2017年6月15日木曜日

子宮頸がんワクチンで記憶障害,、けいれん 深刻な副作用の報告!勧奨中止から4年、接種者激減

高まる子宮頸がんリスク ワクチン勧奨中止から4年、接種者激減

2017/6/11(日) 7:55配信



■導入前と同水準に

子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンの積極的勧奨が中止されて4年がたち、接種者が大幅に減ったことにより、国内の女性の20歳時点でのHPV感染リスクがワクチン導入前と同程度に高まるとする予測を大阪大の上田豊助教(産婦人科)がまとめたことが10日、分かった。同ワクチンをめぐっては、体のしびれや痛みといった接種後の副反応が報告されたとして、積極的な接種勧奨が中止されている。

HPVは主に性交によって感染し、女性の多くが一度は感染するとされる。多くは自然に治り、ウイルスは排除されるが、まれに感染が長く続き、がんの前段階を経て子宮頸がんになることがある。

上田助教は、ワクチンの公費助成開始時に助成の対象年齢を超えていた平成5年度生まれの女性の20歳時点での2種類のウイルス型の感染リスク(感染者の割合)を1と設定。公費助成が始まった際に助成対象の16歳だった6年度生まれ以降の感染リスクをワクチン接種率から計算した。すると、約7割の人がワクチンを接種したことで、20歳時点での感染リスクは約3分の1にまで減った。

ところが、25年度以降のワクチンの接種率は4~0%に激減。今年度に定期接種の対象年齢(12~16歳)を超えて17歳になる12年度生まれの女性の20歳時点での感染リスクは、0・96とワクチン導入前と同水準になると予測した。

参照元 : 産経新聞


子宮頸がんワクチン薬害、見解分かれ続く検証 検診受け予防を

2017/6/11(日) 7:55配信

しびれで歩けなくなったり記憶に障害が起きたりするHPVワクチンの副反応をめぐっては、複数の医師が「接種が始まる前から同様の症状を訴える患者はいた」と話す一方で、「診たことがない」とする医師もおり、専門家の見解は現在も分かれたままだ。

昨年12月には厚労省研究班が「非接種者にも同様の症状を訴える人が一定数いた」とする調査結果を発表。しかし、「症状が全然違う」などと健康被害を訴える患者らから反発があったため、患者を診察した医師らから直接、聞き取りを行う方針が決まった。患者側は昨年7月以降、国と製薬企業に賠償を求める訴訟を全国で起こしている。

HPVワクチンは平成22年11月から小学6年~高校1年までの女子が無料で受けられるようになり、25年度からは予防接種法に基づく定期接種となったが、副反応の報告によりその2カ月後には厚労省の専門家部会が積極的な接種勧奨の中止を決めた経緯がある。

上田助教は、娘をもつ母親の3割以上が「接種勧奨が再開されても接種しない」と答えたネット調査を踏まえ、「再開されても接種率は回復しない可能性がある」と指摘。検診を受けて予防することが重要だとしている。(道丸摩耶)

参照元 : 産経新聞


けいれん、記憶障害…子宮頸がんワクチンで「壊れていく16歳少女の体」

2015.6.13 12:23



けいれんや腹痛など、深刻な副作用の報告が相次いでいる子宮頸(けい)がんワクチン。4年前に接種を受けた奈良県三郷町の高校2年の少女(16)は記憶障害に加え、知的障害の症状も現れ始め、現在は8歳ほどの知能しかない。国の救済が進まない中、少女の深刻な事態に町は12日、独自の助成を始めることを決めた。「壊れていく娘」を前に、母親(47)は「一刻も早く原因を究明し、娘を助けてほしい」と話す。

最初のワクチン接種を受けたのは中学1年だった平成23年10月。学校から届いた案内を見た母親が町内の個人病院へ連れて行った。

接種直後、少女は腹痛や手足のしびれを訴えた。腰痛で歩行困難になり、母親は町や製薬会社に問い合わせたが、「副作用とは関係ない」との回答。1カ月休学し、その後も12月と翌年3月に接種を受けた。原因不明の症状を何度問い合わせても、「副作用ではない」と言われた。

だが、高校に進学した昨年6月。「頭が熱い」。少女は苦しみ、激しいけいれんと失神を繰り返して寝たきりの状態に。県内の病院を転々としたが、「精神的なもの」と言われた。これまでに12の病院で受けた検査でも異常は見つからず、最後に訪ねた病院で母親は医師を前に泣き崩れた。「娘の体は壊れているのに、何も異常が見つからない。訳が分からず、気がおかしくなりそうでした」

母子家庭で4人の子供を抱え、大阪で医療事務の仕事に就く母親は仕事を休めない。少女の症状は回復する兆しがなく、人の支えがなければ歩けない。光が「目に痛い」ため、家の中でもサングラスを着用している。「一番辛いのは、多くの思い出が娘の記憶から消えていくこと」と母親。中学時代の友達、担任の先生、家族でカラオケに行ったこと。近頃は、家族の顔さえ忘れつつあるという。

中学3年の冬、買い物に行った帰りの坂道で荷物をすべて持って背中を力強く押してくれた娘。「『大きく頼りがいのある子に成長したんだな』と実感した。今思うと、あれは夢のようなことだった」と話す母親は、娘が一日も早く回復することを願っている。

参照元 : IZA

















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