食べすぎても「キャベツ1/4個」で帳消しにできる!
2017/6/30(金) 6:00配信
このたび新著『図解 食べても食べても太らない法』を出版した管理栄養士・菊池真由子氏が教える、「食べてやせる」簡単ダイエット法。今回は、食べすぎを帳消しにしてくれる夢の食材、キャベツについて。低カロリーかつ胃もいたわってくれる最高の野菜です。
● 食事の量を「1週間単位」で考えれば 食べすぎても後日調整が可能!
食べすぎても帳消しにできる――それも、キャベツを食べるだけで。
健康意識が高く、日頃、食事の量やバランスに気をつけている人であったとしても、ついつい好きな料理を食べすぎてしまうことはありますよね。
毎日規則正しい食生活を送るのは理想ですが、なかなか難しいのが現実。ならば、1日単位で考えるのをやめてしまいましょう。
食事の量は「1週間単位」で考える――。それくらいでちょうどいいのです。
週の前半に食べすぎてしまっても、週の後半で食べすぎを差し引きゼロにすればまったく問題ありません。ラクに考えて毎度の食事を楽しむことのほうが大切です。
週の前半に食べすぎてしまったと感じたら、週の後半にカロリーの低い食事をとって、摂取カロリーを調整すればいいのです。
では、具体的には何を食べればいいのでしょうか?
● キャベツは腹持ちがよく 胃をいたわってくれる
カロリーの低い食事の代表格は野菜です。なかでも、最もおすすめなのは、たっぷり食べても太らない「キャベツ」です。
キャベツには、2つのメリットがあります。
1つは、食物繊維が多いこと。食物繊維をたっぷりと食べておくと、食後の満腹感が長くなります。食後の腹持ちがよくなると、次の食事まで、余計なおやつなどを食べたくなるといったムダな食欲が消えるのです。
もう1つのメリットは、食べすぎ、飲みすぎたあとの胃をいたわる効果です。
キャベツには、特有の成分であるキャベジン(ビタミンU)が豊富です。
食べものを消化するには胃酸が必要です。つい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうと、必要以上の胃酸が分泌されます。胃酸は多すぎると胃を傷つけます。キャベジンは、胃酸の分泌を抑え、食べすぎ、飲みすぎで荒れて弱った胃の粘膜を丈夫にし、修復を助けます。
同時にビタミンCが豊富で、キャベジンと協力して疲れた肝臓も助けてくれます。
食べすぎを取り返すには何日必要だと思いますか?
1日の必要摂取カロリーは性別や年齢、身長と体重で変わってくるのですが、仮に2000キロカロリーの女性を想定してみましょう。
● 食事の一部にキャベツを 取り入れてカロリーを減らす
ちょっと食べすぎてしまって、3000キロカロリーもとってしまったとします。その場合は、翌日から本来の摂取カロリーの8割の1600キロカロリーを目標にします。ポイントは、食べすぎた日とカロリーを減らした日の摂取カロリーの平均が、1週間で2000キロカロリーに近づくようにすること。平均2000キロカロリーにするために必要な日数を計算すると、3日間かかる計算になります。
3日間でカロリーを調整すると考えた場合、1日に食べすぎてもいいカロリーは1000キロカロリーです。
ですが、3日間も食事制限でカロリーを減らすのは大変。
そこで、食事の中身を一部キャベツに置き換えてみるのです。
外食のトンカツなどに添えてある刻みキャベツの量、約30gの2倍量を目安に食べます。
これを食べすぎた翌日から3日以内に4回以上食べるのが目標です。4回以上食べれば、キャベツを4分の1個ほど食べたことになります。
1日3食を必ず食べるとして、3日間で9回食事のチャンスがあります。
9回のうち4回食べるのが目標ですから、意識的に食べることが大切です。
毎朝、朝食にキャベツを取り入れると3回は確保できるので、目標が達成しやすくなります。刻んだ袋入りキャベツも市販されているので利用すると便利です。
ただし、マヨネーズで味をつけたコールスローサラダは脂肪がたっぷりなのでNG。ドレッシングをかけて食べるようにしましょう。ドレッシングはノンオイルタイプが最もおすすめ。和風、フレンチドレッシングでおいしく食べられます。
菊池真由子
参照元 : ダイヤモンドオンライン
キャベツは栄養の宝庫!驚くべき効果・効能とは!食べ過ぎには注意
安くて使い勝手の良い野菜のキャベツ。食卓に並ぶ回数も多い野菜ですが、安いだけでなく栄養もたっぷり含まれたとても優れた野菜なんです。
その栄養の効果•効能は想像以上!なんと抗がん作用もあります。
でも食べ過ぎるとお腹にガスが溜まるなどの副作用も。
そんなキャベツについての栄養や効果、気になるカロリーや賞味期限について解き明かして行きたいと思います。
キャベツに多く含まれる主な栄養素とは?
