体重の3%を占める「脳」を活性化させるための8つのアドバイス
2015.09.26
かつて、「人間は脳の10パーセントしか活用していない」という話がまことしやかに語られたことがありました。
2014年の『LUCY/ルーシー』など、数多くの映画もこの説をもとにつくられているので、本当に人間は脳の10パーセントしか活用していないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は違うのです。今回はそんな脳のトリビアと、脳を活性化させるための8つのアドバイスをご紹介します。
■「人間は脳の10%しか使っていない」は大ウソ
ジョンズ・ホプキンス大学医学部の神経科医バリー・ゴードン医師によると、「人間は脳の10%しか使っていない」という話はまったくのデタラメで、脳は100%活用されているとのこと。
休憩しているときなどに動いている部分が10%になることはあるものの、ほとんどの状況において、脳のすべての部分は機能しているそうです。
ゴードン医師によると、脳の重量は通常、体重の3%を占め、体全体の消費エネルギーのうち20%を消費するとか。それだけ、私たちの生命に脳が果たす役割は大きいわけです。
そして、脳は身体と同じように、トレーニングをすれば活性化することができます。以下は、活性化するための8つのアドバイスです。
■脳を活性化させるためにすぐできる8つのこと
(1)エクササイズをしよう
忙しいとなかなか体を動かす時間を捻出できないものです。でも体を動かさないと、身体的にマイナスであるばかりでなく、脳にもよい影響はありません。
生産的で健康に長生きしたいなら、身体を動かす時間をつくりましょう。健康な脳、認知力、記憶力を保つことができるだけでなく、脳の「退化」を防いでくれます。
(2)コーヒーを飲もう
朝、頭をすっきりさせるためにコーヒーを飲む人は多いでしょう。
実際にコーヒーに含まれるカフェインは、認知力の向上、同じことを繰り返す退屈な作業での集中力の維持、反応時間の短縮、論理的思考の向上など、多くの利益をもたらします。ただし当然ながら、カフェインの効果があるのは短時間ですのでお気をつけて。
(3)日光浴をしよう
脳の機能に日光は非常に大切です。ビタミンDは、脳の老化を遅らせる可能性があります。ちょうどいまは、屋外で過ごすのに最適な季節。(1)のエクササイズも兼ねて、屋外でのスポーツはいかがでしょうか。ただし、太陽の光はお肌には悪い影響を与えますので、日焼け止めをお忘れなく。
(4)人との絆を大切にしよう
孤独は、心理面や認知能力面にネガティブな影響を与えます。孤独という感情を抱いていると、睡眠が阻害され、それによって血圧が上がります。さらに、気分が落ち込んだり、健康そのものが悪化したりする可能性もあります。人と関わり合い、絆を育てましょう。
(5)瞑想をしよう
瞑想には、ストレスを軽減したり、アルツハイマーや認知症など老化に伴う病気を防止したりする可能性があります。1日10~15分、瞑想する時間を作りましょう。健康的な認知力を保ちつつ、ストレスを抑えられるかもしれません。
(6)しっかり寝よう
睡眠は、その日に記憶したことや学習したことを脳が取り込むために大切な時間です。睡眠時間が少ないと、前頭葉の灰白質が減少してしまいます。脳の容量を減らしたくないなら、睡眠時間は大切にしましょう。
(7)きちんと食べよう
栄養を取らないと、脳に十分な養分が行きわたらないのは想像に難しくないでしょう。
特に脳に大切なのは、抗酸化物質とアミノ酸。また、ビタミンEも脳にいいとされています。これらが多く含まれる食品は、ナッツ類、ブルーベリー、全粒粉の食品、アボカドなど。ワインも認知力の向上に役立つとして知られています。ただしどれも「適量」で抑えることが大切です。
