甘く見ていると命取りになる! 知っておくべき「二日酔い」症状に潜む重大病(1)
2013年12月28日 14時00分
二日酔い
都内に住むサラリーマンのKさん(46)は普段から酒好きで、仕事の関係で宴席が多い事もあるが、年末が近づくと、さらに「忘年会だ、クリスマスだ」と、飲酒の量は増える。
しかも、普段から夕食時にビールと焼酎を必ず飲み“あと一杯”などと、つい飲み過ぎ、二日酔いの症状に悩まされる日は多い。だが“いつものこと”と、特に気にしなかった。
ところが、その日は違った。出勤途中、電車の中で意識を失って倒れた。駅から病院に緊急搬送されたが、結果は脳溢血。いつもの二日酔いのはずの頭重感と胸のムカムカは、実は脳出血による症状だったのだ。
志賀胃腸科クリニックの滝田恒夫部長はこう言う。
「酒飲みの人は、少々の体調不良なら“いつもの二日酔い”と思って、つい軽く考えてしまいがちです。たとえ体調不良があっても、いつも飲み過ぎているし、飲んでいるうちに戻るだろうと、“しばらく様子を見よう”となる。しかし、それが命取りとなる場合があることを知ってほしい」
とくに次のような症状は要注意だと語る。
「喉の渇き、吐き気や胸のムカムカ感があり、ダイエットもしてないのに体重が減る。例えば3カ月で5キロ減ったというような場合は、糖尿病、消化器系のガンが疑われます。内科、あるいは消化器科の受診をお勧めします」(同)
そもそも、“二日酔い”はどうして起きるか。そのメカニズムを説明すると、飲んだ酒が体の中で分解されるまでの過程で起こるもの。飲酒で体内に入ったアルコールは、約20%が胃で吸収され、残りのほとんどは小腸で吸収されて血液中に溶け込んで全身を駆け巡る。そして脳に達したアルコールは脳を麻痺させ、その濃度に応じて“酔い”の感覚をもたらすというもの。
「飲んだアルコールは、アセトアルデヒドに分解されます。さらに酵素の働きで酢酸に分解され、最終的には無害な水と炭酸ガスになって排出されますが、中間代謝の産物であるアセトアルデヒドが分解されないと二日酔いの原因の一つになると考えられています」(滝田医師)
つまり滝田医師は、二日酔いを防ぐ基本は、そのアセトアルデヒドをなるべく早く分解して無毒化してしまうこと、と言っているのだ。二日酔いをするかしないかの分かれ目も、この分解能力の差であり、「最近二日酔いしやすい」と感じる人は、肝臓の処理能力がかなり落ちていると考えられると専門医は言う。
では、アルコールはどのくらいの時間が経てば分解されるのか。東京社会医学研究センターの村上剛主任に聞いてみた。
「一般的に、日本酒は1合あるいはビール大瓶1本を分解するのには、約3時間かかるといわれています。女性の場合は、さらに時間がかかります。加えて体が小さいうえ、少ない量の飲酒で肝臓を壊し、依存症になりやすいともいわれます。しかし男女を問わず、深酒すれば当然、肝臓の処理能力を超えてしまい、翌朝はもちろん、それ以降も頭痛や吐き気などの症状が残ることになります」
参照元 : 週刊実話
甘く見ていると命取りになる! 知っておくべき「二日酔い」症状に潜む重大病(2)
2013年12月29日 13時00分
すい臓がんにも要注意
また別の要因として、アルコールの分解中に低血糖に傾きやすいこともあり、動悸、震え、頭痛、眠気などの症状が出る。さらにアルコールの利尿作用によって脱水症状を招き、血液中のミネラル類のバランスが崩れ、疲れやすくだるさも伴い体調不良が起こる。
これは体内のアルコールを分解するために大量のビタミン類が使われるためで、これら一連の症状が二日酔いに繋がっていると考えられている。
しかし、この“二日酔い”を「いつもの現象で、夕方にはスッキリしてくる」と思い込んでいると、前で触れているような深刻な事態を生むのである。
繰り返しになるが、「二日酔い」を重ねているうち、体に異変が起きる。“痛み”もその一つだ。二日酔いで吐き気・胸のムカムカがある人で、胸や背中に痛みを感じた場合は、すい臓を調べる必要がある。
「すい炎」は急性と慢性があり、急性すい炎ならすい臓が溶け、重症だと死に至ることもあると専門家は警鐘を鳴らす。また慢性すい炎も、早く治療をしないとすい臓が“荒廃”してしまう恐れがある。糖尿病を悪化させたり、すい臓がんのリスクをさらに高めたりする。
最後に「二日酔い」の対処法について考えてみたい。
再び村上主任の話。
