【緊急警告】クリスマスイブは“突然死の特異日”だったことが判明! 22時に死ぬ可能性… 一体なぜ?(最新研究)
2018.12.24
世間は今、クリスマスシーズン真っ只中で浮かれ騒いでいるが、楽しいはずのクリスマスイブは健康に悪い!? それも特に心臓に悪いというのだ――。
■クリスマスイブの夜に心臓発作リスクが37%増
何かと物騒だったハロウィンの話はひとまず置いておくことにして、クリスマスや新年はぜひとも(本来の趣旨に立ち返って)平穏に楽しく過ごしたいものだが、最新の研究から警告が発せられている。なんとクリスマスイブは心臓発作を起す人が最も多い特異日なのだ。
ルンド大学やカロリンスカ研究所などをはじめとするスウェーデンの研究チームが先日、「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」で発表した研究では、1998~2013年の間にスウェーデン国内で報告された28万3000件もの心臓発作を分析してホリデーシーズンやサッカー・ワールドカップなどのメジャーなスポーツイベントとの関係を探っている。
研究によれば最も心臓発作のリスクが高まるのはなんとクリスマスイブで、普段よりも発生リスクが37%高まるという。時間的には午後10時がピークになるということだ。
クリスマスイブの午後10時といえば、多くがパーティーに参加して楽しく過ごしているのだろうが、皮肉なことにパーティー中やパーティー後に心臓発作を起す人が多いということになる。またクリスマスシーズン中の心臓発作リスクは15%に留まることから、クリスマスイブだけが突出していることになる。ちなみに心臓発作を起した多くは75歳以上の高齢者か、糖尿病や心臓疾患を抱えている人たちであった。
研究ではまた、夏休みと新年の休みでも心臓発作のリスクが高まっていることが明らかになった。新年の場合はクリスマスとは逆に、大晦日よりも元日のほうがリスクが高まるというから興味深い。また1日の中では朝に心臓発作のリスクが高まり、1週間の中では月曜日にリスクが増すという。
一方、イースター (復活祭)とメジャースポーツイベントの期間中の心臓発作リスクは普段と変わらないこともまた突き止められた。サッカーのワールドカップなどでは応援に力が入り興奮することもあるだろうが、特に心疾患リスクが上がるわけではいということになる。
■寒くて曇天の日に心臓発作のリスクが上昇
これまでの研究でも、ホリデーシーズンに特に高齢者と病人の間で心筋梗塞のリスクが高まることが報告されているが、これほどまでにクリスマスイブが“危険日”であることが示されたの今回がはじめてのことだ。
クリスマスイブのいったい何が心臓発作のリスクを高めているのかはそれぞれケースバイケースなのだろうが、やはり普段あまりしないことをしている点が気にかかる。
「食べ過ぎたり飲みすぎたり、長距離の移動をしたりすることは心臓発作のリスクを高めるでしょう。興味深いことに、朝に心臓発作のリスクが高まる傾向は、クリスマスでは逆転して夕方以降にリスクが高まります。これはストレスとその日の特別な食事に起因することが示されます」と研究チームのデビッド・エリンゲ教授はサイエンス系メディア「Science Alert」の取材に答えている。
同研究チームの前回の研究では、寒くて曇天の日に心臓発作のリスクが上昇することを報告している。今回の研究がクリスマスに着目しているように、確かにクリスマスの時期には寒くて曇り空の日がそれなりに多そうである。
今回の研究は決して楽しい祝い事に水を差すものではなく、こうしたリスクが統計的に多いことへの理解を広げ、クリスマスから新年の間の心臓発作患者数を減らすことにあるという。これから年末年始にかけて、食べたり飲んだりする機会も増え、移動や外出も増えて身体に無理をすることがあるかもしれないが、こうした健康リスクを気に留めて大過なく新年を迎えたいものである。(文=仲田しんじ)
参考:「Science Alert」、ほか
参照元 : TOCANA
年末年始、心筋梗塞ご用心=クリスマスイブ目立つ-スウェーデン
2018年12月14日14時22分
スウェーデンでは年末年始に心筋梗塞を発症するリスクが普段より15%高いことが分かったと、同国のルンド大などの研究チームが14日までに英医学誌「BMJ」に発表した。特にクリスマスイブは37%、クリスマス当日は29%、元日は20%高かった。
