手のひらを30分日光浴でビタミンD活性化 寿命を延ばす“食と成分”大研究
2018/10/3(水) 16:56配信
【寿命を延ばす“食と成分”大研究】
生活習慣病などの病気を防いで健康寿命を延ばすためには、バランスのよい食事が不可欠だ。スーパーの店頭には山ほど食材が並ぶ。最近では外食のメニューにも成分表示などが増えたが、さてどれを食べたらよいのか。現代人に不足しがちで本当に体が必要とする成分について9回にわたり専門医の話を聞く。
元気な長生きを実現するには、足腰がしっかりしていることが大切だ。それを阻む要因のひとつに骨粗鬆(こつそしょう)症がある。骨密度の減少で骨がもろくなり、転倒骨折を起こしやすく寝たきりにつながる。患者数は推定約1300万人。骨を維持するにはカルシウムが不可欠。ここまではよく知られている。乳製品や大豆製品、小魚や緑黄色野菜などカルシウムをたっぷり含む食材を食べている人もいるだろう。そのカルシウムが体内で吸収されて骨になるためには、ビタミンDが欠かせないのだ。
抗加齢医学の臨床研究を長年行っている東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘病院長が指摘する。
「2006年から抗加齢ドックを開設したところ、健康意識の高い方が数多く受診しています。ところが、検査数値ではビタミンDが不足している人が意外にも多いのです」
ビタミンDを多く含む食材は、サケ、マグロ、サバ、キノコ、牛レバー、チーズ、卵黄などいろいろある。とくにサバ缶は、高血圧・血糖値の改善などで大ブームとなっているため、すでに多用している人もいるはず。健康意識の高い人は、カルシウムの吸収にビタミンDが必要なことをすでに理解しているかもしれない。そんな人たちでさえ、体内でビタミンDが足りていないことがあるという。
「食べる量よりも、体内で上手くビタミンDを作ることができていない方が多いと感じます。ビタミンDが活性化して、カルシウムの吸収に役立つようにするには、日光に当たる必要があるのです。食事でビタミンDを含む食材を食べても、日光に当たる時間が少ないことが、不足しがちな要因のひとつと考えられます」
日中、室内で仕事や家事などを行っていると、日光に当たらないこともある。今年の夏のように暑いときは、外出時にもなるべく直射日光に当たらないように日傘や帽子、日焼け止めなどで防備するのが普通だ。日光の紫外線に当たり過ぎると、皮膚がんなどの発症リスクを高める。確かに日光の当たり過ぎはよくないが、避けすぎると、逆にビタミンD不足を招くのである。
「日焼け止めをつけている群とそうでない群では、前者の方が血中のビタミンD濃度が低かったとの研究報告があります。日焼けは避けたいですが、例えば手のひらで日光を10~15分浴びるだけでも、ビタミンDは活性化します。カルシウムやビタミンDを含む食材を食べた上で、少し日を浴びることを考えましょう」
日照時間が短い冬場は、手のひらで30分~1時間程度、日光を浴びた方がよいそうだ。
さらに、骨を丈夫にするには運動も欠かせない。早歩きを1日30分以上。必要な成分を補いながら、ビタミンDを活性化し、体内でそれを活かすような習慣を身につけよう。(安達純子)
参照元 : 夕刊フジ
2018/10/3(水) 16:56配信
【寿命を延ばす“食と成分”大研究】
生活習慣病などの病気を防いで健康寿命を延ばすためには、バランスのよい食事が不可欠だ。スーパーの店頭には山ほど食材が並ぶ。最近では外食のメニューにも成分表示などが増えたが、さてどれを食べたらよいのか。現代人に不足しがちで本当に体が必要とする成分について9回にわたり専門医の話を聞く。
元気な長生きを実現するには、足腰がしっかりしていることが大切だ。それを阻む要因のひとつに骨粗鬆(こつそしょう)症がある。骨密度の減少で骨がもろくなり、転倒骨折を起こしやすく寝たきりにつながる。患者数は推定約1300万人。骨を維持するにはカルシウムが不可欠。ここまではよく知られている。乳製品や大豆製品、小魚や緑黄色野菜などカルシウムをたっぷり含む食材を食べている人もいるだろう。そのカルシウムが体内で吸収されて骨になるためには、ビタミンDが欠かせないのだ。