「体験者のほとんどは、肉体的だけではなく精神的にも自己嫌悪に陥ることを味わっているはず。肉体的には脱水症状を起こしているため、大量に水分を補給することがまず第一。さらに肝臓でのアルコール分解には糖分が必要で、これを補うことが有効です。水・お湯よりは、スポーツドリンクの方が“水分・糖分”を同時に摂ることができるので望ましい。お茶・コーヒーはカフェインの利尿作用があるため、脱水症状に陥りやすく避けた方がよい。胃炎を起こしている場合、刺激となるために冷たい飲み物は好ましくない」
しかし、こうしたことは前夜の就寝前に行っておくべきで、ある程度二日酔いの予防になるという。また、アルコールとともに老廃物を排泄する腎臓の働きを助けるためにも、水分補給は大事なことだ。
最も効果的なのは睡眠だ。深酒の後、十分な睡眠が取れればいいが、勤め人はそうはいかない。風呂やサウナに入って有害物を出してしまうことも一つの手法だが、心臓の弱い人には勧められない。
さらに、睡眠と比べて血中アルコールの減少速度は遅くなり、血流が全身に拡散して肝臓に血液が集まらないため、アルコールの抜けは遅くなる。
また「迎え酒」と称して、酔いが残っているのに、また酒を飲んで症状を緩和させようという愚説もあるが、単にアルコールで不快感を麻痺させるだけで肉体への負担が増すだけ。行うべきではないと専門家も口を揃えるが、アルコール依存症の罹患者に多く見られる行為だという。
もちろん、アルコールを全て否定する訳ではない。徒然草にも「酒は百薬の長」とあるが、「万の病は酒よりこそ起これ」と吉田兼好は書いている。要はリスクを知って付き合うべきということだろう。
飲み過ぎには、くれぐれも注意しよう。
参照元 : 週刊実話
アルコールが脳組織に悪影響を与えるのに対して、マリファナは脳に無害という研究結果
2012年12月29日
2012年12月初旬に、ワシントン州で嗜好用のマリファナが合法となったばかりのアメリカ。今もマリファナ合法化をめぐる議論が熱く繰り広げられている。
そんな折にまたしてもマリファナ摂取に関する新しい研究結果が発表された。それは「ティーンエイジャーがアルコールを継続的に摂取すると脳組織に悪影響を受けるのに対して、マリファナの使用は脳組織に悪影響を与えない」というもの。この研究を紹介した米メディアのハフィントンポスト上でも議論が大加熱中だ。
今回の研究はカリフォルニア大学サンディエゴ校の脳科学研究者たちが行った。研究対象は16歳から20歳の92名で、半数は以前からアルコールとマリファナを使用しており、研究期間の一年半の間もアルコールとマリファナをそれぞれ継続して摂取した。もう半数の被験者は、アルコールとマリファナを全く摂取しないか、ごくわずかな量を摂取した。
研究チームが一年半の研究期間の前と後で対象者の脳をスキャンして調べたところ、週二回以上、5杯以上のアルコール飲料を飲んでいた被験者グループは、脳の白質が減少していたという。白質が減少しているというのは、記憶力、注意力、意思決定力が低下する可能性があるということらしい。
一方で、そうした白質への影響はマリファナを調査期間、週に最高で9回吸っていた被験者グループには認められなかったという。
脳の白質は青年期から20代にかけて発達する部分。意思決定力を司るこの大事な部分が悪影響を受けると負のサイクルに陥る可能性があるという。「ティーンエイジャーが脳組織に悪影響を受け、自分を管理する力を失えば、さらに多くの薬物を摂取するようになるリスクが高まるのです」と今回の研究を行った研究者は語る。
また、マリファナ摂取者にはこうした脳組織への影響が認められなかった理由に関しては、まだ具体的なことは分かっていないらしい。
かなり衝撃的な研究結果であるが、今回の結果は決定的なものではなく、更なる研究が必要と研究者自身も話している。遺伝的な要因や家庭環境、その他の薬物の使用量なども考慮して、より深い研究が必要との意見も。
しかし、アメリカではマリファナを危険とみなさない若者は増えており、今回の研究結果もそうした傾向を後押しする要因になりかねない。なお、ティーンエイジャーのマリファナ使用率は上昇中で、ミシガン大学によるある研究では、調査対象の高校3年生のうちの23パーセントが前の月にマリファナを吸ったと回答している。
高まる若者のマリファナ使用率を後押しするかのような今回の研究結果。しかし、当然ながら日本ではマリファナは法律で禁止されている。決して手を出してはいけない!