1998~2013年の16年間に同国で心筋梗塞を発症した患者約28万3000人(平均年齢71.7歳、男性64%、女性36%)のデータを分析した成果。大みそかから元日にかけては過度の飲食や寒い深夜未明の外出、睡眠不足が引き金となった可能性がある。
クリスマスについては感情の高まりがストレスとなった可能性があるが、はっきりした要因は不明という。75歳以上の高齢者のほか、糖尿病の持病があったり、過去に心筋梗塞や狭心症を経験したりした人のリスクが高かった。時間帯としてはイブの午後10時ごろが危ないという。
心筋梗塞は心臓の冠状動脈の内部にできた病変部が破裂し、血栓ができてふさがることで起き、ポンプ機能を担う心筋が壊死(えし)する。ストレスや疲労、暴飲暴食のほか、冬は暖かい室内から寒いトイレや浴室、屋外への移動によるヒートショックが要因として知られるが、特定の時期に注目した大規模、長期の分析は少ないという。
参照元 : 時事通信
動画には、シベリアにある幼稚園の教室に現れたサンタクロースが映っている。サンタクロースは子供たちを追いかけまわし、子供たちはキャッキャッと言いながら逃げ回る。サンタクロースも子供たちも楽しいひとときを過ごす――はずだった。
動画の中盤で悲劇が起こるまでは。なんと、もみの木の横に立つサンタクロースが、突然後ろにぶっ倒れてしまったのだ。後方に立っていた女性が駆け寄り、異常に気づいた子供たちも集まっていくところで動画は終了している。
英紙「Mirror」によると、この後サンタクロースは死亡したという。サンタクロースに扮していたのは、町で有名なプロ俳優、バレリー・ティンテンコさん(67)。この日、バレリーさんは気分が優れず、胸の痛みを訴えていた。
しかし、「子供たちをがっかりさせたくない」というプロ魂から、幼稚園でサンタクロースを演じた。そして、心臓発作に襲われて倒れ、病院へ救急搬送されたが、その途中で息を引き取ったと報告されている。
▼幼稚園のパーティーでサンタクロースが突然死
2018.12.24
世間は今、クリスマスシーズン真っ只中で浮かれ騒いでいるが、楽しいはずのクリスマスイブは健康に悪い!? それも特に心臓に悪いというのだ――。
■クリスマスイブの夜に心臓発作リスクが37%増
何かと物騒だったハロウィンの話はひとまず置いておくことにして、クリスマスや新年はぜひとも(本来の趣旨に立ち返って)平穏に楽しく過ごしたいものだが、最新の研究から警告が発せられている。なんとクリスマスイブは心臓発作を起す人が最も多い特異日なのだ。
ルンド大学やカロリンスカ研究所などをはじめとするスウェーデンの研究チームが先日、「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」で発表した研究では、1998~2013年の間にスウェーデン国内で報告された28万3000件もの心臓発作を分析してホリデーシーズンやサッカー・ワールドカップなどのメジャーなスポーツイベントとの関係を探っている。
研究によれば最も心臓発作のリスクが高まるのはなんとクリスマスイブで、普段よりも発生リスクが37%高まるという。時間的には午後10時がピークになるということだ。
クリスマスイブの午後10時といえば、多くがパーティーに参加して楽しく過ごしているのだろうが、皮肉なことにパーティー中やパーティー後に心臓発作を起す人が多いということになる。またクリスマスシーズン中の心臓発作リスクは15%に留まることから、クリスマスイブだけが突出していることになる。ちなみに心臓発作を起した多くは75歳以上の高齢者か、糖尿病や心臓疾患を抱えている人たちであった。
研究ではまた、夏休みと新年の休みでも心臓発作のリスクが高まっていることが明らかになった。新年の場合はクリスマスとは逆に、大晦日よりも元日のほうがリスクが高まるというから興味深い。また1日の中では朝に心臓発作のリスクが高まり、1週間の中では月曜日にリスクが増すという。
一方、イースター (復活祭)とメジャースポーツイベントの期間中の心臓発作リスクは普段と変わらないこともまた突き止められた。サッカーのワールドカップなどでは応援に力が入り興奮することもあるだろうが、特に心疾患リスクが上がるわけではいということになる。
