2018年3月30日金曜日

実際には人をお金で釣るというのは人を動かすにはとても有効な手段という不都合な真実が発覚!

「人をお金で釣ると、世の中はよくなる」という不都合な真実が発覚!NPO幹部も暴露した2つの実話がヤバい!

2018.03.28

これは、悲惨な途上国の暮らしをよくしようと頑張って来たNPOの幹部から聞いた「アフリカのある国のある村の話」である。

■不都合な真実として“黙殺”されたワクチン

途上国の生活がよくならない原因はさまざまな構造がからまってできている。政治の腐敗、何十年にもわたる内戦、そして医薬品の不足と病気による高い死亡率…。すべては一度には変えられないが、先進国からの援助で比較的少ないコストで効果があがるのが病気の予防だそうだ。病気にかかってしまう前に予防できれば、必要な医薬品の援助は100分の1のコストで済む。

手洗いの習慣、清潔な飲み水の確保、蚊帳の普及」といった施策だけで多くの病気が防げる。ところが! 大半の住民は、普段はそういったことには無関心のうえ、子どもが重篤な状態になってからはじめて病院を訪れ、なんとか薬で治してくれと親たちが悲壮な顔で訴えかける。

たとえ幸運にも抗生物質が手に入ったとしても、子どもの命を救うためには彼らにとっての数カ月分の収入を支払う必要がある。家族の病気は彼らの貧しさをいっそう深めてしまうのだ。そうならないための施策として、NPOが推進する乳幼児に対するワクチン接種は有効だ。しかし不思議なことにいくらNPOがそのことを訴えても、住民は無料のワクチン接種にやってこない。子どもを連れて近隣の村の病院に行くと、1日仕事ができなくなって2ドルの日収を失ってしまう上、ワクチンを打っても病気にはかからないかもしれないからだ。そこでNPOがある実験を行った。ワクチンの接種を受けに子どもを連れてきた母親には家族一日分の食糧になる豆を配ったのだ。NPOのコストにしたらひとり数十セントぐらいの贈り物なのだが、これが劇的に状況を変えた。

それまで数%の下の方の接種率だったワクチン事業だが、それをやった地域ではなんとその地域の母親の40%がワクチン接種にやってきたのだ。

つまりちょっとだけお金をばらまいただけで、その地域の乳児の病気の罹患率が大きく下がって、治療に必要な医薬品がたくさん節約できたのです

そうNPOの幹部は語るのだが、この結果はNPOを支援するより上の団体からは不都合な真実として黙殺されたそうだ。お金を配って貧しい人を集めるのは不謹慎だというのである。



■ハーバード大の驚愕実験がなぜか炎上

こんな話もある。ハーバード大学の教授が子どもにインセンティブを与えることで成績が向上するかどうかをいくつかの都市で実験した。

ダラスの学校では小学校2年生の子どもに「本を読んで、その本に関するクイズに正しく答えられたら2ドルもらえる」というプログラムを実施した。

子どもたちは平均して7冊の本を読んで14ドルを手にした。そしてその年の終わりの共通テストではこのプログラムを実施した学校の生徒は、実施しなかった学校の生徒よりも高い成績をおさめた。

さらに興味深いことにプログラムを終えた翌年も本を読んで14ドルをもらった子どもたちのいる学校の成績は、そうでない学校よりも高くなった。つまり読解力が備わる小学校低学年の時期に本を読む習慣ができたことで、学力があがったのだ。

ただしインセンティブを与える正しいタイミングというものもあるらしい。ニューヨークでは日本の中学1年生にあたる生徒たちにテストでよい成績をとると50ドルもらえるというプログラムを実施した。多くの子どもが試験で頑張って50ドルを手にいれた。

しかしそれらの子どもは期末の共通試験では成績はまた元に戻ってしまったのだ。調べてみると彼らは勉強したのではなく試験でいい成績をとるためのテクニックを磨いたようだ。それは「試験の問題をもっと慎重に読む」といったレベルの技術だった。起きたことは50ドルをもらえる試験ではしっかりと取り組んで、そうでない共通試験ではふつうに試験を受けただけだった。

