2016年2月6日土曜日

みかんの白い筋を捨ててはいけない ビタミンPが豊富で老化防止、花粉症やアトピーにも効果

みかんの「白い筋」捨ててる?老化防止にもなる偉大な栄養効果とは

2016/02/06



寒いときに家で温まりながら食べる定番といえば、“みかん”ですよね。

みかんを食べるとき、まず外の皮をむきますよね。さて、問題は次です。皆さんは、みかんについている白い筋のようなものをとりますか? それとも気にしないでそのまま食べますか?

実は、この白い筋のようなものをとって食べるなんて、とっても勿体ないことなんです! 今回はこの“みかんの白い筋”について管理栄養士の筆者がご紹介します。

■みかんについている白い筋は栄養の宝庫!?

みかんについている白い筋は、“アルベド”と呼ばれているかんきつ類の果皮内側の繊維。このアルベドには、みかんの果実部分に含有されている栄養価より優れたビタミン類が含まれていることが分かっています!

アルベドの中にはビタミンPが豊富で、みかんの果実部分の約300倍近く含有しているといわれています。そして、便秘予防、肥満予防のための食物繊維も豊富に含まれています。

■ビタミンPとはどんなもの?

ビタミンPは、ビタミンに似た“ビタミン様物質”と呼ばれるもので、ポリフェノールの1種です。ワインに含まれるポリフェノールと同様に、強い抗酸化力や毛細血管を強化する働きを持っています。また、これから飛散が多くなる花粉に対してのアレルギー抑制効果も期待できます!

みかん等のかんきつ類に多く含有されているこのビタミンPは、別名ヘスペリジンとも呼ばれます。熟す前の青みかんにも多くのヘスペリジンが多く含まれています。

■壊れやすいビタミンCを守る働きも

ヘスペリジンは、湿度や温度、紫外線の影響を受けやすく壊れやすい性質を持っているビタミンCを守る働きをし、ヘスペリジンに助けてもらったビタミンCは、血流を良くしたり、活性酸素を抑えることで血圧の上昇を予防したりもします。

また、前述の通り毛細血管を強くして、体内部の組織と栄養・酸素のやりとりをサポートします。

さらにアトピー性皮膚炎や花粉症等のアレルギー反応による炎症を緩和、コレステロール値の改善、中性脂肪減少のサポートなど、幅広い働きが期待できます。

いかがでしたか? 今回は、みかんのよく捨ててしまう部分“白い筋”の栄養成分についてご紹介いたしました。これらの成分を美味しく食べるおすすめのレシピは、みかんで作るマーマレード。

また、手軽な焼きみかんもおすすめ。皮ごとみかんを焼くことで、皮に含まれている有効成分がみかんの果肉に浸透します。みかんを無駄なく美味しく丸ごと食べて、美や健康が保てるのは嬉しいですね。

(ライター 望月理恵子)

参照元 : ウーリス


みかんの白い筋にはものすごい健康効果があった

捨ててる人も多い「みかんの筋」。実はあの筋にこそみかんの栄養が凝縮されているのです。



果物の定番、みかん みかんを食べるとき、皮をむきますね。 では、みかんについている「白い筋」は取りますか? 取ったほうが美味しいと、毎回取る人もおおいんじゃないでしょうか。

ところがそれ、実はとってももったいない行動なのです。

みかんの白い筋「アルベド」は栄養が豊富



アルベドとは、柑橘類の果皮の内側にある、海綿状あるいは繊維状の白い部分。
出典アルベド - みかん辞典

実はみかんの白い筋は食物繊維が豊富な上に、ビタミンPが含まれています。
出典女性必見!みかんの美容効果〜みかんの白い筋(アルベド)も一緒に食べると効果的〜 | 健康オタク道場 | ライフ | まにあ道 - 趣味と遊びを極めるサイト!

このアルベドには、ミカン本体に含まれる栄養価よりもすぐれたビタミンが含まれている。例えばビタミンPに関しては300倍も含まれているのだ。
出典ビタミンPは実の部分の300倍あるアルベドとは?|ダイエットスクール スマホサイト

「ビタミンP」の効果とは?