■寒くて曇天の日に心臓発作のリスクが上昇
これまでの研究でも、ホリデーシーズンに特に高齢者と病人の間で心筋梗塞のリスクが高まることが報告されているが、これほどまでにクリスマスイブが“危険日”であることが示されたの今回がはじめてのことだ。
クリスマスイブのいったい何が心臓発作のリスクを高めているのかはそれぞれケースバイケースなのだろうが、やはり普段あまりしないことをしている点が気にかかる。
「食べ過ぎたり飲みすぎたり、長距離の移動をしたりすることは心臓発作のリスクを高めるでしょう。興味深いことに、朝に心臓発作のリスクが高まる傾向は、クリスマスでは逆転して夕方以降にリスクが高まります。これはストレスとその日の特別な食事に起因することが示されます」と研究チームのデビッド・エリンゲ教授はサイエンス系メディア「Science Alert」の取材に答えている。
同研究チームの前回の研究では、寒くて曇天の日に心臓発作のリスクが上昇することを報告している。今回の研究がクリスマスに着目しているように、確かにクリスマスの時期には寒くて曇り空の日がそれなりに多そうである。
今回の研究は決して楽しい祝い事に水を差すものではなく、こうしたリスクが統計的に多いことへの理解を広げ、クリスマスから新年の間の心臓発作患者数を減らすことにあるという。これから年末年始にかけて、食べたり飲んだりする機会も増え、移動や外出も増えて身体に無理をすることがあるかもしれないが、こうした健康リスクを気に留めて大過なく新年を迎えたいものである。(文=仲田しんじ)
参考:「Science Alert」、ほか
参照元 : TOCANA
年末年始、心筋梗塞ご用心=クリスマスイブ目立つ-スウェーデン
2018年12月14日14時22分
スウェーデンでは年末年始に心筋梗塞を発症するリスクが普段より15%高いことが分かったと、同国のルンド大などの研究チームが14日までに英医学誌「BMJ」に発表した。特にクリスマスイブは37%、クリスマス当日は29%、元日は20%高かった。
1998~2013年の16年間に同国で心筋梗塞を発症した患者約28万3000人(平均年齢71.7歳、男性64%、女性36%)のデータを分析した成果。大みそかから元日にかけては過度の飲食や寒い深夜未明の外出、睡眠不足が引き金となった可能性がある。
クリスマスについては感情の高まりがストレスとなった可能性があるが、はっきりした要因は不明という。75歳以上の高齢者のほか、糖尿病の持病があったり、過去に心筋梗塞や狭心症を経験したりした人のリスクが高かった。時間帯としてはイブの午後10時ごろが危ないという。
心筋梗塞は心臓の冠状動脈の内部にできた病変部が破裂し、血栓ができてふさがることで起き、ポンプ機能を担う心筋が壊死(えし)する。ストレスや疲労、暴飲暴食のほか、冬は暖かい室内から寒いトイレや浴室、屋外への移動によるヒートショックが要因として知られるが、特定の時期に注目した大規模、長期の分析は少ないという。
参照元 : 時事通信
動画には、シベリアにある幼稚園の教室に現れたサンタクロースが映っている。サンタクロースは子供たちを追いかけまわし、子供たちはキャッキャッと言いながら逃げ回る。サンタクロースも子供たちも楽しいひとときを過ごす――はずだった。
動画の中盤で悲劇が起こるまでは。なんと、もみの木の横に立つサンタクロースが、突然後ろにぶっ倒れてしまったのだ。後方に立っていた女性が駆け寄り、異常に気づいた子供たちも集まっていくところで動画は終了している。
英紙「Mirror」によると、この後サンタクロースは死亡したという。サンタクロースに扮していたのは、町で有名なプロ俳優、バレリー・ティンテンコさん(67)。この日、バレリーさんは気分が優れず、胸の痛みを訴えていた。
しかし、「子供たちをがっかりさせたくない」というプロ魂から、幼稚園でサンタクロースを演じた。そして、心臓発作に襲われて倒れ、病院へ救急搬送されたが、その途中で息を引き取ったと報告されている。
▼幼稚園のパーティーでサンタクロースが突然死
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