2015年10月10日土曜日

サラダ油は脳を殺す!認知症や癌、糖尿病の原因になる

サラダ油は本当に危険!がんや糖尿病も 「油漬け」で子どもの糖尿病や脂質異常症増加!

2015.10.06


子どもに人気のお菓子(「コアラのマーチ 50g」の植物油脂量は15g、「じゃがりこ 58g」の植物油脂量は14.5g)

子どもたちの体は大人の与える食べ物でできています。

家庭での食事を主体に、学校給食、お菓子、ラーメンやファストフードなども成長期の体をつくっているのです。偏りのない栄養バランスと質の良い食材が、健康で健やかな心身の成長に不可欠なのですが、現代の子どもたちの食は大人同様に乱れがちです。

その結果、大人の病気と思われていた肥満や花粉症、生活習慣病、うつ病などが子どもたちにも増えています。これらの病気に加えて、もともと子どもに多いアトピー性皮膚炎なども発症しやすくなっていますが、それはサラダ油など植物油の過剰摂取が大きくかかわっています。

ヘルシーなイメージのあるサラダ油やキャノーラ油など身近にある精製植物油には、健康を害する次のような特徴があります。

(1)植物油で過剰摂取したリノール酸は、体内で炎症物質となり、アレルギーや糖尿病、がんなどを発症させる。

(2)植物油を加工してつくるマーガリンやファストスプレッドなどは、各国で規制されているトランス脂肪酸を含有している。

(3)トランス脂肪酸軽減のため加工食品で消費量が増加しているパーム油は、大腸がんや糖尿病などの発症のリスクが高い。

(4)サラダ油などを高温処理する製造過程で発生する神経毒のヒドロキシノネナールは、うつ病や認知症の原因になる。

残念ながら、こうした植物油のリスクはまだ一般に浸透しておらず、ほとんどの子どもも大人も危険な植物油を摂り続けています。

子どもの好きな食べ物の上位には、カレーライス、鳥の唐揚げ、ハンバーグ、ポテトフライ、オムライス、ピザなど油を多く含むメニューが並び、マヨネーズも欠かせません。これにチョコレートやポテトチップス、アイスクリームなどの菓子類も加わります。意外に知られていませんが、チョコレートやアイスクリームにも植物油は使われています。

子どもたちにとってコンビニエンスストアは現代の駄菓子屋です。低い棚には幼い子どもの視線に合わせて人気の菓子類が並んでおり、それらにも多量の植物油が使われています。

食べ盛りの中学生や高校生が学校帰りに、唐揚げやポテトフライ、サンドイッチ、カップ麺など、油の多い食品を頬張っている姿もよく目にします。むしろ子どものほうが、大人以上に油漬けの食生活を送っているように思えます。


某コンビニエンスストアの「たまごサンド 125g」(植物油脂量は20.9g)

生活習慣病やうつ病の低年齢化

こうした子どもたちの食生活を裏付けるように、アトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症などアレルギーを持つ子どもの割合は3人に1人、小中学生の生活習慣病(糖尿病、脂質異常症)も増えており、高校生では約4割が生活習慣病の予備軍という調査報告があります。

また、中学生のうつ病の発症率4.6%は、大人と同じ割合といわれています。先日は小学低学年の子による担任への暴力が報じられ、いわゆる「キレやすい子ども」の低年齢化も進んでいるようです。このほかにも、風邪を引きやすい、常にダルそうにしている、覇気がないなど、心身の健康度が低い子どもや若者が増えているようです。

成長期の子どもの変化は急激で心身ともに不安定な時期とはいえ、食べ物の影響は無視できません。特に全身の細胞膜とホルモン様物質の成分になる油(脂肪酸)の量と質が、体調や体質に与える影響は想像以上に大きいのです。

