大麻取締法「所持」は違法なのに「使用」は対象外…何が違うのか?
2016/11/21(月) 10:00配信
沖縄県石垣市の自宅で大麻を所持していたとして、元女優の高樹沙耶容疑者(53)が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件で、高樹容疑者が大麻の使用を認める供述をしていることが報じられている。
朝日新聞の報道によると、高樹容疑者は、吸引したことは認めているが、所持についてはあいまいな供述をしているという。記事の中で、大麻取締法では、大麻の所持は禁じられているが、使用については取り締まりの対象になっていないことが解説されていた。
素朴な疑問として、なぜ使用は禁止されていないのだろうか。使用を対象外としていることに何か意味があるのだろうか。岡本裕明弁護士に聞いた。
●処罰範囲を明確にするため
「大麻は、コカイン等の麻薬や覚せい剤と比較すると、有害性が低いものと考えられています。しかし、大麻は、幻覚や妄想等を引き起こし、継続して使用することで、抑うつ、意欲減退等の精神疾患のような症状に陥ることもあります。最高裁判所(最高裁昭和60年9月10日決定)も、大麻に有害性がないとは認められないと判示していますから、大麻の有害性が低いことを理由に、大麻の使用が禁止されていない訳ではありません」
では、なぜ禁止されていないのか。
「大麻草全体に有害な物質が含まれているという訳ではなく、成熟した茎や種子には、幻覚作用等を生ぜしめるTHCという成分がほとんど含まれていません。また、日本では、昔から大麻は主要な繊維作物として各地で栽培されており、茎の部分は、麻織物や麻縄等に使われ、麻の実は七味唐辛子等の香辛料として親しまれてきました。
大麻取締法は、このような経緯から、大麻の成熟した茎や種子を規制対象から除外しています。大麻の草や花を吸引、飲食することが禁止されていない一つの理由として、規制対象となっていない茎や種子等から微量の大麻の成分が体内に入ったような場合を処罰しないようにするためということが考えられます。
体内に入ったものが大麻のどの部分であるかを立証することは難しいですが、所持であれば規制対象か否かは客観的に明らかです。処罰範囲を明確にするというのが理由です。
以上のとおり、大麻取締法は、決して大麻の使用を積極的に認めている訳ではありませんし、大麻を所持することなく使用することは困難ですから、大麻の使用が合法であると考えるべきではないでしょう」
【取材協力弁護士】
岡本 裕明(おかもと・ひろあき)弁護士
刑事事件及び労働事件を得意分野とし、外国人を被疑者・被告人とする事件を多く取り扱っている。多数の裁判員裁判も経験している一方、犯罪被害者の代理人として、被害者参加等も手掛ける。
事務所名:弁護士法人中村国際刑事法律事務所
事務所URL:事務所HP
参照元 : 弁護士ドットコム
2016/11/21(月) 10:00配信
沖縄県石垣市の自宅で大麻を所持していたとして、元女優の高樹沙耶容疑者(53)が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件で、高樹容疑者が大麻の使用を認める供述をしていることが報じられている。
朝日新聞の報道によると、高樹容疑者は、吸引したことは認めているが、所持についてはあいまいな供述をしているという。記事の中で、大麻取締法では、大麻の所持は禁じられているが、使用については取り締まりの対象になっていないことが解説されていた。
素朴な疑問として、なぜ使用は禁止されていないのだろうか。使用を対象外としていることに何か意味があるのだろうか。岡本裕明弁護士に聞いた。
●処罰範囲を明確にするため
「大麻は、コカイン等の麻薬や覚せい剤と比較すると、有害性が低いものと考えられています。しかし、大麻は、幻覚や妄想等を引き起こし、継続して使用することで、抑うつ、意欲減退等の精神疾患のような症状に陥ることもあります。最高裁判所(最高裁昭和60年9月10日決定)も、大麻に有害性がないとは認められないと判示していますから、大麻の有害性が低いことを理由に、大麻の使用が禁止されていない訳ではありません」
では、なぜ禁止されていないのか。
「大麻草全体に有害な物質が含まれているという訳ではなく、成熟した茎や種子には、幻覚作用等を生ぜしめるTHCという成分がほとんど含まれていません。また、日本では、昔から大麻は主要な繊維作物として各地で栽培されており、茎の部分は、麻織物や麻縄等に使われ、麻の実は七味唐辛子等の香辛料として親しまれてきました。