キャベツは非常に豊富な栄養を含む優れた野菜です。具体的には以下のような栄養が含まれます。
ビタミンC
キャベツはビタミンCの含有量が100g中44mgと、とても優れています。成人の1日の摂取量は約100mgなので、大きめの葉であれば約3枚で摂取できてしまうほどです。
でも食べる部位によって含有量の大きな違いがあるので注意。緑色の濃い外側の葉っぱの方がビタミンCが多く含まれているので、ビタミンCをと摂取したい場合は緑の方を食べるよいでしょう。
ビタミンU(キャベジン)
キャベツはビタミンUを多く含んでいるのが特徴です。あまり聞き慣れない成分ですが、別名を聞けばわかる方も多いはず。
ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれており、胃や十二指腸の健康を保つことに優れた効果があります。胃腸薬の「キャベジン」もこの成分が名前の由来となっていることでも有名です。
とんかつなどの付け合せでキャベツが多いのは、キャベツには揚げ物による胸焼けを防ぐ効果も期待できるからなんです。
ビタミンK
キャベツはビタミンKを多く含んでいます。ビタミンKには血液凝固作用があり、止血が早くなり、かすり傷などの治りが早くなる効果が期待できます。
カルシウム
キャベツはカルシウムを多く含んでいます。カルシウムは骨や歯の構成要素であることは有名ですね。イライラしたらカルシウムとれというように、精神的な興奮や緊張を和らげる効果もあります。
ベータカロチン
キャベツ外側の緑色が濃い部分には、ベータカロチンが多く含まれています。ベータカロチンは体内に取り込まれるとビタミンAに変わります。そして、目の健康維持・視力障害の防止に効果が期待できます。また、内臓の粘膜を健康に保ち、風邪の予防にも一役買っています。
カリウム
カリウムは生命活動を健康に維持するために重要な栄養素です。カリウムには血圧を下げる作用があるので、高血圧の予防につながります。また不足していると、筋肉の動きが悪くなり、けだるさを感じるようになります。
葉酸
キャベツやホウレン草に多く含まれる葉酸は赤血球を作ったり細胞の分裂をする際に必要な栄養素です。発育に特に必要な栄養素のため、妊婦さんにはとくに必須といえる栄養素です。
キャベツのカロリーはどれくらい?
キャベツのカロリーはおよそ100gで23kcalです。まるまる1個食べると約1kgになるので230kcalになります。1個たべるのはなかなか難しく、1/4も食べれば結構おなかが膨れますよね。
ごはん1杯が約235kcalということを考えると非常に低カロリーな食材と言えます。その低カロリーな性質を生かしてキャベツダイエットというダイエット方法があるほどです。
・キャベツダイエットとは?
・生のキャベツを食べることで、お腹を膨れさせて食欲を抑えます。栄養も豊富ですし、お腹も減らないので効果的とされています。
・茹でずに生で食べるのがポイントです。そうすることで効率よく栄養を摂取しつつ、生はよく噛まなければならないため満腹効果も期待できます。
キャベツを食べるとこんな効果・効能があります
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の改善
ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれ、古くから胃腸の健康状態を保つ成分として知られています。薬の名前にもなっていますよね。
キャベツのビタミンUには胃腸が弱っていればその修復に、弱ってないとしても胃腸を健康に保つ働きがあります。
抗がん作用
キャベツに含まれているイソチオシアネートには、発がん性物質の活性化を防いでくれたり、無害化してくれます。
「疫学的研究などから現在最もがん予防効果が期待される食品成分」という岡山大学の発表もあるほどです。
美肌効果
キャベツに多く含まれるビタミンCには、とても強力な抗酸化作用があります。体内の酸化を防いでくれると新陳代謝が円滑に保たれ、お肌のしわやしみなどを防いでくれたり・肌荒れを防止してくれたりします。
疲労回復・免疫力アップ
キャベツに多く含まれるビタミンCには、免疫力アップや疲労回復にも効果があります。その結果、風邪などの病気を防いでくれるので、風邪をひきやすい人は積極的に摂取すると良いでしょう。
便秘改善
キャベツに豊富に含まれる食物繊維の働きで便秘の改善に効果があります。ただし食べ過ぎると水分を吸収しすぎて、便が固くなり、逆に便秘になることも。1個まるまる食べるような生活は続けると逆効果にもなりえることを覚えておきましょう。
キャベツの賞味期限はどれくらい?