家庭や学校給食で、栄養バランスの良い食事をさせることはもちろんですが、その食材を悪い油で調理したのでは、かえって子どもの心身の健康を阻害することになりまねません。食品会社や外食産業が油を変えることは期待できませんので、せめて家庭と学校給食で使う油は質と量を見直すべきです。

心身の不調があれば、勉強やスポーツ、そのほかの才能を充分に発揮できません。塾やクラブ活動の行き帰りにコンビニやファストフードの悪い油を食べていたのでは、病気とはいわぬまでも、体がだるかったり、抑うつ傾向にあったり、感情の起伏が激しかったりして、集中して物事に取り組むこともできません。

子どもは保護者の与える食べ物で成長します。子どもが本来持っている能力を充分発揮できる健康な体質でいるためにも、植物油の正しい知識を持って、悪い植物油を子どもに摂らせない少油生活に切り替えることが大人の務めです。

(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)

参照元 : ビジネスジャーナル


サラダ油が脳を殺す!認知症の原因!外食の油料理や市販のドレッシングは厳禁

2015.09.29



かつて我が家でも常用していたサラダ油は、サラダのネーミングから連想するヘルシーなイメージとは裏腹に、全身の細胞を炎症系に変えるリノール酸の過剰摂取の元となります。さらに、世界中で規制されているトランス脂肪酸を含んでおり、“使ってはいけない油”でした。

サラダ油は日本農林規格(JAS)に定める日本独自の精製植物油で、クセがなく安価なことから、家庭用の調理油や外食の揚げ油、マヨネーズの主原料など幅広く使われています。スーパーマーケットなどで売られているサラダ油は、主に大豆と菜種(キャノーラ)を原料とした調合油で、人気のキャノーラ油もサラダ油の一種です。

そのサラダ油を断って、娘のアトピーや私の花粉症が改善した体験から、サラダ油の害は知っていたつもりでしたが、2012年の夏、衝撃的なタイトルの本を見つけました。



それは、『サラダ油が脳を殺す』(山嶋哲盛/河出書房新社)で、著者は金沢大学医学部の脳科学専門医学博士です。

「サラダ油が脳を殺す?」「どういうこと?」と疑問に思い、すぐに購入して読み進めるうちに新しい事実を知り、愕然としました。

それは、「サラダ油に含まれるリノール酸を加熱すると、ヒドロキシノネナールという神経毒を発生させ、それが蓄積し細胞膜を連鎖的に錆びさせ脳細胞を死に至らしめ、やがて認知症を発症し、ついには脳を殺す」(『サラダ油が脳を殺す』より)というものです。

認知症は、脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる病気で、アルツハイマー病も認知症の一種です。サラダ油の長年の摂取が認知症の原因となるため、同書では「直ちにサラダ油はやめなさい」と記述してありました。

神経毒のヒドロキシノネナールは、リノール酸を高温で加熱すると発生します。サラダ油などの精製植物油は、製造過程で摂氏200~250度の加熱処理をするため、出荷する時点ではすでにヒドロキシノネナールを含んでいるのです。そのサラダ油やキャノーラ油を炒め物や揚げ油として再加熱しますので、さらに増えた神経毒を誰もが知らぬ間に食べ続けているのです。

認知症を予防するには、サラダ油を排除すること

現時点では認知症を治療することはできないという説が強いですが、増加することだけは世界的に確実視されている厄介な病気です。1人が認知症になれば、家族介護が原則ですので常時1人の介護者が必要になり、誰かが時間的、経済的な負担を負うことになります。また、医療費の増加は家計だけでなく国の財政を圧迫し、社会保障費の破綻もこのままでは時間の問題です。

最近では高齢者だけでなく、若年性認知症も増え社会問題になっています。先日も、若年性認知症を発症した50代後半の母親を30代の一人娘が介護するドキュメンタリー番組を見ました。介護する時間を確保するために正社員だった会社を辞めてパートに切り替えて母親の面倒を見ているのですが、収入減から生活は苦しく、懸命に介護するものの彼女の夢や将来を犠牲にしていることも伝わって、見ていて胸が痛くなりました。私も一人娘がおり、決して他人事ではありません。