どうやらニューヨークの中学生ともなるとたかが50ドルではまじめに勉強しようというインセンティブはなくなるようだ。ただしそれが1000ドル(約10万円)だったら話は違ったかもしれないが。

さて、アメリカ社会では大学への進学率は驚くほど低い。貧困から抜け出すには大学に進学するというのは重要なステップである。結果としてダラスの小学校からは、大学に行くことで負のサイクルから抜け出すことができた少年少女が何人か出たはずだ。

お金で貧困を減らせることはわかったが、これらの実験はマスコミが気づいて報道合戦を始めたとたん、炎上した。医療や教育の場にお金を報酬として導入するというのは、理知的で常識的なひとたちには我慢ならない取り組みに映ったのだろう。

実際には人をお金で釣るというのは人を動かすにはとても有効な手段である。途上国の貧困を減らすとか、先進国の中での貧しいひとたちを救い出すためにも本当は有効なのだが、おおっぴらになってしまうとそれは上のひとたちには不都合な真実になってしまうようだ。

結局、許されるのは先進国の大企業の経営者が社員をお金で釣る方法だけ。先進国はますます富み、貧しい国の貧しい人たちは貧しいままというメカニズムができてしまうのである。

(文=王山覚/グローバルコンサルティングファームに勤務するビジネスウォッチャー)

参照元 : TOCANA



MIT研究結果「二番目に生まれた男の子は、兄や姉よりも権威に対して反抗しやすいトラブルメーカーとなる傾向が明らかに高い」

【ガチ】第二子として生まれた男は犯罪者になりやすいことが判明! MIT研究「悪事に走る可能性が最大40%高くなる」、原因は?

2018.03.27

二人目の子どもは一人目に比べてトラブルメーカーになりやすく、悪事に走りやすいという研究が、米国のニュースメディア「CBS Boston」に取り上げられ、大きな話題になっている。



■第二子の男性はトラブルメーカー?

今月26日付の「CBS Boston」によると、第二子として生まれた男の子はトラブルメーカーになりやすいという調査結果を報告したのは、米・マサチューセッツ工科大学(MIT)やノースウェスタン大学などの合同研究チームだ。

同国フロリダ州とデンマークの2人以上の子どもがいる家庭を調査したところ、二人目の子どもとして生まれた男の子は、第一子として生まれた男の子に比べ、学校で規律違反を罰せられ停学になったり、刑事事件で逮捕され有罪判決を受ける可能性がなんと20~40%高いことが判明したという。調査結果は、昨年「全米経済研究所(NBER)」で発表された。なお、今回の研究の対象となったのは第二子の男の子だけで、女の子については現在調査中とのことだ。

アメリカでもデンマークでも、二番目に生まれた男の子は、兄や姉よりも権威に対して反抗しやすいトラブルメーカーとなる傾向が明らかに高かったのだ。しかし、調査によれば兄弟間で健康状態や教育費に差はなかったという。では、なぜ生まれた順でそれほどの差が出てしまうのだろうか?



■二人目はつらいよ?

研究者たちは第二子として生まれた男性の犯罪傾向が高くなってしまう理由について、子ども時代の親の関わり方の影響を挙げている。よくあることだが、二人目以降の子どもは一人目の子どもほどの注意と熱意をもって育てられないことが多い。一人目の子どもが生まれた時は育児休暇を取ったが、二人目の時は一人目の時より短くした、そもそも育児休暇を取らなかったという話は日本でもたびたび耳にする。

仕方のないことだが、第二子以下は最初の子のように親の愛情を独り占めできない。親と一対一で絵本を読んでもらったり、遊んでもらったりする機会は第一子より少なくなるだろう。

また、上に兄弟がいることの影響も考えられている。最初の子どもは親をはじめ大人をロールモデルとして育つが、二人目からは年上の兄弟を見習いがちだ。年上とはいえ、兄や姉もまだまだ子どもであることが多く、当然ながら、大人に比べると衝動的でわがままな存在を見習いながら育つというわけだ。さらに、第二子は兄や姉という生まれながらのライバルと親の注意を奪い合わなければならない。そのため、第一子より行動的になる可能性も高いと考えられる。

とはいえ、第二子の男の子を過剰に心配することはないだろう。第一子に比べて反社会的な行動が20~40%高い傾向は示されているが、それは全体から見れば微々たるものだ。ただ、親は生まれ順が子どもの将来に与える影響を知っておくべきだろう。もちろん、犯罪者が「自分は第二子として生まれた男だから」と開き直るなど、もってのほかである。

(編集部)

参考:「CBS」「Simplemost」「NBER」、ほか

参照元 : TOCANA







2018年3月21日水曜日

クレーマーで警察に捕まる危険行為とは?