キャベツの賞味期限はどれくらいでしょうか?
一般的には
・冷蔵保存の場合:2週間~4週間
・常温保存の場合:1週間~2週間
・切ったキャベツ:2日程度
くらいです。
結構長持ちします。
飲食店などではキャベツを新聞紙に包んで保管しますが、こうすることで賞味期限を伸ばす効果があるからのようです。
ただそこまでしなくても、2週間もあればたいてい食べきれるので問題ないでしょう。ただしカットするとその面が変色してしまうので、その部分を切り落として使うようにしましょう。
ぬめりがでてきたら腐り始めているので、あきらめて処分した方がよいでしょう。
キャベツを食べ過ぎたら副作用はある?
栄養が豊富でダイエットも最適なキャベツ。ただしどんな食材も食べ過ぎたら副作用があるもの。
キャベツを食べ過ぎると一体どんな副作用があるのでしょうか?
便秘になる?
キャベツの食物繊維は、適量摂取するぶんには、便秘の改善に役立ちます。ただし過剰に摂取すると、腸内の水分や油分を吸収しすぎてしまい、便が固くなることで逆に便秘になることもあります。
お腹が膨張しておならが臭くなる?
キャベツに含まれる、イソチオシネート。抗がん作用があると先ほど書きましたが、体内でガスを発生させてしまうことも分かっています。
そのため一時的にですが、お腹がガスで膨張してしまったり、おならが臭くなったりします。症状がひどく気になるかたはキャベツを夜食べるようにすればよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?キャベツの栄養は豊富で、その効果•効能も優れています。またカロリーも低くダイエットにも向いていまし、賞味期限も長いので重宝する野菜ですね。
ただし、食べ過ぎると便秘やおならが臭くなるなどの影響もあるので、その点だけは注意が必要です。
参照元 : ソレメモ
2017/6/30(金) 6:00配信
このたび新著『図解 食べても食べても太らない法』を出版した管理栄養士・菊池真由子氏が教える、「食べてやせる」簡単ダイエット法。今回は、食べすぎを帳消しにしてくれる夢の食材、キャベツについて。低カロリーかつ胃もいたわってくれる最高の野菜です。
● 食事の量を「1週間単位」で考えれば 食べすぎても後日調整が可能!
食べすぎても帳消しにできる――それも、キャベツを食べるだけで。
健康意識が高く、日頃、食事の量やバランスに気をつけている人であったとしても、ついつい好きな料理を食べすぎてしまうことはありますよね。
毎日規則正しい食生活を送るのは理想ですが、なかなか難しいのが現実。ならば、1日単位で考えるのをやめてしまいましょう。
食事の量は「1週間単位」で考える――。それくらいでちょうどいいのです。
週の前半に食べすぎてしまっても、週の後半で食べすぎを差し引きゼロにすればまったく問題ありません。ラクに考えて毎度の食事を楽しむことのほうが大切です。
週の前半に食べすぎてしまったと感じたら、週の後半にカロリーの低い食事をとって、摂取カロリーを調整すればいいのです。
では、具体的には何を食べればいいのでしょうか?
● キャベツは腹持ちがよく 胃をいたわってくれる
カロリーの低い食事の代表格は野菜です。なかでも、最もおすすめなのは、たっぷり食べても太らない「キャベツ」です。
キャベツには、2つのメリットがあります。
1つは、食物繊維が多いこと。食物繊維をたっぷりと食べておくと、食後の満腹感が長くなります。食後の腹持ちがよくなると、次の食事まで、余計なおやつなどを食べたくなるといったムダな食欲が消えるのです。
もう1つのメリットは、食べすぎ、飲みすぎたあとの胃をいたわる効果です。
キャベツには、特有の成分であるキャベジン(ビタミンU)が豊富です。
食べものを消化するには胃酸が必要です。つい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうと、必要以上の胃酸が分泌されます。胃酸は多すぎると胃を傷つけます。キャベジンは、胃酸の分泌を抑え、食べすぎ、飲みすぎで荒れて弱った胃の粘膜を丈夫にし、修復を助けます。
同時にビタミンCが豊富で、キャベジンと協力して疲れた肝臓も助けてくれます。
食べすぎを取り返すには何日必要だと思いますか?