山嶋氏は、こうした実情を「認知症は亡国の病」と呼び、早急な対策を訴えています。

私たちができる認知症予防は、ヒドロキシノネナールを摂らないことです。そのためには、加熱処理されたサラダ油を摂らない食生活にしなければなりません。まず、家庭からサラダ油をなくし、外食で油料理を食べず、原材料欄に「植物油」や「食用油脂」と書かれたスナック菓子なども避け、マヨネーズやドレッシングは安全なえごま油やアマニ油を使って自分でつくるのです。最近は油を使わずに調理できるフライパンやフライヤーなどもあり、植物油の正しい知識を身につければ、脱サラダ油もそう難しいことではありません。

認知症の発症には20~30年の潜伏期間があるといわれています。もちろん、すべての人が発症するわけではありませんが、リスクを避けるのは誰にとっても有意義です。気づいた時点から食生活を改めるべきです。

▼山嶋氏の著書



山嶋氏の研究成果の数々は英論文として世界に向けて発表され、注目を浴びています。しかし、新聞やテレビなどマスコミが取り上げることはありません。食用油メーカーが大スポンサーだからでしょう。これも認知症が増え続ける大きな原因です。

マスコミが報じないので、ヒドロキシノネナールは一般市民にとって馴染みのない言葉かもしれませんが、山嶋氏の著書は次々に発行されて多くの人に読まれているので、いずれ誰もが知る認知症予防のキーワードになる日が必ずやってきます。誰も認知症のリスクから逃れられないからです。

(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)

参照元 : ビジネスジャーナル


脂質摂取による大腸癌発生促進機序の解明

これまでの研究で、発癌誘導物質アゾキシメタン(以下AOM)を投与したラットにおいて、牛脂およびコーン油を混合した食餌を摂取した群では発癌作用が増強され対照的に魚油やオリーブ油を混合した食餌を摂取した群では発癌作用の抑制が見られることを突き止めた。一因としてWnt signalingの亢進に伴う増殖能亢進が考えられた。また、大腸粘膜の脂質酸化度、DNA障害の増加が促進作用の一因と考えられ、酸化ストレスの関与についても興味深い結果が得られた。

そこで、発癌作用を増強させた牛脂を混合した食餌を摂取したラットに対し,共役脂肪酸や抗酸化剤,NSAIDなどを摂取させ発癌抑制効果を検討した。

ラットを

(1)10%牛脂混合食餌 (2)10%牛脂混合食餌+0.12%COX-1選択的阻害剤(Mofezolac)
(3)10%牛脂混合食餌+1%還元型グルタチオン(以下GSH)水
(4)10%牛脂混合食餌+1%G-80(共役リノール酸中性脂肪タイプ)
(5)10%牛脂混合食餌+1%80HGR(共役リノール酸遊離脂肪酸タイプ)

の5群に分け、それぞれにAOMを投与した。

ACF数は

(1)群では平均185個のACFを認めたのに対し
(2)で96個
(3)で98個
(4)で114個
(5)で49個と

いずれの群でも牛脂単独群と比較して有意にACFの発生を抑制することができ、遊離脂肪酸投与群では特に顕著であった。また12週時における血清TBARSによる酸化ストレスの検討では、グルタチオン投与群で牛脂単独群と比較して有意に酸化ストレスが軽減されており、発癌との関係が示唆された。

AOM投与から44週間飼育を続けたラットにおける大腸癌や腫瘍発生数の検討では10%牛脂混合食餌群では多数の腫瘍発生を確認され、Mofezolac群ではAOMを投与した6匹中2匹,80HGR群では6匹中3匹で発癌を認めず。腫瘍の増殖進展において有意な抑制効果が確認できた。