クレーマーで警察に捕まる危険のあるNGワード

2018/3/19 12:05



クレームは相手に不手際があるので、どうしても怒り心頭になりがち。しかし、いくら相手に非があるからといっても、感情の赴くままに過剰なクレームを続けている、時と場合によっては逮捕されることもあるのです。そこで、クレーマーで警察に捕まる危険のあるNGワードを知っておいて損はありません。

クレーマーで警察に捕まるワード
クレーマーで警察に捕まる危険のあるNGワードに「土下座して謝れ」があります。必要のないことを相手に強制すると強要罪。最大3年以下の懲役です。実際、コンビニ店員に土下座を強要。その様子をTwitterに投稿した男女4人が逮捕されています。彼らはタバコを騙し取るなどもしたため、恐喝容疑でした。

「ケガしたから治療費を払え」や「迷惑料をよこせ」と、事実関係の調査もないうちからいきなり金銭を要求することもクレーマーで警察に捕まるNGワード。クレームと最も関係が深い恐喝罪。最大10年以下の懲役となります。「治療費はどうなるんですか?」など丁寧に質問して、逮捕を回避したいところです。

「殺すぞ」と脅すのもクレーマーで警察に捕まるNGワード。脅迫罪で最大2年以下の懲役又は30万円以下の罰金となります。恐喝罪との違いは金銭の要求ではなく、相手(本人もしくは親族)の生命や自由や名誉や財産を奪うぞといって(=害悪の告知)脅すこと。「娘をさらうぞ」や「ネットに晒してやる」もアウトです。

クレーマーで警察に捕まる危険行為
「ケーキに髪の毛が入っていた」「配送された商品が壊れていた」などとウソのクレームもNG。現金や商品を騙し取ると詐欺罪となります。最大10年以下の懲役です。クレームの大筋が正しくても、被害を不当に水増しして補償を要求すれば、やはり詐欺罪になります。

大声で怒鳴ることもクレーマーで警察に捕まる危険があります。店内で大声を出し怒鳴り散らしたり、暴れたりすれば威力業務妨害罪。最大3年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。また、Twitterなどでデタラメな情報を書き込んで業務を妨害すれば、偽計業務妨害罪となることもあります。

その場に居座ることもクレーマーで警察に捕まる危険行為です。正当な理由もなく他人の住居、会社、店舗などに居座るのは不退去罪となります。最大3年以下の懲役又は10万円以下の罰金です。料理を出す順番に立腹してラーメン店に3時間居座った客が逮捕されたケースもあります。

参照元 : ラジオライフ.com





老後、年金暮らしでもリッチに暮らせる海外移住先ベスト6

10万円で裕福な生活 年金でもリッチに暮らせる移住先ベスト6

2017.12.11 06:30



「物価の安いアジアや中南米なら、月10万円で日本の30万円レベルの生活ができる」。そう語るのは、海外移住に詳しい旅行ジャーナリストの安田修氏。そこで、生活費が安く、かつ滞在ビザが取りやすい“年金でもリッチに暮らせる国”を6つ挙げてもらった--。

タイなら10万円で実質30万円分の暮らし

まずはタイ。微笑みの国は海外移住者にもやさしく、50歳以上、80万バーツ(約240万円)以上の現金預金維持か、年金受給を条件にリタイアメントビザ(年金受給者などの退職者を対象にした「長期滞在査証」)を取得できる。日本の生活をそのまま再現できる国だといい、「日本食スーパーがあり、日本食レストランは石を投げれば当たるほどある」そう。海外初心者にはうってつけだ。