(8)テトリスをしよう
最後のアドバイスが「ゲーム」というのは意外ですか? 実はテトリスは、脳によい影響をいくつか与えることがわかっています。短時間ではあるものの、脳灰白質を増加させたり、空間に関する作業能力が上がったりするのです。
もっとも興味深いのは、トラウマになるような経験をしたあとにテトリスをやると、そのトラウマの記憶が脳に定着することを防げるということ。つまり、トラウマになるような経験に関する記憶のフラッシュバックが、テトリスをしなかった場合にくらべ少なくなるということ。スマホにテトリスをひとつ入れておくといいかもしれませんね。
能力を最大限に発揮したければ、脳の健康を気遣うことが大切かもしれません。より長く健康的な脳を保てるように、今日からさっそく8つのアドバイスを実行してみましょう。
(文/松丸さとみ)
【参考】
※8 Ways to Improve Your Brain Power-Entrepreneur
参照元 : Suzie(スージー)
【脳がメキメキ活性化!】お手軽に頭が良くなる8つの方法
誰も考えつかないような "斬新なアイディア" を提案したり、大量のレポートを一日で終わらせてしまう人、または「一を聞いて十を知る」というコトワザの如く、少しの説明を聞いただけで すぐに全体の内容を理解してしまうような人、そんな "仕事をテキパキとこなせる人"たちを総称して「頭の回転が速い」もしくは「頭が良い」等と表現します。
頭が良い人ってカッコイイですよね!「自分も頭が良くなりたいなぁ」と思ったことは、誰にでも一度や二度は経験があるのではないでしょうか?^^
ここでは、脳を活性化させ、お手軽に頭が良くなる8つの方法をご紹介します。
【脳がメキメキ活性化!】お手軽に頭が良くなる8つの方法
脳を活性化させる習慣とは
「慣れていないこと」、言い換えるならば「新鮮な体験」は、脳の活性化にとても効果的であることが分かっています。
・・・しかし、"慣れていない" ことも、繰り返すことによって、だんだんと "慣れて" きますよね?そうなると、同じことをした場合でも 脳の活動がだんだんと鈍ってくるのです。
お決まりのパターンで行動する退屈な日常を「刺激が無い」などと表現しますが、これは実は、精神面だけの問題ではなく、脳への刺激も無い状態なんです。
怪我や病気などで動けない期間が続くと 筋肉が退化してしまうように、刺激が無い毎日を繰り返すと、脳の機能もドンドンと衰えていきます。
では、そういった脳の退化を防止し、脳を活性化させるにはどうしたら良いのでしょうか?
これは、冒頭でご説明したように「慣れていないこと=新鮮な体験」を度々行えばよいのです。そして、脳が活性化することは「頭が良くなる」ことに繋がります。
以降の内容は、これらを踏まえてご覧ください。
1.利き手と反対の手を使おう
アニメ "スラムダンク" の「左手は添えるだけ」というシュートを放つ際のフレーズは、とても有名です。
"右手(利き手)がメインで、左手(利き手と反対の手)は補助をするだけ" という意図が込められているのですが、・・・これが実は、バスケットボールでシュートを放つ際だけではなく、日常生活のほとんどの動作においても当てはまるんです。
箸を持ったり、スマートフォンを操作したり、テレビのリモコンボタンを押したり、トイレットペーパーを使ったり、歯を磨いたり、服のボタンをはめたり、etc...。よくよく意識してみれば、利き手しか使っていないことに気が付くでしょう。
慣れ親しんだ利き手での動作は もはや習慣化されており、「新鮮な体験」とは言えません。しかし、これらの動作を利き手と反対の手で行うことにより、全てが新鮮な体験となります。
つまり、今まで利き手を使って行ってきたことを、利き手と反対の手で行うだけで、脳が活性化するのです!