参照元 : 科学研究費助成事業データベース


油の食べ方(10) どんだけ劣化? −食用油と揚げ油−

やっと、普段食べている油がどれだけ傷んでいるのか説明する準備ができました。

まとめとして、油脂劣化の指標と、油脂の劣化に対する規制をもう一度のっけておきます。





以下の説明の参考にしてください。

1.外食や市販の揚げ物に使われる油の劣化度

福岡の外食店で使われていた油の品質について福岡市保健衛生研究所からの報告(1)があります。福岡市内の飲食店で使われていた揚げ油34検体について劣化度を調べています。酸価、カルボニル価、過酸化物価を調べています。カルボニル価と過酸化物価はどの検体も規制値以下でした。しかし、酸価については実に14検体が規制値を超えていたのです。



前回にも一覧表にした通り酸価の4以上というのは「明らかに劣化している。中毒の危険性がある」というレベルです。そんな店が34店中に10店もあるんです。ビックリ しませんか?

これが福岡市だけの特殊事情なのか、あるいは全国的な問題なのかは十分なデータがないのでわかりません。しかし、「食用油の加熱劣化の評価(2)」という別の論文に出てくる「外食店」の揚げ油の酸価もやはり9.5でした。



外食や市販の揚げ物にはよっぼど注意した方が安全だと思います。

また、僕も初めて知りましたが揚げ油に普通の植物油でなくショートニングを使っている店のほうがずっと多いのです。植物油を使っている店では酸価はみんな正常で、異常に高いのはすべてショートニングを使っている店でした。ショートニングは本来、通常の植物油より劣化しにくいのになぜでしょうか。よっぽど長時間使っているとしか思えません。

ショートニングはトランス脂肪酸のところで説明しましたが、植物油に「水素付加」という加工をして常温でも固体になるようにしたものです。固体なのでパンやケーキを作るときに使いやすいし、揚げ物を作るとサクサクの食感が出るので便利です。



ところがこの水素添加のプロセスでたくさんトランス脂肪酸ができてしまいます。農林水産省のホームページに国内で流通するショートニングのトランス脂肪酸含有量が示されていますがなんと「1.2〜31%」です。トランス脂肪酸31%でも商品として認められている、なるほど規制がないってこういうことだと納得します。家庭でいくら気をつけていても外食や総菜で揚げ物を不注意に食べるとたくさんトランス脂肪酸を摂ってしまいます。

これでは油の劣化とトランス脂肪酸のダブルパンチになってしまいます。

2.油は熱に弱い

火を付けると燃えるって意味じゃないですよ。油って加熱するとどんどん劣化するんです。



平成7年に改訂された「弁当および惣菜の衛生軌範(4)」には揚げ油について3つの規制があります。

ア 発煙点が170度未満となったもの

イ 酸価が2.5を超えたもの

ウ カルボニル価が50を超えたもの

どの油でも酸価は簡単には基準を超えません。168時間って一日10時間使い続けて2週間以上です。カルボニル価が50を超えるのはもっと簡単です。同じように一日10時間で考えると米油で5日、大豆油で7日程度ですね。

極性化合物量はヨーロッパで油脂の品質規制に採用されている指標です。25を超えると規制されますがカルボニル価よりもっと厳しいことがわかります。

これだと米油なら2日、大豆油なら3日程度しか持ちません。

食べ物の勉強を始めてつくづく感じますが、日本の食料についての規制は農薬でもダイオキシンでもトランス脂肪酸でもヨーロッパに比べると本当にユルユルです。



それにしても、そんなユルユルの日本の規制の中でも特にユルユルの感じのする酸価の基準を軽やかに飛び越えてしまっている外食店の揚げ油、恐るべし!