大麻取締法は、このような経緯から、大麻の成熟した茎や種子を規制対象から除外しています。大麻の草や花を吸引、飲食することが禁止されていない一つの理由として、規制対象となっていない茎や種子等から微量の大麻の成分が体内に入ったような場合を処罰しないようにするためということが考えられます。
体内に入ったものが大麻のどの部分であるかを立証することは難しいですが、所持であれば規制対象か否かは客観的に明らかです。処罰範囲を明確にするというのが理由です。
以上のとおり、大麻取締法は、決して大麻の使用を積極的に認めている訳ではありませんし、大麻を所持することなく使用することは困難ですから、大麻の使用が合法であると考えるべきではないでしょう」
【取材協力弁護士】
岡本 裕明(おかもと・ひろあき)弁護士
刑事事件及び労働事件を得意分野とし、外国人を被疑者・被告人とする事件を多く取り扱っている。多数の裁判員裁判も経験している一方、犯罪被害者の代理人として、被害者参加等も手掛ける。
事務所名:弁護士法人中村国際刑事法律事務所
事務所URL:事務所HP
参照元 : 弁護士ドットコム
なぜ大麻が日本で違法になったのか一発で分かる動画 https://t.co/QZSzUbcOPf— 大麻Tweets (@taimaburiburi) 2016年11月3日
こっちは大麻合法化がここまで進んでるのに— もた (@motamania) 2016年11月14日
いまだに悪いものだと偽り続ける厚生省
いい加減にして下さい
大麻を吸ってるヤツらより
国民を騙し続けるあなたがたの方がよっぽど悪い事をしていると思いますよ
大麻が悪いものか?って警察にゆったら— すとなーちゃん ☻ (@s_wxxd420) 2016年10月7日
悪いものとは思ってない
国で禁じられてる限りこっちも
取り締まらなきゃならない。
合法になったら俺だってやる。
って言ってた、警察さえそう思ってるなら
もう合法にするべきだよ、もう!!
2015年汚職】厚生労働省委員8人が製薬会社などから報酬を得ていたことを隠していたことが発覚し辞任へ ( 癒着先の既得利権に不利益となる医療大麻を厚労省が解禁はしない本理由では— 医療大麻は先進国🔶合法化中 (@CofeKiki) 2016年11月22日
過少申告も24人 https://t.co/TDWJ0qtaiT
『大麻を5年間も吸い続けた日本人の難病患者が激白』— 大麻 マリファナ カナビス (@kisekino_kusa) 2016年11月19日
時には、日本の裁判所や大麻取締官にも電話をかけ、その様子もリアルタイムで放送した。これもすべて日本の法律を変えるための行動だったという。https://t.co/ySfpuStEHW
「医療大麻?効果あるよ、間違いなく」テレビ界が絶対に言えないこと https://t.co/Y00QwqV2gH— 高城剛 (@takashiro_bot_) 2016年11月23日
誰かのことに「ムカッ」としてるときにマリファナを吸うと「まあ別に大した問題じゃないか…」などとなって許せるようになったり。大麻には思い込みを変えてくれる効果がある。https://t.co/q02Z0W8Rus— 大麻 マリファナ カナビス (@kisekino_kusa) 2016年11月22日
安倍昭恵首相夫人~日本古来の『大麻文化』を取り戻したい!→裏には何が? https://t.co/rQbC8os7fJ … … TPPの締結に合わせ、米国からモンサント製の遺伝子組み換え大麻が大量にやってくる前準備なのかも知れない pic.twitter.com/EFK7I3XpO6— 自考志向 (@JIKOUSIKOU) 2016年11月21日
これ、頭堅い人がにいいかも。— loukoumi(ルクミ低め柔らかめ) (@loukoumi) 2016年11月21日
武田邦彦講座 『大麻のウソ!』
⚪︎大麻ダメと言った人はアメリカ人の手下
⚪︎大麻によって濡れ衣を着せられた人が非常に多いhttps://t.co/jIkrpyoR2o@lovemoonbaby @thckero @shinobu_n007
大麻の危険性は酒の1/114でしかない事が判明wwwwwwwwwwwwwwwww https://t.co/s7VYu1A2Re— 2ちゃんねるまとめ (@mugen_2ch) 2016年11月20日
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