いきなり日常生活の全てを 利き手と反対の手で行うと、かなり大変かもしれません。まずは、数個の項目に絞って、少しずつ利き手と反対の手を訓練していきましょう。
2.目と鼻と耳を閉じ、舌だけで食事をしてみよう
我々が食事をする際、舌だけを活用して料理を認識することはまずありません。
目の前にある料理を、始めに「目」で見て、次に「鼻」で臭いを嗅いで、そして最後に「舌」を使って食感と味を感じ、料理を認識します。
また、鉄板の上にあるステーキなどは、ジュージュー肉が焼ける「音」も、料理を認識する上で大きな要素となっています。
このように、人が食事を行う際は 五感をフル活用して料理を認識しています。
そして、意図的にこれら五感の幾つかを欠如させて食事をすることで、全く見知らぬ料理を食べているかのような、新鮮な感覚が生まれます。
(※ 例えば、風邪などで鼻が詰まり "嗅覚" が欠如するだけでも、食事が全く別物に思えてしまい、人によっては食欲が無くなってしまうなんてこともありますよね?)
アイマスクや耳栓、鼻を摘む 等を行い、視覚・聴覚・嗅覚を欠如させて 食事を行ってみましょう。新鮮な感覚を体験することで、脳が活性化しますよ!
3.普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴いてみよう
音楽には、クラシック、ジャズ、ロック など 様々なジャンルが存在します。
そして、「普段よく聴く音楽」とは、その音楽を聴くことで 脳が心地よいと感じる状態になっているということです。
もちろん、"音楽を聴くこと自体" が脳にとっては良いことなのですが、普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴いてみることで、さらに脳へと刺激を与えることができますよ!
4.知らない道を早歩きで散歩してみよう
まず、早歩きで20分程度散歩するだけでも、全身の血行が良くなり脳への血流量が増え、脳にも健康にもプラスの効果が期待できます。
そして、「知らない道を歩くこと=新鮮な体験」です。脳の中に新しい地図を作ることとなり、脳が活性化します。
駅から家までの帰り道など、普段とはちょっと異なる裏道を通ってみてはいかがでしょうか?脳にも良いですし、何か新しい発見・出会いがあるかもしれません^^
5.視覚以外の感覚を頼りにした、物当てゲームをしよう
人は90%以上の情報を「視覚」、つまり「目」から得ています。
目からの情報だけで物を判断するのに慣れすぎているため、目以外の情報から物を判断することは「新鮮な体験」となり、脳の活性化に繋がります。
例えば「不透明な袋の中に1円玉、5円玉、...、500円玉までを入れて、目で見ないで袋の中に手を入れ、触感だけで当てる」といったゲームをしてみましょう。
簡単かつ一人でも手軽に行うことができる、オススメの脳トレゲームです。
6.空想をしてみよう
「空想」とは、日常生活から全くかけ離れた新しい世界です。そして、何かを想像する際に、脳はとても活性化するんです!
難しく考える必要はありません。例えば「私がもし◯◯になったら?」「私がもし◯◯で生まれていたら?」「私がもし◯◯億円持っていたら?」という具合に、誰しもがつい考えたことがありそうなネタで、自分なりのオリジナリティー溢れる答えを考えれば良いのです。
「空想は時間の無駄」なんていう人もいますが、空想は 想像力を高め、脳の働きを向上させるのに役立つんです!
7.読書をする際は、速読ではなく精読しよう
読書をする際は、パラパラと流し読みする「速読」ではなく、じっくりと丁寧に読む「精読」を行いましょう。
精読し、「本の内容を理解すること」は大前提。その上で、要点を自分なりの言葉でまとめたり、本の内容に対し疑問を持ってみましょう。
「疑問を持つこと」は、本の内容をしっかり理解していないと不可能なことです。本の内容に疑問を持ったら、その疑問を解消するために、どんどんと他の本も読んでいきます。
読書は読解力や思考力が身につき、脳のパワーアップにとても有効です!