(文=佐藤 ゆき)
The Huffington Post(英文)
参照元 : ロケットニュース24
アルコールに関する危険性(肝臓疾患)、アルコール中毒、酒絡みの事件、飲酒運転による死亡事故が多発しているのに、法律で禁止しない政府。
身体に悪い物を合法にしている矛盾。
アルコール依存症は男性より女性の方がなりやすい。
男性の2倍?女性がかかりやすい「アルコール依存症」
男性は、10~20年前後の歳月をかけて依存症に陥るのに対し、女性の場合は5~6年で症状が始まるそうです。これは、女性ホルモンの影響で、アルコールを代謝する酵素の働きが妨げられることが原因と言われています。
また、女性の身体への影響が大きいのは妊娠した時です。妊娠してもお酒を飲み続けると、赤ちゃんに障害が現れる危険性もありますので、より注意が必要です。
女性がアルコール依存症を引き起こしやすいと指摘されるのは、アルコールの分解を行うことが体質的に向いていないせいです。女性ホルモンというのはアルコールの分解を抑えるようになるからです。
女性の体は男性より体脂肪は多いため、水より油に溶けにくい性質を持つアルコールは女性の体内に浸透しにくく、それだけ血中のアルコール濃度が上がりやすい。
2013年12月28日 14時00分
二日酔い
都内に住むサラリーマンのKさん(46)は普段から酒好きで、仕事の関係で宴席が多い事もあるが、年末が近づくと、さらに「忘年会だ、クリスマスだ」と、飲酒の量は増える。
しかも、普段から夕食時にビールと焼酎を必ず飲み“あと一杯”などと、つい飲み過ぎ、二日酔いの症状に悩まされる日は多い。だが“いつものこと”と、特に気にしなかった。
ところが、その日は違った。出勤途中、電車の中で意識を失って倒れた。駅から病院に緊急搬送されたが、結果は脳溢血。いつもの二日酔いのはずの頭重感と胸のムカムカは、実は脳出血による症状だったのだ。
志賀胃腸科クリニックの滝田恒夫部長はこう言う。
「酒飲みの人は、少々の体調不良なら“いつもの二日酔い”と思って、つい軽く考えてしまいがちです。たとえ体調不良があっても、いつも飲み過ぎているし、飲んでいるうちに戻るだろうと、“しばらく様子を見よう”となる。しかし、それが命取りとなる場合があることを知ってほしい」
とくに次のような症状は要注意だと語る。
「喉の渇き、吐き気や胸のムカムカ感があり、ダイエットもしてないのに体重が減る。例えば3カ月で5キロ減ったというような場合は、糖尿病、消化器系のガンが疑われます。内科、あるいは消化器科の受診をお勧めします」(同)
そもそも、“二日酔い”はどうして起きるか。そのメカニズムを説明すると、飲んだ酒が体の中で分解されるまでの過程で起こるもの。飲酒で体内に入ったアルコールは、約20%が胃で吸収され、残りのほとんどは小腸で吸収されて血液中に溶け込んで全身を駆け巡る。そして脳に達したアルコールは脳を麻痺させ、その濃度に応じて“酔い”の感覚をもたらすというもの。
「飲んだアルコールは、アセトアルデヒドに分解されます。さらに酵素の働きで酢酸に分解され、最終的には無害な水と炭酸ガスになって排出されますが、中間代謝の産物であるアセトアルデヒドが分解されないと二日酔いの原因の一つになると考えられています」(滝田医師)
つまり滝田医師は、二日酔いを防ぐ基本は、そのアセトアルデヒドをなるべく早く分解して無毒化してしまうこと、と言っているのだ。二日酔いをするかしないかの分かれ目も、この分解能力の差であり、「最近二日酔いしやすい」と感じる人は、肝臓の処理能力がかなり落ちていると考えられると専門医は言う。
では、アルコールはどのくらいの時間が経てば分解されるのか。東京社会医学研究センターの村上剛主任に聞いてみた。
「一般的に、日本酒は1合あるいはビール大瓶1本を分解するのには、約3時間かかるといわれています。女性の場合は、さらに時間がかかります。加えて体が小さいうえ、少ない量の飲酒で肝臓を壊し、依存症になりやすいともいわれます。しかし男女を問わず、深酒すれば当然、肝臓の処理能力を超えてしまい、翌朝はもちろん、それ以降も頭痛や吐き気などの症状が残ることになります」