とはいえ、東南アジアは暑さがネック。そんな人はインドネシアのバンドンへ。高地にあり年間通して涼しいうえ、オランダ植民者がいたことから西洋化されており、暮らしやすいという。

また、ヨーロッパには、居住権付きの投資ビザ「ゴールデン・レジデンス・プログラム」を発行している国がある。外国人による投資促進を目的とし、一定額以上の不動産や国債を購入すると居住権が手に入るというもので、懐に少し余裕があるならこちらを検討するのもいいだろう。なかでもギリシャは条件がゆるく、25万ユーロ以上(約3300万円)の不動産購入者が対象。「EUは1つの国のようなもの。ギリシャに住みながらヨーロッパ中を旅して遊ぶ、というライフスタイルも可能です」。

3300万円も用意できないという人は、北アフリカのモロッコだ。モロッコはスペインの対岸、船で渡るのもたやすい。有り難いのは外国人による土地所有が認められていること。アジア並みの物価の安さも嬉しい。

日本人の移住先で不動の人気を誇るのはハワイとオーストラリア。しかし、シドニーなど大都市は75万豪ドル(約6600万円)以上の資産提示および債権投資に加え、6万5000豪ドル(約570万円)以上の年間所得証明が必要など、現実的ではない。そこでオススメなのが“天国に1番近い島”ニューカレドニアや日本人が多いサイパン。どちらも移住条件が比較的緩い。

「いずれにせよ、移住する前に“プチ移住”をしてみることが大事」と安田氏は言う。3カ月も暮らせば、その土地が肌に合うか、大体わかってくる。「3カ月いて、現地で親しい人ができれば暮らしていけるだろうし、友だちが1人もできなければやめたほうがいい」。慣れない海外で独り、孤立して家に閉じこもっているようでは、どの国でも長続きはしないだろう。

「あまり考えず、パッと遊びに行くのもいいと思います。ビザが取りやすい国を探すより、住みたい国を見つけてビザの取り方を研究したほうがいい。どうしても移住したいという気持ちがあるなら、何とかなるものですよ」

※1ドル=112円、1ユーロ=133円、1豪ドル=88円、1バーツ=3円で換算

▼年金生活でもリッチに暮らせる国ベスト6

インドネシア(バンドン)

--温暖な気候で快適な暮らしができる

ジャワ島西部の都市バンドンは平均標高700mの高地にあり、年間を通して涼しく、平均気温は22~24度。暑いのが悩みの東南アジアでも涼しく暮らしたい人向けだ。3時間も電車に乗れば、高層ビルが立ち並ぶ首都ジャカルタに出られる利便性もある。食事も日本人の口に合う。月10万円ほどでリッチな生活が可能。

●居住条件

リタイアメントビザは55歳以上、年金などで月1500ドル以上の不労収入が条件になる。加えて、インドネシア人の家政婦を雇用すること、指定された観光地で3万5000ドル以上の住居を購入するか、月500ドル以上の賃貸物件を借りて居住する、という条件があるため、タイよりは高くつく。

モロッコ(カサブランカ)

--老後資金が少なくとも国際的な暮らし

名画『カサブランカ』で知られるモロッコは、年金も貯金も少ないがヨーロッパ風の都会的な生活をしたい人向け。スペインの対岸にあり、1~2時間ごとにフェリーが出ているため、ヨーロッパ旅行も容易。物価が安く、アジア並み。首都ラバトでは安いアパートの家賃は100ドル(約1万円)。月500ドルあれば1カ月暮らせる。ただし観光客相手の悪質な客引きやぼったくりもアジア並み。モロッコ最大の商業都市カサブランカは1カ月の生活費が月1000ドル程度と少し高くなるものの、西洋化されており、馴染みやすい。

●居住条件

リタイアメントビザは年金受給者用と金利生活者用で、金額に規定はない。外国人が土地を買える国でもある。

タイ(バンコク)