8.人と会話しよう
デジタル認知症の怖ろしさと、その予防方法について でもご紹介しましたが、「他者との会話」は脳にとってとてもプラスに働きます。
"会話内容が以前と同じ" というのは、まずあり得ません。人の会話とは、常に新しく生み出されるもの(=新鮮なこと)です。
「話を聴き、瞬時に内容を理解し、適切な反応を考え、喋る」という会話の一連の流れは、脳をとても活性化します。
ぜひ多くの人々と交流し、会話を楽しみましょう!
ここでご紹介した内容以外にも、まだまだたくさん「新鮮で脳に良い体験」を得る方法はあると思います。
ぜひ探しだしてみてください。(「脳に良い方法を探すこと」も、脳に良いことなんですよ 笑)
みなさんのお役に立てましたら幸いです^^
参照元 : HOTNEWS
2015.09.26
かつて、「人間は脳の10パーセントしか活用していない」という話がまことしやかに語られたことがありました。
2014年の『LUCY/ルーシー』など、数多くの映画もこの説をもとにつくられているので、本当に人間は脳の10パーセントしか活用していないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は違うのです。今回はそんな脳のトリビアと、脳を活性化させるための8つのアドバイスをご紹介します。
■「人間は脳の10%しか使っていない」は大ウソ
ジョンズ・ホプキンス大学医学部の神経科医バリー・ゴードン医師によると、「人間は脳の10%しか使っていない」という話はまったくのデタラメで、脳は100%活用されているとのこと。
休憩しているときなどに動いている部分が10%になることはあるものの、ほとんどの状況において、脳のすべての部分は機能しているそうです。
ゴードン医師によると、脳の重量は通常、体重の3%を占め、体全体の消費エネルギーのうち20%を消費するとか。それだけ、私たちの生命に脳が果たす役割は大きいわけです。
そして、脳は身体と同じように、トレーニングをすれば活性化することができます。以下は、活性化するための8つのアドバイスです。
■脳を活性化させるためにすぐできる8つのこと
(1)エクササイズをしよう
忙しいとなかなか体を動かす時間を捻出できないものです。でも体を動かさないと、身体的にマイナスであるばかりでなく、脳にもよい影響はありません。
生産的で健康に長生きしたいなら、身体を動かす時間をつくりましょう。健康な脳、認知力、記憶力を保つことができるだけでなく、脳の「退化」を防いでくれます。
(2)コーヒーを飲もう
朝、頭をすっきりさせるためにコーヒーを飲む人は多いでしょう。
実際にコーヒーに含まれるカフェインは、認知力の向上、同じことを繰り返す退屈な作業での集中力の維持、反応時間の短縮、論理的思考の向上など、多くの利益をもたらします。ただし当然ながら、カフェインの効果があるのは短時間ですのでお気をつけて。
(3)日光浴をしよう
脳の機能に日光は非常に大切です。ビタミンDは、脳の老化を遅らせる可能性があります。ちょうどいまは、屋外で過ごすのに最適な季節。(1)のエクササイズも兼ねて、屋外でのスポーツはいかがでしょうか。ただし、太陽の光はお肌には悪い影響を与えますので、日焼け止めをお忘れなく。
(4)人との絆を大切にしよう
孤独は、心理面や認知能力面にネガティブな影響を与えます。孤独という感情を抱いていると、睡眠が阻害され、それによって血圧が上がります。さらに、気分が落ち込んだり、健康そのものが悪化したりする可能性もあります。人と関わり合い、絆を育てましょう。
(5)瞑想をしよう
瞑想には、ストレスを軽減したり、アルツハイマーや認知症など老化に伴う病気を防止したりする可能性があります。1日10~15分、瞑想する時間を作りましょう。健康的な認知力を保ちつつ、ストレスを抑えられるかもしれません。
(6)しっかり寝よう
睡眠は、その日に記憶したことや学習したことを脳が取り込むために大切な時間です。睡眠時間が少ないと、前頭葉の灰白質が減少してしまいます。脳の容量を減らしたくないなら、睡眠時間は大切にしましょう。
(7)きちんと食べよう