こうなると外食の揚げ物を食べてお腹をこわす人が「お腹が弱い」のではなく、平気でいる人の方が鈍感で毒を毒と感じなくなってしまっているのだと思えます。

3.油は時間に弱い

油が製造されるとすぐに劣化が始まります。別に加熱しなくたって常温でも進んでいくんです。

右図は室内の日陰でいろいろな油を保存したときに過酸化物価の規制値50を超えるまでにかかるおおよその日数を示しています(5)。



なぜ、過酸化物価なのでしょう。前回の復習になりますが、それは常温ではまず過酸化物ができるからです。過酸化物が加熱されると急激に分解産物ができてくるのです。どんな油でも半年以上置いておくのは危険な感じです。日の当たらない所でも8ヶ月で全滅です。

(ここまで勉強して「あれ駄目じゃん!」と気づいてしまった油がいくつかあります。ヤレヤレ...。)

たくさんあってどうしても使えなければ冷蔵庫に入れて4℃以下に保って置けば年単位で持たせることが可能なようです。詳しくは原著を御覧下さい。



次は即席ラーメンやスナックなど油をたくさん含んだ食品について説明して劣化油篇を締めくくります。

参考文献)
1)小嶋慎太郎:飲食店で使用した揚げ油の酸価、過酸化物価、およびカルボニル価の測定結果とその相関、福岡市保健環境研究所報、3号、114-117、2008年

2)市川和昭:食用油の加熱劣化の評価ーPV/AV/CV価と極性化化合物量の相関ー、名古屋文理大紀要、第12号、121-130、2012

4)弁当および惣菜の衛生軌範

5)岩尾裕之、高居百合子:市販油脂食品の変敗について、調理科学9巻6号、42-49、1975

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油の食べ方(11) どんだけ劣化? ーインスタントラーメンとお菓子ー

参照元 : 命を育む医療


油が決める健康革命ー油を変えれば体が変わる

第6回大人の学校 釣塾 駅前勉強会

2015-01-24 新浦安

医療ジャーナリスト 釣部人裕

油をとることは良くないという風潮がありますが、実は体に大切なのは良質な油なのです。危険な食べ物を見分けてください。




身体に良い油

▼アマニ油



アマ二油の効果

① アレルギー症状を緩和する
亜麻仁油に含まれているオメガ3の必須脂肪酸の一種である「α-リノレン酸」。「α-リノレン酸」には、アレルギー症状を緩和してくれる効果があるんですよね。アレルギーの原因の一つに、リノール酸の過剰摂取があります。α-リノレン酸はリノール酸に喧嘩を仕掛けるんですよね。しかも強い!だから、α-リノレン酸が含まれている亜麻仁油にはアレルギー症状を緩和する効果があるんです。アトピーにも効果があるんですよ。

② 生活習慣病を予防・改善する
亜麻仁油に含まれているα-リノレン酸などのオメガ3系の必須脂肪酸には、善玉コレステロールを増やす効果があります。なので、コレステロール値とか血圧を下げてくれるんですよ。コレステロール値や血圧の上昇は、動脈硬化・高血圧などの生活習慣病にもつながってしまいます。なので、亜麻仁油を摂取することでコレステロール値や血圧が下がるので、生活習慣病を予防・改善する効果が期待されているんです。

③ 血液の流れを改善する
α-リノレン酸が血管をしなやかにして血液をサラサラにする効果がるので、心臓病の改善などにも効果があります。

④ 学習能力・記憶力を向上させる
亜麻仁油に含まれているα-リノレン酸を摂取すると、体内でなんとDHAやEPAに変換されるんだとか!スゲッ! DHAは脳や神経とかかわりが深く、不足することで脳に異常が現れてきたり・・・なので、亜麻仁油を摂取することでDHA補給にもつながり、記憶力や学習能力を高める効果があるみたいですよ(*^▽^*)

⑤ 美肌に導く
亜麻仁油を摂取した女性が、肌質が改善されたという例が多いみたい!ヤバイ!! 亜麻仁油は皮膚からの水分蒸発を防ぐため、保湿効果もアリ! 肌荒れなどの改善にも効果があるみたいですよ。また、新陳代謝もよくなるので、老廃物も排泄してくれ、美肌効果が期待できちゃいます♪