--月収15万円でもリッチに暮らせる

1万円もあれば普通のアパートが借りられ、月15万円あれば裕福に暮らせるという生活費の安さもさることながら「日本と同じように暮らせる」点で海外生活初心者向け。仏教国であることも親近感が湧く。治安もよく、日本人のコミュニティが発達している。「バンコクの町は日本食レストランだらけ。伊勢丹など日系のデパートもあります」。もっとタイらしい暮らしをという人には北部のチェンマイが人気。都心から離れるほど生活費はさらに安くなる。

●居住条件

50歳以上、80万バーツ(約240万円)以上の現金預金維持か、6万5000バーツ(約20万円)以上の年金受給などを条件にリタイアメントビザを取得できる。

サイパン

--何もしない島時間でのんびり

ハワイ大好き、海が好きでマリンスポーツが好き、でもハワイで暮らすには資金が足りないという人向け。ニューカレドニアと同様に物価が安いとはいえず、月最低でも15万円ほどの生活費が必要だが、「働かないのが当たり前、暑いときはお昼寝」という、絵に描いたような南国の暮らしは魅力だ。「逆にいうと、のんびりできるけれども、のんびりする以外何もすることがない。マリンスポーツなど何か生きがいを現地で見つけないと、長く暮らすのは厳しいかも」。

●居住条件

リタイアメントビザは、55歳以上で10万ドル以上の現地投資(コンドミニアムの購入、土地のリースや家屋建築など)を行う人が対象。

ギリシャ(アテネ)

--低予算でヨーロッパの文化を味わえる

一般的に「お金持ち向け」なヨーロッパ諸国のなかでも、少ないお金でビザが取得でき、月20万円程度でリッチに暮らせる。ギリシャに拠点を置きながらヨーロッパ中を旅するというライフスタイルは憧れのまと。

●居住条件

居住権付きの投資ビザが、25万ユーロ(約3300万円)以上の不動産購入者に発行される。複数の不動産でもよく、合算で25万ユーロ以上あれば対象になる。高額な出費のようだが、同じヨーロッパでもマルタは政府系開発ファンドに65万ユーロ以上を投資、あわせて35万ユーロ以上の不動産購入または1万6000ユーロ以上の月額家賃、15万ユーロ以上の国債購入が条件。ギリシャは安い部類なのだ。

ニューカレドニア

--おしゃれな街で自然と都会を満喫できる

「天国に1番近い島」ニューカレドニアは大自然と都会の両方楽しみたい人向け。エメラルドグリーンに輝くオセアニアの海に、洗練されたリゾート地の高級感、そして南太平洋のローカルな文化が揃う。ただし物価は高めで、日本の倍はする。「節約しても月の生活費は20万円超かかる」と安田氏。30万~40万円はないと、ニューカレドニアを満喫できないかもしれない。フランス海外領であるため、公用語はフランス語。観光客もフランス人中心。外国人観光客の約8割が日本人で、残りがオーストラリア人など。

●居住条件

フランスのリタイアメントビザを取得する。年金や金利などで生活できる不労収入が条件で、金額に規定なし。

ジャーナリスト 安田 修

2000年にサイト「海外移住情報」を開設。著書に『日本を脱出する本』(ダイヤモンド社)、『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)など。

参照元 : sankeibiz




2018年3月16日金曜日

お金持ちになった人の特徴

お金持ちはなぜお金持ちなのか? お金持ちの3原則とは

2018年3月16日(金) 7:00配信



お金持ちはなぜお金持ちなのか? お金持ちになりたければ、お金持ちを知ることから始めよう。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で、明治学院大学大学院教授の菅正広さんに聞いた、お金持ちに共通する特徴を紹介しよう。

■お金持ちはお金でお金を増やす

億万長者には、「何かを始めた最初の人」が多い。今まで誰もやらなかったことに挑戦してみることが、成功のための第一歩だね。ここで大事なのは計画を頭に思い浮かべるだけでなく、実際にやってみることだ。

上の三つに加えて、さらにお金持ちになる方法がある。多くのお金持ちは、資産を銀行に預けるだけでなく、国や企業などが発行する株式や債券など、金融商品を購入する「投資」を行い、お金でお金を増やしている。

今、銀行の普通預金の金利は低く(国内の大手銀行で0.001%程度)、銀行に預けておくだけではほとんど増えない。でも、金融商品には値下がりするリスクはあるものの、銀行に預金しておくのに比べたら、はるかに金利が高いんだ。