栄養を取らないと、脳に十分な養分が行きわたらないのは想像に難しくないでしょう。
特に脳に大切なのは、抗酸化物質とアミノ酸。また、ビタミンEも脳にいいとされています。これらが多く含まれる食品は、ナッツ類、ブルーベリー、全粒粉の食品、アボカドなど。ワインも認知力の向上に役立つとして知られています。ただしどれも「適量」で抑えることが大切です。
(8)テトリスをしよう
最後のアドバイスが「ゲーム」というのは意外ですか? 実はテトリスは、脳によい影響をいくつか与えることがわかっています。短時間ではあるものの、脳灰白質を増加させたり、空間に関する作業能力が上がったりするのです。
もっとも興味深いのは、トラウマになるような経験をしたあとにテトリスをやると、そのトラウマの記憶が脳に定着することを防げるということ。つまり、トラウマになるような経験に関する記憶のフラッシュバックが、テトリスをしなかった場合にくらべ少なくなるということ。スマホにテトリスをひとつ入れておくといいかもしれませんね。
能力を最大限に発揮したければ、脳の健康を気遣うことが大切かもしれません。より長く健康的な脳を保てるように、今日からさっそく8つのアドバイスを実行してみましょう。
(文/松丸さとみ)
【参考】
※8 Ways to Improve Your Brain Power-Entrepreneur
参照元 : Suzie(スージー)
【脳がメキメキ活性化!】お手軽に頭が良くなる8つの方法
誰も考えつかないような "斬新なアイディア" を提案したり、大量のレポートを一日で終わらせてしまう人、または「一を聞いて十を知る」というコトワザの如く、少しの説明を聞いただけで すぐに全体の内容を理解してしまうような人、そんな "仕事をテキパキとこなせる人"たちを総称して「頭の回転が速い」もしくは「頭が良い」等と表現します。
頭が良い人ってカッコイイですよね!「自分も頭が良くなりたいなぁ」と思ったことは、誰にでも一度や二度は経験があるのではないでしょうか?^^
ここでは、脳を活性化させ、お手軽に頭が良くなる8つの方法をご紹介します。
【脳がメキメキ活性化!】お手軽に頭が良くなる8つの方法
脳を活性化させる習慣とは
「慣れていないこと」、言い換えるならば「新鮮な体験」は、脳の活性化にとても効果的であることが分かっています。
・・・しかし、"慣れていない" ことも、繰り返すことによって、だんだんと "慣れて" きますよね?そうなると、同じことをした場合でも 脳の活動がだんだんと鈍ってくるのです。
お決まりのパターンで行動する退屈な日常を「刺激が無い」などと表現しますが、これは実は、精神面だけの問題ではなく、脳への刺激も無い状態なんです。
怪我や病気などで動けない期間が続くと 筋肉が退化してしまうように、刺激が無い毎日を繰り返すと、脳の機能もドンドンと衰えていきます。
では、そういった脳の退化を防止し、脳を活性化させるにはどうしたら良いのでしょうか?
これは、冒頭でご説明したように「慣れていないこと=新鮮な体験」を度々行えばよいのです。そして、脳が活性化することは「頭が良くなる」ことに繋がります。
以降の内容は、これらを踏まえてご覧ください。
1.利き手と反対の手を使おう
アニメ "スラムダンク" の「左手は添えるだけ」というシュートを放つ際のフレーズは、とても有名です。
"右手(利き手)がメインで、左手(利き手と反対の手)は補助をするだけ" という意図が込められているのですが、・・・これが実は、バスケットボールでシュートを放つ際だけではなく、日常生活のほとんどの動作においても当てはまるんです。
箸を持ったり、スマートフォンを操作したり、テレビのリモコンボタンを押したり、トイレットペーパーを使ったり、歯を磨いたり、服のボタンをはめたり、etc...。よくよく意識してみれば、利き手しか使っていないことに気が付くでしょう。
慣れ親しんだ利き手での動作は もはや習慣化されており、「新鮮な体験」とは言えません。しかし、これらの動作を利き手と反対の手で行うことにより、全てが新鮮な体験となります。
つまり、今まで利き手を使って行ってきたことを、利き手と反対の手で行うだけで、脳が活性化するのです!