1日の必要摂取カロリーは性別や年齢、身長と体重で変わってくるのですが、仮に2000キロカロリーの女性を想定してみましょう。
● 食事の一部にキャベツを 取り入れてカロリーを減らす
ちょっと食べすぎてしまって、3000キロカロリーもとってしまったとします。その場合は、翌日から本来の摂取カロリーの8割の1600キロカロリーを目標にします。ポイントは、食べすぎた日とカロリーを減らした日の摂取カロリーの平均が、1週間で2000キロカロリーに近づくようにすること。平均2000キロカロリーにするために必要な日数を計算すると、3日間かかる計算になります。
3日間でカロリーを調整すると考えた場合、1日に食べすぎてもいいカロリーは1000キロカロリーです。
ですが、3日間も食事制限でカロリーを減らすのは大変。
そこで、食事の中身を一部キャベツに置き換えてみるのです。
外食のトンカツなどに添えてある刻みキャベツの量、約30gの2倍量を目安に食べます。
これを食べすぎた翌日から3日以内に4回以上食べるのが目標です。4回以上食べれば、キャベツを4分の1個ほど食べたことになります。
1日3食を必ず食べるとして、3日間で9回食事のチャンスがあります。
9回のうち4回食べるのが目標ですから、意識的に食べることが大切です。
毎朝、朝食にキャベツを取り入れると3回は確保できるので、目標が達成しやすくなります。刻んだ袋入りキャベツも市販されているので利用すると便利です。
ただし、マヨネーズで味をつけたコールスローサラダは脂肪がたっぷりなのでNG。ドレッシングをかけて食べるようにしましょう。ドレッシングはノンオイルタイプが最もおすすめ。和風、フレンチドレッシングでおいしく食べられます。
菊池真由子
参照元 : ダイヤモンドオンライン
キャベツは栄養の宝庫!驚くべき効果・効能とは!食べ過ぎには注意
安くて使い勝手の良い野菜のキャベツ。食卓に並ぶ回数も多い野菜ですが、安いだけでなく栄養もたっぷり含まれたとても優れた野菜なんです。
その栄養の効果•効能は想像以上!なんと抗がん作用もあります。
でも食べ過ぎるとお腹にガスが溜まるなどの副作用も。
そんなキャベツについての栄養や効果、気になるカロリーや賞味期限について解き明かして行きたいと思います。
キャベツに多く含まれる主な栄養素とは?
キャベツは非常に豊富な栄養を含む優れた野菜です。具体的には以下のような栄養が含まれます。
ビタミンC
キャベツはビタミンCの含有量が100g中44mgと、とても優れています。成人の1日の摂取量は約100mgなので、大きめの葉であれば約3枚で摂取できてしまうほどです。
でも食べる部位によって含有量の大きな違いがあるので注意。緑色の濃い外側の葉っぱの方がビタミンCが多く含まれているので、ビタミンCをと摂取したい場合は緑の方を食べるよいでしょう。
ビタミンU(キャベジン)
キャベツはビタミンUを多く含んでいるのが特徴です。あまり聞き慣れない成分ですが、別名を聞けばわかる方も多いはず。
ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれており、胃や十二指腸の健康を保つことに優れた効果があります。胃腸薬の「キャベジン」もこの成分が名前の由来となっていることでも有名です。
とんかつなどの付け合せでキャベツが多いのは、キャベツには揚げ物による胸焼けを防ぐ効果も期待できるからなんです。
ビタミンK
キャベツはビタミンKを多く含んでいます。ビタミンKには血液凝固作用があり、止血が早くなり、かすり傷などの治りが早くなる効果が期待できます。
カルシウム
キャベツはカルシウムを多く含んでいます。カルシウムは骨や歯の構成要素であることは有名ですね。イライラしたらカルシウムとれというように、精神的な興奮や緊張を和らげる効果もあります。
ベータカロチン
キャベツ外側の緑色が濃い部分には、ベータカロチンが多く含まれています。ベータカロチンは体内に取り込まれるとビタミンAに変わります。そして、目の健康維持・視力障害の防止に効果が期待できます。また、内臓の粘膜を健康に保ち、風邪の予防にも一役買っています。
カリウム
カリウムは生命活動を健康に維持するために重要な栄養素です。カリウムには血圧を下げる作用があるので、高血圧の予防につながります。また不足していると、筋肉の動きが悪くなり、けだるさを感じるようになります。
葉酸
キャベツやホウレン草に多く含まれる葉酸は赤血球を作ったり細胞の分裂をする際に必要な栄養素です。発育に特に必要な栄養素のため、妊婦さんにはとくに必須といえる栄養素です。
キャベツのカロリーはどれくらい?