⑥ 便秘の解消・ダイエット
亜麻仁油には水溶性食物繊維と不要性食物繊維がどちらもバランスよく含まれているみたいです。なので、便秘解消にも効果があるみたいですよ。また、体の中にたまってる悪い脂(脂肪)はいい油(亜麻仁油やオリーブオイルetc)を落とすというのがダイエットの基本。いい油をとることで、便通もよくなり、ダイエット効果も期待できちゃいますよ(≧▽≦)

それ以外の亜麻仁油の効果や効能

・更年期障害の改善
・不妊
・リウマチ、気管支炎、肝炎、腎炎などの炎症を抑える
・免疫力を高める
・癌の予防
・鬱病、統合失調症、自律神経失調症、など精神疾患の予防・改善
・慢性疲労の予防・改善
・片頭痛の予防・改善

以下略

参照元 : 亜麻仁油の効果・効能がスゲい・・・(*´Д`)有名人も使ってるみたい♪


えごま油



えごま油(エゴマ油)の効能・効果

・動脈硬化予防
・不整脈予防 ・視力向上、アルツハイマー症(痴呆症)の予防 ・中性脂肪低減
・血中コレステロール低減 ・血圧低下
・精神安定 ・記憶学習能力向上
・抗アレルギー、抗炎症
・抗腫瘍作用 n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸の摂取比率改善で『ガンの予防』
・ダイエット

その他、えごま油(エゴマ油)の効能についての詳細は、以下を参考にしてください。

えごま油(エゴマ油)で学習能力を高める。
荏胡麻油の主成分「αリノレン酸(アルファリノレン酸)」を食べると



αリノレン酸(アルファリノレン酸)を食べると



食べた後に体内で次の成分に変化



EPA、DHAになる。



EPA(エイコサペンタエン酸)

DHA(ドコサヘキサエン酸)に変わります。

一般的にDHAは、学習能力を高める働きがあると言われています。つまりエゴマ(えごま)油を摂取することで同様の作用が期待できます。

えごま油(エゴマ油)で癌を予防・抑制
近年、癌患者が増加しています。さまざまな要因があげられますが、その1つとしてリノール酸(n-6系脂肪酸)の摂り過ぎが考えられます。例えば、植物性マーガリン、ソフトマーガリン、植物性ショートニング、紅花油・大豆やコーンのサラダ油、サフラワー油、ひまわり油に含まれている油の主成分はリノール酸(n-6系脂肪酸)です。私達は、まったく意識せずにリノール酸を大量に摂取しています。

リノール酸(n6系脂肪酸)を主成分にした油は、価格が安いので、加工食品や外食産業などで多く使われています。

大豆、ひまわり、コーン油の主成分「リノール酸(n6系脂肪酸)」を食べると



食べた後に体内で次の成分に変化



GLA、ARAになる。

GLA(γリノレン酸)

ARA(アラキドン酸)に変わります。

リノール酸を摂りすぎると、体内がアラキドン酸で飽和され、アラキドン酸由来のエイコサノイドが過剰に生成されやすくなります。エイコサノイドの生成過剰は、多くの慢性炎症性疾患の悪化や発症率の増加の原因となり、さらには肺癌、乳癌、大腸癌、前立腺癌、膵臓癌などの欧米型癌発症率の増加を促すと言われています。

荏胡麻油の主成分「αリノレン酸(アルファリノレン酸)」は、リノール酸の大量摂取による弊害を抑制する働きがあると言われています。

えごま油(エゴマ油)でアレルギー体質を改善
近年、アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー体質の方が増加しています。環境の変化、食生活の変化などによってアレルゲンが増加したことが要因にあげられます。