いきなり日常生活の全てを 利き手と反対の手で行うと、かなり大変かもしれません。まずは、数個の項目に絞って、少しずつ利き手と反対の手を訓練していきましょう。
2.目と鼻と耳を閉じ、舌だけで食事をしてみよう
我々が食事をする際、舌だけを活用して料理を認識することはまずありません。
目の前にある料理を、始めに「目」で見て、次に「鼻」で臭いを嗅いで、そして最後に「舌」を使って食感と味を感じ、料理を認識します。
また、鉄板の上にあるステーキなどは、ジュージュー肉が焼ける「音」も、料理を認識する上で大きな要素となっています。
このように、人が食事を行う際は 五感をフル活用して料理を認識しています。
そして、意図的にこれら五感の幾つかを欠如させて食事をすることで、全く見知らぬ料理を食べているかのような、新鮮な感覚が生まれます。
(※ 例えば、風邪などで鼻が詰まり "嗅覚" が欠如するだけでも、食事が全く別物に思えてしまい、人によっては食欲が無くなってしまうなんてこともありますよね?)
アイマスクや耳栓、鼻を摘む 等を行い、視覚・聴覚・嗅覚を欠如させて 食事を行ってみましょう。新鮮な感覚を体験することで、脳が活性化しますよ!
3.普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴いてみよう
音楽には、クラシック、ジャズ、ロック など 様々なジャンルが存在します。
そして、「普段よく聴く音楽」とは、その音楽を聴くことで 脳が心地よいと感じる状態になっているということです。
もちろん、"音楽を聴くこと自体" が脳にとっては良いことなのですが、普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴いてみることで、さらに脳へと刺激を与えることができますよ!
4.知らない道を早歩きで散歩してみよう
まず、早歩きで20分程度散歩するだけでも、全身の血行が良くなり脳への血流量が増え、脳にも健康にもプラスの効果が期待できます。
そして、「知らない道を歩くこと=新鮮な体験」です。脳の中に新しい地図を作ることとなり、脳が活性化します。
駅から家までの帰り道など、普段とはちょっと異なる裏道を通ってみてはいかがでしょうか?脳にも良いですし、何か新しい発見・出会いがあるかもしれません^^
5.視覚以外の感覚を頼りにした、物当てゲームをしよう
人は90%以上の情報を「視覚」、つまり「目」から得ています。
目からの情報だけで物を判断するのに慣れすぎているため、目以外の情報から物を判断することは「新鮮な体験」となり、脳の活性化に繋がります。
例えば「不透明な袋の中に1円玉、5円玉、...、500円玉までを入れて、目で見ないで袋の中に手を入れ、触感だけで当てる」といったゲームをしてみましょう。
簡単かつ一人でも手軽に行うことができる、オススメの脳トレゲームです。
6.空想をしてみよう
「空想」とは、日常生活から全くかけ離れた新しい世界です。そして、何かを想像する際に、脳はとても活性化するんです!
難しく考える必要はありません。例えば「私がもし◯◯になったら?」「私がもし◯◯で生まれていたら?」「私がもし◯◯億円持っていたら?」という具合に、誰しもがつい考えたことがありそうなネタで、自分なりのオリジナリティー溢れる答えを考えれば良いのです。
「空想は時間の無駄」なんていう人もいますが、空想は 想像力を高め、脳の働きを向上させるのに役立つんです!
7.読書をする際は、速読ではなく精読しよう
読書をする際は、パラパラと流し読みする「速読」ではなく、じっくりと丁寧に読む「精読」を行いましょう。
精読し、「本の内容を理解すること」は大前提。その上で、要点を自分なりの言葉でまとめたり、本の内容に対し疑問を持ってみましょう。
「疑問を持つこと」は、本の内容をしっかり理解していないと不可能なことです。本の内容に疑問を持ったら、その疑問を解消するために、どんどんと他の本も読んでいきます。
読書は読解力や思考力が身につき、脳のパワーアップにとても有効です!