キャベツのカロリーはおよそ100gで23kcalです。まるまる1個食べると約1kgになるので230kcalになります。1個たべるのはなかなか難しく、1/4も食べれば結構おなかが膨れますよね。
ごはん1杯が約235kcalということを考えると非常に低カロリーな食材と言えます。その低カロリーな性質を生かしてキャベツダイエットというダイエット方法があるほどです。
・キャベツダイエットとは?
・生のキャベツを食べることで、お腹を膨れさせて食欲を抑えます。栄養も豊富ですし、お腹も減らないので効果的とされています。
・茹でずに生で食べるのがポイントです。そうすることで効率よく栄養を摂取しつつ、生はよく噛まなければならないため満腹効果も期待できます。
キャベツを食べるとこんな効果・効能があります
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の改善
ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれ、古くから胃腸の健康状態を保つ成分として知られています。薬の名前にもなっていますよね。
キャベツのビタミンUには胃腸が弱っていればその修復に、弱ってないとしても胃腸を健康に保つ働きがあります。
抗がん作用
キャベツに含まれているイソチオシアネートには、発がん性物質の活性化を防いでくれたり、無害化してくれます。
「疫学的研究などから現在最もがん予防効果が期待される食品成分」という岡山大学の発表もあるほどです。
美肌効果
キャベツに多く含まれるビタミンCには、とても強力な抗酸化作用があります。体内の酸化を防いでくれると新陳代謝が円滑に保たれ、お肌のしわやしみなどを防いでくれたり・肌荒れを防止してくれたりします。
疲労回復・免疫力アップ
キャベツに多く含まれるビタミンCには、免疫力アップや疲労回復にも効果があります。その結果、風邪などの病気を防いでくれるので、風邪をひきやすい人は積極的に摂取すると良いでしょう。
便秘改善
キャベツに豊富に含まれる食物繊維の働きで便秘の改善に効果があります。ただし食べ過ぎると水分を吸収しすぎて、便が固くなり、逆に便秘になることも。1個まるまる食べるような生活は続けると逆効果にもなりえることを覚えておきましょう。
キャベツの賞味期限はどれくらい?
キャベツの賞味期限はどれくらいでしょうか?
一般的には
・冷蔵保存の場合:2週間~4週間
・常温保存の場合:1週間~2週間
・切ったキャベツ:2日程度
くらいです。
結構長持ちします。
飲食店などではキャベツを新聞紙に包んで保管しますが、こうすることで賞味期限を伸ばす効果があるからのようです。
ただそこまでしなくても、2週間もあればたいてい食べきれるので問題ないでしょう。ただしカットするとその面が変色してしまうので、その部分を切り落として使うようにしましょう。
ぬめりがでてきたら腐り始めているので、あきらめて処分した方がよいでしょう。
キャベツを食べ過ぎたら副作用はある?
栄養が豊富でダイエットも最適なキャベツ。ただしどんな食材も食べ過ぎたら副作用があるもの。
キャベツを食べ過ぎると一体どんな副作用があるのでしょうか?
便秘になる?
キャベツの食物繊維は、適量摂取するぶんには、便秘の改善に役立ちます。ただし過剰に摂取すると、腸内の水分や油分を吸収しすぎてしまい、便が固くなることで逆に便秘になることもあります。
お腹が膨張しておならが臭くなる?
キャベツに含まれる、イソチオシネート。抗がん作用があると先ほど書きましたが、体内でガスを発生させてしまうことも分かっています。
そのため一時的にですが、お腹がガスで膨張してしまったり、おならが臭くなったりします。症状がひどく気になるかたはキャベツを夜食べるようにすればよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?キャベツの栄養は豊富で、その効果•効能も優れています。またカロリーも低くダイエットにも向いていまし、賞味期限も長いので重宝する野菜ですね。
ただし、食べ過ぎると便秘やおならが臭くなるなどの影響もあるので、その点だけは注意が必要です。
参照元 : ソレメモ
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