しかし、最近の研究によると、リノール酸(n6系脂肪酸)の摂り過ぎがアレルギーの主要危険因子となっていることが明らかになってきました。

つまり、リノール酸(n6系脂肪酸)の摂り過ぎによって、ARA(アラキドン酸)が増加すると、活性化生理活性物質であるプロスタグランジンE2に変換され、血小板の粘性を高める作用や、自己免疫疾患(アレルギー)が起こります。

荏胡麻の主成分「αリノレン酸(アルファリノレン酸)」は、活性化の強いアレルギー・炎症の化学伝達物質(メディエーター)の代謝を抑える働きがあると言われています。

えごま油(エゴマ油)でダイエット・メタボ対策
近年、荏胡麻にに含まれる「ロズマリン酸」というポリフェノールがダイエット効果があるとして注目されています。

人が摂取した炭水化物は、ブドウ糖へ分解されます。そして、体中で使われずに余ったブドウ糖は、やがて中性脂肪に変化して体に蓄積されます。

荏胡麻の実に豊富に含まれる「ロズマリン酸」は、炭水化物からブドウ糖に変化する過程において小腸の粘膜から分泌される消化酵素「マルターゼ」を抑える機能があります。その結果ブドウ糖に変化できなかった部分が蓄えられずに、麦芽糖として体外に排泄されます。この機能は、血糖値の上昇を抑える働きがあるので、糖尿病の予防効果にもつながると言われています。

血糖値の上昇が抑えられるということは、インシュリンの分泌が抑えられるということです。余った糖分が脂肪に変わりにくいので、ダイエットの効果も期待できると注目されています。

また、エゴマ(えごま)油に多く含まれている「αリノレン酸(アルファリノレン酸)」は、油を分解して脂肪を体にたまりにくくする働きがあります。 細胞の中には、「ペルオキシソーム」と呼ばれる脂肪を燃焼させる場所がありますが、αリノレン酸は、このペルオキシソームに働きかけ、脂肪の燃焼を補助する働きがあります。

えごま油(エゴマ油)はテレビ、雑誌などマスコミで「太らない油」として紹介されたことがあります。

えごま(エゴマ)油で体質を改善するには?
リノール酸(n6系脂肪酸)の摂りすぎによる悪影響を減らすためには、リノール酸(n6系脂肪酸)とαリノレン酸の摂取割合を2:1にすることが望ましいという研究報告が出されています(参考:国際脂肪酸脂質学会発行誌等)。

そこで、植物性マーガリン、ソフトマーガリン、植物性ショートニング、紅花油・大豆やコーンのサラダ油、サフラワー油、ひまわり油などの使用を控えて、αリノレン酸が豊富に含まれているえごま(エゴマ)油を摂取することが大切です。

キーワードは「毎日健康、毎日荏胡麻」です。

参照元 : えごま油(エゴマ油)の効能・効果


ヴァージンココナッツオイル



ヴァージンココナッツオイルの効果

・母乳成分のウラリン酸でお肌の老化防止
・ビタミンEで体の老化やガンなどを予防する
・中鎖脂肪酸がダイエットに効く
・酸化しづらい安定したオイルのため、長期保管が可能
・日焼け止め効果アリ

参照元 : ココナッツオイルには違いがあった!体に良いのは?

※シソ油も、アマニ油、えごま油と同じ効果です。

ココナッツオイルの嘘。おすすめできない理由。効果は?

ココナッツオイルは別名ヤシ油とも呼ばれココナッツの種の胚乳から抽出されたものです。

ココナッツオイルは何でも健康・美容効果の高いオイルとして、芸能人やモデルが広告塔になり大きく宣伝されているようです。だいたいそれ自体が怪しいもんですが、この手の流行モノはすぐに廃れると思いきやココナッツオイルは少し長続きしているようです。