参照元 : 週刊実話
甘く見ていると命取りになる! 知っておくべき「二日酔い」症状に潜む重大病(2)
2013年12月29日 13時00分
すい臓がんにも要注意
また別の要因として、アルコールの分解中に低血糖に傾きやすいこともあり、動悸、震え、頭痛、眠気などの症状が出る。さらにアルコールの利尿作用によって脱水症状を招き、血液中のミネラル類のバランスが崩れ、疲れやすくだるさも伴い体調不良が起こる。
これは体内のアルコールを分解するために大量のビタミン類が使われるためで、これら一連の症状が二日酔いに繋がっていると考えられている。
しかし、この“二日酔い”を「いつもの現象で、夕方にはスッキリしてくる」と思い込んでいると、前で触れているような深刻な事態を生むのである。
繰り返しになるが、「二日酔い」を重ねているうち、体に異変が起きる。“痛み”もその一つだ。二日酔いで吐き気・胸のムカムカがある人で、胸や背中に痛みを感じた場合は、すい臓を調べる必要がある。
「すい炎」は急性と慢性があり、急性すい炎ならすい臓が溶け、重症だと死に至ることもあると専門家は警鐘を鳴らす。また慢性すい炎も、早く治療をしないとすい臓が“荒廃”してしまう恐れがある。糖尿病を悪化させたり、すい臓がんのリスクをさらに高めたりする。
最後に「二日酔い」の対処法について考えてみたい。
再び村上主任の話。
「体験者のほとんどは、肉体的だけではなく精神的にも自己嫌悪に陥ることを味わっているはず。肉体的には脱水症状を起こしているため、大量に水分を補給することがまず第一。さらに肝臓でのアルコール分解には糖分が必要で、これを補うことが有効です。水・お湯よりは、スポーツドリンクの方が“水分・糖分”を同時に摂ることができるので望ましい。お茶・コーヒーはカフェインの利尿作用があるため、脱水症状に陥りやすく避けた方がよい。胃炎を起こしている場合、刺激となるために冷たい飲み物は好ましくない」
しかし、こうしたことは前夜の就寝前に行っておくべきで、ある程度二日酔いの予防になるという。また、アルコールとともに老廃物を排泄する腎臓の働きを助けるためにも、水分補給は大事なことだ。
最も効果的なのは睡眠だ。深酒の後、十分な睡眠が取れればいいが、勤め人はそうはいかない。風呂やサウナに入って有害物を出してしまうことも一つの手法だが、心臓の弱い人には勧められない。
さらに、睡眠と比べて血中アルコールの減少速度は遅くなり、血流が全身に拡散して肝臓に血液が集まらないため、アルコールの抜けは遅くなる。
また「迎え酒」と称して、酔いが残っているのに、また酒を飲んで症状を緩和させようという愚説もあるが、単にアルコールで不快感を麻痺させるだけで肉体への負担が増すだけ。行うべきではないと専門家も口を揃えるが、アルコール依存症の罹患者に多く見られる行為だという。
もちろん、アルコールを全て否定する訳ではない。徒然草にも「酒は百薬の長」とあるが、「万の病は酒よりこそ起これ」と吉田兼好は書いている。要はリスクを知って付き合うべきということだろう。
飲み過ぎには、くれぐれも注意しよう。
参照元 : 週刊実話
アルコールが脳組織に悪影響を与えるのに対して、マリファナは脳に無害という研究結果
2012年12月29日
2012年12月初旬に、ワシントン州で嗜好用のマリファナが合法となったばかりのアメリカ。今もマリファナ合法化をめぐる議論が熱く繰り広げられている。
そんな折にまたしてもマリファナ摂取に関する新しい研究結果が発表された。それは「ティーンエイジャーがアルコールを継続的に摂取すると脳組織に悪影響を受けるのに対して、マリファナの使用は脳組織に悪影響を与えない」というもの。この研究を紹介した米メディアのハフィントンポスト上でも議論が大加熱中だ。
今回の研究はカリフォルニア大学サンディエゴ校の脳科学研究者たちが行った。研究対象は16歳から20歳の92名で、半数は以前からアルコールとマリファナを使用しており、研究期間の一年半の間もアルコールとマリファナをそれぞれ継続して摂取した。もう半数の被験者は、アルコールとマリファナを全く摂取しないか、ごくわずかな量を摂取した。
