2020年7月17日金曜日

マスク着用は危険!熱中症や顔の水虫増加

マスク着用で、顔の水虫増加! 無症状の水虫もある。無症状水虫が、気づかずに水虫やウイルスを培養して、他人に移す。マスク着用者こそ感染源! 顔隠しの感染源・マスク着用者、恐るべし。

マスク蒸れでお肌にトラブル  常在菌が活発化、皮膚炎も

2020/7/12(日) 15:00配信



「マスクの中が蒸れる」「肌がただれてかゆい」「息苦しい」などなど。高温多湿の日々が続く中でも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてマスクは欠かせない。このため、マスクにこもった息の湿気に汗の刺激が加わり、口の周囲の皮膚トラブルに悩まされている人が増えている。かゆみや炎症にどう対処すればよいのか、アトピー性皮膚炎などの治療に詳しい野村皮膚科医院(横浜市)の野村有子院長に聞いた。

◇蒸れが要因

「基本的にマスクはつばや飛沫(ひまつ)などを封じ込めるので、通気性は悪い。息に含まれる熱気や湿気、汗が皮膚とマスクの間に留まって蒸れの原因になる」。蒸れは、マスク着用に伴うトラブルの最大の要因だ。

綿やガーゼ生地のマスクは、医療用の不織布に比べて気密性が低い上に吸湿性がある。それでも、長時間装用していれば蒸れは避けられない。また不織布のマスクを使う場合は「ガーゼや使い古した綿のTシャツの生地を不織布の間に挟むだけでも、湿気を吸ってくれてだいぶ違いますよ」とアドバイスする。

トラブルが起きるもう一つの大きな要因は、マスクと皮膚の摩擦だ。皮膚を保護する表皮の角質が蒸れによりふやけてバリア機能が低下した中での摩擦から、口の周囲が赤みを帯びたり、かゆくなったりする。こうしたケースについて野村院長は「多くは、炎症が絡んでいる」と指摘する。

炎症を防ぐには、皮膚を清潔に保つことが大切。一般的なマスクは決められた期間で使い捨てにする。ガーゼや綿のマスクは使用後洗剤に漬け置きした後に押し洗いするなどし、清潔を保ちながら間隔を開けて使い回すようにしてほしい、という。

◇重要な保湿

皮膚の湿度を適度に保持することにも気を付けたい。「蒸れているから保湿は不要と思う人も多いだろうが、入浴後にこそ保湿が必要なことを思い起こしてほしい」。マスクを外した直後は入浴後と同様に皮膚が乾燥してしまう。保湿のためには、帰宅後にマスクを外したらすぐに洗顔した上で、基礎化粧水や保湿クリーム、保湿リップを使った丁寧なケアを欠かさないようにする。帰宅時や就寝前などに最低1日2回は心がけたい。

「肌への負担を減らすため、化粧はできるだけナチュラルメークで。どうせマスクの下は見えないですし、口紅などはマスクに付着してしまうから」と野村院長は話す。

メークの際に忘れがちなのが、日焼け対策だ。

マスクの下は紫外線(UV)が届かないが、周辺はマスクのずれでまだらに日焼けする。「UVケアは顔全体に。もし心配ならマスクを装着したあと、マスクで隠れていない部分にUVクリームを塗るくらいの対策をしましょう」と野村院長は注意を呼び掛けている。

◇防御機能が低下すると…

肌を清潔に保ち、保湿などさまざまな対策を続けても、かゆみが強い場合などは市販の消炎薬を使用してほしい。また、炎症が起きて皮膚の防御機能が低下した際は、細菌感染に注意が必要だ。皮膚が元気な時は静かにしているアクネ菌など「常在菌」=用語説明=が活発化してニキビができるケース、細菌性の皮膚炎を発症する患者も少なくない。

細菌は増殖して赤みや腫れなどの症状が強くなったり、広まったりするため、必要に応じて抗菌薬などを使った治療が必要になる。皮膚が赤みを帯び始めたり、かゆみや湿疹、ニキビがひどくなったりした場合は「ためらわずに皮膚科の受診を考えてほしい」と野村院長は話す。(喜多壮太郎・舟橋良治)

【用語説明】 常在菌
人間の皮膚に日常から生育している細菌。健康時には宿主である人間になんの問題も生じさせないが、宿主の体力や免疫力が低下すると皮膚炎などを引き起こすこともある。

参照元 : 時事通信

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