
「動物の虐待及び遺棄の防止」

しかし、被雇用者への虐待を定義し、防止する法律は存在していない。過労自殺やパワハラ自殺に代表される過酷で暴力的な労働実態を被雇用者に対する虐待として捉え、これを防止するための労働者虐待防止法が制定されれば、鉄道自殺を含め、勤務問題と原因とする自殺を大幅に減らすことができるのではないだろうか。

(追記)※この記事で使用した「被雇用者」とは、政府の自殺統計で「被雇用者・勤め人」とされる職業分類を指す。表現を簡素にするため記事中では「被雇用者」と表記した。

参照元 : 東洋経済







自殺の原因は様々な理由があると思いますが、精神薬の副作用から脳がおかしくなり、自殺に走るケースが多いということを、精神疾患の患者は把握してほしい。

日本人研究者が生んだ「光免疫療法」で、癌が「過去の病」に?がん治療の大革命!

がん治療の大革命となるか? 極貧研究者が生んだ「光免疫療法」とは

2019.2.04



カネも伝手もない、情熱だけがあった

現在、治験の最終段階にあり、認可されれば、がん治療に大革命を起こすと期待される光免疫療法。今週発売の「週刊現代」では、その開発の裏で資金不足に泣き続けた研究者の汗と労苦の物語について特集している。

がんが「過去の病」に…?
昨年12月8日、スウェーデン・ストックホルムで京都大学の本庶佑特別教授が、ノーベル賞記念講演を行った。受賞に日本中が沸き、本庶氏が開発に携わったがん免疫治療薬「オプジーボ」は誰もが知る薬となった。

その3週間前、東京の千代田区、平河町。

消化器癌発生学会総会で行われた、ある研究者による講演は、本庶氏の記念講演ほどはメディアの注目を集めていなかったかもしれない。

出席者も専門家だけなので、会場も満員ではなかった。だがこの日、集まった日本中のがん専門医や研究者たちは、確信した。

「この治療法が確立したら、オプジーボどころの騒ぎではない。がんは結核のように『過去の病』になるぞ……」

登壇したのは、小林久隆氏(57歳)。世界最高峰のがん研究機関である米国立がん研究所(NCI)の主任研究員だ。

小林氏が開発した治療法は、光免疫療法という。国立がん研究センター東病院副院長の土井俊彦氏が解説する。

「光免疫療法は、がん細胞の膜を物理化学的に破壊する画期的な治療法です。副作用が少なく、しかも眠っていた免疫細胞を活性化させて、がん再発の抑制効果まで期待できる、まったく新しい治療法なのです」

実現すれば、医療の歴史を大きく塗り替え、長年にわたってくり広げられてきた人類とがん細胞との闘争に決着を付けることになる。小林氏はいかにしてこの治療法を発見するに至ったのか。その道のりは決して平坦なものではなかった。

兵庫県西宮市で生まれた小林氏は、関西の名門、灘校を卒業後、京都大学の医学部に進学した。

「大学では病理学の研究室に在籍していました。'80年代後半当時は、後のオプジーボなどにつながる免疫抗体研究の黎明期でもありました」(小林氏、以下同)

病理学とはがんの外科手術で採取した細胞を検査したり、薬物治療による細胞の変化を観察したりする学問。だがその後、小林氏は大きな「回り道」を経験する。

「がんの研究をするにしても、一度、臨床を経験したほうがいいと思いました。そこで放射線科の医師として働きはじめたのですが、結局11年も臨床の現場で働くことになったのです」

日進月歩の医科学研究の世界において、10年を超えるブランクはとても大きい。論文の数が少なく、研究実績がないと見なされれば、研究に必要な資金を引っ張ってくるのも至難の業だ。

「実際、その後、長きにわたり極貧の研究室で働く羽目になりましたよ」

もっとも臨床医としての経験が、小林氏のがん研究者としての礎になっていることも確かだ。

「臨床の現場ではいろいろと感じるところがありました。そもそも人体に有害な放射線を当てて治すこと自体が、非常に乱暴な治療法です。

がんを退治してくれるはずの免疫も徹底的に壊れてしまいますから。がんの治療には、そんな野蛮な方法しかないのかと悩ましく思う日々でした」

自腹で研究するしかない
研究室に戻ってから、アメリカ、NCIでフェローの口を得た。NCIは言うまでもなく、世界トップレベルの研究者たちの集まり。

フェローという助手のような立場だが、大いに刺激を受けて帰ってきた。

「帰国後は京大の寄附講座の助手という立場で研究をすることになりました。その頃は本当に資金不足に泣かされました。

そもそも科研費が足りないだけでなく、例えばアメリカの最先端の器具を購入したいのに、日本に輸入代理店がないので、科研費を使わせてもらえないといった、さまざまな問題がありました。

100万円もするような薬剤や機器を自分の財布から持ち出しで買わなければ研究が続けられない。でも、NCIで世界の研究者たちのスピード感を見てきた直後でしたから、研究のレベルを落としたくなくて必死でした。