ココナッツオイルは健康効果があるとする一方で性ホルモンの代謝に異常をきたすことがわかっています。

ではなぜここまでココナッツオイルが流行しているのか。

一般的な効果

ココナッツオイルは飽和脂肪酸で熱にも強く、加熱しても酸化しにくいといった特徴を持っています。

いろんな人がいろんな効果効能をうたうのでどれが本当かはわかりませんが、ざっくりまとめると

・脂肪燃焼に効果あり痩せ体質になる
・コレステロールを下げ、動脈硬化や心筋梗塞などの心疾患の予防効果
・皮膚炎などに効果
・増毛効果、脱毛予防に効果
・認知症やアルツハイマーの改善や予防
・がん予防
・抗酸化作用があり老化防止効果
・便通の改善
・糖尿病の予防

などあります。信憑性にかけるものがちらほらと…。
※まだまだあるみたいです。

ココナッツオイルの副作用

性ホルモンの代謝阻害

ココナッツオイルはダイオキシンに似た環境ホルモンがあり、性ホルモンの代謝に作用する「5αリダクターゼ」という還元酵素の働きを阻害する有害因子が含まれていることが分かっています。

この5αリダクターゼは男性ホルモンであるテストステロンを代謝し、人間の生殖器の成長に密接に関わるジヒドロテストステロンというホルモンに変化させます。性ホルモンはDNAに作用するホルモンなので、阻害されることにより不妊や精子異常、性同一性障害などにも関わると考えられています。

実際にドミニカのサリーナス村では女の子が成長の途中で生殖器の男性化をはじめ性別が変わってしまう現象が多く報告され、検査したところ5αリダクターゼの不足が確認できたとのこと。

子供には絶対に食べさせたくないですね。

動物実験では

先にいった効果とは真逆の研究結果もあり、その一つに動脈血栓の増加や脂肪肝の発症など動物を使った実験で確認されているそうです。※人間とモルモットは違う。というツッコミはなしでお願いします。

何でもそうですが、こういう健康モノはいつも真逆な意見があり
一方では良しとされ一方では悪とする論調が必ず存在します。

どちらが正しいのでしょうか。

その見極め方ですが誰がどんな立場で情報を発信しているかだと思います。そこには必ず大きな利益が存在しているはずです。

なぜ流行しているのか

1950年以降のアメリカは心臓病が死亡原因の第一位と多く、その原因が動物の肉や脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸やコレステロールとされ「動物性=悪」という論調が根付きました。

それをもとにヘルシーなる概念が生まれ、「肉を食べない」つまり「菜食主義=ヘルシー」が健康的であるとした菜食主義者たちは、肉食を否定するマクガバンレポートをひっさげて肉食を病気の原因とし、植物性を善としています。その筆頭としてマクロビオティックやヴィーガンなどがあります。

しかし近年、飽和脂肪酸やコレステロールの有害説が払拭され逆に人間の体に無くてはならないものということで、肉食が見直されてきています。こうなると菜食=ヘルシーという考え方自体が崩れてしまうので、菜食主義を推進する方々はメシの喰いっぱぐれを防ぐため、植物性であり飽和脂肪酸であるココナッツオイルに可能性を見出したのです。たとえ体に悪い部分があっても目をつぶり芸能人やモデルを使って大きく宣伝されています。

植物性のモノは何が何でも良いモノでないと自分たちの存在価値がなくなってしまいます。

だからベジタリアンやオーガニック系の菜食主義、マクロビオティックの方々が一生懸命推奨しているんですね。※大きな利権も動いているんでしょうね

そもそも身土不二の考えを持つマクロビの方々が南国原産のココナッツオイルを推奨するなんて変ですよね。それを指摘すると「マクロビにはルールはないんだ」と言ってくる始末。ではあなたたちは何を基礎にしているんだと思いますね。

最後に

ココナッツオイルがうちにもありますが、私は苦手です。臭いも味も嫌です。

たまたまラジオでお味噌汁にココナッツオイルを入れると美味しいなどと言っていましたが考えられません。

参照元 : 避けたい危険な食品・添加物一覧

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危険な油?ヴァージンココナッツオイルの17の効果と体験談

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