ビタミンPは、ビタミン様物質と呼ばれるもので、ヘスペリジン、ルチン、エリオシトリン等の総称です。これらビタミンPのうち、みかん由来のポリフェノールがヘスペリジンです。
出典ヘスペリジン(ビタミンP)とは|素材豆知識

ヘスペリジンは、みかん由来のポリフェノールで、みかんなどの柑橘類に多く含まれますが、実の部分よりも袋やスジに多く含まれています。
出典ビタミンP ビタミンのお話

ヘスペリジンは柑橘類に多く含まれ、従来から健康維持のための重要な栄養素として知られています。
出典ヘスペリジン(ビタミンP)とは|素材豆知識

毛細血管を強化!



毛細血管は、組織と栄養や酸素のやりとりをしていますので、適度に透過性が保たれている必要があります。ヘスペリジン(ビタミンP)はこの透過性が良くなり過ぎるのを抑えます。
出典ビタミンP ビタミンのお話

胸膜炎、結核、グレーブス病および脚気などの種々の臨床症例において、ヘスペリジン30mgを毎日投与すると、血管透過性が低下することが報告されています。
出典ヘスペリジン(ビタミンP)とは|素材豆知識

毛細血管が減るとシミやしわができやすくなります。肌老化を防ぐ鍵は、毛細血管を強化することです。
出典みかんの美容効果

コレステロール値の改善!



中性脂肪が増加すると、善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増加させるので、動脈硬化を引き起こしたり、脳血栓や心筋梗塞の原因にもなります。
出典ヘスペリジン豆知識

ヘスペリジン入りの餌を食べたマウスは、普通の餌を食べたマウスに比べて、およそ30%も中性脂肪が少なくなっていたとのデータがあります。
出典ビタミンP

研究によると、さらにオレンジ色の皮部分には、白い皮のおよそ3倍も脂肪分解効果があったのだそうです。
出典みかんの皮、食べないともったいない

ビタミンCを守る!



ビタミンCは、温度や湿度、光や紫外線の影響を受けやすく、とても壊れやすい性質があります。
出典ビタミンCの上手な取り方

ビタミンPは、そんな壊れやすいビタミンCを守り、安定化させる働きがあります。
出典女性必見!みかんの美容効果〜 | 健康オタク道場

ヘスペリジンに助けられたビタミンCは、活性酸素を撃退し、血流を改善する事によって血圧の上昇を防ぎます。
出典ヘスペリジン(ビタミンP)とは|素材豆知識

花粉症やアトピーにも効果が!



ヘスペリジンはアレルギー反応による炎症を抑制する作用も持つ
出典ヘスペリジン | 成分情報 | わかさの秘密

ヘスペリジンは、アレルギー反応に対しては、血管透過性を抑制する働きによって花粉症やアトピー性皮膚炎の症状を緩和すると考えられています。
出典ミカンを食べると、花粉症が緩和される! (ヘスペリジンの話) - 野菜人ゆたかのブログ - Yahoo!ブログ

美味しく「アルベド」や「皮」を摂取するには?

オレンジマーマレード



みかんの皮を食べるには、やっぱり一番食べやすいマーマレードがお勧めです。みかんの皮、砂糖、水を2:1:1の割合で用意し、みかんの皮を火にかけ、3回にわけて砂糖と水を入れて煮詰めていくだけ。
出典みかんの皮、食べないともったいない、その理由 | ライフ | マイナビニュース

みかんの皮のスパイス「陳皮」



皮には鎮静、消炎の働きがありますが、干すことで薬効が一段とアップします。皮を干した「陳皮」は漢方の生薬として有名で、健胃剤、せき止め、去痰などに使われます。
出典ミカンの皮「陳皮」 とは - コトバンク

皮ごとミキサーでジュースに



ジュースやスムージーにする際には、当然ながらこのアルベドごと搾る事が望ましいでしょう
出典ビタミンPは実の部分の300倍あるアルベドとは?|ダイエットスクール スマホサイト

みかんピール



みかんの皮を千切りにして、水に1時間ほどさらしたら水気を切り、みかんと砂糖を1:1の割合で火にかけるだけ。汁けがなくなったら熱を冷まし、グラニュー糖をふりかけて完成です。
出典みかんの皮、食べないともったいない、その理由 | ライフ | マイナビニュース

美容にも健康にも効果絶大のみかんを、ぜひ上手に摂取しましょう。

参照元 : naverまとめ

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