■自分のもうけだけを追求しすぎる問題も

そもそも金融とは、お金を必要とする人に必要な額を融通すること。投資家は余ったお金を有効活用でき、企業は資金を得ることで、新たな挑戦ができる。個人や社会全体にもよい影響をもたらす、人類の英知ともいえるすばらしいしくみだ。それなのに、実社会ではそうなっていないのが大きな問題だ。

金融商品を自らのもうけのためだけに売り買いする人があまりに多く、その結果、もうかるところにだけお金が集中して、本当に必要なところには回らない。富める人の富は雪だるま式に膨らんでいく一方で、貧しい人はどんどん貧しくなっている。

【お金持ちの3原則】

(1)ニーズに合ったものをつくりだす
「これがあると便利」「こんなの欲しかった」など、人々のニーズに合った商品やサービスをつくりだすことでビジネスは成立する。発見や発明、ひらめきだけでなく、人の心や時代を先読みするセンスも必要だ。
例えば、不要なものを販売するフリーマーケットのアプリ「メルカリ」は20~30代女性を中心に人気が広がり、世界で1億ダウンロードを突破した。

(2)リスクを取る
ビジネスや投資において、損失の可能性(リスク)はつきもの。でもリスクを恐れて行動しなければ、お金持ちになれない。ビル・ゲイツの名言に「リスクを負わないことがリスク」というのがある。いざ勝負というときは思い切って挑戦することが大切。

(3)なるべくお金を使わない
お金持ちは意外と倹約家が多い。必要なところには十分なお金をかけるけれど、それ以上の無駄な出費はしない。また積極的に投資を行い、その金利や配当だけで十分に暮らしていけるので、元の資産が減りにくい。

【お金持ちの税逃れ「パラダイス文書」が明らかに】

●多額の税金を払わないお金持ちが続々

ほとんどの国や地域では、もうかったお金に税金を課しているが、なかには税金を課さないか、自国より低く抑えられるところがある。そうした国や地域を「租税回避地(タックスヘイブン)」という。

もうかったお金をこのタックスヘイブンに移せば、多額の税金の支払いから逃れることができるというしくみだ。

2017年11月、世界中の政治家や著名人など多くのお金持ちが、この税逃れに関わっていることが国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の入手した極秘資料「パラダイス文書」によって明らかになった。これは前年の「パナマ文書」に続くスキャンダルだった。

●税金は「社会の会費」

税金とはなんだろう。例えば、自分の家に大きなプールはつくれないけれど、みんなの税金を集めれば、みんなが利用できるプールがつくれる。税金は公的な費用をまかなうものだとすると、「私たちが住む社会の会費」といえる。

それなのに、大企業やお金持ちだけしか利用できない裏技を使って、税を逃れるのは不公平ではないかと世界中で問題視されている。

世界のお金持ちがタックスヘイブンに持っている金融資産すべてに課税した場合、その額は世界の貧困対策の援助資金総額のなんと2~3倍になるという。

<税逃れのしくみ>
タックスヘイブンは、カリブ海のバージン諸島やケイマン諸島などに多く存在する。これらの会社を調べようとしても情報の壁がとても厚く、税逃れのための知恵を絞った手法が使われていて、すぐに違法とは言いづらい

【キーワード:金融】
お金が余っている人から足りない人に必要なお金を融通すること。借り手は利子を付けてお金を返し、この金利が高ければ高いほど、貸し手の利益が大きくなる。金融には2種類あり、投資家のお金が証券会社などの仲介によって、直接企業に流れるしくみを直接金融という。一方、預金者が銀行にお金を預け、銀行が企業にお金を貸し出す流れを間接金融という。直接金融のほうが金利が高いが、リスクも大きい。

※月刊ジュニアエラ 2018年3月号より

参照元 : AERA dot.