8.人と会話しよう
デジタル認知症の怖ろしさと、その予防方法について でもご紹介しましたが、「他者との会話」は脳にとってとてもプラスに働きます。
"会話内容が以前と同じ" というのは、まずあり得ません。人の会話とは、常に新しく生み出されるもの(=新鮮なこと)です。
「話を聴き、瞬時に内容を理解し、適切な反応を考え、喋る」という会話の一連の流れは、脳をとても活性化します。
ぜひ多くの人々と交流し、会話を楽しみましょう!
この記事のまとめ
【脳がメキメキ活性化!】お手軽に頭が良くなる8つの方法
0.脳を活性化させる習慣とは
「慣れていないこと・新鮮な体験」を度々行うことで、脳が活性化します。
1.利き手と反対の手を使おう
今まで利き手を使って行ってきた日常生活のいろいろを、利き手と反対の手で行ってみましょう。
2.目と鼻と耳を閉じ、舌だけで食事をしてみよう
アイマスクや耳栓、鼻を摘む 等を行い、視覚・聴覚・嗅覚を欠如させて食事を行ってみましょう。
3.普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴いてみよう
普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴くことで、さらに脳へと刺激を与えることができます。
4.知らない道を早歩きで散歩してみよう
「知らない道を歩くこと=新鮮な体験」です。また、早歩きで20分ほど散歩することで、脳への血流量が増えます。
5.視覚以外の感覚を頼りにした物当てゲームをしよう
目からの情報だけで物を判断するのに慣れすぎているため、目以外の情報から物を判断することは「新鮮な体験」となります。
6.空想をしてみよう
新しいことを想像する際に、脳はとても活性化します。
7.読書をする際は、速読ではなく精読しよう
精読し、要点を自分なりの言葉でまとめたり、本の内容に対し疑問を持ってみましょう。
8.人と会話しよう
人の会話とは、常に新しく生み出されるもの(=新鮮なこと)です。他者と会話をすることで、脳はとても活性化します。
「慣れていないこと・新鮮な体験」を度々行うことで、脳が活性化します。
1.利き手と反対の手を使おう
今まで利き手を使って行ってきた日常生活のいろいろを、利き手と反対の手で行ってみましょう。
2.目と鼻と耳を閉じ、舌だけで食事をしてみよう
アイマスクや耳栓、鼻を摘む 等を行い、視覚・聴覚・嗅覚を欠如させて食事を行ってみましょう。
3.普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴いてみよう
普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴くことで、さらに脳へと刺激を与えることができます。
4.知らない道を早歩きで散歩してみよう
「知らない道を歩くこと=新鮮な体験」です。また、早歩きで20分ほど散歩することで、脳への血流量が増えます。
5.視覚以外の感覚を頼りにした物当てゲームをしよう
目からの情報だけで物を判断するのに慣れすぎているため、目以外の情報から物を判断することは「新鮮な体験」となります。
6.空想をしてみよう
新しいことを想像する際に、脳はとても活性化します。
7.読書をする際は、速読ではなく精読しよう
精読し、要点を自分なりの言葉でまとめたり、本の内容に対し疑問を持ってみましょう。
8.人と会話しよう
人の会話とは、常に新しく生み出されるもの(=新鮮なこと)です。他者と会話をすることで、脳はとても活性化します。
ここでご紹介した内容以外にも、まだまだたくさん「新鮮で脳に良い体験」を得る方法はあると思います。
ぜひ探しだしてみてください。(「脳に良い方法を探すこと」も、脳に良いことなんですよ 笑)
みなさんのお役に立てましたら幸いです^^
参照元 : HOTNEWS
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