抗加齢医学の臨床研究を長年行っている東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘病院長が指摘する。
「2006年から抗加齢ドックを開設したところ、健康意識の高い方が数多く受診しています。ところが、検査数値ではビタミンDが不足している人が意外にも多いのです」
ビタミンDを多く含む食材は、サケ、マグロ、サバ、キノコ、牛レバー、チーズ、卵黄などいろいろある。とくにサバ缶は、高血圧・血糖値の改善などで大ブームとなっているため、すでに多用している人もいるはず。健康意識の高い人は、カルシウムの吸収にビタミンDが必要なことをすでに理解しているかもしれない。そんな人たちでさえ、体内でビタミンDが足りていないことがあるという。
「食べる量よりも、体内で上手くビタミンDを作ることができていない方が多いと感じます。ビタミンDが活性化して、カルシウムの吸収に役立つようにするには、日光に当たる必要があるのです。食事でビタミンDを含む食材を食べても、日光に当たる時間が少ないことが、不足しがちな要因のひとつと考えられます」
日中、室内で仕事や家事などを行っていると、日光に当たらないこともある。今年の夏のように暑いときは、外出時にもなるべく直射日光に当たらないように日傘や帽子、日焼け止めなどで防備するのが普通だ。日光の紫外線に当たり過ぎると、皮膚がんなどの発症リスクを高める。確かに日光の当たり過ぎはよくないが、避けすぎると、逆にビタミンD不足を招くのである。
「日焼け止めをつけている群とそうでない群では、前者の方が血中のビタミンD濃度が低かったとの研究報告があります。日焼けは避けたいですが、例えば手のひらで日光を10~15分浴びるだけでも、ビタミンDは活性化します。カルシウムやビタミンDを含む食材を食べた上で、少し日を浴びることを考えましょう」
日照時間が短い冬場は、手のひらで30分~1時間程度、日光を浴びた方がよいそうだ。
さらに、骨を丈夫にするには運動も欠かせない。早歩きを1日30分以上。必要な成分を補いながら、ビタミンDを活性化し、体内でそれを活かすような習慣を身につけよう。(安達純子)
参照元 : 夕刊フジ
ほとんどの人がビタミンDが足りていないとのこと!これは食事と日光浴で補えます。日光浴も手が出てればいいそうです。— 小塩綾子☆骨力エクササイズ講師☆おじぴー (@untrois_aya) 2017年12月13日
なので外歩きがいいですね♪どうせ歩くなら、インナーマッスルを活性化させてからorインナーマッスルが活性化する歩き方をして更に健康効果高めたい私(о´∀`о)#黒板同盟 pic.twitter.com/s2fXfgCeLO
ビタミンDは紫外線(UVB)が体内のコレステロールに当たると体内で活性化されるから日光浴が一番。でも高汚染地域では日光浴というのも難しいとしたらどうすればいいのか? サプリメントは一つの方法だろうが、注意すべきことも→ http://t.co/87rZBzap— INYAKU Tomoya 印鑰 智哉 (@tomo_nada) 2013年1月21日
現代人が骨が弱くなっている原因の一つに日光にあたる時間が不足していることもあげられていますよね。— 早川コータ ・さわたや薬局(山梨の漢方と健康相談) (@sawatayaph) 2018年10月3日
カルシウムなど骨の原料をいくら摂取しても日光をあびてビタミンDを活性化させないと元気な骨が作れませんよね。
日焼けするほど浴びなくても良いので日光浴しましょうね。
【骨を強くする】— 日吉もりや接骨院 (@hiyoshimoriya) 2018年9月27日
今日は9日振りの晴れ☀️
骨粗鬆症の予防は、小魚や牛乳などでカルシウム摂取。カルシウムの吸収を高める為に、ビタミンDを多く含む鮭やシラスなども摂取します(^^)日光浴をすると、よりビタミンDが活性化され、カルシウム吸収を高めます!!#天気予報 #秋晴れ #骨粗鬆症 #骨密度 pic.twitter.com/8O7qj4LPdm
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