お金持ちとなった人が実践していた6つの習慣

2016年09月05日



世の中には様々なタイプの “裕福”な人々がいる。先祖代々お金持ちだった家庭、宝くじが当たった幸運な人たち、事業で成功した人などなど。

その中でも成功者たちは、小さなことを毎日積み重ねている。それはあなたが知らなかったことかもしれないし、同じ様なことをしているけど方法が間違ってたという場合もある。

海外サイトにて、成功した人たちが習慣化している6つのことがまとめられていた。勿論他にもいろいろあるが、この6つは共通のようだ。

1. 複数の仕事をしている

メインの仕事をしている時に、別の仕事を行うなんて効率が悪いように見えるが、アメリカのファイナンシャルプランナーであるトム・コーレイ氏によると、貧しい状態または中流家庭からお金持ちになった人のうちの66%は副業をしており、、裕福な人々の65%は3つの仕事を持っていたという。

2. 体を動かす

忙しくてジムに通う暇なんてないよ、という人はたくさんいるだろう。1時間ジムで汗を流すなら、代わりに残業してお給料を増やした方がいい?

どうやらそうではないようだ。『サイコロジー・トゥデイ』に掲載された研究によると、積極的に体を動かしている人の収入は、運動しない人の収入に比べ14~17%高いそうだ。

3. 収入の余剰金は貯金回し

ボーナスでたー!と嬉しくなり次の日にショッピングや贅沢な夜遊びをしてしまう人はお金持ちにはなれなそうだ。

お金持ちは、このような場合、余剰金を貯蓄するという。成功者たちは厳密に予算管理を行っているのだ。コーレイ氏によると、お金持ちは、月の手取りの25%以下を住居費、15%を食費、10%を娯楽(映画や外食やお酒など)、5%を車のローン(レンタルすることはない)、5%を旅行に使っているということだ。

4. ゴールを可視化する

「成功者は自分のゴールをしっかりと持ち、まるですでに達成したかのように、紙に過去形で書き留めている」と語るのは「クレジットカード・インサイダー」の創設者であるジョン・ガノティス氏である。そして毎朝、紙に書き留めたゴールを読むそうだ。

ガノティス氏は、「このアイデアは、1日中、自分のゴールに沿った決断を下せるよう、自らの目標を潜在意識下に刷り込むことにあります。そうするとゴールを実現させるための好機を逃がしません」と説明している。

例えば、仕事帰りに飲みに誘われても、あなたの潜在意識は「家に帰ってアプリのコードを勉強するべきだ」、と促してくれる。それにより、ゴールに一歩近づくのである。



5. お金を増やすためにお金を使う

アメリカ合衆国労働統計局の調査によると、裕福な人の20%は自分の収入の16%を年金や積み立て保険に費やすそうだ。これは、貧困の人と比べると6倍の額になるとコーレイ氏は述べている。

しかし、毎月ギリギリのお金で生活しているのだから投資や保険になど回せない、というのが多数の人の意見だろう。

この考え方は間違っていると指摘するのが、米国の生命保険会社ノースウェスタン・ミューチュアルで資産管理アドバイザーを勤めるエリック・ニューマン氏だ。

ニューマン氏によると、収入額が低い人でも自分の収入の15%を積み立て年金や積み立て保険のために貯めると、一般的な経験則から言えば、20%は節約できるということだ。これは、自分の欲求ではなくニーズを最優先させれば、ほとんどの人が実行可能だという。

ただしアメリカの場合、保険の費用は裕福なトップ20%の人より、中流家庭の人のほうが給与比率で見ると多く支払っている。低所得層の保険プランはほとんどが高いものばかりだそうだ。

6. 一度はビジネスに失敗している

コーレイ氏の研究によると、27%の金持ちは最低でも一度ビジネスで失敗していることが判明している。

「彼らは失敗してもすぐに起き上がり、また挑戦します。決して諦めないという、その忍耐力が、失敗から学びとり最終的に将来への成功へと導いてくれるのです」とコーレイ氏は語っている。

via:6 Habits of Rich People That You Should Steal/ translated melondeau / edited by parumo

リスクを恐れない心と、備えあれば憂いないなしの備蓄。その両方向のバランスとバイタリティがお金を生む秘訣となるってことだね。バイタリティには体力も必要やしね。

参照元 : カラパイア不思議謎の大冒険