国立大学助手の年収は500万円にも満たなかったので、持ち出しは大きな痛手でしたね」

少しでも節約するために、普通は使い捨てするような実験器具も洗って加熱滅菌して再利用した。それだけ実験に時間も労力もかかるが、他に道はなかった。

このままでは資金が続かないな……。

研究費の壁はあまりに高く、日本の大学で研究を続けても埒が明かないと悟った。研究者としての道をあきらめて医者になるか迷う日々が続く。

だが、小林氏には現在の研究につながるコンセプトがあった。最後の可能性にかけたい―その一心で'01年、40歳を前にもう一度アメリカにわたることを決意。

日本で出番がない野球選手が大リーグを目指すようなものだった。

「与えられたポストはシニアフェローというもの。ボスの研究の手伝いをしながら、空いた時間で自分の研究を進めるという条件でした。

実験に使う機械が空くのが夜中だけなので、昼はボスの手伝い、夜中は自分の研究。毎日のように研究室に寝泊まりする状況でした」

'04年、地道な研究が次第に認められ、NCI分子イメージングプログラムで主任研究員として働くことになった。まさに遅咲き、43歳にして、ようやく一国一城の主として、自分の研究が存分にできるようになった。

新しすぎて理解されない
ただし、この頃は直接的ながんの治療法を研究していたわけではない。

「当時は、主にがんのイメージングの研究をしていました。つまり、どこにがん細胞があるのか、画像で判断するための研究です。がんを光らせる蛍光物質を体内に入れて、光らせるというコンセプトでした」

ところが、'09年に不思議なことが起こる。

実験でがん細胞を光らせようと近赤外線を当てていると、次々とがん細胞が死滅していく様子が観察されたのだ。

「最初はなにが起こっているか、わかりませんでした。しかし、よく観察すると近赤外線の当たったがん細胞だけが、風船がはじけるように次々と破裂していくのです。それから、光免疫療法の研究が始まりました」



この世紀の発見を簡略化して説明しよう。

がん細胞だけに結合する抗体に、光る色素「IR700」をくっつけて静脈注射で体内に入れる。IR700は、近赤外線を当てるとすぐにそのエネルギーを吸収、化学反応を起こし、がん細胞の膜に小さな傷をつける。

いくつか傷がつくと、がん細胞はものの1~2分で死滅するのだ。

「外科手術、抗がん剤、放射線治療とこれまでの主流の治療法はどれも、本来がんと戦ってくれるはずの免疫機能を著しく弱まらせる。

また、(オプジーボなどの)免疫療法は免疫を強化してはくれるが、それ自体はがん細胞を殺しません。

一方、光免疫療法では、がん細胞が壊れて減るのに免疫細胞を弱まらせることもない。むしろ免疫細胞を活性化させることもわかってきた。

しかも、ほぼすべてのがんに効果があって、副作用も少ないのです」

穏やかだが確固たる自信
発見から3年後、'12年にはオバマ大統領が一般教書演説で、小林氏の研究の可能性について触れるなど、世界の注目は集まっていく。

しかし、光免疫療法の理論は確立できたとしても、それを臨床試験の段階にまで進め、特許を獲得するには無数のハードルがある。当然、そのためには莫大な資金もいる。

もたもたしていると、小林氏のアイデアに目をつけた資金力が豊富な研究室や製薬会社が先に試験を始めてしまうかもしれない。

画期的ながんの治療法を見つけようと、世界中の製薬会社はしのぎを削っている。何兆円という巨額のカネが動く世界では、小林氏の研究室など、吹けば飛ぶような存在なのだ。

「'12年には特許をサンディエゴのベンチャー企業アスピリアン社にライセンスしました。

しかし、ビル・ゲイツの財団などいろいろなところを回り、臨床応用の資金を得るための会議に加わりましたが、なかなかおカネを出してくれるところは見つかりませんでした」

しっかりとしたコンセプトはあるのに、試験が進められない。まったく新しい治療法だけに、周囲の理解が追いつかないという側面もあった。

だが'13年4月、サポートしてくれる人物が現れた。

「楽天の三木谷浩史会長です。当時、三木谷さんはお父様が膵臓がんで闘病中で、世界中のがん治療の最先端を熱心に見て回っていました。

私の親戚が神戸で洋菓子屋をやっていて、楽天市場に早い段階から出品していました。

同じ神戸出身という御縁もあり、三木谷さんとは古い付き合いだった。その親戚を通じて、私の研究の話を聞き、興味を持たれたらしい。

実際に会って話を聞いてみると、専門家が驚くほど詳しくがんのことを勉強されていた。科学的な内容までよく理解されているので、私の研究に対しても即断即決で支援をしてもらえることになりました」

現在、三木谷氏は楽天アスピリアン社の会長という立場で光免疫療法の臨床試験を推進している。グローバル第Ⅲ相試験という最終段階で、日本を含む世界中の病院で試験が進行中だ。

これが承認されると一般の人も実際に治療が受けられるようになるだろう。

「現在、試験を行っているのは頭頸部がん。顔や頭の近くで手術が難しいことと、光を当てやすいという理由からです。

もちろん、光免疫療法は他のがんにも効果があるはず。内視鏡を使って光を当てれば、内臓系のがんにも対応できる。最終ターゲットは、とても難しいがんといわれる膵臓がんです」

そう語る小林氏の微笑みは、穏やかだが確固たる自信に満ちている。

発売中の週刊現代では、このほかにも、光免疫療法の治療コストが安価に抑えられる可能性にも触れ、近い将来の人類とがんの姿について詳述している。

「週刊現代」2019年2月16・23日合併号より

参照元 : 現代ビジネス







政府が資金援助して、この「光免疫療法」を日本の病院で一日も早く実用化するべきです。 

いままで何人の癌患者が抗がん剤で毒殺されてきたことか・・・



もういい加減、日本の病院(西洋医学)は効果のない「癌の三大療法」を辞めるべきである。

金儲けではなく、患者の命を本気で救う治療にシフトしていくべきである。