研究チームが一年半の研究期間の前と後で対象者の脳をスキャンして調べたところ、週二回以上、5杯以上のアルコール飲料を飲んでいた被験者グループは、脳の白質が減少していたという。白質が減少しているというのは、記憶力、注意力、意思決定力が低下する可能性があるということらしい。
一方で、そうした白質への影響はマリファナを調査期間、週に最高で9回吸っていた被験者グループには認められなかったという。
脳の白質は青年期から20代にかけて発達する部分。意思決定力を司るこの大事な部分が悪影響を受けると負のサイクルに陥る可能性があるという。「ティーンエイジャーが脳組織に悪影響を受け、自分を管理する力を失えば、さらに多くの薬物を摂取するようになるリスクが高まるのです」と今回の研究を行った研究者は語る。
また、マリファナ摂取者にはこうした脳組織への影響が認められなかった理由に関しては、まだ具体的なことは分かっていないらしい。
かなり衝撃的な研究結果であるが、今回の結果は決定的なものではなく、更なる研究が必要と研究者自身も話している。遺伝的な要因や家庭環境、その他の薬物の使用量なども考慮して、より深い研究が必要との意見も。
しかし、アメリカではマリファナを危険とみなさない若者は増えており、今回の研究結果もそうした傾向を後押しする要因になりかねない。なお、ティーンエイジャーのマリファナ使用率は上昇中で、ミシガン大学によるある研究では、調査対象の高校3年生のうちの23パーセントが前の月にマリファナを吸ったと回答している。
高まる若者のマリファナ使用率を後押しするかのような今回の研究結果。しかし、当然ながら日本ではマリファナは法律で禁止されている。決して手を出してはいけない!
(文=佐藤 ゆき)
The Huffington Post(英文)
参照元 : ロケットニュース24
アルコールに関する危険性(肝臓疾患)、アルコール中毒、酒絡みの事件、飲酒運転による死亡事故が多発しているのに、法律で禁止しない政府。
身体に悪い物を合法にしている矛盾。
イッキ飲みは生命に関わる危険行為
イッキ飲み、イッキ飲ませは、生命にかかわる危険行為です。体のもつアルコール分解能力を無視して、イッキにお酒を飲むと、血中のアルコール濃度が急速に高まり、中枢神経や呼吸中枢がマヒし、急性アルコール中毒にかかる危険性が高まります。
また、酔いのピークは少し後になってからくるため、急ピッチで飲み続けていると、知らず知らずのうちに限界を超えてしまい、脳のマヒが急速に進み、昏睡状態から死にいたってしまった例も、決して少なくありません。
イッキ飲みを自分からやらないのは、もちろんのこと、決して人にもやらせないでください。
参照元 : suntory
また、酔いのピークは少し後になってからくるため、急ピッチで飲み続けていると、知らず知らずのうちに限界を超えてしまい、脳のマヒが急速に進み、昏睡状態から死にいたってしまった例も、決して少なくありません。
イッキ飲みを自分からやらないのは、もちろんのこと、決して人にもやらせないでください。
参照元 : suntory
アルコール依存症は男性より女性の方がなりやすい。
男性の2倍?女性がかかりやすい「アルコール依存症」
男性は、10~20年前後の歳月をかけて依存症に陥るのに対し、女性の場合は5~6年で症状が始まるそうです。これは、女性ホルモンの影響で、アルコールを代謝する酵素の働きが妨げられることが原因と言われています。
また、女性の身体への影響が大きいのは妊娠した時です。妊娠してもお酒を飲み続けると、赤ちゃんに障害が現れる危険性もありますので、より注意が必要です。
女性がアルコール依存症を引き起こしやすいと指摘されるのは、アルコールの分解を行うことが体質的に向いていないせいです。女性ホルモンというのはアルコールの分解を抑えるようになるからです。
女性の体は男性より体脂肪は多いため、水より油に溶けにくい性質を持つアルコールは女性の体内に浸透しにくく、それだけ血中のアルコール濃度が上がりやすい。
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